私にとって「長距離走」は苦しいもの以外の何物でもありません。

健康のため週１回、３ｋｍ程ジョギングしますが、

「しんどい」以外の言葉はでてきません。

それゆえ、自分から好んで走るマラソンランナーの気が知れません。

もちろん、走ったあとは爽快ですが・・・。

昨日の大阪国際女子マラソン。

注目の福士選手は勝てませんでした。

それどころか、３０ｋｍまで独走状態から一気に失速。

４０ｋｍ付近ではフラフラで何度かひざから落ちて倒れこみました。

競技場に入ってからも何度か倒れ、ゴール目前でも崩れ落ちるように、

地面に這いつくばってしまいました。

でもなお立ち上がる！

実況のアナウンサーは感動的なこととして何か絶叫してましたが、

私は感動どころか「大丈夫やろか？」の気持ちしか湧きません。

あの「サクラスターオー」が有馬記念の第４コーナーで骨折して、

地面に崩れ落ちるシーンを思い出してしまいました。（えっ？）

左前脚繋靱帯断裂。

その後スターオーは懸命に生きようとしましたが、

ファンの思いもむなしくあの世に旅立ったのです。

話はそれましたが、

・・・それにしても福士選手！

倒れて立ち上がるまでずっと「笑顔」でした。

たしかに微笑んでました。

彼女はいつもニコニコしてますが、何もこんな時まで・・・。

うーん、わかりません。いやー、すごいですね。

私には、笑顔で長距離を走るなんて考えられません。