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2020年04月21日
2020年度大学入試改革A 総合型選抜(現在のAO入試)
こんばんは。
今日は総合型選抜(現在のAO入試)について書いていきます。
センター試験が廃止され大学入学共通テストに変更になることについては、前回の記事をご覧ください。
https://fanblogs.jp/teacherdiary/archive/3/0
↑ 2020年度大学入試改革@ センター試験から大学入学共通テストへ
さて、それでは総合型選抜(現在のAO入試)まとめです。
まず、今までのAO入試同様、「高校生活で何に力を入れてきたのか」、「それが希望する大学の学部・学科とどのような関わりがあるのか」、また「大学入学後に学びを継続していけるのか」を判断されます。
ただし、今までのAO入試では学科試験を課すことはほとんどの大学でありませんでした。
しかし、総合型選抜では大学によっては学科試験を実施する大学もあります。
また、AO入試というと小論文や面接、プレゼンテーション、高校時代の様々な実績を評価されるというイメージが強いと思います。
そこは、総合型選抜でも変わりませんが、より具体的に志望校の学部・学科で何を学び、将来どういう大人になりたいのかを見据えた高校生活であったかが評価されます。
例えば、史学科を希望する生徒がいて
という生徒と
という生徒がいたらどちらが具体的に夢に向けて行動してきたと思いますか?
当然、後者ですよね?
「好き」とか「頑張った」とかだけでなく、具体的な取り組みが大学側への印象を大きく左右します。
さらに、なぜその事柄に興味を持ったのかを説明出来たり、大学合格後の残りの高校生活の過ごし方や大学入学後のビジョンをしっかり持っているかも重要になります。
学生のみなさんにやってもらいたいこととしては
というところです。
ただし、将来のことについてはっきりと決まっていない人も多いと思うので、少しでも興味があることには積極的に取り組んでみてください。大学受験に何が活きて何が活きないかはその時にならないとわかりませんが、長い人生において言えば様々な体験・経験をしておくことは確実にプラスになります。
また、実際に取り組むことで「意外と面白い」ということや「思ったより興味ないな」ということが見えてきたりします。
食わず嫌いをしないで積極的に様々なことに取り組み、将来につながる進路選択ができるようにしましょう。
以上が、今年予定されている総合型選抜に向けたまとめです。
これを読んでくれている学生さんは、付け焼刃の大学受験が通用しない時代になっていくことだけは念頭に置き、早め早めの進路決定をしてもらいたいです。
一昔前のように部活動だけ頑張り、受験のときだけ勉強を頑張るのではなく、部活動をやりながら進路実現のための努力をしてください(一部の驚異的な実績を残せる学生さんは別ですが、今の時代、競技の戦績だけで合格を出してくれる大学は減っており、評定も大切になります)。
また、学校の先生で読まれている方がいれば、可能なときはオープンキャンパスや職場体験などに行かせてあげてください。
競技の指導が大切なのはわかります(私も部活動の監督として関東大会や全国大会に出場しています)が、生徒の人生はそれだけではありません。
競技を頑張り進路を決められる子もいればそうでない子もいることを踏まえて、柔軟な対応をしてあげてほしいです(大会シーズンなどは部活動中心でいいと思いますよ)。
まぁ1日休んで勝てないような指導をしている先生なんていないと思います。自分の指導に自信を持ち、子供たちを送り出してあげましょう。
後半は、説教じみた感じになってしまいすみませんでした(汗)
それでは次回は「学校推薦型選抜(現在の各推薦入試)」について書いていきます。
ではみなさん、また明日〜
今日は総合型選抜(現在のAO入試)について書いていきます。
センター試験が廃止され大学入学共通テストに変更になることについては、前回の記事をご覧ください。
https://fanblogs.jp/teacherdiary/archive/3/0
↑ 2020年度大学入試改革@ センター試験から大学入学共通テストへ
さて、それでは総合型選抜(現在のAO入試)まとめです。
- 3年間の様々な学校生活の取り組みが評価される
- 調査書も点数化される(一部の大学に限る)
- 大学入学後の目標も明確化する必要がある
まず、今までのAO入試同様、「高校生活で何に力を入れてきたのか」、「それが希望する大学の学部・学科とどのような関わりがあるのか」、また「大学入学後に学びを継続していけるのか」を判断されます。
ただし、今までのAO入試では学科試験を課すことはほとんどの大学でありませんでした。
しかし、総合型選抜では大学によっては学科試験を実施する大学もあります。
また、AO入試というと小論文や面接、プレゼンテーション、高校時代の様々な実績を評価されるというイメージが強いと思います。
そこは、総合型選抜でも変わりませんが、より具体的に志望校の学部・学科で何を学び、将来どういう大人になりたいのかを見据えた高校生活であったかが評価されます。
例えば、史学科を希望する生徒がいて
「日本史の学習に特に力をいれ、学校の定期考査や外部の模擬試験でも良い成績を収めることができた」
という生徒と
「日本の歴史に強い関心があり、1年次には○○大学の史学科のオープンキャンパスに参加させて頂き、大学への目標を具体化させた。さらに、○○主催の日本文化に関する論文コンテストに参加し、日本の歴史への興味・関心の高さが伺えた」
という生徒がいたらどちらが具体的に夢に向けて行動してきたと思いますか?
当然、後者ですよね?
「好き」とか「頑張った」とかだけでなく、具体的な取り組みが大学側への印象を大きく左右します。
さらに、なぜその事柄に興味を持ったのかを説明出来たり、大学合格後の残りの高校生活の過ごし方や大学入学後のビジョンをしっかり持っているかも重要になります。
学生のみなさんにやってもらいたいこととしては
- 自分史をまとめ、その大学の学部・学科を希望する理由を明確にする
- 志望動機をしっかりと書けるようにする
- 将来の夢や目標に向けて、具体的な体験・参加型のコンテストやボランティア、職場体験などに参加する
- 大学入学後から卒業までの学習計画と卒業後の就職希望の職種をはっきりとさせる
というところです。
ただし、将来のことについてはっきりと決まっていない人も多いと思うので、少しでも興味があることには積極的に取り組んでみてください。大学受験に何が活きて何が活きないかはその時にならないとわかりませんが、長い人生において言えば様々な体験・経験をしておくことは確実にプラスになります。
また、実際に取り組むことで「意外と面白い」ということや「思ったより興味ないな」ということが見えてきたりします。
食わず嫌いをしないで積極的に様々なことに取り組み、将来につながる進路選択ができるようにしましょう。
以上が、今年予定されている総合型選抜に向けたまとめです。
これを読んでくれている学生さんは、付け焼刃の大学受験が通用しない時代になっていくことだけは念頭に置き、早め早めの進路決定をしてもらいたいです。
一昔前のように部活動だけ頑張り、受験のときだけ勉強を頑張るのではなく、部活動をやりながら進路実現のための努力をしてください(一部の驚異的な実績を残せる学生さんは別ですが、今の時代、競技の戦績だけで合格を出してくれる大学は減っており、評定も大切になります)。
また、学校の先生で読まれている方がいれば、可能なときはオープンキャンパスや職場体験などに行かせてあげてください。
競技の指導が大切なのはわかります(私も部活動の監督として関東大会や全国大会に出場しています)が、生徒の人生はそれだけではありません。
競技を頑張り進路を決められる子もいればそうでない子もいることを踏まえて、柔軟な対応をしてあげてほしいです(大会シーズンなどは部活動中心でいいと思いますよ)。
まぁ1日休んで勝てないような指導をしている先生なんていないと思います。自分の指導に自信を持ち、子供たちを送り出してあげましょう。
後半は、説教じみた感じになってしまいすみませんでした(汗)
それでは次回は「学校推薦型選抜(現在の各推薦入試)」について書いていきます。
ではみなさん、また明日〜
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