2019年06月24日
マンション住民は避難所には行かず、自宅避難がお勧め!
最近多い、日本列島の自然災害
豪雨、台風と、避難所生活の様子がニュースになっている
大きな地震が来たら、避難所にいかないとねと話し合っている事でしょう
木造住宅とコンクリート造のマンションとでは、避難の方法が異なります
マンション住民は避難所には行かず、自宅避難がお勧め!
実際の避難所生活の話
避難所とは、命を守れる安全な場所
非常に安心できるありがたい公共共同スペース(大前提)
避難所の多くは、学校の体育館や公民館で、広い空間を家族単位で小さく区画割し、仮の居住スペースを確保します
壁がないためプライバシーがなく、横になって休めるスペースを確保できないこともあります、トイレだって、地域全体が断水していれば、水で流せず、衛生面も劣悪なケースもあり、それが嫌で、なるべくトイレに行かないために、水を飲まない人も多いらしい
これでは当然健康上よくないし、配給の非常食は炭水化物中心になりやすい
抵抗力が低下し、何百人も寝泊まりする体育館では、風邪やインフルエンザなどの感染症が蔓延しやすい
この地域の避難所は〇〇中学校ですと、マンションの掲示板にそんな案内が貼られていると思います
自宅近くの避難所を知ることは重要で、大地震が来たら避難所の中学校に行くのだと思い込んでいます、家族の間でもそう話し合っているでしょう
収容の余地があるかどうかわからない避難所の収容力
人口密度が高いエリア、帰宅困難者の多い都市部では、収容してもらえるかどうか?
災害時には想定外のことがたくさん起こりえます
(例えば、電柱が倒れ電線が頭上にぶら下がっていたり、亀裂の入った凸凹道を、歩かなければならない、夜になれば、停電した真っ暗闇を懐中電灯だけで歩かなければならない)
それを押してでも避難所へ絶対に行かねばには待ったと言いたい、堅牢なコンクリート住宅のマンションなら、自宅にいる方が安全な場合が多いから
マンション住民に大地震が来たら、あなたはどこで避難生活を送りますか?
ほとんどの人が避難所と答えます
避難所は、雨風がしのげない、次の余震で倒壊の危険性のある脆弱な建物に住む人を優先する場所です
耐震設計のマンションは、大きな揺れで建物に亀裂や破損は生じることはあっても、倒壊し人が生き埋めになることはまずないと言われていますので、マンション住民は自宅で被災生活期を送れます
マンションの弱みは高さで、通常時は、エレベーターや給水ポンプなどは、電気の力で高さを克服していますが、震災となれば電気・ガス・水道などのすべてのインフラが数日間停止してしまうでしょう!
そこで、水、ポータブルガスコンロ、簡易トイレ(ビニール袋と固形剤がセットされたもの)、LEDのランタンなどがあれば、数日間は自宅で生活が可能ですし、自宅であれば、日頃の食料もあり、1週間程度は飢えずに温かいものを食べることができるかも!
衣類や布団もあり、プライバシーを気にせず、家族で身を寄せ合って耐えることができます
マンションのコミュニティで、協力し合い、被災生活期をみんなで乗り切った事例もたくさんあります
マンション防災の基本は、マンションの強み・弱みの実態を知ることにはじまります
マンションの強みを活かす工夫は、あなた次第!
災害=避難所への避難という安易な発想で家族がより困難な状況に陥らないように、今一度話し合ってみましょう
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