山の音楽家

大学一年の頃は、それでも、勉学に励もうと努力をしていましたが、二年になってBig Band Jazzのサークルに入ってからは、Jazzに没頭してしまいました。

部室は大学の最上階にあって、いつでも練習できたので恵まれていました。

私の通っていた大学はマンモス大学でしたので、Big Band は3グループありましたが、私の参加していたBandはその中でも一番下手でした＞_＜。



同じ大学のBandなのに、何でこんなにも差があるのかな？

他のBandをいつも羨ましいと思いましたが、今更、裏切って他のBandに入部することは出来ないし・・・

年に一度だけ、3bandが合同で行うコンサートがありました。

そのコンサートの最後に3Bandのピックアップメンバーによる演奏があるのですが、私が大学二年の時に、そのピックアップメンバーに選ばれて演奏しました。

その時の感激は今だに忘れられません。ソロも一曲やらせて頂きました。

そのメンバーの中に一際目立ったサックス奏者がいたのですが、それが T-SQUAREの「伊東たけし」でした。
マジ、凄かったです。



その時に演奏したCount BasieのIn a Mellow toneという曲のトランペットアンサンブルは、今までに経験したことのない心地良さで、あんな経験は二度とありません。



自分で演奏していて鳥肌が立ちました。

大学3年になると先輩達が抜けてしまい、BANDのメンバーはカスばかりになってしまったので、私もBANDを抜けることにしました。

その頃から、先輩たちとコンボジャズを始めました。

ジャズ喫茶にもよく通いました。

特に私のお気に入りは、高円寺の「ホットハウス」。

アルテックのA7が置いてあり、お店自体もそんなに広くなくて落ち着ける空間でした。








今はもうないでしょうね。

吉祥寺にもよく行きました。

「アウトバック」はJBLのD130が壁に直接むき出しになっていました。









変わったところですと「ファミリー」というジャズ喫茶。






これも吉祥寺ですが、何と、メニューにチャーハンがありました。

これが結構美味かった。

知らず知らずに大学4年生・・・気がつけば、周りは就職活動。

私は相変わらずJazzに没頭・・・一体、就職はどうするんだ・・・




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