2019年09月01日
蚊”に刺されないためにできる対策 間違っていると効果半減?
蚊”に刺されないためにできる対策
間違っていると効果半減?
夏の時期に気になるのが虫刺され。
問題なのは、不快なかゆみだけでなく、蚊によって感染症が媒介されること
虫よけ剤の種類や正しい使い方について
虫よけ剤の種類と選び方
虫よけ剤は特徴に合わせて使用することが肝心
一般的に見られる蚊は、水のきれいなところを好むものや、汚い場所を好むもの、広いところを好むものなど蚊の種類によっても多様で、生息場所もさまざま
蚊の活動が最も盛んなのは真夏?
気温にすると25〜30度
暑さが弱まって過ごしやすくなる9月になってからも油断大敵
虫よけ対策、効果が高いのはどんな製品?
虫よけ剤のタイプは大きく3つ
1、蚊のいやがる香りを発する
ハッカ油をはじめ、ユーカリやレモングラスなどのハーブ類、ヒノキ油など、蚊は強い香りを嫌がって近寄らなくなる
比較的体に優しいが、効果の持続時間が短めで、こまめに使用する必要がある
2、殺虫する
蚊取り線香のような、蚊を殺す作用がある薬剤
直接衣服にかけるタイプ
軒先に置くタイプなど
殺虫剤なので、肌に直接かけることはしません
間違って、殺虫タイプの製品を体にかけてしまわないように注意が必要
3、目隠しする
皮膚に塗ると、塗った部分を蚊が人だと認識できなくなる効果
効き目のある範囲が極めて狭く、塗り残しがあった場合は刺されてしまう
一番多く売られているのは、目隠しするタイプ
特徴に合わせて、レジャー時や自宅での対策など、使用状況によって使い分けましょう
肌や衣服に塗布するものであれば、医薬品(または防除用医薬部外品)という表示があるものが間違いない
体に使用する虫よけ剤の多くは、「ディート(ジエチルトルアミド)」という有効成分が含まれています
ディートの濃度が12%以上のものは医薬品
10%以下は医薬部外品と分類
濃度の高いほうが効果が高いというわけではなく、濃度に比例して持続時間が長くなります
夏は汗で虫よけ剤の成分が流れてしまうので注意
虫よけ剤の正しい使い方
夏は2〜3時間ごとに塗り直す
汗をかくと、虫よけ剤の成分が汗と一緒に流れ落ちてしまう
スプレータイプは、噴霧した後に、手で塗布するようにするとより効果が高まる
スプレーをすれば、完成ではなく、丁寧に塗布することが大切
虫よけ剤の上に日焼け止めを重ねて塗ると、効果が弱まる
日焼け止めを塗るときは、必ず最後に虫よけ剤を使用する
虫よけ成分が含まれた日焼け止めもある
塗り漏れをできるだけなくすこと
虫よけ剤をしっかり塗ったとしても、どうしても“塗り漏れ”があることも。顔や手足などは丁寧に塗られていても、首まわりや耳、足首周辺など見落としがちな部位がある
首の横からアゴまわりは体温が高く、蚊も寄ってきやすいので要注意
空間用タイプは商品選びと設置場所に注意
吊るすだけ、置くだけの空間用虫よけ剤
設置するだけのもの、虫よけの対象となる虫の種類が少ないというデメリットも
よく選んで購入することが重要
風通しのよい場所では薬剤が滞留しないので、効果が少ない
玄関やベランダなど、比較的風邪通しがよい場所に置いている家庭が多いので、設置場所は見直す必要がある
蚊に刺されやすい人の特徴は?
蚊に刺されやすい血液型がある
太っているほうが刺されやすい?
蚊は、汗に含まれる乳酸や二酸化炭素を敏感に察知
汗をかいている人や、運動や飲酒などで二酸化炭素を多く吐き出す人のところに寄ってきます
暑くて汗をかいているときや、運動や飲酒をしている際は注意が必要
汗をかいたら、こまめにタオルなどでふき取ることが有効
蚊は比較的温度が高いものを好み、大人に比べて体温が高い子どもや基礎代謝が上がって体温も高くなる妊娠中の女性も蚊に刺されやすい
夏は薄着で遊びに行くことが多いですが、できるだけ長そで・長ズボンを着用して肌の露出を少なく
汗を吸い取りやすく、通気性の良い素材の服を選び、なるべく涼しく過ごせるように工夫する
蚊は暗い色を好むので、黒やネイビーの服も避けたほうが無難
それでも刺されてしまった!
刺されてしまった場合は、かゆみを抑えるために冷却&虫刺されの薬を!
かいてしまうと皮膚の炎症がひどくなり、かゆみも増す
氷や流水で冷やすと、血管が収縮してかゆみもおさまる
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