tetsuniikun日記

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10月20日(土) に行われた 明治安田生命Ｊ１リーグ 第30節のハイライトを紹介させて頂きます。

10月20日(土) ユアテックスタジアム仙台 (入場可能数：19,694人) 14:03 kick off ベガルタ仙台 − サガン鳥栖 入場者数：18,023人 天候：曇一時雷雨　気温：19.7℃　湿度：64% 主　審：佐藤 隆治　副審１：西村 幹也 副審２：清野 裕介　第4の審判員：林　 可人

予想フォーメーションは３−３−２−２。 前節からスタメンの変更はなし。 浦和戦では連敗を２で止めたものの、ここ３試合は勝利から遠ざかっており、足踏み状態が続く。３位の鹿島との勝点差が４と、ＡＣＬ出場圏内を狙えるだけに、白星を収めたい。

予想フォーメーションは４−３−１−２。 前節からスタメンを５名変更。 マッシモフィッカデンティ前監督との契約解除を経て金　明輝監督が新たに就任。 新体制でＪ１残留を目指すことになった。 得点力不足に悩まされる中、9 フェルナンド トーレスと 44 金崎 夢生の強力な２トップはキッカケをつかみ、勝利に貢献できるか。

38分 GOOOOOAL！！！ サガン鳥栖 14 高橋 義希 右サイドからのＣＫ。 キッカーの 2 三丸 　拡は左足でインスイングのクロスを供給する。 中央でベガルタ仙台 27 大岩 一貴にクリアされてしまうが、こぼれ球に 14 高橋 義希が反応。 ペナルティエリア中央から右足を振り抜くと、これがゴールに突き刺さり、先制点を奪う。

39分 GOOOOOAL！！！ サガン鳥栖 9 フェルナンド トーレス 浮き球を受けた 40 小野 裕二がペナルティエリア左から余裕を持ってクロスを供給。 ニアサイドに入った 9 フェルナンド トーレス が頭で合わせる。 これがゴール右に吸い込まれて追加点を得る。

42分 GOOOOOAL！！！ ベガルタ仙台 16 野津田 岳人 ドリブルを仕掛けた 20 阿部 拓馬がペナルティエリア左でサガン鳥栖 14 高橋 義希に倒されてＰＫを獲得。 ＰＫのキッカーは 16 野津田 岳人。 左足で勢いよく蹴り込むと、ボールはゴール右下に突き刺さる。

44分 警告 ベガルタ仙台 27 大岩 一貴

45分 アディショナルタイムは２分の表示

45+3分 前半終了。 ベガルタ仙台 1−2 サガン鳥栖

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58分 GOOOOOAL！！！ ベガルタ仙台 11 石原 直樹 ペナルティエリア手前の右からのＦＫ。 キッカーの 10 梁　 勇基は サガン鳥栖GK 20 権田 修一とディフェンスラインの間に正確な浮き球のパスを送る。 反応した 11 石原 直樹がゴール前で滑り込みながら左足で合わせると、ボールはネットを揺らし、同点に追い付く。

61分 交代 40 関口 訓充 → 2 永戸 勝也

63分 警告 サガン鳥栖 33 ジョアン オマリ

68分 交代 ベガルタ仙台 10 梁 　勇基 → 7 奥埜 博亮

73分 交代 ベガルタ仙台 20 阿部 拓馬 → 37 ハモン ロペス

74分 交代 サガン鳥栖 6 福田 晃斗 → 24 安在 和樹

74分 交代 サガン鳥栖 9 フェルナンド トーレス → 19 趙　 東建

78分 GOOOOOAL！！！ サガン鳥栖 33 ジョアン オマリ 右サイドの敵陣深くで 24 安在 和樹がベガルタ仙台 16 野津田 岳人に倒されてＦＫを獲得。 キッカーは 24 安在 和樹。 左足でインスイングの鋭いボールを送ると、中央で反応した 33 ジョアン オマリが頭で合わせる。これがネットを揺らし、勝ち越しに成功する。

74分 交代 サガン鳥栖 13 小林 祐三 → 5 キム ミンヒョク

87分 雷の影響により試合を一時中断。 試合再開予定は16時33分。

87分 強い雨が降る中、ドロップボールで試合再開となる。

90分 アディショナルタイムは５分の表示。

90+6分 試合終了。

ベガルタ仙台 2−3 サガン鳥栖

打ち合いを制した鳥栖。金明輝体制で価値ある勝点３

明治安田Ｊ１第30節は、上位進出を目指す仙台と、残留争い脱出を図る鳥栖が激しい攻防を繰り広げた。

アウェイの鳥栖は、この一戦を前にマッシモ フィッカデンティ監督から金 明輝監督に指揮官が交代。巻き返しを図る一戦では、金崎 夢生とフェルナンド トーレスが２トップを組んだ。ゲームキャプテンの高橋 義希と高橋 秀人が中盤の底に並ぶ［４−４−２］でスタートした。

ホームの仙台は前節と同じ11人で先発メンバーを構成。スタート時のフォーメーションは、前節の［３−５−２］から［３−４−２−１］に変わった。

コイントスの結果、通常とスタート時の陣地が変わったが、仙台が立ち上がりから相手陣内に攻め込む。２分、椎橋 慧也のクロスに石原 直樹が合わせたが、シュートは上に外れた。４分には、仙台が最初のCKを獲得。梁 勇基のキックに大岩 一貴が頭で合わせたが、これはクロスバーを越えた。

押されていた鳥栖も、18分にカウンターから決定機を迎える。最後はフェルナンド トーレスが抜け出してシュートしたが、これはカバーに入った大岩に止められた。

26分に仙台は野津田 岳人が右サイドからミドルシュート。これは惜しくも右に外れた。鳥栖も30分に金崎のヘディングシュートに持ち込んだが、これは左に外れた。

仙台が押し気味に試合を進めたが、先制したのは鳥栖。38分、CKのこぼれ球を高橋 義希が蹴り込んだ。これで勢いづいた鳥栖は39分に畳みかける。左からの折り返しをフェルナンド トーレスが頭で決めて、一気に２点差にした。

２点を追いかけることになった仙台だが、42分、阿部 拓馬がPKを獲得。これを野津田が決めて、１点を返した。前半は鳥栖が１点をリードして終えた。

両チームとも、ハーフタイムの選手交代はなし。47分、後半最初のチャンスをつかんだのは仙台。板倉 滉からのクロスに梁 勇基が頭で合わせたが、これは枠を外れた。53分には椎橋が攻め上がってミドルシュート。これは上に外れた。逆に54分には鳥栖の福田 晃斗がシュートに持ち込んだが、これは枠を外れた。

互いにゴールを目指す中、試合を動かしたのは仙台。58分、梁 勇基のFKに石原が合わせ、ホームチームが追いついた。

２−２とした仙台は61分に永戸 勝也を左サイドに投入。さらに奥埜 博亮とハモン ロペスを送り込み、攻勢を強める。一方の鳥栖も74分に安在 和樹と趙 東建を同時投入して、攻撃のもう一押しを図った。

そして息詰まる攻防は、78分に動く。鳥栖が右サイドでFKを獲得すると、安在のキックにジョアン オマリが頭で合わせて、鳥栖加入後初得点。再び鳥栖が勝ち越した。

激しい試合に呼応するように、終盤には天気が乱れる。87分、雷雨のために46分間試合が中断。再開後はピッチ上が水浸しになったために両チームともハイボールで打開を図るが、仙台による板倉を前線に上げてのパワープレーに対し、鳥栖はキム ミンヒョクを投入して守りを固めて逃げ切った。

「自分たちは引き分けでいい状態ではなかったので、しっかり点を取りにいこうと。その中で選手たちがしっかりファイトしてくれて、結果を出してくれた」と、初采配で勝利を手にした金 明輝監督。鳥栖が３−２で今季アウェイ２勝目を挙げ、Ｊ１残留の望みをつないだ。

［ 文：板垣 晴朗 ］

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10月20日(土) ＩＡＩスタジアム日本平 (入場可能数：20,248人) 14:03 kick off 清水エスパルス − サンフレッチェ広島 入場者数：14,870人 天候：晴　気温：21.9℃　湿度：50% 主　審：木村 博之　副審１：八木 あかね 副審２：鈴木 規志　第4の審判員：唐紙 学志

予想フォーメーションは４−４−２。 49 ドウグラスに代わって 20 クリスランが先発。 好調の 23 北川 航也とともに２トップに入ると見られる。 また、49 ドウグラスはベンチからも外れている。 それ以外は前節と同じスタメンで臨む。 無失点試合が少なくディフェンスは決して安定しているとはいえない。 その中で 4 フレイレと 3 ファン ソッコのセンターバックコンビを中心に締まった守備を披露したい。

予想フォーメーションは４−４−２。 18 柏　 好文に代わって 36 川辺 　駿が８試合ぶりに先発。 左サイドハーフに入ると見られる。これで 18 柏　 好文は今季初のベンチスタートとなる。 また、9 工藤 壮人が前節から引き続いて 39 パトリックとともに２トップを形成すると予想される。 今日開催される川崎フロンターレの試合結果によっては首位に返り咲く可能性があり、落とせない一戦となっている。

19分 GOOOOOAL！！！ 清水エスパルス 23 北川 航也 10 白崎 凌兵がペナルティエリア右脇で粘ってＦＫを獲得する。 キッカーの 29 石毛 秀樹が意表を突いてマイナス方向へ低めのクロスを供給すると、後ろからニアに飛び込んで来た 23 北川 航也がフリーで合わせてシュートを放つ。 これがサンフレッチェ広島GK 1 林　 卓人とポストの間を抜けて先制点を獲得する。

2分 警告 清水エスパルス 4 フレイレ

37分 交代 清水エスパルス 20 クリスラン → 9 鄭　 大世

45分 アディショナルタイムは３分の表示。

45+4分 前半終了。 清水エスパルス 1−0 サンフレッチェ広島

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47分 GOOOOOAL！！！ 清水エスパルス 9 鄭　 大世 左サイドのハーフウェーライン付近でボールを持った 29 石毛 秀樹が最終ラインの裏に絶妙なスルーパスを通すと、23 北川 航也がペナルティエリア手前の左で追い付く。 倒れ込みながらも右横のスペースへ落とし、これにフリーで走り込んだ 9 鄭 　大世が滑り込みながら合わせ、ゴール右に流し込む。

49分 交代 サンフレッチェ広島 9 工藤 壮人 → 31 ティーラシン

56分 交代 サンフレッチェ広島 15 稲垣 　祥 → 18 柏　 好文

table style="width: 100%; margin-bottom: 10px; table-layout: fixed;">67分
交代
清水エスパルス
29 石毛 秀樹 → 17 河井 陽介

74分 交代 サンフレッチェ広島 39 パトリック → 16 ベサルト ベリーシャ

78分 警告 清水エスパルス 23 北川 航也

table style="width: 100%; margin-bottom: 10px; table-layout: fixed;">81分
交代
清水エスパルス
23 北川 航也 → 32 水谷 拓磨

85分 警告 サンフレッチェ広島 30 柴崎 晃誠

90分 アディショナルタイムは５分の表示。

90+6分 試合終了。

清水エスパルス 2−0 サンフレッチェ広島

城福監督が悔やんだ先制点。決めたのは代表帰りの北川 航也

清水は、ヤン ヨンソン監督が試合前に「検査の結果は問題なかったが、本人は違和感があると言っている。今週末はまだ早いと思う」と話していたように、ドウグラスがベンチ外となった。11試合に出場して９得点を挙げていた攻撃の核を欠くことは痛い。ただ、代わりに入ったクリスランは「ドウグラスがやってきたことに、負けないようにやっていきたい」と試合前から気合いが入る。４試合ぶりの先発でゴールに期待がかかった。

一方の広島にも動きがあった。全試合先発出場の柏 好文をベンチスタートとし、川辺 駿を入れた。川辺は明治安田Ｊ１第22節・神戸戦以来、８試合ぶりの先発。城福 浩監督にとっては、「柏をジョーカーとして使いたい」という決断だった。

前半は、序盤から清水がボールを落ち着いてつなぐ展開になった。19分、清水がこの試合最初のCKを獲得する。右からのCKで石毛 秀樹は、ゴールエリア右角付近にボールを転がすと、後ろから走り込んできた北川 航也が直接合わせて、ゴールに押し込んだ。北川はこれで４試合連続ゴールを達成。日本代表招集でチームを離れていたが、勢いはさらに加速しているようだ。

広島も30分にチャンスを迎える。和田 拓也が前線に出したボールをパトリックが落として、川辺がつぶれ、後ろからスペースに走り込んだ工藤 壮人がシュートを放つが、これはGK六反 勇治が右手一本でセーブ。得点を許さない。

37分、清水にアクシデントが起こる。久しぶりの先発出場に気持ちがみなぎっていたクリスランだったが、エリア内で右足を押さえながら倒れ、そのまま担架でピッチ外に。清水は前半のうちに交代カードを切ることになってしまった。ここで代わって入ったのは鄭 大世。ロシアＷ杯による中断前、最後のリーグ戦だった第15節・川崎Ｆ戦以来となる15試合ぶりの出場となる。

結果はすぐに出た。後半が始まって１分が経過したところだった。石毛のスルーパスに抜け出した北川が粘ってディフェンスを引きつけてボールを右に流すと、後ろから走り込んできたのは鄭 大世。滑り込みながらゴールに押し込んで貴重な追加点。２−０にして、清水は優位に試合を進めることになったが、広島は失点直後にティーラシン、56分に柏と交代のカードを切ると、流れは広島に傾き始める。

しかし、そこに立ちはだかったのは六反だった。52分にはティーラシンとの１対１を体を張ってセーブ、75分にはクロスからベサルト ベリーシャが至近距離から放ったヘッドもかき出し、さらには後半アディショナルタイムのティーラシンのヘッドも抑えた。前半から少なくとも四度の決定機を防いだ六反の活躍もあり、清水はこのまま無失点で切り抜けて３連勝を達成。

敗れた広島は、失点の時間帯が悪く、城福監督も「守備から入ろうということで準備してきたが、最初のセットプレーでやられるというのはゲームを苦しくする一番の要因だった」と先制点を悔やんだ。広島は清水のシュートを４本に抑えるなど、全体としては試合をコントロールしていたものの、優勝が遠のく手痛い１敗となった。

［ 文：田中 芳樹 ］

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10月20日(土) パナソニック スタジアム 吹田 (入場可能数：39,694人) 15:03 kick off ガンバ大阪 − 横浜Ｆ・マリノス 入場者数：26,630人 天候：晴　気温：20.4℃　湿度：29% 主　審：家本 政明　副審１：西橋　 勲 副審２：今岡 洋二　第4の審判員：窪田 陽輔

予想フォーメーションは３−４−２−１。 前節からスタメンの変更は１人だけだが、陣容を大幅に変えてくると予想される。 10 倉田 　秋と 50 小野瀬 康介の２シャドーが組まれ、１トップに渡邉が入ると予想される。 11 ファン ウィジョと 9 アデミウソンはともにベンチスタート。 どのタイミングで投入されるか。 「大阪ダービー」に勝利し、５連勝中。２０１５シーズン以来の６連勝を狙う。 宮本監督就任後ホームでは負けなしと好相性を誇る。 しかし、横浜Ｆ・マリノス戦に限ってはパナソニック スタジアム 吹田で勝利を収めたことがない。 残留を手繰り寄せるためにも勝利が欲しい。

予想フォーメーションは４−１−２−３。 前節からスタメンを１人変更。 2 ドゥシャンが３試合ぶりの先発出場を飾る。 ベガルタ仙台戦での独走ゴールが９月度月間ベストゴールに選出された 19 仲川 輝人は、この試合でも華麗なドリブルを披露するか。 7 ウーゴ ヴィエイラとともに２試合連続で得点を挙げており、この試合でも勝負を決めるゴールに期待がかかる。 先日行われたＪリーグYBCルヴァンカップ準決勝で鹿島アントラーズを下し、決勝に進出。 リーグ戦でも３連勝中と、今Ｊリーグで一番勢いのあるチームといえる。ガンバ大阪相手には今季公式戦で２勝１分と好成績。 さらに、３試合合計で８得点２失点とお得意さまにしつつある。相手も警戒してくる中、勝利を収めて残留争いから完全に抜け出したい。

36分 GOOOOOAL！！！ 横浜Ｆ・マリノス 19 仲川 輝人 24 山中 亮輔が 14 天野 　純に縦パスを出す。 ペナルティエリア手前の左から天野が振り向きざまに左足で鋭いスルーパスをペナルティエリア内に入れる。 これがＤＦの裏を突き、ボールはクリアされることなくファーサイドに向かう。 反応した 19 仲川 輝人が冷静に流し込み、先制に成功する。

45分 アディショナルタイムは５分の表示。

45+6分 前半終了。 ガンバ大阪 0−1 横浜Ｆ・マリノス

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ハーフタイム 交代 ガンバ大阪 1 東口 順昭 → 23 林 　瑞輝 13 菅沼 駿哉 → 11 ファン ウィジョ

62分 横浜Ｆ・マリノス 11 遠藤 渓太が太ももを押さえて、ピッチ上で倒れ込む。 交代 11 遠藤 渓太 → 26 イッペイ シノヅカ

65分 交代 ガンバ大阪 39 渡邉 千真 → 9 アデミウソン

71分 ガンバ大阪 GOOOOOAL！！！ 11 ファン ウィジョ 相手のパスを奪ってカウンター攻撃を展開。 ペナルティエリア手前の中央で 9 アデミウソンが右足のアウトサイドでおしゃれな縦パスを出す。 11 ファン ウィジョが華麗なフェイントを見せてＤＦをかわす。 ペナルティエリア中央からグラウンダーのシュートを放つと、これがネットの左下を揺らして同点に追い付く。

73分 警告 ガンバ大阪 10 倉田 　秋

75分 横浜Ｆ・マリノス 交代 19 仲川 輝人 → 5 喜田 拓也

83分 横浜Ｆ・マリノス 交代 14 天野 　純 → 8 中町 公祐

86分 GOOOOOAL！！！ ガンバ大阪 50 小野瀬 康介 左サイドの敵陣浅い位置から 10 倉田 　秋が 9 アデミウソンへ縦パスを出す。 9 アデミウソンは華麗なタッチで背後に抜け出した 4 藤春 廣輝にスルーパスを供給。 4 藤春 廣輝はペナルティエリア左から左足で低く速いクロスを入れると、中央でフリーの 50 小野瀬 康介が右足で合わせてゴールネットを揺らす。

90分 警告 ガンバ大阪 22 オ ジェソク

90分 アディショナルタイムは５分の表示。

90+7分 試合終了。

ガンバ大阪 2−1 横浜Ｆ・マリノス

好調同士の対戦はＧ大阪に軍配。破竹の６連勝を達成

５連勝中のＧ大阪か、ＪリーグYBCルヴァンカップで17年ぶりとなる決勝進出を決めた横浜FMかーー。いまのＪリーグでもっとも勢いに乗っている両チームが26,630人を集めたパナソニック スタジアム 吹田で激突した。

直近の３試合は４バックをベースに攻撃面でも本来の鋭さを見せて来たＧ大阪だったが、「ルヴァンカップの対戦で見えたものを生かしたい」と話していた宮本 恒靖監督は「対マリノス」を踏まえて、４試合ぶりとなる３バックを採用した。エースのファン ウィジョをベンチに温存し、３バックの一角に菅沼 駿哉を起用。「後半勝負だった。相手の出足が前半いいとか、スペースを突きに来るというのはある程度、ルヴァンカップを戦った中で見えていた」と宮本監督はその狙いを明かしたが、前半は横浜FMがボールを支配する時間が続いていく。守備では大崩れしないものの、マイボール時には１トップを張る渡邉 千真が孤立。渡邉への単調なロングボールがことごとく、ドゥシャンに封じられ、守勢を強いられたＧ大阪に対して、横浜FMは36分、天野 純のクロスを、仲川 輝人が蹴り込んで先手をとる。

一方のＧ大阪は松原 健からボールを奪った倉田 秋が何度かドリブルで持ち込むものの決定機を作り出すには至らない。

前半のCKの本数を振り返ると横浜FMが４本のチャンスを得たのに対して、Ｇ大阪はゼロ。完全にアウェイチームが試合の主導権を握ったかに見えたが、宮本監督に焦りはなかったという。

「少しシュートまでいくシーンは少なかったですけれども、ある程度のゲームプランどおりで進んだ。選手には０−１でも大丈夫だという話はした」（宮本監督）。残留に向けてホームでは負けられないＧ大阪は前半早々に右足を痛めていた東口 順昭に代えて林 瑞輝を、そして菅沼に代えてファン ウィジョを後半から投入。フォーメーションも［４−４−２］にスイッチする。

我慢の時間帯だった前半とは一転、後半の立ち上がりから高い位置でボールを奪いにかかるＧ大阪がペースを奪い返した。

「相手が前からハメて来たときにどうやってボールをつないではがせるかが課題」と仲川も後半、ビルドアップを封じられたことを認めたがＧ大阪ペースで推移した後半、宮本監督は前節のＣ大阪戦で決勝弾を叩き込んだアデミウソンを65分に投入。71分にはアデミウソンのパスを受けたファン ウィジョが待望の同点ゴールを叩き込み、試合を振り出しに戻す。

横浜FMも64分に投入されたイッペイ シノヅカが左サイドでアクセントになり攻撃をけん引するものの、Ｇ大阪を崩し切るには至らない。

「どちらに転ぶか分からないような試合」と宮本監督も認めたようにカウンターの応酬の様相を見せ始めた試合展開で勝ち越しゴールを奪ったのはＧ大阪だった。86分、アデミウソンのパスに抜け出した藤春 廣輝がゴール前に絶妙なクロスを送ると、今夏に山口から新加入した小野瀬 康介が待望の移籍後初ゴール。劇的な逆転勝利で６連勝を飾ったＧ大阪が、残留に向けての大きな勝点３をつかみ取った。

［ 文：下薗 昌記 ］

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長くなってしまったので(2)に続きます。

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