植田総裁発言の効果剥落
植田総裁が、マイナス金利解除に
言及したことで、今週のドル円相場は
円高スタートとなり、
145.94円前後まで下落しました
しかし、その効果は早くも剥落し、
現状147.12円前後。
本日、米消費者物価指数CPIというイベントが
あるので、その前にポジションを調整する
動きとなったようです
WSJ紙、ニック・ティミラオス氏の
最新記事によると、FRBは利上げに
慎重になっている模様。
しかし、為替市場ではドルが買われています
CPI前に大きな動きにはなり難いとみますが、
ドル円は、植田総裁のニュースで
ショートになり昨日はショートカバーになっています
また、今週の重要なデータを控えてドルをショートするのは非常に危険で
ファンダメンタルズは依然としてドルに有利だと考えている外資もいます
これがどこまで続くかです
現在月曜日の窓開け下落の戻しの位置まで上昇しています
月曜日の窓開け後売りに向かったプレーヤーのショートカバーは終わったようです
ここから押し目を作って窓を埋めに行くのか
下落トレンドになるのか見極めたいところですが
CPIではっきりすることになるでしょう