2019年09月06日
腰痛で悩んでいる方はためしてみて! 大腰筋ほぐし!
腰痛で悩んでいる方はためしてみて!
大腰筋ほぐし!
背骨と大腿骨をつなぐ筋肉が緊張している!
大腰筋は、腰椎(腰の部分の背骨)の側面から、大腿骨(太ももの骨)に向かって伸びている筋肉
大腰筋と小腰筋、腸骨筋と合わせて、腸腰筋という筋肉群を形成
大腰筋は、主に股関節を屈曲させる動作を行うとき、ひざを持ち上げる際に働きます
股関節を外旋させる動作(ひざを外に向ける動き)をサポート
歩く際に、最も重要な働きをしているのが、大腰筋です
加齢や運動不足によって大腰筋が衰えると、足が上がらなくなり、つまずきやすくなります
脊柱管狭窄症に悩むかたは、この大腰筋が過緊張を起こし、こわばっています
右側の腰や右足などに痛みやしびれが出ている人は、たいてい体が右側に傾いている
(右側の大腰筋が過緊張を起こし、こわばっている)
大腰筋は、腰椎と太ももの骨をつないでいる太い筋肉なので、これが過緊張を起こすと縮んで、背骨が下方に引っ張られる
すると、腰椎の間(椎間関節)が狭くなって圧迫
そこに脊柱管の狭窄があれば、狭窄部位によけいな圧がかかって、痛みやしびれなどの症状が!
背骨は、通常、S字状のカーブを描いています
大腰筋が過緊張を起こしていると腰が反って、正しいS字カーブが保てない
脊柱管狭窄症の症状を軽くするには?
この大腰筋の過緊張を解き、筋肉のこわばりをほぐす
狭窄部位の圧迫が少なくなり、痛みやしびれの症状も楽に!
大腰筋の緊張が緩和されれば、左右の大腰筋のバランスも整い、背骨が安定し、まっすぐ立てるようになり、腰痛改善の助けとなる
大腰筋ほぐしのやり方!
❶あおむけになって、両足をまっすぐ伸ばす
❷痛みのある側の足を伸ばしたまま、20〜30cmほど持ち上げる
❸持ち上げた足を、外側へ20〜30cm移動
❹Bの位置から、床には着かないよう足を下ろす
❺足を@の位置へ戻す
※足先で一辺20〜30cmの正方形を描くように動かす、この動作を10回で1セット
※足を高く上げ過ぎると、腹筋(腹直筋)が働いてしまい、大腰筋をほぐす効果が薄れてしまう
※腰痛のかたは、朝、目が覚めたらベッドの中で、1セット
できれば1日で6〜7セットが理想的
※大腰筋ほぐしをする際、できるだけ、腰を反らさず行う
実際に痛みがある場合でも、無理のない範囲で大腰筋ほぐしを行ってOK
(大腰筋ほぐしを行う際に、へその両わき5cmくらいのところに手を添えておくと、大腰筋の動きを感じることができる)
腰痛全般に有効!首や肩のコリも解消する
ゆるいS字カーブを描いている」のが、正しい背骨の姿
背骨を無理にまっすぐにしようとすると、かえって腰が反ってしまい、脊柱管狭窄症を引き起こす
最近では、携帯電話やスマートフォンを長時間使っているために、ひどい姿勢になっていますが、悪い姿勢を直そうとして、無理やり背すじを伸ばすことは、かえって悪影響
大腰筋ほぐしで、深いところにある筋肉の過緊張をほぐすと、
本来の正しい姿勢を取り戻せます
大腰筋ほぐしが効果を発揮するのは、脊柱管狭窄症だけでなく、姿勢の悪さから生じる腰痛全般に有効、首や肩のコリを解消、ベッドの上で簡単にできるので、まずは大腰筋ほぐしを試し、毎日続けるうちに、ご自分の腰の状態がよくなることを実感できるでしょう
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9165017
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック