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2015年08月01日

消化器系 (2)肝・胆・膵・大腸・肛門

まとめ
・「消化管」は口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肛門からできている食物の通路。「消化腺」は唾液腺、胃腺、肝臓、胆嚢、膵臓からできている消化液を分泌する部分。

〈膵臓〉
・胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液分泌のほか、血糖値調整ホルモンの分泌も担う。

・膵液は十二指腸に分泌される。トリプシノーゲン、アミロプシン(膵アミラーゼ)、リパーゼなどの酵素を含み、三大栄養素すべてを消化できる。

・膵液は弱アルカリ性なので、胃で酸性になった食物を中和するためにも重要である。

・血糖値調整ホルモンとしては、グルカゴンが血糖値を上げ、インスリンが血糖値を下げる。(ちなみに、血糖値を下げるホルモンはインスリンしかないため重要。)

〈肝臓〉
・横隔膜の真下に位置する最も大きな臓器で、様々な働きを持つ。

・ビタミンなど栄養分の貯蔵⇒消化管で吸収された栄養は門脈を通って肝臓に運ばれる。糖をグリコーゲンに変えて貯蔵したり、ビタミン(脂溶性、水溶性ともに)などを貯蔵する。

・有害物質の代謝(活性化、無毒化)⇒栄養素以外に有害な物質も消化管から吸収されるが、まずは肝臓で代謝される。代謝とは無毒化したり、排泄しやすい形に変えることをいう。

・生体物質の産生など⇒胆汁やホルモンの原料になるコレステロールや、血液凝固因子のフィブリノーゲン、アルブミン、アミノ酸などを合成する。

〈胆嚢〉
・肝臓で作られた胆汁を濃縮し、必要に応じて十二指腸に分泌する。

・胆汁にはウルソデオキシコール酸などを含み、脂肪分を細かくしてリパーゼの働きを助ける。(この際、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。)

・十二指腸で分泌された胆汁は腸管から吸収されて肝臓に戻り、再利用される。(腸管循環)

・胆汁の黄色色素はビリルビンといい、赤血球の分解物が原料となる。腸で分解されると便の色の茶褐色になる。

・何らかの疾患でビリルビンが血中に多くあふれてくると皮膚に黄色色素が出てくる。(黄疸)

〈大腸〉
・たくさんの種類の腸内細菌が住み、血液凝固に必要なビタミンKを産生している。

・小腸から送られてきた内容物から水分を吸収し、糞便を形成する。正常便で水分は70%程度である。

・便の20%程度は剥がれ落ちた内皮細胞、15%程度は腸内細菌の死骸で、食物の残りカスはわずか5%程度である。(食事をしなくても便が出るのはこのため。)

・便の滑りをよくするために大腸液が分泌される。S字結腸にたまった糞便が直腸に落ちてくると、脳に排便を促すように刺激が伝わる。

・肛門には括約筋があり、意識的に便意を調節できる。静脈が集中しているため、ここがうっ血すると痔になる。



【大阪26−063】
a.肝臓では、アルコールを一度酢酸に代謝したのち、さらに代謝してアセトアルデヒドとする。

b.胆汁は、主に胆嚢のうで産生される。

c.大腸は管状の臓器で、内壁粘膜に絨毛がない。

d.肛門周囲は肛門括約筋で囲まれている。

【解説】
a × アルコール→アルデヒド(毒)→酢酸(お酢の成分、無毒)
b × 胆汁が「作られる」のは肝臓。濃縮と分泌は胆嚢。
c ○ 大腸は水分を吸収するだけ。栄養を吸収しないといけない小腸のように絨毛はいらない。
d ○ 括約筋があるから排便を我慢できる。


【四国26−063】
1 膵液は弱アルカリ性であり、胃で酸性となった内容物を十二指腸で中和する働きがある。

2 膵臓は、炭水化物、タンパク質、脂質を消化するすべての酵素供給を行う消化腺であるとともに、血圧を調節するホルモンを血中に分泌する内分泌腺でもある。

3 胆汁に含まれる胆汁酸塩は、脂質の消化を容易にし、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがあり、腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓へ戻る。

4 肝臓は、栄養分の代謝・貯蔵、生体に有害な物質の無毒化・代謝のほかに、アルブミンや血液凝固因子、コレステロールなど生命維持に必要な生体物質の産生も行う。

【解説】
1 ○ 
2 × 血圧ではなく、血糖
3 ○ 
4 ○


【九州・沖縄24−021】
ア 胆嚢は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、胃に内容物が入ってくると収縮して胃に胆汁を送り込む。

イ 肝臓は、ビタミンB6やB12等の水溶性ビタミンの貯蔵臓器でもある。

ウ 唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素が含まれている。

エ 小腸は、全長6〜7mの管状の臓器で、十二指腸、空腸、回腸の3部分に分かれる。

【解説】
ア × 十二指腸に胆汁を送り込む
イ ○
ウ ○
エ ○


【九州・沖縄24−033】
ア 膵臓は、胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を回腸へ分泌する。

イ 膵臓から分泌される膵液は、弱酸性である。

ウ 膵臓は、血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)を血液中に分泌する。

エ 膵臓は、炭水化物、蛋白質、脂質のそれぞれを消化するすべての酵素の供給を担っている。

【解説】
ア × 回腸ではなく十二指腸へ分泌する。
イ × 弱アルカリ性。
ウ ○
エ ○


【九州・沖縄24−030】
ア 大腸は、内壁粘膜に絨毛がある点で小腸と区別される。

イ 大腸は、虫垂、盲腸、直腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸からなる管状の臓器である。

ウ 大腸の腸内細菌は、血液凝固に必要なビタミンCを産生している。

エ S状結腸に溜まった糞便が直腸へ送られてくると、その刺激に反応して便意が起こる。

【解説】
ア × 絨毛があるのは小腸。
イ ○
ウ × 血液凝固に必要なのはビタミンKである。
エ ○
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