想定外のタカ派のFOMC
昨日発表された日銀短観は、
大企業製造業の業況判断が
予想を上回りました
大企業非製造業の業況判断も
30と予想27を上回っています
この結果を受けて、
ドル円が少し下に突っ込み、
一時145.20円前後まで下落
先日の米雇用統計、
そして昨日の米CPIにおいて、
やや強めの数字が発表されたこともあり、
FOMCではややタカ派的な内容が
予想されていました。よって、ドル円を
少しロングにしてFOMCを迎えようと
考えているプレーヤーは少なからずいたようです
その結果145.99円まで上昇
FOMCの結果は予想通り
予想: 5.25-5.50%
結果: 5.25-5.50%
ドットプロットが注目されますが
24年については合計で0.75ポイントの利下げを当局者らは予測。
9月時点での予測より利下げペースが急になっています
これにマーケットは大きく下落で反応しました
当初はタカ派的と解釈されうるFOMCよそうが多いだけに
暴落となりました
問題はここからです
現在は日足で観て200MAを割っています
ナイフが転がって上に行くか下に行くかです
落ち着いたところで
「日銀動かず」での金利差から利確もあり多少は戻すでしょう
まずは15分MAの143.212でしょうか
ここを突破できれば更に上昇
フィボナッチ0.382の143.63付近でしょうか?
完全に下落トレンドに入った感があります
週足で観て今日は50日MAの142.35まであるかです
戻りが弱ければあり得そうです