パウエル議長発言とCPIで乱高下想定
雇用統計の失業率は、各所でも言われている通り、
強弱入り混じった結果となりました。
もっとも注目されたのは時給データで、
それがきっかけでかなり株価は上昇、金利は下落しました。
今週はCPIや、来週パウエル氏のスピーチを見たみたいところです。
おそらくパウエル氏はタカ派発言を繰り返すはずです。
前月比0.3%の賃金上昇であったということは、
年間3.6%の賃金上昇ということで、これはいただけないです。
2%を超えてきます。
さて、マーケットはどう動くのでしょうか。
現在の市場はFRBがいつピボットをするのか、それにしか興味がないようです。
ただ、FRBは利下げについてはまだ無いような発言を続けています。
相場をみていて、予想値と比べて高い、
低いを見比べて相場は上下する、一種の数字のゲームを繰り返しています。
何故ここまで数字のゲームをしているのかは不明です。
本来、予定値の公表は相場を安心させることが目的なのに、
今は余計に相場が動いているように感じます。
その予想値の根拠を知りたいところです。
適当に数値を選んでやや高め、若しくはやや低めに数値を選んでいるのか、なんなんでしょうね。
とはいえ、ADPと失業率でここまで値動きがある相場ということは
今後はもっと値動きがあるということでしょうか。
今週のパウエル氏の発言はタカ派的であると考えた場合、
どこまで株価が下がるのか、ドルが急騰するのか、
コモディティが下落するのか、金利が上昇するのか、気になります。
一喜一憂せずに相場を見ていきたいと思います。
想定としてCPIまでは売られたドルの買戻しがあるのではとみています
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