「俺の人生は他人からみたら哀れかも知れない。女房と別れて、息子もいたが疎遠になっている。自殺をしようとしたが、紐が甘くて助かった。今は、生活保護でヘルパーさんにも世話になっている。でも心は豊かになったんだよな。多分、これは俺にしか分からない。人生勝ち負けでもないし。デイサービスに行ってじいさん、ばあさんを笑わせるのが今は幸せ。こんな思いでいるなんて誰も知らないだろうな。一番の後悔は若い時にこの気持ちを知っていればなぁ。」
こんなことを話してくれた。私は聞いてあげるしか出来なかった。
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