2016年08月29日
CASIO メモプリ 手書き入力対応 ホワイト MEP-T10-WE が送料無料の3,980円!
NTT-Xにて、CASIO(カシオ計算機)のメモプリ ホワイト MEP-T10-WE がナイトセール価格で3,980円で販売されています。相場では4,000円前半ぐらいですので、送料込みということをあわせて、特価ではないにせよ、まずまずの価格だと思います(ナイトセールの時間外だと、とても安いとはいえないので、今夜のナイトセール時間帯にもう一度確認してください)。
本製品は、液晶サイズに240×160ドットのバックライト付き3.6型を採用し、タッチパネル入力に対応したメモ(ラベル)プリンターです。パソコンとはUSB接続して、パソコンで作成したデータもラベル印刷できます。AC電源(アダプター付属)、単3形アルカリ乾電池4本またはモバイル電源(PSM-10)で駆動します。この本体サイズで、わざわざおおげさなAC電源を使うと、全体的に取り回しが煩雑化しますので、単3電池が使えるのはありがたい仕様だと思います。デザイン的にも、バックライト付き液晶がドンと座っていて、この液晶画面に直接付属のタッチペンで入力します。メインメニューから直ぐ使えるのは、「手書きメモ」、「カレンダー」、「時計」、「文字ラベル」、「定型文」といったところですが、その他「電卓」に加え「プリント履歴」や「設定」なども直接そのメニューからアクセス可能です。画面のソフトキーボードで入力することも可能で、特に現在のタイムスタンプはワンタッチで入れることが出来るので便利です。一方、付属のタッチペンで直接液晶に文字や図などを書いて保存・プリントも可能です。その手書き文字は、文字データに変換してくれるわけではありませんので注意です。手書きメモをアラームを設定して、指定時刻に登録した内容を音とともに本体に表示する機能もあります。普段はメモ、カレンダーや時計を単体表示させて、必要なときにプリンターとして使うといった感じでしょうか。
個人的には、電子メモにプリント機能がついたものだと認識しているのですが、テープ幅も9ミリ、12ミリ、18ミリに対応しているので、ラベル印刷をメインにすることは可能です。ラベル印刷の場合は、キングジムのテプラなどに比べると、テープの種類が少なく、テープの耐久性は弱いので、上から透明テープ系(セロテープは印刷が消えることがあるのでよくありません)でしっかり保護してやる必要があります。通常の文字データを印刷する場合は、履歴から呼び出して再印刷できますので、同じラベルを印刷する場合は履歴機能を使うと便利です。本製品は、やはり18ミリのテープをセットして、メモ印刷メインで使うのが能力を発揮してくれるように思います。手書きメモを直接印刷する機能は、はじめは自筆でポスト・イットなどの付箋紙に直接書くのとどう違うのか、無駄なコストなのではと疑いましが、間違っていました。メモプリに直接書いたデータは保存できて、後から呼び出して再印刷できるのが大きな違いです。しかも、後から再編集や分割印刷も可能ですので、直感的に再利用の可能性のあるメモはメモプリに書いた方が安心です(手書きメモは99件までメモリ可能、文字ラベル印刷履歴は一件あたり最大99文字で最大20件まで可能)。電卓機能もおまけ程度に考えていたのですが、計算結果を印刷できますので、それはそれで使えそうな感じです。
肝心の印刷テープですが、裏紙のない付箋紙タイプで、粘着力の弱いものです。それゆえ、印刷したメモはどこにでも貼れてはがせるという、勝手のよいものです。裏紙がないため、テープも5m巻きですので、頻繁に印刷しても直ぐになくなるということはありません。PCとUSB接続して、メールのキーワード(待ち合わせ場所や時間)などをコピペてきに印刷したりすることも出来るので、メモプリンターとしては利用価値が高いと思います。
テプラなどと比べると、書いて即印刷という使い方が最も適している感じで、長期保存のラベルには不向きですので、やはり使い分けになりそうです。裏紙をはがす手間がないのは思いの外便利で、ついつい印刷してしまいます。本製品が生きるのは、同じデータを複数枚印刷するときで、直接手書きだと書き損じやデータ間違いがあり得る場合でも、メモプリ印刷だとそのリスクが抑えられるのと時間節約やデータ修正・再利用のメリットがあります。
手軽にデスクメモを印刷できたらと思っていた方には、オススメですよ。
タグ:NTT-X
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