tetsuniikun日記

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10月20日(土) 、21日(日)に行われた 明治安田生命Ｊ１リーグ 第30節のハイライト(3)を紹介させて頂きます。

0月20日(土) 等々力陸上競技場 (入場可能数：26,827人) 19:03 kick off 川崎フロンターレ − ヴィッセル神戸 入場者数：24,441人 天候：雨時々曇　気温：16.9℃　湿度：77% 主　審：西村 雄一　副審１：数原 武志 副審２：田中 利幸　第4の審判員：木川田 博信

予想フォーメーションは４−４−２。 前節から３人変更して 20 知念　 慶、37 齋藤 　学、41 家長 昭博がスタメン入り。 特に、37 齋藤 　学は１７試合ぶりの先発。 出場停止の 25 守田 英正と 8 阿部 浩之の穴を埋める活躍が期待される。 広島が敗れたため、白星を挙げれば連覇に大きく前進する。

予想フォーメーションは４−１−２−３。 前節から４人の変更があり、8 アンドレス イニエスタ、34 藤谷 　壮、22 橋本 　和、2 那須 大亮がスタメン入り。 25 大崎 玲央を残して最終ラインを３人変更した中で、大量得点を奪われることも多かった守備の修正に期待がかかる。

ヴィッセル神戸ボールでキックオフ、試合開始。
フィールドでは強い雨が降っている。

13分 GOOOOOAL！！！ 川崎フロンターレ 11 小林 　悠 ペナルティエリア左からの折り返しに 2 登里 享平が飛び込む。 シュートは外れてしまうものの、遅れて入ったＤＦの足が当たってＰＫの判定を得る。 キッカーの 11 小林 　悠はゆっくりと走り出すと、うまくヴィッセル神戸GK 18 キムスンギュの逆を取ってゴール左下に蹴り込む。

15分 GOOOOOAL！！！ ヴィッセル神戸 川崎フロンターレのオウンゴール 8 アンドレス イニエスタが、ペナルティエリア右のスペースへ走り込む 10 ルーカス ポドルスキを確認し、敵陣中央からそこへ絶妙な浮き球を供給する。 10 ルーカス ポドルスキは頭で折り返すと、クリアに入ったＤＦが処理を誤り、ボールは川崎フロンターレ 3 奈良 竜樹の背中に直撃してゴールイン。

28分 GOOOOOAL！！！ ヴィッセル神戸 16 古橋 亨梧 10 ルーカス ポドルスキが右横の 16 古橋 亨梧にパスを供給すると、足下に収めた 16 古橋 亨梧は反転してペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。 これが横っ跳びした川崎フロンターレGK 1 チョン ソンリョンの右手の先を抜けてゴール右に突き刺さる。

35分 GOOOOOAL！！！ ヴィッセル神戸 7 三田 啓貴 10 ルーカス ポドルスキが右サイドの広大なスペースへ大きく展開し、7 三田 啓貴が走り込む。 フリーで受けた 7 三田 啓貴はドリブルで切れ込み、ペナルティエリア右角付近から左足で直接シュートを放つ。 カーブが掛かったボールは左のサイドネットを揺らして追加点を挙げる。

43分 GOOOOOAL！！！ 川崎フロンターレ 41 家長 昭博 ドリブルを仕掛けてペナルティエリア右に抜け出した 10 大島 僚太が中央に折り返すと、フリーになっていた 41 家長 昭博が冷静に左足で合わせてシュートを放つ。 これがＧＫの手をはじいてゴール左に決まり、１点を返す。

45分 アディショナルタイムは２分の表示。

45+3分 前半終了。 川崎フロンターレ 2-3 ヴィッセル神戸

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川崎フロンターレボールでキックオフ、後半開始。

65分 GOOOOOAL！！！ 川崎フロンターレ 37 齋藤 　学 ペナルティエリア手前の左でパスを受けた 37 齋藤 　学がギアを上げて縦に仕掛ける。 ヴィッセル神戸 34 藤谷 　壮と対じするが、抜き切らないままペナルティエリア左から左足を振り抜く。 グラウンダーの鋭いシュートがＧＫの手を越えてゴール右隅を撃ち抜き、同点に追い付く。

69分 GOOOOOAL！！！ 川崎フロンターレ 10 大島 僚太 ペナルティエリア手前の中央で 41 家長 昭博がヒールパスを供給すると、トップスピードで走り込んで来た 10 大島 僚太が 11 小林 　悠とのワンツーを駆使してゴール前に抜け出す。 ため息の出るような連係で華麗に抜け出し、ＧＫと１対１になった 10 大島 僚太は左足で流し込んで逆転に成功する。

71分 警告 ヴィッセル神戸 7 三田 啓貴

71分 交代 ヴィッセル神戸 7 三田 啓貴 → 39 伊野波 雅彦

76分 GOOOOOAL！！！ 川崎フロンターレ 18 エウシーニョ 10 大島 僚太が敵陣浅い位置からスペースへスルーパスを送ると、絶妙なタイミングで 18 エウシーニョが抜け出す。 ペナルティエリア右で受けた 18 エウシーニョは鋭く切り返してヴィッセル神戸 22 橋本 　和をかわし、左足でゴール左に決めて突き放す。

76分 交代 ヴィッセル神戸 2 那須 大亮 → 5 アフメド ヤセル

81分 交代 川崎フロンターレ 37 齋藤 　学 → 16 長谷川 竜也

86分 交代 川崎フロンターレ 10 大島 僚太 → 22 下田 北斗

87分 交代 川崎フロンターレ 20 知念 　慶 → 27 鈴木 雄斗

88分 警告 ヴィッセル神戸 25 大崎 玲央

90分 交代 ヴィッセル神戸 34 藤谷 　壮 → 33 大槻 周平

90分 アディショナルタイムは４分の表示。

90+5分 試合終了。

川崎フロンターレ 5−3 ヴィッセル神戸

エンタメ性抜群の90分。地力見せた川崎Ｆが打ち合いを制す

終盤戦を迎えているＪリーグ。明治安田Ｊ１第30節、等々力陸上競技場では首位・川崎ＦとＪ２降格圏が近づいてきた神戸が対戦。雨中の一戦は激しい打ち合いの末に川崎Ｆが勝利した。

ホームの川崎Ｆは前節の鹿島戦から３枚を変更。出場停止の阿部 浩之と守田 英正、ケガで離脱した車屋 紳太郎に代わって、出場停止明けの家長 昭博、知念 慶、齋藤 学を先発起用した。一方、神戸は前節の長崎戦から４枚を変更。前節は途中出場だったアンドレス イニエスタが先発に復帰し、バックラインには那須 大亮や東京五輪世代の藤谷 壮らが並んだ。

試合前に２位・広島が敗れたことで勝点差を広げるチャンスを得た川崎Ｆは、序盤からペースを握る。しっかりとボールを保持しつつ、両サイドをうまく使いながら攻撃を構築していくと、11分に登里 享平がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。13分、これを小林 悠がゴール左に沈めて、川崎Ｆが幸先よく先制に成功した。

だが、神戸も黙っていなかった。失点から２分後、アンドレス イニエスタを起点に攻撃を展開していくと、アンドレス イニエスタの浮き球のパスをルーカス ポドルスキがヘディングで折り返す。すると、ファーに流れたボールをエウシーニョがクリアを試みるも、これが奈良 竜樹に当たって跳ね返り、オウンゴールで同点に追いついた。

状況が五分になったことできっ抗した展開になる中、攻撃のギアを上げたのは神戸だった。28分、左から攻撃を組み立てていくと、アンドレス イニエスタの縦パスを起点にルーカス ポドルスキが中央に鋭いグラウンダーのパスを供給。これを一歩引いて受けた古橋 亨梧は、相手の寄せの甘さを逃さずに振り向きざまにミドルシュートを放つと、ゴール右に決まって逆転に成功した。これで勢いに乗った神戸は35分にもカウンターから三田 啓貴が技ありのシュートを決めて追加点。リードを２点に広げた。

難しい展開を強いられることとなった川崎Ｆの反撃は43分。右サイドのスローインを受けた大島 僚太が前線にボールを運んでいくと、最後はラストパスに反応した家長がゴール左に押し込んで１点を返した。

こうなると後半は川崎Ｆがペースをつかむ。左右、中央と攻撃を繰り出していくと、65分に家長のパスを受けた齋藤がドリブルを開始。最後は相手DFを半歩はがして左足を振り抜くと、右のポストに当たりながらもゴールに決め切って試合を振り出しに戻した。

この得点で完全に流れを掌握した川崎Ｆ。４分後には華麗なパスワークから大島が押し込んで逆転弾を奪取すると、76分には大島のパスに抜け出したエウシーニョが寄せてきたDFを切り返しでかわし、左足でゴールに流し込んで５点目を奪取。これで試合の大勢は決まった。

終盤は選手交代を駆使しながらゲームをコントロールしていく川崎Ｆは、追加点こそ奪えなかったものの攻守に相手を圧倒。最後まで攻撃的な姿勢を崩さずに試合を締めた。この勝利で首位・川崎Ｆは、２位・広島との勝点差を『４』に広げることに成功している。

［ 文：林 遼平 ］

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10月21日(日) トランスコスモススタジアム長崎 (入場可能数：20,258人) 16:03 kick off Ｖ・ファーレン長崎 − ジュビロ磐田 入場者数：15,502人 天候：晴　気温：21.2℃　湿度：41% 主　審：松尾　 一　副審１：間島 宗一 副審２：作本 貴典　第4の審判員：中野 　卓

予想フォーメーションは３−４−２−１。 前線の３枚には 19 澤田 　崇、20 中村 慶太、9 ファンマが入り、ここまで９得点を挙げている 11 鈴木 武蔵はメンバー外となった。 チーム内得点王を欠く状況下において、37 平松 　宗や 18 ハイロ モリージャスら「ジョーカー」の起用法がカギを握る。 最下位から逆転でＪ１残留を果たすためには、最低でもあと２勝が必要。 ともに残留を争うジュビロ磐田をホームで破り、浮上のきっかけをつかめるか。 必死で奪い取った「ゼイワン」への切符を１年で無駄にしないためにも、この一戦での勝敗は極めて重要だ。 試合前のアクシデントにより、先発ＧＫが30 徳重 健太から 1 増田 卓也に変更された。

予想フォーメーションは４−２−３−１。 史上最悪ともいえるほどの結果に終わった前節の「静岡ダービー」を受け、構成を大幅に変更。 嫌な流れを断ち切るべく、出場停止明けの 19 山田 大記には大きな期待がかかる。 昨季の躍進の生命線ともいえる堅守が崩壊し、ここ５試合は勝ちなしが続いて自動降格圏内まで順位を落とした。 それだけに、布陣を大胆に入れ替えて臨むこの一戦に懸ける思いは強い。 勝点３を積み上げ、混戦から抜け出せるか。

ジュビロ磐田ボールでキックオフ、試合開始。

45分 アディショナルタイムは１分の表示。

45+2分 前半終了。 Ｖ・ファーレン長崎 0−0 ジュビロ磐田

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Ｖ・ファーレン長崎ボールでキックオフ、後半開始。

60分 交代 Ｖ・ファーレン長崎 38 磯村 亮太 → 27 新里　 涼

67分 交代 ジュビロ磐田 11 松浦 拓弥 → 22 大久保 嘉人

72分 交代 ジュビロ磐田 30 上原 力也 → 27 荒木 大吾

82分 交代 ジュビロ磐田 10 中村 俊輔 → 18 小川 航基

83分 交代 Ｖ・ファーレン長崎 20 中村 慶太 → 18 ハイロ モリージャス

90分 アディショナルタイムは３分の表示。

90+3分 交代 Ｖ・ファーレン長崎 19 澤田　 崇 → 6 前田 悠佑

90+4分 試合終了。

Ｖ・ファーレン長崎 0−0 ジュビロ磐田

“慎重”な残留争い直接対決。オープンな終盤もネットは揺れず

今節、明治安田Ｊ１で唯一の日曜開催。トランスコスモススタジアム長崎では長崎と磐田がＪ１残留争いの直接対決を迎えた。長崎は前節から先発を一人変更。大本 祐槻に代わって中村 慶太が２試合ぶりに先発となった。しかし、試合前のウォーミングアップを終えたところで長崎にアクシデントが起こる。徳重 健太に代わって、増田 卓也が急きょ先発することになった。一方の磐田は前節から二人変更。森下 俊、大久保 嘉人が外れ、松浦 拓弥、山田 大記が先発。また、システムも３バックから４バックへと変更し、この一戦に臨んだ。

すでに他会場の結果がすべて出そろっていること、さらに残留争いの直接対決という部分が心理的に影響したのか、立ち上がりから両者ともに慎重な姿勢をのぞかせる。長いボールや、浅い位置から早めにクロスを入れる形が目立ち、ともになかなか決定機を作り出すことができない。磐田は１トップに入った川又 堅碁が長崎の最終ラインの裏やニアのゾーンを果敢に突くが、味方からのボールが合わずに良い形でシュートまで持ち込めない。長崎は35分、ロングボールに抜け出したファンマがカミンスキーとの１対１を迎えるが、カミンスキーの股下を狙ったシュートは残り足に当たり、ゴールとはならず。これが両チーム通じて前半唯一のビッグチャンスだったがモノにできず、スコアレスで折り返した。

後半に入り、先にチャンスを迎えたのは長崎。54分、CKから中村 慶太が鋭いボールをゴール前に入れると、フリーの黒木 聖仁が頭で合わせるが、シュートはクロスバーの上に。直後には磐田も松浦がパス交換から深い位置に進入するがラストパスが乱れ、シュートまで持ち込めない。

堅かった試合展開に徐々に動きが出始める。長崎は62分、ロングスローを起点にゴール前の混戦からボールを回収した途中出場の新里 涼がシュートを放つが、枠を捉え切れない。72分にはスローインを新里が頭でフリックし、澤田 崇がエリア内に進入。角度の厳しい位置からシュートを放つが、これも枠を捉えることができなかった。ボールを保持しながらもなかなか決定機を作れない磐田も大久保 嘉人、荒木 大吾、小川 航基と前線の選手を次々と投入し、前線に変化を作り出す。終盤はオープンな展開になったものの、リスクをかけて前に出るというほどでもなく、互いに後方に人数を残した相手を崩し切ることはできずにスコアレスドローとなった。

磐田は「（長崎が）思ったよりも来なかったこともあって、サイドから突いたり、真ん中でボールを持つ時間もあった。良いところまではいけたかなと思いますけど、最後、決め切るところでまだ、ちょっと足りなかった」と大井 健太郎が振り返ったように守備の安定、中盤の質は発揮したものの、ゴール前での精度が最後まで不足していた。一方の長崎も最下位という状況の中での勝点１に終わった。それでも、高木 琢也監督は「もちろん、良いとは言い切れないですけど、勝点を伸ばすことはできたのでそれは良かった」と前を向いた。

［ 文：杉山 文宣 ］

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第30節終了時点の順位 明治安田生命Ｊ１リーグも残り4試合、もしくは5試合。 優勝争い、残留争いが激しくなることでしょう。

選手、スタッフ、サポーターの皆さん今節もお疲れ様でした。 次節もフェアプレーで熱い試合を期待しています。

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