自分が、
何となく渦巻に紛れていたようなのですが
ようやく
はっと周りが見えた日。
耳につくような
女のボヤキや
恨み節。
甲高い笑い声。
鋭い視線。
練り歩く女たち
そこで
耳につく声の向こうで
目に付くきつい女たちの姿の向こうが
今日何となく見えた。
ようやく
私は向こう側が見えた。
ストン
と自分がいるべき場所に
たどり着いたような気分だった。
私は
ようやく
何が正しいのか?
というよりも
どういう感覚が私なのか?
そういう
メンタルのやり場を
今日、理解し納得が出来た。
山ほどいる
女たちの中で、
田舎町のショッピングモール。
その、
色々な物が雑踏としている中で
私は自分の立ち位置が
掴めた。
色々あったけれど
この女たちは
数ミリも変わっていない。
そうとも感じた。
とうとう。
横たわって
池の中を覗き込む
そういう午後の晴れた日
いつもより
暑い春の初夏日和だった。
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