2020年05月09日
アルコール消毒液! 濡れた手で使うのがNGな理由? 正しい使い方!
アルコール消毒液!
濡れた手で使うのがNGな理由?
正しい使い方!
アルコール消毒液はインフルエンザなどの感染症や食中毒予防に効果がある
石鹸での手洗いに加えてアルコール消毒をすれば、手洗いだけでは落とせなかった細部の雑菌まで除去できます
アルコール消毒液の選び方や注意点?
正しい方法で消毒を行い、手を清潔な状態に保ちましょう
1. 手に使う消毒液の選び方
アルコール消毒液には多くの種類があります
それぞれの特徴を知り、消毒液を選びます
アルコール濃度で選ぶ
市販の消毒液にはアルコール成分であるエタノールが含まれています
エタノールの濃度は商品によって異なるので、購入時は必ず確認します
アルコール濃度が濃ければ、その分消毒効果が期待できますが、濃ければ濃いほどいいというわけではないのです
一般的にアルコール濃度は60%以上であれば、しっかりと消毒ができる
濃度が95%以上になると手荒れの原因となり、肌が弱い方などは特に注意が必要です
用途で選ぶ
アルコール消毒液には液体・ジェル・泡の3種類
それぞれに適した用途
・据え置きで使う
据え置きタイプにおすすめなのは液体の消毒液
液体の消毒液はさらっとしてべた付かず、大容量のものが多い
自宅やオフィスだけでなく、公共施設などに設置されている消毒液は、液体のものがほとんどです
使用時には液の飛散や使いすぎによる手荒れに注意
・携帯して使う
携帯タイプにおすすめなのはジェルの消毒液
ジェルは液体よりこぼれにくく、量を調節しながら使いたい分だけ出すことができます
携帯用の小さな容器に入ったものも発売されているためチェックし、1つ持っておきます
通勤途中やおでかけ先など人が多い場所でも、気になるタイミングですぐに消毒ができるので便利です
・自宅で使う
泡の消毒液の特徴
透明ではないため塗った場所がわかりやすいところ
目で見て塗布範囲が確認でき、消毒液に慣れていない小さな子どもでも使いやすい
容器の形状は据え置きするポンプタイプがほとんど
主に自宅用として良いでしょう
配合成分で選ぶ
アルコール消毒液は除菌効果もあるが、使いすぎると手が乾燥したり炎症を起こしたりする可能性もあります
肌の弱い方や手荒れの心配がある方は、アルコールの濃度が濃すぎるものは避け
保湿成分が配合されたものを使う、ヒアルロン酸やグリセリン、植物性のオイルなどの保湿成分が配合されているものがおすすめです
2. 手の正しい消毒方法
消毒液の効果を得るためには正しく使う必要があります
・まずは十分な量の消毒液を手のひらに取る
・手のひら全体に消毒液がいきわたるようにこすり合わせる
・手の甲を合わせて消毒液をすり込む。左右ともに行う
・指先とつめの間に消毒液をすりこむ
・手を組むようにして指の間に消毒液をすりこむ
この時指の付け根部分にもいきわたるように注意
・親指をねじり合わせてすりこむ
・最後に手首にすりこみ、消毒液が乾くまで塗り広げよう
3. 濡れた手で消毒してはいけない!
アルコール消毒液の容器には
濡れた手で使用してはいけないなどと記載されている
濡れた手でアルコール消毒を行うと、手についた水分がアルコール濃度に影響を及ぼすことが大きな理由
消毒液の効果はアルコールの濃度により変わるため、消毒液を使う際には必ず乾いた手で使うことです
4. 手を消毒する際の注意点
アルコール消毒液はウイルスなどの感染症に効果的だが、使い方によっては手だけでなく、人体に影響を及ぼす可能性があります
必ず注意点を守り、安全に手の消毒を行います
・消毒用エタノールは引火性があるので使用中は火気に注意する
・目、口、鼻や粘膜などに入らないようにする
・容器のふたをしめて、直射日光が当たらない場所で保管する
・手や皮膚にかゆみや赤みが出たら使用を中止し、悪化する場合には病院を受診
ウイルスによる感染症のリスクを下げるために、手洗いやアルコール消毒はとても有効です、正しい使い方を守りましょう
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