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2023年09月12日

猫と神社の不思議な話

我が家には母娘の猫が1つずついる。

「いる」とはいっても、母のほうは生来の風来坊で、1〜2日戻らず夜っぴいてほっつき歩くなんていうことはザラにあった。気まぐれに戻ってきて猛然と水を飲み、飯を食い、何事もなかったようにそこらへんで横になって寝てしまうのが常。

発情期には3〜4日放浪し、ガリガリにやせ細って帰ってくることも珍しくなかった。それでも戻ってくれば飯をバリバリ食い、猫とは思えない勢いで水を飲み、いつものように横になっていびきをかいて寝てしまう。

先日、我が家にはほとんど影響を及ぼさなかった小さな台風が来た。その前の晩、私は布団の中で母猫の声を雨戸の外に聞いていた。家族が寝静まるのを見計らって鳴くのが母猫の悪癖だったが、あのときはなんだか少し遠くで鳴いているように感じた。

それから5日、母猫は一度も戻らなかった。昼間起きているときにはひっきりなしに鳴いて気を引きたがる猫だから、戻っていたのに気づかなかったわけではないと思う。5日戻らないなんていうことはこれまでなかったので、さすがにまずいなと思った。

母猫の行動範囲と思われる場所を歩き回って探してみたが、見つけることはできなかった。私の家の直近にある神社の杜を探したとき、ふと思い当ったことがある。

はじめて数日間戻らなかったとき、神社に詣でて「うちの猫を見かけたら家に帰るように言ってください」とお願いしたことがあった。何かの本で、いなくなってしまった猫を戻す方法のような話を読んで覚えていて、それを実行したのだ。この神社でよく遊んでいたこと、境内が猫の集会所になっていたことを、私は知っていたのである。

すると驚くことに、母猫はすぐに戻ってきた。驚く私たち家族の面々を後目に、いつものように大飯を食らい、浴びるような水を飲んで寝てしまった。ほんとにそんなことがあるんだなぁなんて口々に言いながら、何か得体の知れない気持ちの悪さを感じたものだ。

実はそういうケースがこれまで2回あった。2回目もまったく同じように、神社にお参りしてすぐに母猫は戻ってきた。たった2回の経験ではあったが、偶然が確信に変わった気がした。

そして今回−−昨日のことである。
例によって神社に詣で、社に向かい「うちの猫がいなくなってしまったので、見かけたら戻るよに言ってください」とお願いした。その1時間後、母猫は6日ぶりに戻ってきた。冗談みたいな話も三度目となると当たり前に思えてくる。

しかし従来のように、大飯を食らうことはなかった。長い時間をかけて、何度にも分けて水はたくさん飲んだようだ。しかし食べることはほとんどなかった。猫缶をひと口、かつぶしをひと口、刺身のかけらを2切だけはなんとか食べてくれた。でもいつもの母猫の様子とは明らかに異なっていた。

触診のようなことをしてみたが、見た感じ、触った感じではどこかが痛いということもなく、咳をさせても異常な咳ではなかった。それでも食べたい気持ちがどうしてもわいてこないようだった。いや、食べたい気持ちはあるが食べられない状況だったのかもしれない。

ひと晩母猫の家(=私の仕事場)に寝かせて今朝早くに様子を見にくると、母猫はもう外に出る気でいた。もともと母屋にも猫の家にも長時間居たがらない猫だったので、それは仕方なかった。ただ、病院に連れて行かなければならなかったので、かわいそうだがしばらく家で我慢してもらうことにした。

それでもどうしても外に出たがる猫−−私は考えた。
思えば、何度追い払っても結局我が家に居ついてしまった母猫。やがて娘猫を産んで、娘はすっかり「うちの猫」になった。母猫は、腹が減ったときと極寒の夜だけ家に帰ってくるに過ぎなかった。自分で私の家を選びながら、「うちの猫」にならないことも自ら選択し続けたのだ。

そんな母猫を無理につかまえて病院に連れて行くことが果たして正しいのかーー私はしばし葛藤した。

山を歩くと時折、死が迫ったシカやカモシカに遭遇することがある。元気な彼らは歩く私に出くわすと、鼻白んで逃げ出すか、なんだてめー的視線を向ける。しかし死を悟った彼らは静かに、しかし凛とした表情で叢に座っている。慌てて逃げ出すわけでもなければ命乞いをするわけでもなく、じっと私を眺めるだけ・・・彼らは覚悟を決めているのだ。

出入口にへばりついて見えない曇りガラスの向こうをひたすら見続ける母猫の姿に、私は彼女の「覚悟」を感じた。薄情とも思えるほど希薄な絆ではあったけれど、付かず離れずの「互いにとって心地よい距離感」を保ち続けた13年だった。

両者にとってのその「心地よさ」を、人間の一方的な判断で断絶していいのか?それは人間のエゴなのではないか・・・葛藤しながら私は彼女を抱きかかえ、ケージの中に収めた。そして母屋に行って砂糖水をつくって戻り、母猫に与えた。

空腹と寒さをしのぐためだけに我が家を利用した猫なのに、神社の導きがあったにせよ、なぜ食うこともできない猫が戻ってきたのかーーそのことを考えると、私は彼女に無理強いすることがどうしてもできなかったのだ。

すぐには飲みたがらないから注射器で少しとってゆっくりと母猫の口に砂糖水を流し込んだ。
これで栄養不足による低血糖を起こして動けなくなるリスクも、しばらくは大丈夫ーー私はケージから母猫を抱きかかえ、出入口を開放した。時はもう昼を告げるほどに経過していた。

その後数時間が経過している。外はすでに秋の虫による大合唱が始まっている。
母猫はその後戻っていない。

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2023年08月23日

夏はミョウガだよ/えれえヤベエ話

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

こっちのブログはだいぶ長く休んでいたが、山歩きはほぼ毎日、雨の日と多忙な日を除いて欠かさなかった。

きのこの出が悪いねー今季は。6月終わりから1か月くらいは目を皿のようにしながら歩いたんだけどね、タマゴタケをはじめ食えそうなのはなかなか見つからなかった。今のところ夏季に関しては、キクラゲいっぱいとウスヒラ少々、タマゴ5本の収穫に終わっている。とにかく今年は梅がもう頭狂いそうになるくらいの勢いで採れまくったので、発狂して奇声と雄たけびを上げながら梅仕事をした。うひゃあーーーーー!!!!

で、今この時期は1年で最も「なーんも採れねえ時期」なので、暑いこともあってけっこう緊張感薄くダラダラと山を歩いている。とはいえ盆過ぎにはもう秋の気配はしっかりと漂っており、山に入るとひやぁっとするあの感じは、暑い中を歩いてよかったと思える瞬間ではある。山の水も必要以上に冷たいしね。

とはいえ、なーにも採れねえというのはいささかの誇張。この時期といえば「ミョウガ」がちょくちょく採れる。今年もまずまず(100個くらい?知らんけど)採れている。こちらである。

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↓意外とご存じない読者も多いかもしれないが、ミョウガってこんな葉っぱ
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↓ここは枯れ沢の簡易砂防みたいなとこ。意外とご存じない読者も多いと思うが、土管の中ってこんな空洞。まだまだ暑い夏に涼しげなサービスカット
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まあ夏前の収穫が不振の年には意外と秋の収穫が大漁であることもあるので、そういう期待を込める。


で、話は打って変わって・・・

こっち滅びゆく日本〜グローバリストの手口のほうも更新したので、興味ある方は、いや、興味ない方こそぜひご覧になっていただきたいと願う。

正直、まあそうだよねという予感はあったのだが、それがいよいよ現実味を帯びてきましたよ、系のめちゃくちゃヤバい話。それと、まあメディアってほんとバカだよね、という日々感じる日常的なトピックを更新しているので、ある程度内容を理解できるレベルで集中して、さっと目を通していただきたい。

じゃあな。

2023年02月12日

深い傷/カモシカの奇行

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

今年もセリは順調で、年明けからコンスタントに収穫して食っている。2月に入りだいぶ成長してきているので、春はもうすぐそこまで来ているんだなぁと感じさせてくれる。

ところが・・・ちょっと藪の中のセリを収穫しようとしたとき、小指にチクっという鋭い痛みが走って驚いた。しかし野草山菜きのこの収穫者にとって、この程度のケガは日常茶飯事。驚いたのは傷みが走ったことに対してではなく、その鋭さに対する反射的なものであった。

なんなら「あ、またやっちゃったー・・・トゲだな」という程度の心持である。ところが、ほんとうの驚きはその直後に襲ってきた。どうせ大したことねえだろうなぁと思いつつ、いちおう傷を確かめようとしたところ、ちょっととんでもないことになっていたのだ。

患部は左手の小指。で、私が小指を見るつもりで見たその目へと真っ先に飛び込んできたのは、手のひらに流れる血のほうであった。あれ?動脈やっちゃったか?とも思ったが、血の色を見る限り、まあ静脈だろうなと容易に判断できた。小指を刺すくらいであれば、めったなことで動脈をやるようなことはないはず。実際、出血の量は相当のものではあったものの、流れ方は動脈性の感じではなかったんだよね。

あーあと思いながら、小指を口に入れて止血を試みると、いやーけっこう口んなかにも血が流れてきてあせったよ。これも動脈の感じではないんだけどね。吐き出した唾液は真っ赤だが気分はかなりブルーですよ。

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成長したといってもまだこの程度なんだよなー。こんなの採るためにえれえ出血しちゃって参った。で、翌日じっくり確認したところ、すっげーちっけー傷でさぁ・・・数日のうちに完治したところをみると、そこまで深い傷でもなかったみたい。なんであんなに出たんだろう?動脈だったのかなぁ・・・だとしたら、俺の動脈血はかなりきったねえことになるよなぁ・・・

でもふと思った。もし私がバカ政府猛烈プッシュのヘンなやつを撃ってたら、その副作用の代表でもある血小板減少症かなんかで失血死してたかもしれねえなー・・・って。いやむしろ、トゲを刺して失血死だったらニュースになって、あのへんなのがどんだけヤバいもんであるかを知らせることになったかもしらんけどさ。

そうなれば、小指負傷による私の死は犬死なんかではなく、名誉ある社会貢献死であったことはあったんだろうけどね。まあ撃ってなくてとりあえずよかったわ。小指のケガで死んだなんつったら深刻なニュースではなく、びっくりニュース系のお笑いネタで紹介されちまうわ。


その数日後、山でカモシカに会った。「若水とり」の回で、私の愛チャリであるフリートストリートダンシングブレーヴェストローマンゴンサレス号を捨てて歩いた山道でのことだった。少し前にカモシカらしき動物がすげえマイペースで歩いていたのだが、後ろから私が迫ったのを知ると、やおら山を登って行った。

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↑山を登っていったカモシカ

まあ私にとってそんなことは手にトゲを刺す以上に日常茶飯事なので、そのままやりすごして水場の様子を見て、ちょっとセリを摘んでそのまま来た道を帰ろうとした。すると、カモシカがのぼっていったあたりから、ゴンゴンというこの山では聞いたこともねえ音が聞こえてきたのだ。

え!?と思った私は音の正体を突き止めるべく山を見上げた。このときはもうカモシカのことなんて忘れていたんだけど、だからこそ、さっきのぼっていったと思しきカモシカを再び目にしたときは驚いた。だって、さっきのタイミングから30分前後も経過してるんですよ。そんなに同じところにじっとしてるもんなのかいカモシカ。

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しかも、なんかものすごく奇妙な動きをしていたからなおさら驚いたよ。えーとね、カモシカはけっこうな勢いで木に頭をぶつけ、その勢いで木に頭ゴリゴリとこすりつけていたのだ。音の正体はわかった。でもなんか不思議な動きでしたねー。なんつーかね、猫がそこらへんに頭をこすりつけるような、あんなしぐさなんだよ。かわいい。でも、こんなこと30分もやってたのか?

5分くらい観察しながら口笛を吹いたり声をかけたりしたが、カモシカはこっちをじーっと眺めたかと思うと、また頭を木にぶつけ、こすりつけていた。なんだろうなあの動き。頭が猛烈にかゆかったのか、あるいは猫同様のマーキングの一種なのか・・・


ところで、こっちの記事↓も更新したので、ぜひぜひご覧くださいよ。お願いしますね。
滅びゆく日本〜グローバリストの手口

2023年01月26日

自然乾燥冷凍ヒラタケ

必ずお読みください!

ン十年ぶりなどと言われる大寒波が襲うなか、ここ2日間私は森を歩いている。雪がけっこう降ったので、山は非常に危ない状況であると判断し、すぐ近くの森だけにとどめているのだが、久しぶりに様子を見てきた大爆発ヒラタケホダ木に、また自然乾燥ヒラタケを見つけることができた。

ただし今回のは、単なる自然乾燥ヒラタケではなく、自然乾燥「冷凍」ヒラタケであったという点で、ちょっと「おおー!」と思わせてくれた。

今は危なくて近寄れない山に行けば冷凍ヒラタケが散見されるのだが、今回はただの森であるにもかかわらず、なかなかの数を収穫することができたので、けっこううれしかったりする。やっぱり寒かろうがなんだろうが行ってみるもんですねー。

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同じ木の向かって左側、右側に生えていた。かっちんこっちんに凍っていた。地べたに直接生えているように見えるせいで、シメジ?と誤解されそうなヒラタケだが、これはちゃんと木の地下根に発生した正真正銘のヒラタケである。尖ったところで手を切りそうになりながら、慎重に収穫してきた。


さて、今回は↓に動画の紹介もついでにしておこうと思う。
滅びゆく日本〜グローバリストの手口

あまり聞きたくない話が次から次へと耳目に届くので、こっち↑の更新が非常に忙しい。でもそんなこと言ってられる状況じゃないんでね。少しでも日本が正しい方向に軌道修正できるよう、自分なりに動きたいと考えている。

ぜひご覧ください!

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

2023年01月23日

自然乾燥ヒラタケと冬眠ヒラタケと

必ずお読みください!

※まちがってもういっこのほうのブログに載せちゃったやつ。あっちで読んでこっちで読めば2倍楽しめます。

1月20日 巨大乾燥ヒラタケ
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手前に写っている神々しい物体は、私の足である。だいたい30cmなので、乾燥ヒラタケも30cmくらいのデカさ。魚釣りでは30overを「尺イワナ」「尺ヤマメ」などと呼んだりするのだが、この呼び方にならえば「尺ヒラタケ」ということになる。聞いたことねえけど。これからきのこアングラー(?)の間ではやると見る(←はやんねーよ)。

ちなみに「自然乾燥ヒラタケ」って、ウェッティーなヒラタケよりも、あるいはウェッティーヒラタケを乾燥させたドライヒラタケけよりも、すごくうまいんだよ。だいたい巨大なヒラタケって味が落ちる(うまくないわけじゃない)んであれなんだけど、自然乾燥ものだったのでうまいのかそうでもないのかの判断が難しい。まあ食ってみるわ。


同日 学校森久々ヒラタケ
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ここは10kg前後の大株が2回も採れたとこ。10月、11月に1回ずつ採ったのだが、先週久々に行ってみたらまた発生していた。まだ出るか、という感じ。ただしこれ、1週間くらい前から同じ状態であり、これは先日まで話してた「冬眠ヒラタケ」ですね。これはごく小粒の株。


さて、またちょっとおもしろい動画を紹介したいと思うので、こっち↓のページもチェックしてもらえたらうれしい。
滅びゆく日本〜グローバリストの手口
今回は「バカ」の養老先生の話なので、とても聞きやすいが、よーく考えると非常に恐ろしい内容になっている。ですから、ぜひ。

あばよ!

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

2023年01月20日

冬眠中(じゃなかった!?)ヒラタケの観察と収穫

必ずお読みください!

先日、このクソ寒い時期に誤って(?)発生してしまったヒラタケは、春まで冬眠するんですよー的な話をしたかと思うが、今年もそうしたちょい「おマヌケ」なヒラタケを見つけることができた。その後の続編。

この前の日曜
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こんな具合に、けっこう成長していたので収穫。そして食った。やっぱりね、こういう寒い時期のきのこは身がブリブリで非常にうまい。というか、成長が遅いせいで「食いごろ」の時間が長く、こういう「うまいタイミング」で収穫するチャンスが大きいのだ。まあ多少でかくなってもバンバン採れる秋を経ているから言えることなのかもしんないけどね。

ただ、前回述べた「ヒラタケの冬眠」については、必ずしも正しくないということが証明されたともいえる。冬眠しているなら当然(目に見える)成長もないはずだから、収穫した株に関しては「冬眠」ではなかったことになるだろう。

実際この裏側に発生していた株も、

上と同じ日(日曜日)→→→→→水曜日
DSC_0446.JPG→→→→→DSC_0449.JPG

という具合に、明確な成長が見られた。ただ、水曜日のほうの画像のうえーーーのほうを見てもらいたいのだが、すげえちっけー株があるでしょ?これ昨年末ならびに日曜日もまったく同じで、結局水曜日も成長は見られなかった。これはたぶん「冬眠」という解釈で間違ってないんだと思う。

話はちょっとかわるけど、ヒラタケ収穫時の注意点。

きのこ(ヒラタケ)の株ってのは意外とデリケートである。大株の場合、一部はかなりデカくなっているのに一部はちっけーままってケースもある。そういう株に出くわしたときは、ちっけー部分も一緒に収穫するのがセオリーかなと感じている。

というのも、大きい部分だけ採っちゃうと、株全体が死んじゃう傾向がみられるから。まあ上手に採ればそういうことも起こらないのかもしれないけれど、だいたいは足場が非常に悪く、収穫時の体勢っもけっこう厳しく、そんなことを悠長に考えている余裕はないのだ。


さて、さらに話はまったくのアサッテの方向にかわっていくが、こっちのページ↓
滅びゆく日本〜グローバリストの手口
も更新したので、ぜひご覧いただきたいと願う。今回のは「典型例」なので、よほどのアホでもない限り、ちゃんと理解すればピンとくる人は多いと思う。かなりのアホである私だって理解し、ビンビンきまくったくらいなんでね、みなさんならまあだいじょぶだろう。

ちゅーことで、寒いですからね、ヘンな風邪なんてひかんよう気をつけたいですな、お互い。

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

2023年01月13日

冬眠中?のヒラタケ

必ずお読みください!


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今年は久々に干し柿をつくった。畑の柿(渋柿)はふつうサイズなので、干すとちっこくなってしまって1個食ったくらいでは全然もの足りず、ただ味がなかなかの美味だったため、農協で百目柿(最大級の柿)を購入し、40個ほどつくった。これがラスト1個。これ来年もつくるわ。めちゃくちゃうまい。

意外に思われるかもしれないが、甘柿って干してもこんなに甘くならんのですよ。渋柿のほうが干して甘くなる。理由は・・・簡単ですね?そう、甘柿よりも渋柿のほうが糖分を多く含んでいるから。だから山柿なんて完熟のものは喉が焼けるくらいに甘い。サイズは超小粒だけど、5個も食ったら病気になる甘さだよ。


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年末にお礼参りで酒をぶっかけてきた付近の木。当時、ヒラタケの子どもがかなりの数発生していたが、ご覧のとおり成長が止まっている。これも毎年のことなんだけど、出かけたヒラタケは寒さで成長を止めちゃうらしい。あったかくなったら成長を再開するのだろうか。今年はちょっと観察してみたい。


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セリが本格化する2月終わりころまでは、ハコベ(ラ)をイヤイヤ食ってたのだが、ここ数年はこの時期にも十分なセリを収穫できるとわかって以降、ハコベ(ラ)の収穫をやめている。でも写真くらいは撮ってやるかと、ハコベ(ラ)に対し上から目線で撮影した。

セリと間違いやすいタネツケバナも、このクソ寒い時期に元気な姿。タネツケバナはセリと間違って食っても大丈夫。これも食える野草なんでね。この時期というとシャクというニンジンの仲間も大量に発生し、これまた食える野草ではあるが、シャクは似た毒草が多いため、食うんだったら注意が必要。かなりそっくりな毒草があるので、自信がない私は採らない。

今回は少なかったが、セリもしっかりと収穫することができた。野菜が高くなる時期だけに、非常にありがたい。ほかの野菜よりうまいしね、はっきり言って。

滅びゆく日本〜グローバリストの手口
【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

2023年01月02日

若水とって体力の衰えを痛感した件

必ずお読みください!

若水をとりにいった。これも毎年やってることなんだけど、1年でこんなにしんどいことはないというくらい、非常にしんどい行事である。

若水とは、まあ正直なところよくわかんないんだけど、概要レベルであれば説明できなくもない。簡単にいうなら、元日の早朝に湧出するどっかの湧き水(沢水や井戸水)のこと。我が家に井戸はないから、いつも山に行ってとってくる水である、私の場合。

若水を飲むとその年1年は健康に過ごせるとかなんとかいう、なかなか胡散臭いいわれがあるみたい。私の場合、我が家の飲料水として普段から飲んでる水なので、元日もとりにいっているだけの話である。

いやね、この時期はもう山の道は非常に危険なんですよ。凍っててね。それと、近所になかなか有名な神社があって、車で出ようもんならはらわた煮えくりかえるような渋滞に巻き込まれる危険性が高いというのもある。

そこで、まあこれも毎年のことなのだが、途中までチャリで行って、そっから歩いて若水をくみ、重い水をもって峻険な山道を下ってチャリまでたどりつくという「荒行」を行うのが例年の元日の過ごし方なんだよ。まいっちゃうよなー、ほんと。

やっぱりとんでもねえ山道だから、チャリでのぼるのは不可能なんです。だから途中で止めるんだけど、その「途中」もけっこうな坂道で、7割くらいはずっと立ちこぎしなければならないという、割と苦痛な道程なのだ。

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私の愛チャリ・フリートストリートダンシングブレーヴェストローマンゴンサレス号(通称フリくん)

例年であればね、まあ汗だく&息も絶えだえながら、こっから先は物理的にチャリは無理という地点までは行きつくんだけど、今年はどういうわけか、上の駐輪場までに4回も歩かなければならなかった。しかも、疲労の度合いが例年とは違う気がする。

なんつーか、もうすべて出し切ったみたいな感じなんですよ。チャリを転がして歩くんだけど、すっげぇ歩きたくねえの。だんだん泣きそうになってくる・・・この感じわかります?

で、どうにか駐輪場までたどりついたんだけど、そっから急坂を歩くのがもうイヤでイヤで・・・おっかしいなぁ、例年ここまでイヤということはないんだけどなぁ。ふつうにやだなーって程度なんだよ。

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ここなんだっけなぁ・・・なんか理由があって撮影したんだけど、疲れすぎてわかんなくなってきた汗

心で泣いて膝だけ盛大に笑ってる状態で、いよいよ登山開始。
のぼり始めてからもう泣く気持ちも薄れてきて、意識もだんだん薄れてくる。それでもここまできたら水を持ち帰らぬわけにもいかず、さらに歩いていると、今度は徐々に笑えてくるの。膝じゃなく、人間全体がね。

しかしもう声を出すパワーがゼロ。もしパワーがあったら真冬の山道を独りで汗だくになってげらっげら笑いながら歩いてたと思う。そんなとき、とてもうれしいコイツに気づいたんだよ。

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フユイチゴ。いつも当たり前に食ってるからこういう特殊な状況のときはむしろ思い出さない。ふつうのときに食っても、ワイルドベリーにしてはうまいほうなんだけど、昨日のあのうまさはもう涙出そうになったわ。

こういうタイミングでも、やっぱり山の恵のありがたみを感じることができる。やっとまともな人間の感覚を取り戻すことができた。ありがとう、フユイチゴ(泣)
そんなこんなあって、ようやく若水にありつくことができた。

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もうだいぶ水が細くなってきたなー。1月終盤から2月終盤くらいまでは、ほぼ水は出なくなるんですよ。その間だけは水道で飲料水を賄うことになる。もっともこの辺は水道水もかなりうまいらしいんだけどね。

てな具合に、猫ふたつ含む家族の健康のために、不健康寸前の状態に陥りながら、今年も若水をとってきましたよ。若水っつったって、昨日まで流れてた水と同じだからね、これ飲んだからといって健康になるとは正直思わない。

ただね、この修行みてえなキツイことを自らに課すことによって、私自身は多少健康にもなるんじゃねえかなとは思う。大晦日に飲んだ酒なんて全抜けだぜ、間違いなく。

でさ、水をもって歩いて帰るんだけど、今度は猛烈な下り坂なもんだから、寒いのよこれが。1年で一番の汗が全部ひいちゃって、体は冷える一方。そしてフリくん(フリートストリートダンシングブレーヴェストローマンゴンサレス号)に乗って、けっこうな下りを寒風にさらされながら帰ったわけです。

てかおい国交省!俺んちからこの山までなんでこんなにずっとのぼってずっと下るんだよ。お前んとこの役人ども手抜いてんじゃねえのかこんにゃろ・・・などと、完全な八つ当たり思考で、ヘトヘトにへばりくたばりながら家にたどりついた。

てことで、今年も健康にやってけたらいいなーと思う次第である。
まあこれで私の健康は保証されたも同然なんだけど、体力の衰えだけはどうしたもんかなー・・・昨日はちょっとショックだったよ。あー・・・

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

2022年12月30日

あけおめ/お礼参り特集

必ずお読みください!

前回のブログで年末のあいさつをしてしまったので、ここでまた年末のあいさつをするのもどうかと思う。そこでちょっとばかり時計の針を進めて、もうとっくに新年が明けたというテイで今日は進めていく。コイツ頭おかしくなったのか?とは思わないように。


あけおめ。
巷では年末がどうだの正月がどうだの言ってるようだが、我々最先端原始人の間ではもうとっくに新年が明けている。やれクリスマスだ有馬記念だと後れを取ってる現代人よりは、ずっと時代を先取りしているのだ。

いやね、けっこういろんな人から「原始人」呼ばわりされるんだよ。私の生活を知る者による「原始人みたい」認定は、○○みたいシリーズの第2位くらいの絶好位につけている。

まあそらぁね、髪もボサボサ、ヒゲもボーボーで、山菜とっちゃウホウホ言い、きのこみつけちゃ喜びの舞を舞い踊るような日々を送っているわけだから、原始人と呼びたくなる気持ちもわかるような気もする。肯定はしないけどね。

ちなみに○○みたいシリーズ第1位は「くまさんみたい」 続いて「高田純次みたい」「バカみたい」が同率で第3位という感じである・・・いっっこもうれしくねえんだよこのやろー!

それはさておき。
昨年2022年の1年間、いろんなところでいろんな「山のもの」「川のもの」を収穫させていただいた。山の神にはほんとうに感謝である。ということで、毎年やっている「お礼参り」を今年もすでに終えていて、今回はその特集。ほぼなんの収穫もないが、今回はこっちがそのお礼をする番なので、そんなことは当たり前である。

ですからいつも私がとってくる山の幸の画像が目当てでこのブログをご覧になっているという読者は、今すぐブラウザバックするなりPC・スマホを叩き壊すなり、なんらかの対処をすべきであることをここに告げておく。親切だなー、俺。

もうこっからはほとんど文章ないよ。写真をだらだらぁーっと掲載して、ひとことずつ今年の思い出を書くだけね。

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毎年コンビニで買ってる「日本盛・大吟醸」 けっこういい酒みたいよこれ。ここはアカモミタケが大量に採れたモミ林。お礼参りはこっからスタート!おい先公、てめーわかってんだろうな・・・とかいうやつじゃないですよ。あくまでも感謝を述べる場である。どーもありゃした!

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これなんか順番バラバラだなぁ。ここはミョウガが大量に採れたとこ。沢沿いでセリも収穫できるとこね。ありゃした!

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これはどこだ・・・わかった!大量のワラビを採らせてもらってるとこだ。この茶色は全部ワラビだわ。親類縁者が泣いて喜ぶワラビ。そういった連中の分も一緒に、ありゃした!

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おーここはある神社の境内だな。ワラビ、ゼンマイ、シオデなど、かなりの量を収穫させていただいているところ。酒もまいたし賽銭もした。改めまして、ありゃした!

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ここは・・・M山頂のワラビだな。ここでワラビ採ってると観光客がびびるのがおもしれえんだよな。ありゃした!

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ここはね、廃林道沿いの傾斜で、主にシドケ、ミツバを採らせてもらったとこだ。シドケは年々増えてうれしい!ありゃした!

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ここはあれだ。えーとね、えーと・・・ヤブカンゾウ!ここは夢のような場所ですよ。素揚げ、塩焼き、お浸しすべて絶品!ビール大好きな私に幸せな1か月間を提供してくれる。うー・・・まじでありゃした!

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いつも大量のセリを与えてくれる休耕田。例年なら新年早々出るイメージなんだけど、もう収穫できるんだなぁ・・・まあ年明けと同時に生えだすわけではないから当然か。てかもう明けてるんだよなそういえば。ありゃした!

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以前ブログに「ナラタケとヒラタケ」の話を掲載したと思うが、それとは別の場所の、沢伝いの「ナラタケとヒラタケ」 奥に見える朽木にナラタケ、手前の横倒しの朽木にはヒラタケ。どっちも大量だった。ありゃした!

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ここは、気持ちわりい道の沢の木に生えるヒラタケのポイント。ここは不思議なヒラタケでね、ウスヒラのような巨大ヒラタケなんだよ。ありゃした!

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いやーこの山はしたたか。お!ヌメリツバタケ(または同モドキ)じゃん!と思ってひっこぬいたら、全然ぬめってねえし、右の写真のようにツバもない・・・最後の最後に、また課題を押し付けてきやがった。酒あげてねえけど、あざーーーーす!

つーことでね、まあほんの一部の一部、そのまた一部という感じではあるけれど、今年私がお世話になったポイントで酒をあげてお礼言ってきましたよという、読者のみなさんにとってはなんの意味もない内容ではあったと思う。

でもね、毎年感じることではあるけれど、一年中とても楽しいですよ。ほとんどどの月も例外なく、貴重な山の幸を恵んでくださるんで、これやんないわけにはいかないんですよ。もちろん単に酒だけまけばいいってもんじゃないらしいことは知ってますよ。

烏帽子?的なもんかぶって、なんか白い紙の階段みてえなビラビラしたもんを振りかざしつつ、ひえああああああああああ!!!とか奇声をあげるあのやり方のほうが正式だっつうことはわかってます。でも私山もそういうなんか振り回す系もド素人なんでね。そういうのわからないんで、まさに「気持ち」を山神様に伝えるために、酒まきとお礼は毎年義務としてやってることなんです。

もうお礼参りは終わったんで、明日はとある山の山頂にまつってある山神様にお参りして、それでいちおうすべて山関連のご挨拶は終了である。


こうやってお礼してまわってるとね、ちょっと思うところがありますねー。やっぱり人生、楽しまなきゃダメだなって、最近すごく思いますよ。これから世界がどうなっていくか、なんとなく想像できるじゃないですか。一生懸命働くことが大切だと教えられてきたけど、一生懸命働いていくら小金稼いだって、生き残ることなんてできない時代がすぐに来ますよ。はやけりゃ来年・・・いや今年か(汗)

私は真剣に生き残るすべを学んでいますよ。そういう環境に恵まれていることにはもう感謝以外何もない。ただただ、山の神様ほんとうにありがとうございます!の気持ちしかないんだよ。

1楽しむためには、9つらい思いをしてがんばりなさいなんて、親や学校の先生には教えられてきたけど、だいたい私の親なんてまるでアホだし、学校の先生なんてウソしかつかない・・・というか、知らずにウソをつかされているようなもんですからね。残念だけど。

私は、楽しい思いをするためにも楽しみたい。そしてこれからの時代を生き残るためには、そういう方法しかすべはないと、かたく信じて疑ってないですよ。国や政府を信じる気持ちにはとてもなれないんでね。だから山も競馬も、ほかのどんなことよりも真剣に取り組むんだ!くらいの強い気持ちでやってますよ、まじで。まあ山はそうしないと、自分が死んじゃう危険がたっぷりあるんでね。

ひと月ほど出稼ぎに出てみて痛感したよ。だーれも人口動態統計のこと、あるいは超過死亡のこと話すヤツなんていねえから。いや都会の人は知ってて知らんぷりしてんのかもしんないけどね。

おっと、このブログの読者さんはちゃんと知ってますよね?もし知らないなら、ブログをお読みいただいたせめてものお礼として、ぜひ「人口動態統計」そして「超過死亡」について、いろいろ調べてもらったほうがよいと思いますよ。私にできることはそのくらいしかないです。生き残るためにすべきこと・・・これ、ほんと重要ですよ、これからの時代。

くまみてえな見た目で高田純次みてえにテキトーで、バカみたいなことばかり書いてはいるけど、ここだけはほんとに本気で言ってますから。そこだけは誤解なきよう。

つーことで、今年も・・・おーーーっとちがった。昨年も読んでくれてどーも。来年も・・・いや今年も私が死んでない限りは、よろしくどーぞ!!!!

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

2022年11月20日

エノキ初物/ごあいさつ

必ずお読みください!

DSC_0406.JPG DSC_0407.JPG

11月20日
1枚目:今年初のエノキタケ。猪木が死んじゃったので、もうアントニオはやめようと思う。
歯ごたえと傘のなめらかさがとにかくおいしい天然エノキタケ。ただ、このくらいの少量ずつしか採れないことが多いのも、このきのこの特徴である。

似た強毒、猛毒きのこもやや多い(ニガクリタケ、コレラタケ、ヒメアジロガサ(モドキ)など)ので、よくよく注意したい。

2枚目:またまたヒラタケ。ここはいつも12月に出る場所なのだが、今年はちょっと早かった。毎年のことだが、とても良い型、サイズのヒラタケが出る。


で、ここからはごあいさつ。
というのもね、私明日からひと月ばかり出張に行かなければならず、ブログは更新できなくなりそうなんですよ。

いや、ブログを更新しようと思えば更新できるのかもしれないが、何しろ山に行く時間がないことは確実なので、ブログの更新も現実的ではないことになる。競馬のほうは時間を見つけてやろうと思うんだけどね。

ということで、今年も読んでくれた読者の方には感謝である。発生してくれたきのこや山菜野草たちには、読者とは比べ物にならないくらいの大感謝である。きのこ的には良い正月を迎えられそうだから、まあ良い年だったかな。

少し(だいぶ?)早いけれど、どうか良いお年を!

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