方向感の難しい局面となりそう
今週は、大きなイベントもなく、
月末ということもあり
(5月31日が米英休場なので、実質的に28日が月末最終日となる)
方向感の難しい週になりそうだ。
基本的には、
インフレ率の高まっている(実質金利の低い)米ドルが
売られることになるのだろう。
ユーロドル上昇トレンドの継続を見込みたいが、
ラガルド総裁も早期の緩和政策の転換には明確に反対している。
欧州内のハト派の巻き返しとなるか。
しかし、それでも、
ワクチン接種が進み、日常が戻る欧州は、
今後大きくリバウンドすることが明確だ。
欧州金利が正常化し、
米国との金利差が縮小することで、
ユーロの反発は大いに有り得る。
ドル円に関しては、日本の景気の落ち込みが激しく、
早急なセンチメント改善は見込めない。
それでも、オリンピックはいずれ行われ、
やってよかったということになるだろう。
その時は、円の復活もありそうだ。