2018年10月05日
食玩ソフビ:ゼットン
今回は今とはちょっと違った仕様の懐かしい食玩ソフビをご紹介します。
こちらはウルトラマン新作の時代(たぶんグレート・パワード)の物だと思います。最近の対決シリーズなどの元祖とも言えるものでしょうね。それまでのミニソフビというと駅売りのフックトイ的なものや複数のセット物などでお菓子のおまけとしてお菓子屋さんやスーパーに置かれていることはありませんでした。
ちょうどその頃、塩ビの塊がおまけとして付属していた物が出始めてきた時代です。その中で色々な怪獣のソフビがおまけについた物が発売されました。そのシリーズの一つです。結構いい感じのラインナップでしたが、かなりの造形レベルで驚かされたものです。
その中のゼットンです。そして当時としてはかなり実物に似せてある造形バランスはスタンダードサイズの不満点を見事に解消しています。これは東京タワーセットのものとも違い素晴らしい造形バランスです。これは現在の食玩ソフビや500サイズに受け継がれた物と思われます。
当時はやはりリアルさという点ではかなり塩ビ物に比べて甘くならざるを得ないところではありますが、その扱い安さや手軽さで怪獣玩具の中心的存在だと思います。それをこんなに小さなサイズに収めているのはとても素晴らしいと思います。一応造形情報の盛り込みはスタンダードサイズに準拠する部分はありますがそれがややバランスを欠いているところがあります。なんとなくのっぺりとした造形になっていますが、これはまだこのバランスでの造形に慣れていない部分がありますので仕方がないですね。
なんとなくゼットン幼生みたいな感じがするのは勘違いでしょうか?
直立不動のイメージが有るゼットンに関節の曲げ感を入れるなどアレンジとしては面白いところもありますしスタンダードを小さいながら超えてしまおうという意気込みが伝わる所は見ていても感じます。動きのあるゼットンもたまにはいいのかもしれないと思う私であります。
また時代的にカチカチの硬質ソフビである点も好きな方にはいいものだと思います。
ちなみに肘を曲げている状態なんですが、これはプラモ版の変身ポーズに当てはめるとなんだかうなずける点が面白いです。塗装は黄色のベタ塗りと角のシルバーのみ、単純なカラーリングなのですが本品の物は白塗装がされてません。これが逆に黒ゼットンイメージに近くなっていて塗装省略がいい意味で効果をもたらしているようにも感じました。
私はスタンダードのゼットンが好きなのですが、これもまた良いものだと思う一品であります。とても魂の入ってる人形だと思えるのはなぜでしょうか?
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食玩ソフビ:ゼットン
こちらはウルトラマン新作の時代(たぶんグレート・パワード)の物だと思います。最近の対決シリーズなどの元祖とも言えるものでしょうね。それまでのミニソフビというと駅売りのフックトイ的なものや複数のセット物などでお菓子のおまけとしてお菓子屋さんやスーパーに置かれていることはありませんでした。
ちょうどその頃、塩ビの塊がおまけとして付属していた物が出始めてきた時代です。その中で色々な怪獣のソフビがおまけについた物が発売されました。そのシリーズの一つです。結構いい感じのラインナップでしたが、かなりの造形レベルで驚かされたものです。
その中のゼットンです。そして当時としてはかなり実物に似せてある造形バランスはスタンダードサイズの不満点を見事に解消しています。これは東京タワーセットのものとも違い素晴らしい造形バランスです。これは現在の食玩ソフビや500サイズに受け継がれた物と思われます。
当時はやはりリアルさという点ではかなり塩ビ物に比べて甘くならざるを得ないところではありますが、その扱い安さや手軽さで怪獣玩具の中心的存在だと思います。それをこんなに小さなサイズに収めているのはとても素晴らしいと思います。一応造形情報の盛り込みはスタンダードサイズに準拠する部分はありますがそれがややバランスを欠いているところがあります。なんとなくのっぺりとした造形になっていますが、これはまだこのバランスでの造形に慣れていない部分がありますので仕方がないですね。
なんとなくゼットン幼生みたいな感じがするのは勘違いでしょうか?
直立不動のイメージが有るゼットンに関節の曲げ感を入れるなどアレンジとしては面白いところもありますしスタンダードを小さいながら超えてしまおうという意気込みが伝わる所は見ていても感じます。動きのあるゼットンもたまにはいいのかもしれないと思う私であります。
また時代的にカチカチの硬質ソフビである点も好きな方にはいいものだと思います。
ちなみに肘を曲げている状態なんですが、これはプラモ版の変身ポーズに当てはめるとなんだかうなずける点が面白いです。塗装は黄色のベタ塗りと角のシルバーのみ、単純なカラーリングなのですが本品の物は白塗装がされてません。これが逆に黒ゼットンイメージに近くなっていて塗装省略がいい意味で効果をもたらしているようにも感じました。
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