米経済軟化を初めて示唆したベージュブック
ベージュブック(米地区連銀報告)では、
初めて米経済活動は、「鈍化した」と評しました。
多くの地区で労働需要が鈍化し、金利上昇によって
消費や設備投資が弱含んでいるそうです。
この結果を受けて、
ドル円は147円割れを試しましたが
どうも146円台後半は底堅い。
欧州の経済指標悪化を確認すると、
今度はユーロドルが崩れました。
米経済軟化を理由にユーロドルを買う筋もいますが
欧州経済は欧州経済で大変な状況であることは間違いはありません。
フランスは本日マイナス成長となりました。
欧米共に景気減速が示唆されると
そうなると「円買い」の発想もあり
円高ドル安が進んだのでしょうが?
どこかで堅調な実需にぶつかるはずです。
それが昨夜のPCE
PCEコア価格指数は前月比0.2%上昇、前年比3.5%上昇
10月の米個人消費支出(PCE)は、インフレ鈍化が続く中で前月から伸びが縮小しました。
経済のギアがより低速度へと切り替わっていることを示唆しています
しかし、
これに市場はインフレ目標2%との乖離に注目
ドルを売り過ぎていたことに気づき買い戻しの動き
ドルインデクス
これを観ると市場はPCE発表前からドルをき戻していましたね
なんか、PCEでクジラに仕掛けられた感がします
ドル円は1時間足で観るとハーモニックパターン形成
典型的なW底形成での上昇でした
赤の緩い下降ラインをブレイクして上昇するかです
そうなると
4時間足で観てW底形成の可能性もありますね
ロンガ―には嬉しい話ですが
将来ドル円が下がるのが想定されるので
長期投資の外資は様子を見てドル売りポジション構築していくようです。
今日はハーモニックパターンの下落からの反発が観られるかです
今日のpivotライン戦略
1時間MAも15分MAも平行になってきているのでこれからはレンジ相場を想定
どちらに抜けるかがカギですね
レンジは大きく観て前回高値とpivotの147.846付近とみています
ですので147.846ファーストタッチでロングを仕掛けようかと思っています
レンジ抜けがあった場合S1とR1どちらかを目指すと想定して着いていきます