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ＣＳを感じる目黒シネマ

目黒シネマで二本立て映画を見てきた。
松本人志監督のお笑い時代劇『さや侍』と松山ケイイチ主演でイクメンがテーマの『うさぎドロップ』の二本立て。

少し古い映画を映画館のスクリーンで安く見ることができる。
これが名画座の醍醐味だ。

ところで、名画座であるが、残念なことに次々と私たちの前から姿を消していっている。私の住む横浜には、横浜日劇という重厚感のある名画座があったものの惜しまれつつも姿を消した。惜しまれつつと地元住民は言うものの、周りのシネコンなどにみな足を運んでいるわけだから、名画座の役目は終わったということなのだろう。

シネコンもそうであるが、ＤＶＤやブルーレイの普及で自宅でも高画質な映像が楽しめる中、映画館で映画を見るということ自体が役目を終わりつつあるのかもしれない。

しかし、映画館と自宅でみる映画はやはり違う。

大スクリーンや映画館の雰囲気、そして他を気にせず、集中して作品と向き合える場所、それが映画館なのだ。

暗闇という意味では、恋愛の駆け引きの場所というべきかも知れない。

今も昔も、映画館はデートの場であるのだ。

話は脱線してしまったが、目黒シネマはいまだに名画座で頑張っている。

何よりもＣＳが素晴らしいのだ。カスタマーサティスワクション。

行ってみればわかると思うが、居心地がよく、温かい映画館なのだ。

そんな目黒シネマを応援すべく、通い続けるボクであった。

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