2024年03月18日
ちょっとだけMリーグ#296
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は伊達 朱里紗プロです。
まずは動画からご覧ください。(動画8:22)
https://youtu.be/YeQpTVS3bHs?si=SNplKdkV-ZLuDX1u
2023年12月7日 第1試合
南4局 8本場 ドラ
東家 伊達 朱里紗 28900
南家 二階堂 瑠美 16100
西家 白鳥 翔 35300
北家 本田 朋広 19700
(敬称略)
ラス親・伊達さんが8本場まで連荘中。
トップ目・白鳥さんは何点でもアガればトップ。
二着目・伊達さんは4800ロンや1000オールツモ、白鳥さんへ1500直撃でトップ目。(連荘)
三着目・本田さんは満貫ロンや1000−2000ツモ、伊達さんへ2600直撃で二着、倍満ロンか跳満ツモ、リーチ棒が出て白鳥さんへ6400直撃などでトップ。
ラス目・瑠美さんはリーチ棒が出て倍満ロンやリーチ棒が出て跳満ツモ、白鳥さんへ跳満直撃でトップ。(リーチ棒が出て跳満ツモは同点トップ)
最初に親・伊達さんの手は
ドラ伊達手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
役牌がトイツでポンできますが、雀頭がない形なので現状はポンしないのをおすすめします。(雀頭が他にできたらポンでもいい)
ツモ?打
次に南家・瑠美さんの手は
ドラ瑠美手牌
ダブトイツの3シャンテン。
ですがは伊達さんと持ち持ちで切られない限りポンできない状態。
瑠美さんは満貫ツモか白鳥さんや伊達さんへ満貫直撃で二着になるのでダブ・赤・ドラやダブ・ホンイツなど満貫になれば押したい手。
ツモ打
続いて西家・白鳥さんの手は
ドラ白鳥手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
トップ目の白鳥さんは1000点でもアガればトップなので役牌を重ねてポンやタンヤオなどでもアガればOK。
後は下家の三着確定っぽい安そうな鳴き(1000〜3900まで)ならアシストも。
ツモ打
最後に北家・本田さんの手は
ドラ本田手牌
ドラが浮いているメンツ手2シャンテン。
伊達さんへ2600直撃でも二着、ツモなら1000−2000以上、トップには跳満ツモ以上か白鳥さんへ6400以上直撃が必要です。
リーチ・ツモ・ドラで二着条件はほぼ満たしそうですが、トップには123三色や234三色、ドラや赤引きが必要です。
ツモ打
次巡、白鳥さんは
ドラ白鳥手牌
これで3トイツ、4トイツになれば少しチートイツも意識したいのと、タンヤオが狙えそう。
同巡、本田さんは
ドラ本田手牌
ソウズリャンカンになり、打。
6巡後、白鳥さんは
白鳥捨牌
ドラ白鳥手牌
後の危険牌になりそうなを先切りして安全牌を溜め始めています。
次巡、瑠美さんは
ドラ瑠美手牌
役なし2シャンテン。
同巡、白鳥さんは
ドラ白鳥手牌
打して流局狙いに見えます。
次巡、瑠美さんは
ドラ瑠美手牌
が場に4枚切れになり受け入れは半分、少しトイトイ変化もあります。
同巡、本田さんは
ドラ本田手牌
リーチ・ドラ2テンパイ即リーチ!
安目ツモなら二着、高目ドラなら一発ツモかツモって裏1でトップ。
待ちは山に2枚、は1枚の計3枚。
本田捨牌
真ん中(5)に近い牌ばかりが切られ、変則手にも見えます。
もしこれが国士無双なら放銃を避け真ん中の方から切られるのが自然で、リーチ宣言牌が手出しなのが不自然。
色の切られ方から見て、ピンズとソウズを中心とした手で条件から2600〜6400ロンか1000−2000ツモ〜跳満ツモが狙える手のようです。(リーチ・ドラ〜リーチ・ツモ・赤・ドラ3まで)
次巡、伊達さんは
ドラ伊達手牌
ここから1枚切る場面。
リーチ現物はだけ。
この2枚を切るとほぼアガリは無さそう。
伊達さんは4枚見えでノーチャンス打。
同巡、瑠美さんは
打ドラ瑠美手牌
リーチ現物があるのでは否定されてますがなどは無スジ。
「放銃なんて怖くない」を体現するような切り。
同巡、白鳥さんは4枚見え打。
次巡、伊達さんは
ドラ伊達手牌
ツモ打して2シャンテンを維持。
同巡、瑠美さんはツモツモ切り。
白鳥さんはツモ打。
次巡、伊達さんは
ドラ伊達手牌
ここから1枚切る場面でリーチ現物はの2枚だけ。
「私の頭よ働け〜!!」と思っていたかは別として、頭をゲンコツする仕草を見せる伊達さん。(動画3:52〜)
ここから伊達さんは瑠美さんが通したのスジ打。
同巡、瑠美さんはツモツモ切り。
白鳥さんはツモツモ切り。
次巡、伊達さんは
ドラ伊達手牌
またここも1枚切る場面。
再び頭を叩く伊達さん。(動画5:08〜)
伊達さんは4枚見えノーチャンスで待ちやカン待ちを否定、現物から待ちを否定しているので打。
同巡、瑠美さんは打。
白鳥さんは打 。
次巡、伊達さんは打。
同巡、白鳥さんも打。
2巡後、残りツモがあと1回になった伊達さんは
打ドラ伊達手牌
1シャンテンまで来たものの、は通ってないので打オリ。
同巡、瑠美さんは
ドラ瑠美手牌
こちらも残りツモ1回になり打、5トイツで受け入れのチートイツ1シャンテン。
同巡、白鳥さんはツモツモ切り。
次巡、伊達さんは
打ドラ伊達手牌
本田さんの当たり牌を引き1シャンテン復帰、さっき切りしていなければテンパイに取れています。
ドラ例1
残りツモがなくなった伊達さんはテンパイを諦め打。
ハイテイツモの瑠美さんは
ドラ瑠美手牌
ツモ打してチートイツドラタンキ待ちテンパイ。
流局し、瑠美さんと本田さん二人テンパイ。(+1500)
本田さんのアガリ牌はすべて伊達さんと瑠美さんへ流れてしまいました。
伊達さんが頭を叩くなんて珍しい動きが見られた一局でした。
今回のまとめ
・不穏な捨牌はスジに注意
本田捨牌
真ん中(5)に近い牌ばかりが切られ、変則手にも見える。
もしこれが国士無双なら放銃を避け真ん中の方から切られるのが自然で、リーチ宣言牌が手出しなのが不自然。
色の切られ方から見て、ピンズとソウズを中心とした手で着順アップ条件から2600〜6400ロンか1000−2000ツモ〜跳満ツモが狙える手だと思われる。(リーチ・ドラ〜リーチ・ツモ・赤・ドラ3まで)
真ん中付近が多く切られたこんなリーチには愚形待ちがありそうなので、スジの、、などに注意したい。(カンチャン、ペンチャン、シャンポン待ちがありそう)
・残りツモが少なくなるほどオリ寄り
残りツモ1回になった伊達さんは
ドラ伊達手牌
ここから1枚切る場面。
伊達さんは受け入れの1シャンテンだがドラは場にションパイで赤切りリーチの本田さんが持っていそう、は場に3枚切れでどちらも山に少なそう。
つまり残り1巡でテンパイする確率は低そう。
本田捨牌
伊達捨牌
瑠美捨牌
白鳥捨牌
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