2020年03月17日
au PAYの使い勝手! Pontaにポイントを統合されてどうなる?
au PAYの使い勝手!
Pontaにポイントを統合されてどうなる?
QRコード決済の成功を見て、各社が続々とこの分野に参入
政府が消費税増税の緩和策として打ち出したキャッシュレス・ポイント還元事業も後押ししている
大規模なキャンペーン合戦が続いた結果、耐えきれない事業者が大手に吸収される、合従連衡の動きも!
後発として参入したのがKDDIのau PAY
元々KDDIは、マスターカードブランドを採用したプリペイドカードのau WALLETや、じぶん銀行を抱え、フィンテックの分野にいち早く乗り出していた
QRコード決済についてはやや出遅れ、2019年4月にサービスを開始
元々はauユーザー専用のサービスで、キャリアフリーになったのは8月
大規模還元キャンペーンで話題のau PAYを使ってみた
加盟店については楽天と提携することで、ロケットスタートで数を増やしている
2020年5月には、au PAYの利用で貯まるポイントが、共通ポイントのPontaに統合される
認知度の向上を狙った大々的なキャンペーンも展開され、2月から3月にかけては合計70億円を投じ
1人最大7万円までの超大規模還元を行っています
毎週10億円ぶん、合計70億円の還元を、3月まで実施中!
利用方法は簡単!
だが、チャージの選択肢にクセがある!
au WALLETアプリからau PAYアプリへと2020年2月名称を変更した
KDDIは、大規模還元キャンペーンに合わせ、ブランドをau PAYに統一していく方針
トップ画面に決済用のバーコードが表示されるよう、仕様が変更
1タップでバーコードを表示できるため、アプリ起動後に操作をする必要がなく、便利になった
決済方法については、他のQRコード決済アプリとほぼ同じ
スマホの画面に表示されたバーコードやQRコードを決済端末で読み込んでもらうか、
店頭に掲示してあるQRコードを読み取り、金額を手動で入力
2通りの方法が存在
POSレジと連動している決済端末や、タブレット型については、ほぼスマホ側のバーコードやQRコードを読み取る仕組みです
店舗に掲示されたQRコードを、カメラで読み取る方法にも対応する
支払いには、au PAYにチャージした残高を使用
QRコード決済には、あらかじめ残高をチャージする
登録したクレジットカードを使用する
そのハイブリッド型の3タイプが存在
au PAYでは、直接クレジットカードを使用することはできない
使いすぎの心配がないと感じる
残高の範囲内でしか使うことができず、クレジットカードでの直接支払いには非対応
残高へのチャージには制限はあるものの、クレジットカードが利用できます
ブランドがマスターカードやアメリカンエクスプレスなら、発行元を問わない
厄介なのがVISAやJCBしか持っていない場合
VISAは
au WALLETクレジットカード
セゾンカード
UCカード
MUFGカード
など、8種類
JCBは
2種類の発行元しか対応していない
VISAやJCBだとチャージできる発行元が限定
残高のチャージに対応する銀行はKDDI傘下のauじぶん銀行のみ
auかんたん決済も
au回線を持っていて
かつ支払い方法が銀行口座からの引き落としか
特定の発行元が発行したクレジットカードでないと
au PAYのチャージには利用できない
現金を持ってauショップに行ったり
ローソンの店頭やセブン銀行のATMでチャージする必要あり
チャージ方法は銀行はauじぶん銀行のみ
チャージの手段がまだまだ不足している
対応する銀行が
競合となるPayPayやメルペイなどに比べると
圧倒的に少ない
キャッシュレス決済を利用するために
わざわざ現金を持って店頭に行くのは
本末転倒、無駄が多いのも事実
対応銀行やクレジットカードの種類が、さらに拡大することが、待ち遠しい
便利なじぶん銀行と連携したリアルタイムチャージ
auじぶん銀行の口座を持っていると、使い勝手が大幅にアップ
残高不足分を自動的に銀行口座から引き落とす、リアルタイムチャージ
元々、au WALLETプリペイドカード用に導入されたものだが、au PAYの残高不足にも利用できます
わざわざチャージをする必要なく、au PAYを利用できる
残高を常時0円にしておけば、決済する都度、auじぶん銀行の残高から支払う分だけが引き落とされ、残高からの引き落としは、まさにリアルタイム
銀行口座から即時引き落とされるデビットカードと同じように、au PAYを利用できます
リアルタイムチャージを設定しておくと、足りないぶんが
自動的にauじぶん銀行から引き落とされ、使いすぎてしまうおそれもある
(リアルタイムチャージは、月あたりに使う金額の上限額を設定できる)
金額は、au WALLETプリペイドカードと共通になるため、月にいくらぐらい使うかに合わせて変更しておく
金額の変更も簡単にできるため、大きな買い物をするときだけ
一時的に上限を上げることも可能
au PAYを積極的に使うユーザーは、auじぶん銀行の口座を開設しておきましょう
月間のオートチャージ額は、上限を設けることが可能だ
auじぶん銀行はネットバンクの中でも、振込手数料無料やATM手数料無料などの条件がいい
au PAYを使うのであれば、セットでauじぶん銀行の口座開設を考えておいてもいい
au回線がないユーザーは、auじぶん銀行の口座開設が、au WALLETプリペイドカードを発行するための条件になっています
プリペイドカード用にも、auじぶん銀行の口座は持っておくべきです
QRコード決済以外の多彩な決済方法、マップなどの機能は要改善か
au PAYアプリの残高は、QRコード決済専用ではなく、
au WALLETプリペイドカードと共通
au PAY=QRコード決済ではなく、どちらかと言うと、様々な決済インターフェイスの残高を貯めておく、ウォレットサービスに近い
au WALLETプリペイドカードを発行しておくと、残高を利用できる店舗が一気に広がります、マスターカードに対応した店舗での決済に使える
au WALLETカードを発行しておくと、残高を使える店舗が一気に広がる
QRコード決済のau PAYより、クレジットカードとして歴史の長いマスターカードに対応した店舗の方が数は多い
百貨店や高級なレストランなど、決済金額が高額になりがちな場所
現金かクレジットカードしか受け付けていないケースが一般的
au WALLETプリペイドカードは、こうした場所でも利用可能
手数料が4%ほどかかってしまうため、積極的には使いづらいが、au WALLETプリペイドカードは海外の店舗にも対応しています
iPhoneやApple Watchのユーザー
au WALLETプリペイドカードを、Apple Payに設定
Apple Payでは、QUICPayとして決済が可能
コンビニなどで支払う場合
わざわざアプリを立ち上げ、QRコードを表示させる必要なく
端末を決済機にかざすだけで支払いができ利便性が高い
QUICPayとしてau WALLETプリペイドカードを使うのも手
iPhoneやApple Watchには、QUICPayとして設定可能!
アプリのインターフェイスも比較的分かりやすい
楽天Payと加盟店を共通化しているが、一部非対応な店舗が存在する
貯まったポイントは、au PAYの残高にチャージできるが、100ポイント単位になっているため、端数が余ってしまいがち
たとえば115ポイント持っていたら、
チャージできるのは100ポイントのみで、15ポイントは、残り85ポイントが貯まるまで利用できない(1ポイント単位で消費できることを切に願いたい)
Pontaに統合されるのを機に、こうした仕組みが改善されることを期待したい
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