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2022年11月13日

AWS 〜ストレージ〜




Amazon EBS(Elastic Block Store)

Amazon EBSは、EC2インスタンスで使用するためのブロックレベルのストレージボリュームを提供する。カスタマイズされたセルフホスティングデータベースを起動する必要がある場合でコスト削減のために毎晩スケジュールされたシャットダウンを実行する場合、EBSボリュームを持つAmazonEC2インスタンスのサービスを利用する。SSDは少量のランダムIO操作を行う場合に、HDDは大量のシーケンシャルIO操作を行うものに適している。また、HDDボリュームはシステムブートボリュームとして利用できない。SSDボリュームはトランザクションデータベースのワークロードに適している。EBSボリュームは運用中のライブ設定変更に対応しており、サービスを中断することなく、ボリュームタイプ、ボリュームサイズ、iops容量を変更することができる。
プロビジョニングIOPS SSD

ミッションクリティカルな低レイテンシーまたは高スループットのワークロード向けに最高のパフォーマンスのSSDを提供する。コールドHDDよりもコストが高い。
EBS汎用SSD

コストが高くさまざまなワークロードに使用される。システムブートボリューム、仮想デスクトップ、低レイテンシーのインタラクティブアプリなどに使用することが推奨される。
スループット最適化HDD

主にアクセス頻度が高くスループットが高いワークロードに使用される。
コールドHDD

IOPSではなくスループット性能を定義する低コストの磁気ストレージである。スループット上限がスループット最適化HDDよりも低いため、大容量のシーケンシャルなコールドデータのワークロードに適している。データに頻繁にアクセスする必要がなくコスト削減したい場合に適している。
Amazon Elastic File System

AmazonEFSはサーバーレスの全自動で柔軟なPOSIX準拠のファイル共有システムをAWSクラウドサービスとオンプレミスリソースで利用できるように提供するもの。アプリケーションを停止させることなく、オンデマンドでペタバイト規模までスケールするよう設計され、ファイル追加や削除に応じ自動的に拡張/縮小されるため、拡張するためのプロビジョニングや管理が不要となる。
Amazon S3

AmazonS3は、任意の量のデータの保存と取得をどこからでもできるよう設計されたオブジェクトストレージ。業界をリードする高耐久性オブジェクトストレージサービス、可用性、パフォーマンス、セキュリティ、および実質容量無制限のスケーラビリティを非常に低コストで提供するシンプルなストレージサービスである。一括請求を有効にするとボリュームディスカウントが受けられる。S3バケットにオブジェクトをアップロードする際のデータ転送コストはコストに影響しない。Amazon S3内のデータを直接問い合わせることができるAWSサービスはAmazon Redshift Spectrum、Amazon Athenaである。IAMポリシーは主にS3バケット上で許可または拒否されるアクションを指定できる。IAMポリシーでログを自動削除するような設定はできない。CORSはあるドメインでロードされたクライアントのWebアプリケーションが、別のドメインのリソースと対話できるようにするもの。
ストレージクラス

S3 スタンダード:最小保存期間無し
S3 スタンダード-IA:保存期間は長いがアクセス頻度が低く、数ヶ月から数年にわたって保存されるデータ向けに設計されている。30日以内に削除されたデータには30日分の料金がかかる。
S3 Intelligent-Tiering:最低保存期間が30日となっており、30日前に削除、上書き、別のS3ストレージクラスに移行したデータには通常の使用料に加えて、最低保存期間30日分の料金が日割りで発生する。
S3 Glacier Deep Archive:最低180日間の保存期間がある。
マルチパートアップロードAPI

例えばある宇宙機関が高解像度の衛星画像や動画を毎日保存する場合、アップロード時間を最小限に抑えるために利用できる。マルチパートアップロードの使用には、次の利点がある。
・スループットの向上:パートを並列にアップロードすることで、スループットを向上させることができる。
・ネットワーク問題からの迅速な回復:パートサイズが小さいほど、ネットワークエラーにより失敗したアップロードを再開する際の影響を最小限に抑えることができる。
・オブジェクトのアップロードの一時停止と再開:オブジェクトの複数のパートを徐々にアップロードできる。マルチパートアップロードを開始した後は終了期限がない。マルチパートアップロードは明示的に完了または停止する必要がある。
・オブジェクトの最終的なサイズが不明な状態でアップロードを開始:オブジェクトの作成中でもアップロードを開始できる。
ライフサイクルポリシー

S3バケット内のアクセス頻度の低いデータを、より費用対効果の高いストレージクラスに自動的に移行する場合に利用する。ライフサイクル構成では、バケット内のオブジェクトのライフサイクル管理を指定することができる。
暗号化

Amazon S3にデータが保存されている場合、クライアントサイドおよびサーバサイドで暗号化を有効にすることができる。
イベント通知

S3バケットで利用可能なイベント通知先は、SNS、SQS、Lambdaとなる。
データ転送料

以下の場合はデータ転送料がかからない。
・インターネットから転送されたデータ
・インスタンスがS3バケットと同じAWSリージョンにある場合のAmazon EC2インスタンスに転送されるデータ
・Amazon CloudFrontに転送されたデータ
S3上での偶発的な削除防止

バージョニングの有効化とMFA Deleteを有効にすることでS3オブジェクトを誤って削除したり上書きしても安全に復元することができる。バージョニングとは、あるオブジェクトの複数のバリエーションを同じバケットに保持する手段のこと。S3バケットの全てのバージョンを保存、取得、復元することができる。MFA Deleteを有効にすると操作時に追加の認証が必要となる。
S3 Select

Amazon S3 Selectは、シンプルな構造化されたクエリ言語(SQL)ステートメントを使用して、AmazonS3オブジェクトのコンテンツをフィルタリングし必要なデータのサブセットのみを取得することができる。Amazon S3 Selectを使用してこのデータをフィルタリングすることで、AmazonS3が転送するデータの量を減らすことができ、このデータを取得するためのコストとレイテンシーを削減できる。
AWS Storage Gateway

オンプレミスのデータストレージをAmazonS3に接続し、ストレージ管理を簡素化できるAWSのハイブリッドストレージサービス。
キャッシュモードのボリュームゲートウェイ

AmazonS3をプライマリデータストレージとして使用しつつ、頻繁にアクセスされるデータをStorage Gatewayにローカルに保持することができる。キャッシュボリュームは、オンプレミスのストレージインフラを拡張する必要性を最小限に抑えながら、アクセス頻度の高いデータへの低レイテンシーなアクセスをアプリケーションに提供する。
ストアモードのボリュームゲートウェイ

データセット全体に低レイテンシーでアクセスする必要がある場合に使用する。
ファイルゲートウェイ

NFSおよびSMBプロトコルを介してAmazonS3オブジェクトを保存および取得するために使用される。
テープゲートウェイ

費用対効果が高く、耐久性があり、長期的にオフサイトでデータをアーカイブするための代替手段となる。
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