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2018年10月08日

明治安田生命J1リーグ 第29節 ハイライト

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Jリーグロゴ.png10月5日(金)、6日(土)、7(日) に行われた 明治安田生命J1リーグ 第29節 のハイライトをさせて頂きます。


10月5日(金)
日産スタジアム (入場可能数:72,081人) 19:35 kick off
横浜F・マリノス − 北海道コンサドーレ札幌

入場者数:19,124人
天候:雨 気温:19.2℃ 湿度:90%
主 審:東城  穣 副審1:相樂  亨
副審2:熊谷 幸剛 第4の審判員:井上 知大
日産スタジアム.jpg


横浜F・マリノス.png北海道コンサドーレ札幌.png


得 点

21分
北海道コンサドーレ札幌
48 ジェイ

48 ジェイが右サイドの敵陣中央からドリブルを仕掛ける。
対応した2人のDFをかわして左足を振り抜くと、低い弾道のシュートがゴール左に決まる。
48 ジェイ.jpg




19 仲川 輝人.jpg24分
横浜F・マリノス
19 仲川 輝人

7 ウーゴ ヴィエイラがペナルティアーク付近でパスを受けると、ペナルティエリア右へパスを送る。仲川が受けて対応した相手をかわして左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール左へ決まる。




7 ウーゴ ヴィエイラ.jpg42分
横浜F・マリノス
7 ウーゴ ヴィエイラ

左サイドの敵陣深くからのパスを 24 山中 亮輔が受けてグラウンダーのクロスを送る。
7 ウーゴ ヴィエイラがニアサイドで合わせると、ゴール左隅に決まってネットを揺らす。




横浜F・マリノス 2−1 北海道コンサドーレ札幌

一歩抜け出した感のある残留争いから完全に抜け出して上位浮上をもくろむ横浜FMと、AFCチャンピオンズリーグ出場圏内を目指す札幌の一戦。横浜FMは前節のメンバーとまったく同じ11人でスタート。札幌は出場停止の福森 晃斗、宮澤 裕樹に代わり、キム ミンテが3試合ぶり、チャナティップが2試合ぶりにスタメンに復帰。福森を欠いた最終ラインには、ワイドや攻撃的なポジションでのプレーが多い早坂 良太が入った。

ボールを保持して攻撃的に戦うことを狙いとする両チームの対戦らしく、前半は目まぐるしい展開が続いた。先に主導権を握ったのは横浜FMだったが、15分あたりから札幌が猛攻を仕掛ける。15分にはドリブルで中央を突破した三好 康児のスルーパスを受けたチャナティップが中央に折り返してジェイが押し込むが、チャナティップがオフサイド。16分には菅 大輝のパスを中央で受けたチャナティップがゴールネットを揺らしたが、GKの前でジェイがプレーに関与したとしてオフサイドの判定。19分にはまたも三好のスルーパスから左サイドの菅が中央に折り返すと、ジェイがシュートを放ったがチアゴ マルチンスのブロックに阻まれた。

そうして立て続けにチャンスを作った札幌が21分、均衡を破る。右45度、ペナルティーエリアギリギリの位置でボールを持ったジェイが左足を振り抜くと、ボールはゴール左に吸い込まれた。

しかし、横浜FMも譲らない。24分、ペナルティーエリア内でキープしたウーゴ ヴィエイラのパスをペナルティーエリア右で受けた仲川 輝人がフェイントで菅をかわすと、左足でシュートを決めた。その後はやや落ち着いた展開となったが、横浜FMが優勢に試合を進めると42分、左サイドでの細かいパス回しから最後は左サイドを抜け出しながら天野 純のパスを受けた山中 亮輔がグラウンダーのクロスを入れる。ニアでウーゴ ヴィエイラが押し込み、横浜FMが逆転に成功した。

後半は1点ビハインドの札幌が開始と同時に選手交代。早坂に代えて最終ラインを本職とする石川 直樹を投入した。前半と比べて静かな立ち上がりとなった。1点を追いかける札幌はもちろん、横浜FMも1点を守ろうとするのではなく常に前方を意識した攻撃的な姿勢を見せて、横浜FMは仲川、札幌はチャナティップがドリブル突破でそれぞれのサポーターを沸かせたが、なかなか決定機を作れない。

なんとか1点が欲しい札幌のペトロヴィッチ監督は、72分に深井 一希に代えて2008年から2016年まで横浜FMでプレーしていた兵藤 慎剛を投入。さらに76分には三好に代えて宮吉 拓実を投入。横浜FMのアンジェ ポステコグルー監督が動かない中、3枚の交代枠を使い切った。

すると77分、ジェイが左サイド低めの位置から上げたクロスをファーサイドの宮吉がボレーで合わせる。これは飯倉 大樹のセーブに阻まれたが、それで得たCKから進藤 亮佑が打点の高いヘディングシュートを放つが、これはわずかに枠の左。得点には至らない。

終盤は攻める札幌、守りながらカウンターを狙う横浜FMという構図になったが、得点は動かず2−1でタイムアップ。勝利した横浜FMは今季初のリーグ戦3連勝を果たし、暫定ながら9位に浮上した。

[ 文:菊地 正典 ]



10月6日(土)
ヤンマースタジアム長居 (入場可能数:47,853人) 14:03 kick off
セレッソ大阪 − ガンバ大阪

入場者数:34,303人
天候:晴 気温:29.8℃ 湿度:59%
主 審:上田 益也 副審1:和角 敏之
副審2:馬場  規 第4の審判員:上村 篤史
ヤンマースタジアム長居.jpg


セレッソ大阪.pngガンバ大阪.png


得 点

45分
ガンバ大阪
9 アデミウソン

ハーフウェーライン付近でボールを持った 10 倉田  秋がペナルティエリア右に浮かせたスルーパスを供給する。うまく抜け出したアデミウソンは軽いタッチでループシュートを放つと、やや前に出ていたセレッソ大阪 GK 21 キム ジンヒョンの上を越えたボールがゴールに吸い込まれる。
9 アデミウソン.jpg




セレッソ大阪 0−1 ガンバ大阪

シーズンも終盤に突入した10月。明治安田J1第29節屈指の好カード、C大阪がホーム・ヤンマースタジアム長居にG大阪を迎え撃つ“大阪ダービー”が行われた。心配された台風25号の影響もなく、試合前から青空も広がった大阪。それに伴い気温も上昇し、10月とは思えない陽気の中で始まった一戦となった。

尹 晶煥監督体制として初のリーグ戦での“大阪ダービー”勝利を目指すC大阪は、前節の名古屋戦が台風24号により延期となり、この試合が2週間ぶりの公式戦。先発は、直近のリーグ戦、第27節・湘南戦から一人変更。右肩脱臼により戦線離脱を余儀なくされた杉本 健勇に代わり、水沼 宏太が2シャドーの一角に入った。一方、9月はリーグ戦4連勝を果たしてJ2降格圏から脱出したG大阪も、前節の広島戦から先発一人を変更。出場停止のファン ウィジョに代わり、アデミウソンが先発。渡邉 千真と2トップを組んだ。

公式戦では通算46回目の“大阪ダービー”。まず攻勢に出たのはホームのC大阪。2分、高い位置を取った丸橋 祐介のクロスにファーサイドで松田 陸が合わせてシュート。GK東口 順昭に防がれるも、これで得たCKをソウザが蹴る。DFにはね返されるもソウザが自ら拾って持ち込み、巻いたシュートを放つとネットを揺らしたが、オフサイドポジションにC大阪の選手がいたことでゴールは認められず。14分にも、松田の負傷を受けて試合に入った高木 俊幸が清武 弘嗣のクロスにボレーで合わせたが、枠を捉えることはできなかった。

序盤は守勢に回る展開となったG大阪だったが、アデミウソンと渡邉がうまく絡んで好機を作り始めると、23分には相手のパスミスにつけ込み、倉田 秋がドリブルで独走。GKと1対1になったが、ここはキム ジンヒョンが好セーブ。すると、26分、今度はG大阪のミスから山村 和也が持ち込むも、決め切ることはできなかった。28分、33分とG大阪は渡邉がチャンスを迎えれば、39分にはC大阪もソウザがクロスバー直撃のシュートを放つ。

前半から決定機の多い白熱の展開となる中、前半も終了間際の45分、試合は動いた。倉田のパスからディフェンスラインの裏を取ったアデミウソンが、前に出てきたキム ジンヒョンの位置を見て巧みなループシュートを決めて、G大阪が先制に成功した。

後半は、1点を奪いにかかるC大阪がボールを持つも、流れの中から打開できない。54分には、高木のクロスに逆サイドで丸橋がシュートを放ったが、わずかにクロスバーを越えた。G大阪もカウンターから追加点のチャンスを迎えるも、決め切れない。75分には、ソウザの強烈な直接FKが枠を捉えたが、シュートは東口がはじき出した。その後もセットプレーを中心にG大阪のゴールに迫ったC大阪だったが、後半は決定機らしい決定機を作ることができず、タイムアップ。

敵地で敗れた第9節の“大阪ダービー”の借りを返すべく今節に臨んだC大阪だが、G大阪の壁は厚く、またしても勝利をつかむことができなかった。一方のG大阪は、ファン ウィジョの出場停止により先発のチャンスを得たアデミウソンが決勝点。リーグ戦5連勝を達成し、J1残留へ向けて大きな勝点3を獲得した。

[ 文:小田 尚史 ]



10月6日(土)
エディオンスタジアム広島 (入場可能数:36,894人) 14:03 kick off
サンフレッチェ広島 − 柏レイソル

入場者数:11,683人
天候:曇 気温:26.1℃ 湿度:76%
主 審:佐藤 隆治 副審1:三原  純
副審2:川崎 秋仁 第4の審判員:武田 光晴
エディオンスタジアム広島.jpg


サンフレッチェ広島.png柏レイソル.png


得 点

23分
柏レイソル
14 伊東 純也

左サイドからのCK。
キッカーの 9 クリスティアーノは右足でインスイングのクロスを送る。サンフレッチェ広島 GK 1 林  卓人にパンチングでクリアされてしまうが、こぼれ球に 14 伊東 純也が反応。
ペナルティアーク付近から右足のダイレクトボレーで合わせると、これが見事にネットを揺らす。
14 伊東 純也.jpg




27分
柏レイソル
14 伊東 純也

浮き球に反応したオルンガが頭で落とす。
これは水本にクリアされてしまうが、こぼれ球を 14 伊東 純也が拾う。
ワントラップで収め、ペナルティエリア右から即座に右足を振り抜くと、ボールは完璧な軌道を描いてゴール左に吸い込まれる。
14 伊東 純也.jpg




35分
柏レイソル
26 オルンガ

9 クリスティアーノが敵陣のセンターサークル内からスルーパスを供給。
抜け出した 26 オルンガはスピードに乗ったままペナルティエリア手前の左から左足を振り抜く。
これがゴール右に吸い込まれ、早くも3点目を挙げる。
26 オルンガ.jpg




サンフレッチェ広島 0−3 柏レイソル

台風25号の影響により強風が吹き荒れたエディオンスタジアム広島での一戦。広島は工藤 壮人が2試合ぶりに先発してパトリックと2トップを形成し、柏は伊東 純也と小池 龍太が先発復帰。コイントスで柏がコートチェンジを選び、アウェイチームが風上に立って試合はキックオフを迎えた。

宙に浮いたボールは風の影響を大きく受け、立ち上がりは両チームともに落ち着かなかった。ロングボールは風に押し返されて精度が著しく低下する中、広島はボールを前線に収められずに苦しんで柏が敵陣で試合を進めていく時間帯を増やしたが、柏もアタッキングエリアでの精度を高められない。

19分にはオルンガがペナルティーエリアの外からグラウンダーのミドルシュートを放ったが、林 卓人が冷静に処理。広島守備陣はセーフティーな対応を続けていったが、23分にセットプレーから失点を許した。

クリスティアーノの蹴ったCKはゴール前で鋭く曲がり、林がパンチングではじき出したボールに伊東が反応。伊藤は難易度の高いダイレクトボレーシュートをゴールマウスに流し込んだ。

先制点を奪取した柏は畳みかけていく。27分、ロングボールを送り込むシンプルな攻撃をしかけ、水本 裕貴がヘディングでクリアしたボールは再び伊東の足元に。背番号14が右足アウトサイドで放ったシュートはキレイな弧を描いてゴールマウスに吸い込まれると、35分にはカウンターが炸裂。クリスティアーノのスルーパスを受けて抜け出したオルンガが左足を振り抜き、柏が前半に3点のリードを付けた。

「攻撃はサイドを使いながら圧力を掛けていくこと」「守備はリスク管理をしっかりすること」「キックオフからすべてを出していこう!」とハーフタイムに城福 浩監督の指示を受け、風上に立って後半をスタートした広島は、柏陣内で試合を進めて果敢にゴールを目指した。

36分に工藤に代えてティーラシンを投入していた城福監督は、後半も早めに交代カードを切っていく。62分に川辺 駿を、66分にベサルト ベリーシャを投入。パトリックとベサルト ベリーシャが2トップを組み、ティーラシンがトップ下、柏 好文が右SBに入るスクランブルな布陣に変更してゴールをこじ開けに行った。

しかし、鈴木 大輔とパク ジョンスを中心にゴール前を固める柏の守備陣が集中力を保ち続けて広島の攻撃をはね返していく。73分に瀬川 祐輔に代えて中山 雄太を入れ、[5−4−1]で守備ブロックを形成して逃げ切りの態勢に入った柏に対して広島も最後までゴールを奪いにいく姿勢を示し続けたが、89分のパトリックのシュートはポストにはじかれた。

強風を味方につけて前半に3得点を挙げて試合のイニシアチブをガッチリと握った柏が9試合ぶりに無失点に抑えて勝利をつかみ取った。

[ 文:寺田 弘幸 ]



10月6日(土)
ノエビアスタジアム神戸 (入場可能数:28,425人) 19:03 kick off
ヴィッセル神戸 − V・ファーレン長崎

入場者数:22,349人
天候:晴 気温:25.8℃ 湿度:75%
主 審:家本 政明 副審1:越智 新次
副審2:野村  修 第4の審判員:鈴木 規志
ノエビアスタジアム神戸.jpg


ヴィッセル神戸.pngV・ファーレン長崎.png


得 点

22分
V・ファーレン長崎
19 澤田  崇

5 田上 大地からのパスを受けた 19 澤田  崇が反転し、ペナルティエリア内に進入する。
19 澤田  崇はペナルティエリア右から右足でゴール左にシュートを放つ。
これがネットを揺らし、先制に成功する。
19 澤田 崇.jpg




24 三原 雅俊.jpg30分
ヴィッセル神戸
24 三原 雅俊

14 藤田 直之が左サイドからロングスローを送る。ペナルティエリア中央にポジションを取った 17 ウェリントンが頭でそらす。
パスに反応した 24 三原 雅俊がペナルティエリア中央で右足を振り抜く。
V・ファーレン長崎 GK 30 徳重 健太は動けず、ゴール右に吸い込まれる。
同点に追い付く。




ヴィッセル神戸 1−1 V・ファーレン長崎

降格圏との勝点差を突き放したい暫定10位・神戸のホームスタジアムに、残留を手繰り寄せるためにも負けられない最下位・長崎が乗り込んだ。

神戸は2試合欠場していたアンドレス イニエスタがベンチスタートとなり、Jリーグへの登録が完了したフアン マヌエル リージョ氏が初めて監督として指揮を執った。一方、長崎は1トップにファンマを配置。黒木 聖仁と今夏長崎に加入した磯村 亮太が初めてスタートからダブルボランチを組んだ。

神戸は中盤ダイヤモンドの[4−4−2]を軸とした変則的なフォーメーション。藤田 直之がアンカーを務め、前線はポジションに縛られず流動的に動き、両CBやSBが横幅を取ってボールを動かす。立ち上がりから長崎を自陣にくぎ付けにし、4分には古橋 亨梧がドリブルでカウンターを仕掛ける。ルーカス ポドルスキのクロスにウェリントンが飛びこむが、ここはGK徳重 健太がブロック。長崎も直後にクロスから田上 大地が頭で合わせたがGKキム スンギュが遮り、神戸はポゼッションで圧倒的に主導権を握った。

だが、激しい神戸の攻撃をしのいだ長崎は、徐々に敵ゴールに迫る回数を増やす。そして22分、澤田 崇がペナルティーエリア中央付近で渡部 博文のプレスをターンでかわし、ドリブルでゴール前に進入。鋭く振り抜いたシュートはゴール左ネットに突き刺さり、最初の歓喜の大合唱は長崎サポーターが上げた。

それでも、攻撃の手を緩めない神戸は30分、左サイドから藤田がロングスローを送り、逆サイドに流れたところに三原 雅俊が駆けこむ。ダイレクトで右足を振り抜くと、強烈な一撃は長崎ゴールへ。試合を振り出しに戻したホームチームは、その後も激しい攻撃を繰り出したが、前半は1−1で折り返した。

後半も神戸がボールを持って攻め込む。47分にはルーカス ポドルスキが鋭い裏へのランニングでチャンスを作ったが、50分には神戸のビルドアップをファンマが襲うなど、アウェイチームもカウンターからゴールを狙う。ただ、神戸は攻め込んだあとの攻守の切り替えやリスク管理も徹底され、低い位置でのミス以外は危険なカウンターは受けなかった。

そして、神戸は59分、郷家 友太に代えてアンドレス イニエスタを左インサイドハーフに投入。61分にはアンドレス イニエスタが見事なターンからパスを送り、ゴール前左で古橋が倒されて直接FKを奪う。68分にはヒールキックのスルーパスで藤田がゴール前に惜しいクロスを上げるなど、攻撃のギアを上げた。ただ、長崎の粘りも秀逸だ。神戸の速い球出しにも精力的なプレスバックを行い、コンパクトな[5−4−1]のブロックを構築。波状攻撃をはね返していく。

終盤にかけて長崎も神戸を押し込む。85分、飯尾 竜太朗のクロスの折り返しをファンマがゴール前で左足を振り抜く決定的なチャンス。だが、シュートはクロスバーを大きく越える。反対に神戸も途中出場の田中 順也を中心にカウンターを仕掛けるが、勝ち越し点は遠かった。

これ以上スコアは動かず1−1の引き分け。互いに勝利こそ奪えなかったが、神戸はリーグ戦の連敗を5で止めた。一方の長崎も敗戦した前節・川崎F戦からの連敗を避け、勝点1を積み上げた。

[ 文:小野 慶太 ]



10月6日(土)
ベストアメニティスタジアム (入場可能数:24,130人) 19:03 kick off
サガン鳥栖 − 湘南ベルマーレ

入場者数:11,557人
天候:曇 気温:23.1℃ 湿度:77%
主 審:山本 雄大 副審1:聳城  巧
副審2:権田 智久 第4の審判員:笠原 寛貴
ベストアメニティスタジアム.jpg


サガン鳥栖.png湘南ベルマーレ.png


得 点

62分
湘南ベルマーレ
36 岡本 拓也

36 岡本 拓也が味方とのワンツーからペナルティエリア右に抜け出すと、左足でシュートを放つ。
すると、ボールはサガン鳥栖 4 原川  力に当たってコースが変わり、ゴール右に吸い込まれる。
36 岡本 拓也.jpg




サガン鳥栖 0−1 湘南ベルマーレ

台風25号の接近により、開催が心配された一戦。しかし、試合開始時には台風一過となり、心配された風、雨の影響はほとんど感じられない中でのキックオフとなった。

試合は立ち上がりからホームチームがペースを握る。1分、藤田 優人がミドルを放つと走り込んだ金崎 夢生がコースを変えるが、わずかに右にそれてしまう。その後も鳥栖が湘南を押し込む展開が続いていく。14分にはこぼれ球に反応した福田 晃斗が左足で強烈なミドルを放つが、これも枠を捉え切れない。18分には金崎が鋭いターンからマークを外し、ペナルティーエリア内に進入。シュートはサイドネットを外から揺らし、ゴールとはならず。27分にはエリア外、やや左の位置で得たFKを原川 力が直接狙う。しかし、これもサイドネットを外から揺らすにとどまってしまう。

押し込みながらもシュートがことごとく枠を捉えない鳥栖に対して、耐える展開が続いた湘南も徐々に押し返す。37分にはスローインを起点に大野 和成が攻め上がり、エリア内に進入。至近距離から左足を振り抜くも力み過ぎたのか、シュートは真横にそれる形になってしまった。直後の38分には梅崎 司を起点に攻め込み、最後はこぼれ球に反応した岡本 拓也が左足を振り抜くが、クロスバーの上を通過してしまう。鳥栖が押し込んだ前半だったが互いにスコアを動かすことはできず、スコアレスで折り返した。

後半、最初にチャンスを迎えたのは湘南。48分、梅崎のFKからのクロスをファーサイドでフリーになった菊地 俊介が頭で合わせるが、この決定機はGK権田 修一が抜群の反応を見せて阻止する。前半と比べて前線で収まりができるようになってきた湘南は、徐々に鳥栖ゴールに迫る。そして62分、湘南が先制する。山ア 凌吾のポストプレーを起点に右サイドに展開。岡本がワンツーから左足を振り抜くと、シュートはDFに当たり、コースが変わる。権田もこれには反応できず、ボールはゴールに吸い込まれた。

先制を許した鳥栖は66分に豊田 陽平を投入。直後に吉田 豊が深い位置からグラウンダーのクロスを入れ、ニアで福田がつぶれる。ファーサイドで押し込もうとするも齊藤 未月がクリアし、湘南もギリギリのところで踏ん張りを見せる。鳥栖は68分に高橋 義希を投入し、中盤の活性化を図る。77分にはCKからキム ミンヒョクがフリーでヘディングを放つが、GK秋元 陽太の正面を突いてしまう。84分には吉田のクロスにジョアン オマリ、高橋 秀人、豊田と立て続けにヘディングでゴールを狙うが、湘南守備陣の懸命の守りをこじ開けられない。87分には豊田が頭ですらしたボールを高橋 秀人が金崎につなぐ。金崎がシュートを放つが、これも湘南の守備陣が体を張ったブロックで得点を許さない。結局、湘南は最後まで守り切り、ウノゼロを達成した。

J1残留争いの直接対決となったこのカードだが、少ないチャンスをモノにし、数多くのピンチも体を張った守備でしのいだ湘南が、夏以降ホームで無類の強さを誇った鳥栖を下した。湘南はこれで勝点を35に伸ばし、暫定で13位に浮上。一方の鳥栖はJ2自動降格圏内となる17位に転落してしまった。

[ 文:杉山 文宣 ]



10月7日(日)
茨城県立カシマサッカースタジアム (入場可能数:37,496人) 13:03 kick off
鹿島アントラーズ − 川崎フロンターレ

入場者数:31,798人
天候:晴 気温:29.1℃ 湿度:60%
主 審:村上 伸次 副審1:五十嵐 泰之
副審2:小椋  剛 第4の審判員:金井 清一
県立カシマサッカースタジアム.jpg


鹿島アントラーズ.png川崎フロンターレ.png


得 点

鹿島アントラーズ 0−0 川崎フロンターレ

JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝で対戦した鹿島と川崎Fが再び激突した。鹿島が公式戦7連勝の勢いを得たのは、ルヴァンカップで川崎Fを倒してから。西 大伍を負傷で欠いた右SBに安西 幸輝が入り、AFCチャンピオンズリーグ準決勝第1戦・水原三星戦とほぼ同じメンバーで臨む。対する川崎Fも家長 昭博を出場停止で欠いた以外はベストと呼べるメンバーをそろえた。ホームで戦う鹿島だが、試合前のピッチ温度は38℃を計測することもあり、中3日のスケジュールがどのような影響を及ぼすか懸念される中でのキックオフとなった。

試合は序盤から息詰まる展開を見せる。互いにシュートを放つところまではいかないが、川崎Fはボールを回しながら、鹿島は守備を固めながら相手が一瞬でもスキを見せれば見逃さない研ぎ澄まされた集中力で試合を進めていく。川崎Fはゆっくりショートパスをつなぎながら好機をうかがい、鹿島はセルジーニョを中心にカウンターを仕掛けていった。

28℃以上の気温があったため20分過ぎにクーリングブレイクが入ったあと、試合はますます激しさを増していく。28分に阿部 浩之のファウルから両チームがヒートアップしたあと、鹿島がCKから流れをつかんでいく。GKチョン ソンリョンにパンチングではじかれてもセカンドボールの競り合いに勝ち、連続して攻撃を仕掛ける。

しかし、大きなチャンスを得たのは川崎F。36分、ペナルティーエリアで小林 悠が倒されてPKを獲得する。先制点のチャンスにキッカーを務めるのは小林。ゴール右を狙って鋭いシュートを放つも、GKクォン スンテが渾身のセービングを見せてゴールを許さない。川崎Fは開始早々の8分にもエウシーニョのクロスが逆サイドのポストに跳ね返るチャンスを作っており、二つの決定機をフイにしてしまった。

後半になるとホームの大声援を受ける鹿島がボールを持つ時間が増えていく。サポーターが真っ赤に染めるゴール裏が、CKを迎えるたびに選手たちを後押しする。相手に攻撃をスピードアップさせない守備もうまく機能しており、大岩 剛監督は「我慢の前半は想定内。ここからが勝負。後半、絶対に点を奪い全員で勝とう!」と選手たちを送り出した。

しかし、両監督が選手交代で状況を変えようと手を打つも、手に汗握る攻防は最後まで続き、どちらも一歩も引かないままタイムアップ。クォン スンテが「勝たなければいけない試合でした」と振り返った見ごたえのある90分は、互いに勝点1を分け合う形で決着した。

[ 文:田中 滋 ]



10月7日(日)
ユアテックスタジアム仙台 (入場可能数:19,694人) 13:10 kick off
ベガルタ仙台 − 浦和レッズ

入場者数:18,276人
天候:晴 気温:26.4℃ 湿度:50%
主 審:池内 明彦 副審1:木川田 博信
副審2:秋澤 昌治 第4の審判員:堀越 雅弘
ユアテックスタジアム仙台.jpg


ベガルタ仙台.png浦和レッズ.png


得 点

24分
浦和レッズ
27 橋岡 大樹

左サイドの敵陣中央でボールを持った 15 長澤 和輝が機転を利かせて最終ラインの裏にクロスを入れる。
飛び込んだ 27 橋岡 大樹がフリーでヘディングシュートを放つと、これが決まって先制点を奪う。
橋岡 大樹.jpg




板倉 滉.jpg40分
ベガルタ仙台
6 板倉  滉

左サイドの敵陣中央でFKのキッカーは 16 野津田 岳人。
左足で少し低いクロスを入れると、ニアサイドに飛び込んだ 6 板倉  滉がうまく合わせて流し気味にヘディングシュートを放つ。
これが浦和レッズ GK 1 西川 周作の横を抜けてネットを揺らす。




ベガルタ仙台 1−1 浦和レッズ

勝点41で並ぶ仙台と浦和が激突した明治安田J1第29節は、球際の激しさなど見どころの多い一戦となった。18,276人が詰めかけたユアテックスタジアム仙台は、両サポーターの大声援で大いに盛り上がった。

アウェイの浦和は前節同様に[3−5−2]でスタート。元仙台の武藤 雄樹と、仙台戦で5試合連続ゴール中の興梠 慎三が2トップを組んだ。

ホームの仙台は前節から先発メンバーを変更。椎橋 慧也と梁 勇基が先発し、中盤に入った。こちらも[3−5−2]のフォーメーションでスタートした。

序盤に優位に立ったのはアウェイの浦和。青木 拓矢、長澤 和輝、柏木 陽介の3人が、ときには横一列に並び、ときには長澤や柏木がトップ下のように前進する位置取りで、仙台のディフェンスを揺さぶりにかかる。10分に武藤が相手DF間でボールを受けて最初のシュートを打てば、15分には柏木が左サイドから上げたクロスに武藤があと一歩のところで飛び込む。ゴールにはならなかったが、浦和優勢で試合は進んだ。

仙台はこの猛攻に耐え、20分頃から相手陣内にボールを運んで反撃に出ようとしたが、そこでできたスキを浦和は見逃さなかった。24分、左サイドから長澤が上げたクロスは前がかりになっていた仙台の最終ラインの裏に入る。そこに走り込んできた橋岡 大樹が頭で合わせると、これがGKシュミット ダニエルにも取れない軌道を描いてゴールイン。橋岡のプロ初ゴールによって、浦和が先制した。

1点を追うことになった仙台は前に出て攻勢を強め、ようやく浦和陣内でシュートを打てるようになる。それでも浦和の集中した守備はなかなか崩れなかったが、「ゲームをもう一度動かすとか、スコアを振り出しに戻す作業について言うと、リスタートはものすごく大事」と渡邉 晋監督が話すように、準備を進めてきたセットプレーで追いつく。40分、左サイドで野津田 岳人がFKを得ると、その野津田のキックは近いサイドへ。そこでフリーになっていた板倉 滉が、「練習どおり、ガクくん(野津田)が良いボールをくれたので、そこに合わせられて良かった」というヘディングシュートを決めた。

試合を振り出しに戻した仙台は、ハーフタイムに選手のポジションなどを修正し、さらに攻勢を強める。たとえばやや後ろにポジションを変えた椎橋は「けっこうボールも引き出せたし、守備でも狙いを定められました」という手ごたえを得た。しかし、西川 周作を中心とした浦和の守備陣は、激しい競り合いの中でもゴールを割らせない。

そして終盤に仙台がハモン ロペス、浦和がアンドリュー ナバウトという攻撃の切り札を投入し、その中で浦和が押し返してチャンスを作る。しかし、シュミットの好守などで仙台守備陣も譲らず、両チームに追加点は生まれなかった。

両チームとも最後まで攻める姿勢を失わなかった一戦は、1−1でタイムアップ。さらに上の順位を目指すという点では、双方にとって“痛み分け”といえる勝点1をそれぞれ得た。

[ 文:板垣 晴朗 ]



10月7日(日)
IAIスタジアム日本平 (入場可能数:20,248人) 15:03 kick off
清水エスパルス − ジュビロ磐田

入場者数:19,159人
天候:晴 気温:31℃ 湿度:42%
主 審:今村 義朗 副審1:林  可人
副審2:浜本 祐介 第4の審判員:武部 陽介
IAIスタジアム日本平.jpg


清水エスパルス.pngジュビロ磐田.png


得 点

北川 航也.jpg1分
清水エスパルス
23 北川 航也

ショートカウンターを仕掛ける。
この流れで 49 ドウグラスが 23 北川 航也へパスをつなぐと、23 北川 航也はドリブルで持ち上がる。
ペナルティエリア手前のライン付近まで持ち込んで左足を振り抜くと、GKに触れられたボールが右ポストに当たってネットを揺らす。




ドウグラス.jpg38分
清水エスパルス
49 ドウグラス

敵陣浅い位置でボールを奪った味方から縦パスが送られると、49 ドウグラスがオフサイドぎりぎりのタイミングで抜け出して受ける。
そのままドリブルで持ち運ぶと、ペナルティエリア中央で相手に囲まれながら左足を振り抜く。
シュートはゴール右に決まる。




51分
ジュビロ磐田
7 田口 泰士

10 中村 俊輔が右サイドの敵陣深くでボールを持ち、7 田口 泰士へつなぐ。
7 田口 泰士が浮き球のパスをペナルティエリア右の5 櫻内  渚へ送ると、5 櫻内  渚は縦に仕掛ける。
5 櫻内  渚はマイナスの角度へラストパスを送り、胸で受けた 7 田口 泰士が右足を振り抜くと、シュートはゴール右へ決まる。
田口 泰士.jpg




ドウグラス.jpg61分
清水エスパルス
49 ドウグラス

49 ドウグラスがペナルティエリア手前の中央でハイボールを落とし、23 北川 航也からのワンタッチでのリターンを受ける。
そのままドリブルを仕掛けてペナルティエリア内へ進入。右足の方にボールを持ち出し、そのまま右足のシュートでゴール左へ沈める。




北川 航也.jpg1分
清水エスパルス
23 北川 航也

29 石毛 秀樹がペナルティエリア手前からスルーパスを供給。
23 北川 航也が抜け出してペナルティエリア内へ走り込むと、GKに寄せられる。それでも、先に右足で合わせると、ゴール右へ決まる。




村田 和哉.jpg90+4分
清水エスパルス
11 村田 和哉

11 村田 和哉がカットインからペナルティエリア手前の左で右足を振り抜く。
コースを狙ったシュートはゴール右隅をとらえてネットを揺らす。




清水エスパルス 5−1 ジュビロ磐田

清水と磐田。静岡を二分するダービーは、リーグ戦で48回目になる。これまでの成績は24勝6分17敗で磐田が勝ち越している。今季はここまで公式戦で1勝1分1敗とイーブン。この試合で決着がつくことになる。

清水の先発は左大腿部の負傷で河井 陽介が外れ、そのポジションには白崎 凌兵が入り、左サイドハーフには石毛 秀樹が入った。また磐田は、本来であれば前節・湘南戦で累積警告による出場停止のはずだった山田 大記が、試合延期のために処分がこの試合にスライドしている。よって、そのポジションには上原 力也が入り、また左ウイングバックにはトルコのコンヤスポルから移籍してきたエレンが初先発となっている。

晴天に恵まれ、両サポーターの激しい声援の中、キックオフの笛。試合はいきなり動いた。開始からまだ50秒過ぎ、ドウグラスが上原からボールを奪いカウンター。スルーパスから北川 航也が抜け出すと、ゴール左に流し込んで清水がさい先よく先制する。さらに、38分には再びカウンターから清水サポーターの歓喜が広がる。北川のスルーパスを受けたドウグラスが、ゴールに流し込んでリードを広げた。

点差が2点に広がったとはいえ、両チームともこれで試合が決まったとは思っていない。その証拠に45分には、ドウグラスが倒されたことに両チームがエキサイトする場面もあった。意地と意地のぶつかり合いは、ハーフタイムを挟んでまだ45分残されていた。

ハーフタイムに名波 浩監督は2枚替えを決断。清水から13得点を奪っている大久保 嘉人を下げて荒木 大吾、また上原に代えて山本 康裕と勝負に出た。前半は“やられっぱなし”の状態だった磐田だが、後半に入って落ち着きを取り戻す。すると51分だった。右サイド・櫻内 渚のクロスに、ゴール正面の位置で田口 泰士がワントラップから右足で落ち着いて流し込んで1点を返す。しかし、これで清水の勢いがとどまることはなかった。

61分には、ドウグラスが北川とのワンツーで飛び出すと、利き足とは逆の右足で流し込んで再びリードを2点に戻す。さらに72分には、フレイレがインターセプトから攻め上がり攻撃に参加。左サイドに展開するとドウグラス、石毛とつながり、そこからスルーパス。北川がディフェンスの裏にタイミングよく抜け出して流し込むお得意の形で4点目。これだけでは終わらない。88分から登場の村田 和哉が短い時間で結果を残した。後半アディショナルタイム、クリスランのサイドチェンジを左サイドで受けた村田は、ペナルティーエリア外から迷わず右足を振り抜く。ボールは鋭い弧を描いて落ちると、ゴールに突き刺さった。この日が30歳の誕生日、村田のバースデーゴールが決まってダメ押しの5点目を奪った清水は、危なげなく試合を終えた。

清水はホームで5試合ぶりの勝利。これまでのすべての悔しさを晴らすような快勝となり、スタンドの清水サポーターは最後まで勝利の余韻を楽しんでいた。

[ 文:田中 芳樹 ]



10月7日(日)
豊田スタジアム (入場可能数:41,255人) 16:03 kick off
名古屋グランパス − FC東京
豊田スタジアム.jpg


名古屋グランパス.pngFC東京.png


得 点

65分
FC東京
39 大森 晃太郎

9 ディエゴ オリヴェイラが名古屋グランパス 31 金井 貢史を振り切り、ペナルティエリア右のゴールライン際からグラウンダーのクロスを供給する。
これに反応したのは 39 大森 晃太郎。
ダイレクトでシュートを放つと、これがネットを揺らし、先制に成功する。
大森 晃太郎.jpg




68分
FC東京
11 永井 謙佑

38 東  慶悟が絶妙な浮き球のパスを 11 永井 謙佑へ送ると、11 永井 謙佑は果敢に仕掛ける。
11 永井 謙佑はDFを振り切り、ペナルティエリア内から左足でシュートを放つ。
これがクロスバーをたたいてゴールに吸い込まれ、点差を広げる。
永井 謙佑.jpg




オウンゴール.png90+4'分
名古屋グランパス
FC東京のオウンゴール

25 前田 直輝がペナルティエリア手前の右から左足でクロスを上げる。
すると、ゴール前に立っていたFC東京 48 チャン ヒョンスの頭に当たり、ボールはゴールに吸い込まれる。




名古屋グランパス 1−2 FC東京

怒とうの7連勝でJ2降格圏から脱出したかに見えたが、思いもよらぬ連敗で再び危険なゾーンに足を踏み入れてしまった名古屋と、8試合連続未勝利でAFCチャンピンズリーグ出場圏内から脱落してしまったFC東京の一戦。再浮上のきっかけをつかみたい両チームだが、一瞬の気の緩みが試合の結果を左右した。

名古屋は累積警告で中盤の要・エドゥアルド ネットが出場停止のため和泉 竜司がボランチに。5月12日の明治安田J1第14節・長崎戦以来の先発となった青木 亮太は、前線に入りジョーと2トップを組んだ。また第25節・磐田戦で負傷したガブリエル シャビエルが復帰、ベンチスタートで戦況を見守る。

一方のFC東京は、古巣対戦となる永井 謙佑が3試合ぶりの先発に。左サイドハーフには大森 晃太郎が入った。

試合は序盤からFC東京が攻撃に圧力を掛ける。2分にペナルティーエリア手前中央から大森がシュートを放つと、5分にはこの試合最初のセットプレーを決定機に結びつける。元日本代表の太田 宏介が蹴ったボールは相手ディフェンスラインを越えてフリーの森重 真人に。倒れ込みながらヘディングシュートを放つが、ここはGKランゲラックがビッグセーブを見せ得点とはならなかった。

相手の速いプレスになかなか敵陣にボールを運べなかった名古屋をアクシデントが襲う。8分、右SBの宮原 和也が相手との接触プレーで右太ももを痛めて早々に交代を余儀なくされると、風間 八宏監督は和泉を右SBに移し、ボランチには長谷川 アーリアジャスールを送り込んだ。

「いつものように立ち上がりは時間がかかった」と風間監督。しかし、徐々に相手のプレッシャーに慣れてくると、名古屋がボールを支配する時間が長くなる。相手コートで細かくボールをつなぎチャンスを探るが、完全に崩すシーンはなく、シュートは枠を捉えられなかった。

その後も名古屋がポゼッションで優位に立つが、FC東京は特徴である速い攻めで対抗。一進一退の緊迫した展開で、前半は0−0で折り返す。

後半も立ち上がりから前に出るFC東京。名古屋はその圧力をかわしてつないでいくが、65分、FC東京のディエゴ オリヴェイラがゴールラインから出そうなボールを必死に追いかけ、割る寸前でクロスを入れる。ラインを割ったとセルフジャッジしてしまった名古屋のDFは反応が遅れ、走り込んだ大森がダイレクトでシュートを決めて、FC東京が先制点を挙げた。風間監督は「コンマ数秒の軽いプレーが試合を決めてしまった」と唇を噛んだ。さらにFC東京はその3分後、永井が恩返し弾となるゴールを決めてリードを広げる。

J1残留のためにも負けられない名古屋は、ケガ明けのガブリエル シャビエルや秋山 陽介など攻撃的な選手をピッチに送り込み猛攻を仕掛ける。しかしFC東京の堅い守備に中央をこじ開けることができず、アディショナルタイムの相手のオウンゴールによる1点しか奪うことができなかった。

「後半も集中力を切らさず戦えた。価値のある1勝」と、胸を張ったFC東京の長谷川 健太監督。9試合ぶりの勝利に安堵の表情を見せた。

[ 文:斎藤 孝一 ]



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