とりやんさん

これって、迷惑かも？って思う人いませんか？

例えば、あなたは小学低学年の子どもだとしましょう。お母さんと一緒にショッピングに来ています。あるお店に入って、興味のあるものばかりで触ってみています。そこへお母さんがやってきて、「こら、触っちゃダメでしょ！」と言われてしまいます。あなたは「どうして触っちゃダメなの？」と素朴な疑問をお母さんに問います。するとお母さんの返答は「お店の迷惑になるでしょ！」と言われてしまいます。
ここには謝ったことが隠れています。
まず、商品は触って、見て、どんなものかを探り、そして購入にたどり着きます。
なので触ることはお店の迷惑にはなりません。
（触らないでください）などの注意書きがある時はもちろんのことですが触らないでください。

次に迷惑と言うのは、お母さんが周りの目を気にした「結果」こういったのです。
逆にいえば、あなたは周りの目を気にせず、買い物を楽しんでいたということになります。
周りの目（世間体）を気にしていては自分を出せませんし、楽しめることも楽しめません。
周りの目が気になるのは単に自己評価が低いのです。こんな自分には無理、周りに変な目で見られないかなと恐怖を作っているのです。そう、怒りとは出し入れ可能な道具と同じように感情も出し入れ可能なのです。勘違いしてはダメなことは出し入れ可能だからと言って感情を無くすものではありません。人はみな感情を持っています。感情任せに行動するなと言っているのです。

話がそれましたが、【迷惑】だと感じているのはお母さんだけであってあなた自身にはなんの関係もありません。逆を付けばあなたが商品を触ってみることもお母さんには関係の無い行動なのです。こうなる原因はあなたでは無いのです。原因は自分自身すなわちここで言うお母さん本人にあるのです。