熱しやすく冷めやすいけれどやってみました

写真：ハンブルク空港

ここ数年、毎年ノーベル文学賞選定の頃に名前をよく耳にする村上春樹さん。
そんな村上春樹さんの本を、私も学生時代には随分と読みました。


そんな村上春樹さんの声を、今日、ラジオ番組で初めて聞きました。


村上春樹さんが、ラジオのDJを務めるそうです。




作家の村上春樹氏（69）が、8月5日放送のラジオ番組『村上RADIO（レディオ）』（JFN系列全国38局ネット　後7：00〜7：55 ※Date fm、広島FMは後8：00〜8：55　FM沖縄は9：00〜9：55）で、初めてラジオDJを務めることが5日、わかった。ディレクター業務も行い、番組内でオンエアされる曲はもちろん、オープニングテーマやエンディングテーマの選曲も担当する。

40年近い作家生活の中で、村上氏は音楽のように小説を書き、小説を書くために体を鍛えることを続けてきたことにちなみ、テーマは「RUN＆SONGS」。番組では、村上氏がランニングするときに持参しているというiPodやCD、レコードをスタジオに持ち込み、その曲について、また「走ること」について、「音楽」や「文学」について、自らの言葉で語っていく。

6月5日から10日いっぱいまで、村上氏への「音楽に関する質問」も募集。選ばれた質問を、村上氏が番組内で紹介しながら答えていく。
引用元：岩手日報



自分の想像していたキャラクター像を覆すような声で、ガッカリすることが、漫画本が原作のアニメなどでよくあるのですが、今朝のラジオから流れた村上春樹さんの声は、初めて聴きましたが、個人的には違和感がありませんでした。


私が村上春樹さんの小説を好きな理由に、そのストーリーに、音楽がついてくることがあるので、村上春樹さんが語る「音楽」について、とても興味深く楽しみです。

なお、1回だけで終わるかどうかは、視聴者の反応次第だと番組プロデゥーサーは言っておりました。





話しは変わりますが、最近、村上春樹さんの代表作「ノルウェイの森」のイントロ文を頻繁に目にします。

’’　暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

これを目にするのは、フリマサイトのメルカリ。


最近、安い小型のスピーカーを探しており、「スピーカー」「安い順」で検索すると、普通のオーディオスピーカーやスマホ用のスピーカーの他に、村上春樹さんの「ノルウェイの森」の中古本がたくさんヒットします。

「なぜスピーカーで検索したのに、村上春樹さんの『ノルウェイの森』が表示されるのだろう」とクリックすると、商品概要欄に、上記の導入文が書かれているのです。


スピーカーの検索でノルウェイの森が表示されるのも、村上春樹さんの音楽好きが影響されているのかもしれませんね。