山の音楽家

先日のオーケストラのコンサートで、ベートーベンの「皇帝」を演奏して頂いた、中園理沙さんの演奏は素晴らしかったです。


アンコールは何と、ショパンの幻想即興曲。


「皇帝」という大曲を演奏したすぐ後なのに余裕で弾き始めました。


「私の演奏を聴いて！！」と、

言わんばかりにのびのびと自由に弾いていました。


プロはやっぱり違うな〜というのが、私の率直な感想です。


中園理沙さんの公式WEBサイト↓

http://www.risa-nakazono.com


私たちアマチュアオーケストラの演奏は、
お世辞にも上手いとは言えません。


今回の演奏会は、理沙さんのファンがかなり来てくださいましたので、

会場はほぼ満席に近い状態でした。


それでは、いったい

プロの演奏家とアマチュアの演奏家の違いは何なんでしょう？


アマチュアでも上手い演奏家は沢山います。

しかし、どこか余裕が無くて精一杯でやっている人が多いです。


プロの演奏家というのは、

もともと音楽の才能のある人が専門教育を受けて、

絶え間ない努力と練習を積み重ねて、

人に感動を与えることが出来る人たちのことだと思います。


もちろんアマチュアでも、それに近い人たちは存在しますが極めて稀です。


アマチュアで、ちょっと人よりも上手いからといって、

天狗になっている人が意外に多いですが、音楽はそれほど甘いものではありません。


そういう人たちを見るたびに、恥ずかしくなってしまいます。


才能の有る無しにかかわらず、楽器を楽しむことは出来ます。


しかし、才能がない人ほど人の何倍も練習しなければなりません。


現状は才能の無い人に限って練習もせずに人前で演奏したがります。




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