2019年10月27日
あなたは駐車場で 最初に見つけた空きスペースに車を停めるタイプ? 目的地にできるかぎり近い駐車スペースを探すタイプ?
あなたは駐車場で
最初に見つけた空きスペースに車を停めるタイプ?
目的地にできるかぎり近い駐車スペースを探すタイプ?
実は、どちらも駐車スペースの探し方としては効率的ではないのです
駐車場を探すドライバーは3タイプに分類されます
理想化された一列(半無限直線)の駐車場モデルで、分析の結果
・素直なドライバー
最初に見つかった空きスペースに車を停め、目的地により近い空きスペースがある可能性があっても、できるだけ早く車を停めるます
・楽観的なドライバー
まず目的地に直行し、それから後戻りしながら、できるだけ近い空きスペースを探す
・堅実なドライバー
中間的なアプローチをとる
最初に見つけた空きスペースには停めず、目的地により近い空きスペースが最低でもあと1つは見つかる?と、見つからなかった場合は、素直なドライバーは、真っ先に停めたであろう空きスペースに戻る
数学的解析によると
1:目的地の反対側から駐車場に入って、最初に見つけた空きスペースに駐車するのは、目的地まで歩く時間が長くなるので非効率
2:目的地に可能なかぎり近いスポットを探そうとするのは、運転する時間が長くなるので非効率
3:目的地に向かって車を走らせながら、駐車場の最後尾から連続している空きスペースを飛ばし、最初に見つかった車と車の間にある空きスペースに停めると、運転時間、歩行時間をともに最小化になる
3つ目の理論はなぜ最後の戦略が一番うまくいくのか?
• 駐車場に入り、最初に見つけた空きスペースに駐車する人たちが停めた車が並ぶのを横目に前方へ車を走らせる
• 目的地に直行して、戻りながら空きスペースを探すと、時間を浪費する
• 目的地には直行せず、最初に見つかった、車と車の間にはさまれた空きスペースに駐車
この場所は、素直なドライバー、楽観的なドライバーのどちらもが見逃す空きスペースです
賢明なドライバーにとって、この場所が最も時間を節約できるスペースとなります
現実の世界では
・天気が悪い、同乗者に長い距離を歩けない人がいるなどの理由で、できるだけ目的地に近い空きスペースを探さなければならない
・すべての駐車スペースが埋まっていて、空きが出るまで駐車場の中をぐるぐると回遊しなければならない
・最初に見つけた車と車の間にある空きスペースに停めたとしても、目的地まで歩く間に、より目的地に近い空きスペースを見つけることも
駐車場での運転時間や歩行時間をできるだけ節約したい人
最初に見つかった空きスペースに停めるか、目的地まで行ってから戻りながら空きスペースを探しているという人
上記のヒントを参考にしてくださいね
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