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2017年05月06日
2017年6月 郵便はがきが値上げ! 年賀状はなぜ値上げしない?
先日、郵便局に書き損じのハガキを持っていったときのことです。
郵便局員からハガキの料金が2017年6月から、現在の52円から62円に値上げすることを聞きました。
しかし年賀状は値上がりしないと言います。
「余った年賀状を懸賞などに使うときにはどうなるのか?」と聞くと、局員でも分かりませんでした。
身近なことなので調べてみました。
■目次
ハガキの値上げと理由
ハガキ以外の値上がりはあるのか
値上げしないものはあるのか?
年賀状が値上げしない理由
年賀ハガキはいつでも52円で使えるのか
終わりに
ハガキの値上げと理由
ハガキが値上げするというと、52円から62円になったばかりと思いますが、それは2014年に消費税が8%に増税した分の値上がりです。
税金の値上がり以外でのハガキの値上げは実に23年ぶり。
最後に実質値上げしたのは1994年のことです。
値上げの理由として挙げられているのは、メールなどによる郵便物の減少、人件費の上昇などによる郵便事業の収支が悪化しているためです。
ハガキ以外の値上がりはあるのか
- ハガキ 52円→62円
- 往復ハガキ 104円→124円
- 定形外郵便 最大で150円の値上げ
- ゆうメール 平均100円程度値上げ
いろいろ値上げします。
懸賞だけではなく、個人販売とかオークションなどにも影響しそうです。
定形外郵便とゆうメールの値上げについては、後日記載させて頂きます。
値上げしないものはあるのか
値上げしないものもあります。
- 年賀状 52円→52円据え置き
- 封 書 82円→82円据え置き
封書は法令で上限が決められており82円据え置きです。
では年賀状はなぜ値上げしないのでしょうか?
年賀状が値上げしない理由
一般のハガキは配達の数が減少する傾向にある理由は、やはりSNSの普及が大きいと思います。
年賀の挨拶も、年賀状ではなくメールですませる人が多く枚数が減少していることは明白なのに、なぜ年賀ハガキは値上げしないのかというと、まとめて集配できることが大きな理由で、黒字収益だそうです。
年賀ハガキはいつでも52円で使えるのか
これですよね、問題は!
余った年賀状を、私は懸賞などに使っています。
年賀ハガキの料金が据え置きならば、年賀状を多く買って「普通のハガキの代わりに年賀ハガキを使えば値上げの影響を受けないのでは」と思いもしましたが、そんな抜け道はありませんでした。
年賀状ハガキを52円で使える期間は12月5日から翌年1月7日の間に差し出された物とされています
普通のハガキを、12月5日から翌年1月7日の間に差しだした場合も
「年賀」と明確に朱書きされていないものは62円となるようです。
終わりに
スマホの普及やアプリの充実さによって、ますます郵便ハガキの需要は下がっていくと思います。
それでも「アナログなハガキの暖かさ」などという言葉が生まれ始めてきて、手書きの年賀状が見直されようとしていました。
そんな矢先の「値上げ」
そういえばヤマト運輸も、人件費上昇を理由に2017年から宅急便の値上げをするとの発表がありました。
人手不足による人件費の高騰はいろいろな事業にも反映しそうですね。
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