アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

介護職員の日記ー嚥下体操

施設では、毎日、嚥下体操を行っています。
嚥下体操とは、嚥下を促進する体操です。高齢のために、嚥下(食べ物を飲み込む)機能は低下します。そのために訓練を行っています。


食事の前に嚥下体操をします。

やり方は、
普通の体操が終わってから、5分から10分程度行います。

職員は前に出て、嚥下体操の指導をします。
利用者さんが輪になって、その中心に座ります。
そして、以下のように進めます。

1、「首マッサージをします。両手で首をさすります」

2、「ほっぺのマッサージをします。両手で、ほっぺを上下してさすります。10回程度行います。
  軽くたたくのもいいですねj」

3.「ほっぺを膨らまします。そして、舌を右方向へ持っていき、ほっぺを膨らまします。ちょうど大き  な飴玉を食べているときのようにです。
  「次に、反対方向に舌を持っていき、また膨らまします」
  (これを左右5回くらい行います)

4、「舌をだします。舌を上唇に当てるようにします」
  「次に下唇にあてるようにします」
  「こんどは、左に舌をだします」
  「右に舌をだします」
  (これを繰り返します)

5、「こんどは、口の中で下を回します」
  「はい、反対方向にまわしてください」
  (5回ずつ程度行います)

6、「今度は声を出します」
  「『パ・タ・カ・ラ・ワ』」と言う言葉をいいます」
  「はい『「パタ、パタ、パタ・・・』と言ってください」
  「今度は、『カラ、カラ、カラ・・・』と言ってください」
  (数回発生します)

  「『パタカラ』」を繰り返して言ってください」
  (5回ずつ程度)

7.「今度は早口言葉です」

  「なまむぎ、なまごめ、なまたまご
  「東京、特許、許可局」
  「隣の客は、よく柿食う客だ」
  などを3回くらい発生していただきます。

8、最後に深呼吸をして終わります。

私たちの施設では、このあとに、「きょうのご飯あてクイズ」を行います。

たとえば
〇「〇〇のから揚げ」というような書き方をして、ホワイボードに今日の昼食のメニューを書きます。

「さあ。この〇の中に何が入りますかぁ?」と聞きます。
すぐに答えが出れば、いいのですが、出ない場合はヒントをいいます。たとえば「お肉で〜す」とか。

クイズが終わったら、トイレに行っていただき、手の消毒を行った後に、昼食が始まります。



この記事へのコメント

   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。