※　この記事にはLOSTのネタばれが含まれています


昨日の続きです


なぜ、ジャックたちは１９７７年に水爆を爆発させて歴史を改変することが出来なかったのか


この疑問にたいしての考察です



昨日も書いたとおり

LOSTの世界では起こるべきことは何があっても起こる

この原則が存在する


これは

シーズン３で
デズモンドがチャーリーの命を救おうとして
いろいろとやってみますが
結局チャーリーは海底基地で命を落としてしまいます

サイードは後の脅威となるベンを子供のうちに殺してしまおうとしますが
そのことが結果として脅威となるベンの人格を形成してしまいます


つまり
LOSTでは
起こるべきことは何があろうと起こる

それに対して人間の力は無力である


無力であるがゆえに
その無力な人間たちが必死に生きようとする姿に
LOSTの本質があると思います


みな
必死に生きようとしていた

あの黒服の男ですら
必死に生きようとしていた


もともと
LOSTはオーシャニック航空が
島に不時着するところから始まります

もともとサバイバル（生き残り）のドラマです


必死に生きようとするために
一度は島を脱出したジャックたちは
また島に戻ったりもします


その思いが最後のジャックの微笑みに表されています






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