新政酒造の「新年純米しぼりたて(干支ボトル・元旦しぼり)は、年々購入しづらくなっています。
かつては、店頭で購入できた酒販店でも、新年早々の開店日に行ったにもかかわらず、購入できなくなりました。お店の人に問い合わせたところ、「売り切れです」とのつれない返事。
開店前に売り切れるということは、飲食店や常連さんにまわる瓶だけで、数がなくなったのでしょう。
一方で、オークションサイトへの出品をみると複数出品している人がいて、何だかやるせない気持ちになります。
・A県の特約店では購入しやすく、オークションで複数出品する人があらわれる。
・B県の特約店では購入できないため、やむをえずオークションで購入する人もあらわれる。
このような構図なのでしょうか。
プレミアムが高くつく高木酒造の「十四代」という銘柄などは、常連さんや飲食店の転売も多いと聞きます。
新政酒造のお酒は、西田酒造の「田酒」のように有名ですが、プレミアム度が一部の銘柄を除き控えめだった印象がありましたが、酒販店での購入が困難になり、プレミアム度が上がっているように感じています。
干支ボトルは、コレクション性が高く、オークションサイトへの出品が増えていることや飲食店からの引き合いが強く、特約店の販売スタンスによっては購入が困難になりました。
一方、NO6のクリスマスタイプは、ネーミングが秀逸で、オークションサイトへの出品も少ないように感じます。
この銘柄の名前が『NO6 X-type Spark』だったら、クリスマス後に飲食店での提供も可能で、飲食店の引き合いが強かったことでしょう。
しかしながら、クリスマスタイプという名称から、クリスマスを過ぎての提供は旬を逃しているようで飲食店は避けるでしょうし、個人でのオークションサイトへの出品もクリスマスまでに限定されるでしょう。
転売防止の観点から、この銘柄は成功といえるのではないでしょうか。
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