2018年02月20日
北海道・東北 H28-077
次の記述は、剤形に関するものである。正しいものはどれか。
a. 軟膏剤は、クリーム剤に比べ患部が乾燥していたり患部を水で洗い流したい場合に用いることが多い。
b. カプセル剤は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。
c. 錠剤のように固形状に固めず、粉末状にしたものを散剤、小さな粒状にしたものを顆粒剤という。
d. 経口液剤は、有効成分の血中濃度が上昇しやすいため、習慣性や依存性がある成分が配合されているものの場合、本来の目的と異なる不適正な使用がなされることがある。
〜解答・解説〜
a.誤 軟膏は油っぽいので保湿には向いているけど、水ではなかなか洗い流せない。クリームは油と水の混ざり物なので、比較的洗い流しやすい。
b.誤 カプセルの主成分はゼラチンなので、水なしで飲むとへばり付く。(水なしで服用できるのは「口腔内崩壊錠」とよばれるもの。イブメルトなど、最近は市販薬でも普及しつつある。)
c.正
d.正 液剤→鎮咳去痰薬が代表的。コデイン・エフェドリンなどが配合されていることが多い。
a. 軟膏剤は、クリーム剤に比べ患部が乾燥していたり患部を水で洗い流したい場合に用いることが多い。
b. カプセル剤は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。
c. 錠剤のように固形状に固めず、粉末状にしたものを散剤、小さな粒状にしたものを顆粒剤という。
d. 経口液剤は、有効成分の血中濃度が上昇しやすいため、習慣性や依存性がある成分が配合されているものの場合、本来の目的と異なる不適正な使用がなされることがある。
〜解答・解説〜
a.誤 軟膏は油っぽいので保湿には向いているけど、水ではなかなか洗い流せない。クリームは油と水の混ざり物なので、比較的洗い流しやすい。
b.誤 カプセルの主成分はゼラチンなので、水なしで飲むとへばり付く。(水なしで服用できるのは「口腔内崩壊錠」とよばれるもの。イブメルトなど、最近は市販薬でも普及しつつある。)
c.正
d.正 液剤→鎮咳去痰薬が代表的。コデイン・エフェドリンなどが配合されていることが多い。
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