2019年05月07日
くっつかない吸盤を復活させよう!
くっつかない吸盤ってもう寿命?
復活させて使う方法
くっつかない吸盤を復活させる裏ワザ
1. 吸盤の仕組み
最初はきちんとくっついていた吸盤が、空気を抜いて再度押し付けても、いつの間にかまた落ちてイライラ
吸盤がくっつく仕組みは、気圧の差を利用している
壁などの接着面に押し付けた吸盤から中の空気が押し出され、元の形に復活しようとする力で吸盤内が真空となり、壁にくっついている
吸着力をしっかりと復活させるには、原因と対策がある
大きな原因は、長年の負荷による吸盤の変形、壁面との隙間から空気が入り込み、吸着力が弱くなる
重いものをかけると、吸盤への負荷も大きくなる
2. くっつかない吸盤を復活させるには
お湯を使う
変形した吸盤を80℃くらいのお湯に入れると、温まった吸盤のカサの部分がふくらみ、元に近い形に戻り、真空状態も復活するためくっつきやすくなる
注意点
お湯を加熱し過ぎないこと、必要以上に加熱することで、逆に変形がひどくなり形が戻らない可能性もあるため
3. 吸盤を付ける壁面にも注意
壁面自体が油やほこりで汚れていると真空状態が作りにくくなり、吸盤はくっつかない
きれいに拭いてから取り付ける
壁面の仕様がデコボコしていると、空気が入り込みくっつかない
(タイルはツルツルしているイメージだが、目に見えない空洞があり、意外とくっつかない)
吸盤の専用シール(補助板、補助シール)を使う
シールの吸着力が強いため、吸盤をしっかりとくっつけてくれる(専用シールはホームセンターや100均にある)
4. 車のダッシュボードにはデコボコがあり、なかなかくっつかない
補助シールを使うか、車用にジェル素材の吸盤も売られている(カー用品店やネットで購入)
車のフロントガラスは想像以上に汚れているので、手垢やホコリをしっかりふき取ってからくっつける
汚れたまま使用すると、日差しの影響で変色したり、跡が取れにくくなったりする
くっつかない吸盤は手軽な方法で復活でき、壁面との真空状態でくっつく仕組みを理解すれば、まだ意外な方法があるかも
吸盤をお湯で温める方法は簡単なので、まず試してみましょう
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