2024年07月17日
ちょっとだけMリーグ#334 番外編3
今回もMトーナメントの一局を掘り下げていきます。
今日の主役は西川 淳プロ(連盟)です。
まずは動画からご覧ください。(動画8:00)
https://youtu.be/XONinNk2J1s?si=Af32gxZv1sJvP81g
2024年7月12日 2nd STAGE H卓 第1試合
東2局 ドラ
東家 下石 戟 33000 (協会)
南家 HIRO 柴田 23000 (連盟、現・麻雀グランプリMAX王者)
西家 仲林 圭 23000 (パイレーツ)
北家 西川 淳 21000 (連盟)
(敬称略)
下石さんは堀さんや仲林さんと同じ協会A1リーグ選手、HIROさんと西川さんは連盟A1リーグ選手とそれぞれの団体トップ選手ばかりが揃うこの一戦。
下石さんが満貫ツモった次局。
最初に親・下石さんの手は
ドラ下石手牌
赤+ドラのメンツ手5シャンテン。
カンチャンやペンチャンの愚形受け入れが多く、シャンテン数でも遅めの手。
ツモ打
次に南家・HIROさんの手は
ドラHIRO手牌
赤もドラもないメンツ手4シャンテン。
自風トイツでポンした1000点はありそうですが、愚形も多めでチャンタが付いて2000点では微妙。
チャンタや純チャンか2〜8を切って国士無双狙いはありそうなので遠いアガリを見つつ進めるのも良さそう。
ツモ打
続いて西家・仲林さんの手は
ドラ仲林手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
一応234三色や345三色の可能性があるのとを切ればタンヤオ。
ツモ打
HIROさんはこのをポンせずスルー。
最後に北家・西川さんの手は
ドラ西川手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン、3トイツでチートイツでも3シャンテン。
4トイツになればチートイツ、マンズと字牌だけのトイツになればメンホン・チートイツ。
ツモ打
次巡、下石さんは
ドラ下石手牌
3トイツでチートイツなら3シャンテン、メンツ手なら4シャンテン。
次巡、仲林さんは
ドラ仲林手牌
タンヤオと三色とイーぺーコー含みの3シャンテン。
同巡、西川さんは
ドラ西川手牌
4トイツ、チートイツの2シャンテンでメンツ手3シャンテン。
2巡後、西川さんは
ドラ西川手牌
西川さんは切りしているのでフリテン残り。
次巡、HIROさんはツモツモ切り。
HIROさんはメンツ完成しますがツモ切り。
ドラHIRO手牌
1巡目のスルーもそうですが、HIROさんは国士無双狙いのようです。
同巡、仲林さんは
ドラ仲林手牌
雀頭候補が2つ以上あるタンヤオ2シャンテン。
次巡、西川さんは
打ドラ西川手牌
フリテン解消とトイトイや三暗刻を見たような打。
次巡、下石さんは
ドラ下石手牌
時間を使ってツモ打。
同巡、HIROさんはツモ打。
メンツができても打。
また同巡、西川さんは
ドラ西川手牌
2アンコ完成して受け入れの1シャンテン。
次巡、下石さんは
ドラ下石手牌
アンコになった2シャンテン。
同巡、西川さんは
ドラ西川手牌
の役ありダマテン待ち。
この時点で西川さんから1枚、3枚見えていて、アガリ牌の半分がありません。(実際はは山に0、は1枚)
HIRO捨牌
次巡、下石さんは
打ドラ下石手牌
西川さんの現物打してタンヤオへ。
同巡、西川さんは
ドラ西川手牌
ツモり四暗刻に変化しリーチ!
シャンポン待ちでは山に0、は2枚。
西川捨牌
切りが早くタンヤオやピンフではなさそう。
だとするとチャンタや純チャン、チートイツやトイトイなどが考えられますが第一打や手出しの切り順が変でその後から手出しからチャンタや純チャンではなさそう。
残るはチートイツかトイトイのような縦の手の可能性が高そう。
次巡、下石さんは
ドラ下石手牌
受け入れのタンヤオ・赤1シャンテン。
HIROさんはツモ打オリ。
仲林さんはツモ打。
ドラ仲林手牌
次巡、下石さんはツモ打。
打ドラ下石手牌
下石さんから4枚見えで待ちを否定、またも切っているので も否定、残りはカンやシャンポン待ちでリーチ宣言牌の1巡前に切られたを切ってを残すのとから切りするのも不自然。
HIROさんはツモ打。
仲林さんはツモ打。
次巡、下石さんはツモ打。
打ドラ下石手牌
は待ちとカンには当たらないですがペンとシャンポン待ちとタンキ待ちがあります。
HIROさんはツモ打。
仲林さんはツモ打。
2巡後、下石さんはツモ打。
ドラ下石手牌
受け入れの1シャンテンに復帰。
西川さんはツモアンカン、新ドラ、リンシャンツモツモ切り。
切られたを下石さんがチーして打。
チードラ槓ドラ下石手牌
カン待ちタンヤオテンパイ。
待ちは山に0。(西川さんにアンコ、場に1枚切れ)
HIROさんはツモ打。
仲林さんはツモ打。
次巡、西川さんは
リーチツモ暗カンドラ槓ドラ裏ドラ槓裏ドラ西川手牌
リーチ・ツモ・四暗刻の役満、8000−16000。
このアガリで
下石 17000
HIRO 15000
仲林 15000
西川 53000
西川さん圧倒的リードと思われますが、HIROさん6000オール、仲林さん8000オールが飛び出し三つ巴の戦いへ。
上手く局消化した西川さんがなんとかトップ。
西川 +67.2
仲林 +12.9
HIRO −17.9
下石 −62.2
2戦目は仲林さんが+57.2のトップで西川さんと仲林さんの2名が勝ち上がり。
ABEMAスタジオで約1年ぶりに飛び出した役満の一局でした。
今回のまとめ
・高打点ばかりが出る大荒れの場がある
今回の役満ツモ、6000オールツモ、8000オールツモなど高いアガリばかりの場がある。
アガれない一人がラス。
・チートイツやスーアンコなど縦系手役の捨牌パターン
西川捨牌
西川さんからリーチ。
切りが早くタンヤオやピンフではなさそう。
だとするとチャンタや純チャン、チートイツやトイトイなどが考えられるが第一打や手出しの切り順が変でその後から手出しからチャンタや純チャンではなさそう。
残るはチートイツかトイトイのような縦の手の可能性が高そう。
・役満狙いは三種類
役満狙いは国士無双、大三元、四暗刻の3つから選ぶ。
リーチツモアンカンドラ槓ドラ裏ドラ槓裏ドラ西川手牌
四暗刻、8000−16000。
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