2022年12月31日
ポルシェ924とフォルクスワーゲン67年式E窓枠とモール塗装
今作成中の2台を塗装するうえで、今度の面相筆を使って行うちゃーべんのミッションは、窓枠とモールの塗装である。924のそれは黒一色で、銀の出番はウインカー部の下地塗りになり、ワーゲンの方は後席サイドの窓と前後の窓が黒、全席両サイドとモール部、そしてなんと後席サイドの内のりの部分が銀になる。
幸い後席サイドの内のりは面相筆を使えば何とかなるような細さなので、線がヨレヨレにならないよう気を付けたい。
局面と曲線で構成されたビートルのボディは、ハコスカのようにマスキングテープを貼ってすぐ塗装に入ることはまず無く、いちいち貼ったテープを切り出すよりも直接塗ってライン決めをする方が手っ取り早い。ただ前後左右に施す箇所があるので数日かけて行う。
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924のほうは直線的な形状なので平日の夜に出来る作業時間の2日分もかからないでできてしまった。色も黒一色なのであっという間に窓枠の色付けが終了。しかもマスキングテープを使用せずにである。ポルシェの他のタイプだったらこんなにうまくいくだろうか?とおもったほどちゃーべんはスムーズにこなしてしまった。
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ビートルにはその他にも、前部のトランクやサイドのモールや、難関としてテールランプの突起の基部の周りを銀で塗る必要である。文字通りアタマから尻尾まで曲面と曲線が続くと、面相筆での塗装をこなすことがキツく感じられるようになってしまう。
924とビートルを作り比べてみるとメーカーの個性よりも年代の違いを今更ながら感じる。
924の方は1978年式であるがクルマの装飾に黒が多くなったことで国産旧車の街道レーサーのカスタマイズでバンパーを黒くすることが流行ったこともわかったような気がした。それが理由でこの2台が完成しても一緒に並べる際には、ツイートでよくやる背景はナシになってしまうかもしれないが、年代考証の面白さに少し気が付いたちゃーべんであった。
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