2019年05月29日
自宅、職場のWi-Fiが、遅いのには理由がある！確認したい10の項目！
Wi-Fiが遅い10の原因
Wi-Fiの通信速度の遅さに不満を感じている人は確認してみましょう
Wi-Fiが遅いのには
れっきとした理由があります
1、プロバイダのルーターをそのまま使っていませんか？
インターネット回線を契約するとき、プロバイダからWi-Fiルーターを支給される(自分で買うのは面倒だから)
無償でもらったWi-Fiルーターが、高性能とは限らないので、良い製品を調べて自分で購入しましょう
2、Wi-Fiルーターの設置場所の悪さが関係
Wi-Fiルーターが発する電波は非常に弱く、部屋の隅や物陰に置くと、電波が届かず繋がりにくい
布で覆ったり、パソコンの放熱ファンや電子レンジの近く、電波を吸収する水槽や遮蔽するコンクリートの近く、背の高い家具の間などに置くはNG
なるべく部屋の高い位置で、壁から遠ざけて設置
電波を使う電子レンジの近くは、電波が干渉しやすいので、側には置かないことが得策
3、Wi-Fiには世界基準の統一規格
「11a」「11b」「11g」「11n」「11ac」「11ax」の6バージョンが存在
もっとも高速な規格が11acであり、11ac対応のWi-Fiルーターを選ぶのが良いですが、Wi-Fiに利用されている周波数帯の2.4GHz帯と5GHz帯のうち、11acが対応している5GHz帯は通信範囲が狭く、遮蔽物に弱いというデメリットがあり、11acという規格に頼るだけでなく、周波数帯の特徴も踏まえた運用をしましょう
4、電波の混雑と干渉には要注意
Wi-Fiにはチャンネルという、データの送受信の際に利用する周波数の幅が存在、チャンネルは2.4GHz帯と5GHz帯
2.4GHz帯では主に1〜13chのチャンネルが利用できます
1〜13chにはそれぞれ5MHzの幅があり、11gの規格などでは隣接する10MHzまで、つまり左右２chぶんのチャンネルを専有するという特徴があり、2.4GHz帯の通信で電波の干渉を防ぐには、1chと6chと11chという具合に、利用するチャンネルの幅に余裕を持たせて割り当てる必要があるのでが、さまざまな機器が電波を発している現代では、電波の干渉を防ぐのは難しく、チャンネルの混雑具合を計測できる専用アプリなどを試し、割り当てるチャンネルを調整してみる
5、Wi-Fi「中継機」を使ってみると速くなる可能性あり
家の中のWi-Fiルーターから離れた部屋では電波が弱くなってしまいます
部屋数の多い人は、Wi-Fiルーターとは別に中継機を設置してみることで、解決するかも？
Wi-Fiルーターと機器の間に1台はさむことで、離れた部屋でもしっかり電波をキャッチすることができます
NECパーソナルコンピュータ
Aterm W1200EX PA-W1200EX
実勢価格：5445円
無線LAN 対応規格：11 ac/n/a/g/b 伝送速度：867Mbps（11ac/5GHz帯）／300Mbps（11n/2.4GHz帯）
最大867Mbpsの通信速度を誇る中継機
電波強度を3段階のランプで知らせるため、親機の電波を受信しているかひと目で確認
6、LANケーブルもWi-Fiの速度に関係
家庭用のインターネット回線の速度は下り最大1Gbpsが一般的
この速度に対応するカテゴリーのLANケーブルを選ばないと、十分な速度が出ない
Wi-FiルーターとONU（光回線終端装置）を繋ぐLANケーブルが長すぎたり、家具などの下敷きになってLANケーブルが潰れていても、速度低下の原因となる
古いLANケーブルを新しいものに変えるだけで改善することも！
ちょうどいい長さの新しいLANケーブルに交換してみましょう
7、Wi-Fiルーターのバージョンが古い？
Wi-Fiルーターには「ファームウェア」というプログラムが組み込まれており、発売後もバージョンアップが繰り返され、知らないうちにバージョンが古くなっていることが、原因で速度が遅くなる
速度に関係なくても、バージョンアップはバグや不具合の修正がされていますので、放置しておくのは良くない
Wi-Fiルーターは定期的に手動でアップデートする
不具合がありそうなときは、一度確認してみる
8、Wi-Fiの速度が遅いと感じても、本当に遅いのか、正直わからない
Webサービスやアプリを使い、実際に速度を計測してみる
目安としては
1Mbps未満の場合は動画の読み込みが止まるなどかなり遅い
5〜10Mbps以上の速度が出ていれば、動画はサクサク視聴できます
4Kの動画を快適に視聴するには、20Mbps必要
速度は時間帯のほか、回線やプロバイダによっても異なり、普段利用する時間帯の速度が遅いなら、回線やプロバイダの変更も視野にいれる
9、契約中のプロバイダはIPoE方式に対応している？
インターネットの通信規格には、古い「IPv4」と新しい「IPv6」という規格が存在
IPv6には「PPPoE方式」と「IPoE方式」という方式がある
より速いのはIPoE方式で、IPv6のIPoE方式に対応しているプロバイダを選べば、速度は改善します
10、インターネット回線を導入する際、関連サービスがお得になる「光コラボ」を基準に選ぶ人がおおく、料金やサービス面では良いのですが、提供されたWi-Fiルーターの性能が低かったり、通信規格や方式の問題があったりする可能性があります
光コラボは関連サービスの料金が安くなったりキャッシュバックなどのお得なものばかりですが、通信品質にも目を向け、快適なWi-Fiライフの為に、当てはまるものがないか見直しましょう
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