「俺は小さい頃に姉に虐待されていた。意味もなく叩かれたり蹴られたりしていた。大きくなったら仕返ししてやろうと思った。俺が成人した頃に姉ちゃんに会うたびに殴った。姉ちゃんも殴り返して来た。だんだんエスカレートしていく。これではどちらかが死んでしまうと思って離れた。虐待の恐ろしさは、殴るのが当たり前になる所だよ。こんなのは体験しなければ分からない。」とおっしゃる。
私「何故その話をしたんですか?」
利用者さん「なんでだろうな?やっぱり話を聞いてもらってそうだったんですね。と聞いてほしんだよ。そうすると少しは心が癒されるよ。」
私「そうなんですね。少しでも心が癒されたなら良かったです。」
利用者さんが体験したことは何とも言葉に言い表せない。
でも他人に話せたことが良かったのだろう。
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