植田総裁発言に反応
植田総裁が読売新聞紙上で発言した
「マイナス金利解除、物価上昇に
確信持てれば選択肢」との発言に
マーケットが反応、早朝から円高となり、
一時145.90円まで下落しました
「マイナス金利解除後も、
物価目標の達成が可能と判断すれば」
との但し書き付きながらも、
「年末までに十分な情報やデータが
そろう可能性はゼロではない」と
期待をもたせたからです
日本10年金利が0.7%台に
乗せたことも、円高をサポートしました
しかし、この発言は円高牽制の
意味合いが強く、仮に円高に向かえば、
利上げトーンも弱くなるでしょう
海外勢中心の反応であり、
どこまで持続性があるのか分かりませんが
神田財務官の口先介入もあるので、
一方的な円安には、短期的には
歯止めがかかったようです。
今週の焦点は、
13日(水)の米消費者物価指数CPIと
14日(木)のECB理事会。
それまで、ドル円はゆっくり上昇か?