ウォーラー理事発言にドル下落
ウォーラー理事が踏み込んだ発言をしました
「インフレ率が一貫して低下すれば、金利が高止まりし続けると主張する理由はない」。
これは、これまでの、
金利は打ち止めだが、長い期間続くことで
インフレを抑制していく、という
FRBの姿勢を修正するものです
来年早期に利下げがあるかもしれないと
想定されました
この発言に米金利は低下し、ドル円は146.67円まで低下。
米国10年債利回り
おそらく、このウォーラー発言が、
今後も尾を引くのでしょう。
ただ、金曜日にパウエル議長の講演があり、
ここで議長がウォーラー発言を否定すると
話は難しくなります
一部には、米経済が急速に軟化している
との見方もあり、それが現実になると、
米金利は急低下し、ドルもそれに連れて
低下することになるでしょう
また、各金融機関が
来年の見通しを発表し始めている中で、
2024年にドル安を見込む内容が多くなってきているようです
現状の米国経済の強さは、既に値動きに反映されており
これ以上の上昇は、あっても限定的と言っている向きも
他の先進国が利下げに転じても、それ以上に利下げの
余力(幅)がある米ドルは、下落する余地もあると言っています。
あくまで先の話ではありますが、
こういった情報が広く市場の参加者に
認識されることにもあるので、
米ドルの上値は重たくなりそうです
ロンガ―にとっては辛い話です
円に関しては、まだまだ円安を見込んでいる方が大勢なので、
底堅い値動きを予想しますが、今までのようなペースでの上昇は、
少し難しくなってきた印象があります。
ただ、金利差がこれだけ開いているうちは、スワップが付くので、
下落すれば買いたい人が沢山いますが、
米国、日本共に、金利差が縮小する政策に転換し始める時は、
大きく円が買われるとになるでしょう。
来年春でしょうか?
益々ドル円ショートポジションを持っていても
マイナススワップがつかない「極み口座」が優位になりますね
持っていても損はないと思います
自分はスキャルでも使っています
口座開設に当たってはこちらを参考にしてみて下さい
https://bit.ly/3sRhJkr