特定非営利活動法人Check(チェック)(東京都)が運営するサービス「レアめし〜チェック・ア・フード」(www.raremeshi.com/)。「誰もが外食できる情報の共有」をテーマに個人のクチコミや飲食店からの情報を登録・更新し、全国データベースをつくる。食物アレルギー対応▽ベジタリアン▽離乳食▽きざみ食など介護食▽糖尿病配慮▽店内バリアフリー▽介助犬対応▽キッズスペース設備−−などの情報を集める。1月にβ版としてスタートし、食物アレルギー対応に取り組む団体とも提携。すでに全国約4000件の情報を公開する。会員登録などは不要で、パソコンやスマートフォンから検索できる。
大学や企業とも連携し、学生や社員がボランティアとして地域の「レアめし」を探す活動も進める。2月には奈良教育大の学生らが参加し、奈良市の奈良公園周辺の飲食店を調査した。
Checkは誰もが気兼ねなく外出を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」を活性化させることを掲げ、2007年6月から多機能トイレ情報共有サービス「チェック・ア・トイレット」を運営している。
金子健二・代表理事は「事情があって外出を不安に思う人でも、行き先の(1)トイレ(2)食事(3)移動手段(4)バリアフリー−−の情報があらかじめ分かっていれば安心して外出できる」と話す。
https://mainichi.jp/articles/20170519/dde/041/100/059000c
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