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2020年04月22日
2020年度大学入試改革B 学校推薦型選抜(現在の推薦入試)
こんばんは!!今日は学校推薦型選抜(現在の推薦入試)について書いていきます。
推薦入試といえば指定校推薦やスポーツ推薦、課外活動推薦など様々な推薦がありますが、それらの総称が「学校推薦型選抜」に変わります。
また、学校推薦型選抜の名称は「公募制一般推薦選抜」(間口が広く募集定員も多い)、「公募制特別推薦選抜」(スポーツや文化活動で顕著な成績を収めた人)、「指定校制推薦選抜」(現在の指定校推薦)に分かれます。
学校推薦型選抜は以下のような生徒さんにおすすめです。
まず1つ目の、「学業やスポーツに特化している」ことに関しては、従来の推薦入試のように、学業に秀でており学校の評定平均値も高く、資格なども有している生徒さんやスポーツの競技実績が優れており、大学側からのスカウトをもらえる学生さん向けです。
現在、推薦入試の出願資格に実用英語技能検定(英検)を取得していることが記載されている大学も増えてきました。
また、スポーツ推薦においても競技実績だけでなく、評定平均値をある一定以上求める大学が大半です。
大学は学ぶ場所ですので、学業をしっかりと継続して努力できることをしっかり大学側に伝えられるようにしなければなりません。
2つ目の「学校ごとの指定校推薦の基準を満たしている」は、書いてある通りですがいくつか注意が必要です。
まず、自分が希望する大学がその年も指定校推薦の枠を学校側に用意してくれるのか。
出願資格が前の年と変わる可能性がある。
学内での選考にもれる可能性がある
という点です。
これは私が高校3年生の担任をしているときに実際にあったことです。
数年前に私が勤務する学校から指定校推薦で大学に入学した生徒がいたのですがその生徒が大学を中退してしまったんです。
そうしたらその大学から指定校推薦の枠がなくなってしまいました。
そこの指定校推薦をモチベーションに勉強してきた生徒の進路変更をするのに一苦労しました。
また、前の年にはなかった「英検○○級以上取得者」という文言が出願資格に追加されていて出願できなかった生徒もいます。
さらに、私が勤務する学校では指定校推薦の基準を満たしている生徒の中で試験を行い、上位の生徒がその大学の指定校推薦の受験資格を得るのですが、その結果によっては苦労している生徒もいました。
これは学校によって異なるので学校の先生に確認することが必要です。
これらの点は指定校推薦を考えている学生さんには注意をしてもらいたいです。
3つ目は「大学が求める人物像に当てはまる」かどうかです。
例えば、出願資格を満たしている学生の中で、大学ごとの求める人物像に当てはまる高校生活を送ってきたのか(高校生活で取り組んできた事柄やそれらの実績等)を判断されます。
希望する学部・学科にあわせた活動、資格の取得、評定値を取れているのかが重要になりますね。
以上が、学校推薦型選抜について簡単にまとめたものです。
ちなみに、大学は一昔前と違い、募集人数以上の合格者を出しづらくなってしまいました(助成金がカットされるので)。
そのため、推薦入試では優秀な学生さんに合格を出します。
もちろん、優秀というのは学業や課外活動だけでなく人柄も含まれます。
また、学校推薦型選抜の出願資格が変更になったり、指定校推薦の枠が減少していくことも懸念されるので、学生さんは1・2年生のうちから安易に推薦受験を考えるのではなく、しっかりと学力を身に付け一般受験をするくらいの気持ちで学業を頑張っておいた方がどのようなことにも対応できます。
勉学と課外活動の両立はとても大変ですが、一般受験の難化や大学入試改革で一般受験を避ける学生が多いからこそ倍率も下がりライバルが減る分、一般受験でチャレンジしてもいいのかと思います。
特に今年は大学入試改革の影響で浪人生が少なくなっているため、ある意味チャンスです。
是非、将来を決める上で大切な進路選択です。慎重になるのもそうですが妥協せず、最後まで粘り強く受験に立ち向かってください。
何か質問があればコメント欄に気軽にどうぞ!!
ではでは〜
推薦入試といえば指定校推薦やスポーツ推薦、課外活動推薦など様々な推薦がありますが、それらの総称が「学校推薦型選抜」に変わります。
また、学校推薦型選抜の名称は「公募制一般推薦選抜」(間口が広く募集定員も多い)、「公募制特別推薦選抜」(スポーツや文化活動で顕著な成績を収めた人)、「指定校制推薦選抜」(現在の指定校推薦)に分かれます。
学校推薦型選抜は以下のような生徒さんにおすすめです。
- 学業やスポーツに特化している人物
- 学校ごとの指定校推薦の基準を満たしている
- 大学が求める人物像に当てはまる
まず1つ目の、「学業やスポーツに特化している」ことに関しては、従来の推薦入試のように、学業に秀でており学校の評定平均値も高く、資格なども有している生徒さんやスポーツの競技実績が優れており、大学側からのスカウトをもらえる学生さん向けです。
現在、推薦入試の出願資格に実用英語技能検定(英検)を取得していることが記載されている大学も増えてきました。
また、スポーツ推薦においても競技実績だけでなく、評定平均値をある一定以上求める大学が大半です。
大学は学ぶ場所ですので、学業をしっかりと継続して努力できることをしっかり大学側に伝えられるようにしなければなりません。
2つ目の「学校ごとの指定校推薦の基準を満たしている」は、書いてある通りですがいくつか注意が必要です。
まず、自分が希望する大学がその年も指定校推薦の枠を学校側に用意してくれるのか。
出願資格が前の年と変わる可能性がある。
学内での選考にもれる可能性がある
という点です。
これは私が高校3年生の担任をしているときに実際にあったことです。
数年前に私が勤務する学校から指定校推薦で大学に入学した生徒がいたのですがその生徒が大学を中退してしまったんです。
そうしたらその大学から指定校推薦の枠がなくなってしまいました。
そこの指定校推薦をモチベーションに勉強してきた生徒の進路変更をするのに一苦労しました。
また、前の年にはなかった「英検○○級以上取得者」という文言が出願資格に追加されていて出願できなかった生徒もいます。
さらに、私が勤務する学校では指定校推薦の基準を満たしている生徒の中で試験を行い、上位の生徒がその大学の指定校推薦の受験資格を得るのですが、その結果によっては苦労している生徒もいました。
これは学校によって異なるので学校の先生に確認することが必要です。
これらの点は指定校推薦を考えている学生さんには注意をしてもらいたいです。
3つ目は「大学が求める人物像に当てはまる」かどうかです。
例えば、出願資格を満たしている学生の中で、大学ごとの求める人物像に当てはまる高校生活を送ってきたのか(高校生活で取り組んできた事柄やそれらの実績等)を判断されます。
希望する学部・学科にあわせた活動、資格の取得、評定値を取れているのかが重要になりますね。
以上が、学校推薦型選抜について簡単にまとめたものです。
ちなみに、大学は一昔前と違い、募集人数以上の合格者を出しづらくなってしまいました(助成金がカットされるので)。
そのため、推薦入試では優秀な学生さんに合格を出します。
もちろん、優秀というのは学業や課外活動だけでなく人柄も含まれます。
また、学校推薦型選抜の出願資格が変更になったり、指定校推薦の枠が減少していくことも懸念されるので、学生さんは1・2年生のうちから安易に推薦受験を考えるのではなく、しっかりと学力を身に付け一般受験をするくらいの気持ちで学業を頑張っておいた方がどのようなことにも対応できます。
勉学と課外活動の両立はとても大変ですが、一般受験の難化や大学入試改革で一般受験を避ける学生が多いからこそ倍率も下がりライバルが減る分、一般受験でチャレンジしてもいいのかと思います。
特に今年は大学入試改革の影響で浪人生が少なくなっているため、ある意味チャンスです。
是非、将来を決める上で大切な進路選択です。慎重になるのもそうですが妥協せず、最後まで粘り強く受験に立ち向かってください。
何か質問があればコメント欄に気軽にどうぞ!!
ではでは〜
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