今週の経済指標
月 特になし
火 英国雇用統計等
最近の米債相場はギルト債に振り回されている感があります。
英国雇用統計が良ければ、英国経済に対して不安を覚えて、
ギルト債を売っていたヘッジファンドが売りを弱める可能性があり、
ギルト債の下落は弱まるのではと考えています。
つまり米国債価格の下落は若干弱まるのではないかと思います。
水 米国生産者物価指数
翌日のCPIを控えて軽微ですが、
予想値より高かった場合は、
株式は下落、債券も下落、
コモディティも下落、FXはドル高となると思います。
木 ◎米国消費者物価指数(CPI)、週間石油在庫統計
CPIで、金利を確定しているとの声もあり、
予想値より高かった場合は、株式は下落、
債券も下落、コモディティも下落、FXはドル高となると思います。
金 米国小売高
売上を予測するものであり、
予想値より高い場合や同じ場合は、
金利への懸念点から株式は下落、債券も下落、
コモディティも下落、FXはドル高となると思います。
最近の米国経済については、データ上では強いことがわかりますが、
現実問題としては、米家計債務は4−6月(第2四半期)に2%増加し16兆2000億ドル(約2160兆円)※となっており、結局はカードローン等で必要なものを購入して、
支払いを延滞しているだけのような気もしますので、
米国も相当無理をしている感じを受けます。
また、ドル高はおおむね適切であるとイエレン氏が述べていることから、
コントロール範囲内であり、特段問題はないということを言いたいのでしょう。
黒田氏等日銀関係者は、円安は単に金利差によるもので、
コントロールされたものであると言っていたものと同じ論調のような気がします。
ドル円上昇トレンドは変わらないですね