以前
高校の同窓会で
卒業以来お会いできなかった
恩師に念願かなって会うことができた。
その場は和やかで
久しぶりに会う友人たちと
談笑していた、
メダカの話になり
恩師が
賢い子は生き残るんやで。
と伏目がちにボソッと言われました。
何となく
印象に残り
その言葉と状況、空気感の
時が止まったようでした。
何となく
恩師が私に言いたかったこと
そして
この場に集まった
同窓生たちを見て、
恩師が高校時代に
私たちを引っ張り上げ、
崖から落ちそうな道から
引率して
こっちの道やぞ
と、私たちを導いてくれました。
そのことに
偉そうにもせず
淡々と過ごす恩師の
ぼそっとつぶやいた
言葉に、
やはり、教師として
何人もの生徒を助け上げ
今も尚、現役で
年賀状に
古希になります。
と書かれた文字に
まだまだ現役でいてほしい
私たちのような
不器用な子たちを救ってほしい
そういう思いで
私に年賀状をくれるありがたみを
ぎゅっと噛みしめ、
師が居ることの
有難み。
私も、もういい年で
背負う身分となりましたが
恩師が、賢く泳げ
と私に伝えてくれたように
上手く泳いで
成長していきたいと思います。
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