2023年05月09日
ちょっとだけMリーグ#148
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は滝沢 和典プロです。
まずは動画からご覧ください。
https://youtu.be/wthajVbF1K8
2019年 1月29日 第2試合
南4局
東家 魚谷 侑未 17400
南家 石橋 伸洋 13000 元U-NEXT Pirates
西家 佐々木 寿人 25900
北家 滝沢 和典 43700 滝沢さんが風林火山に所属していた頃です
(敬称略)
トップ目・滝沢さんは何点でもアガればトップ。
二着目・寿人さんは倍満ツモか三倍満ロン、滝沢さんから跳満以上直撃でトップ、1000点でもアガれば二着。
三着目・魚谷さんは2600オールツモや9600ロン以上で二着目(連荘)、8000オールツモや三倍満以上ロンでトップ目。(連荘)
ラス目・石橋さんは800-1600ツモや5200ロン以上で三着、跳満ツモやリーチ棒が出て跳満ロンなら二着、リーチ棒が出て三倍満ツモや役満ロン、滝沢さんから倍満直撃でトップ。
※動画の都合で00:40くらい〜飛ばして見ても大丈夫です。
最初に親・魚谷さんの手は
ドラ魚谷手牌
赤1のメンツ手2シャンテン。
高くはならなそうですが、を待ちにしてツモアガリが理想です。
ツモツモ切り
次に南家・石橋さんの手は
ドラ石橋手牌
赤1のメンツ手3シャンテン。
マンズ、ピンズ、ソウズ、の現状4ブロックですが、マンズやピンズを伸ばしてやを目指すと2メンツを作りやすくなります。
ツモ打
続いて西家・寿人さんの手は
ドラ寿人手牌
こちらは0メンツ4トイツで私が提唱する「0メンツ4トイツからチートイツ」の基準に当てはまります。
まだここからメンツ手になる可能性もありますが、横伸びするツモが何度も続かない限りはチートイツを見て進めます。(、、など)
ツモ打
最後に北家・滝沢さんの手は
ドラ滝沢手牌
ペンチャン2+リャンメン3のメンツ手3シャンテン。
赤もドラも無い手であまりアガリを見る手に見えないですが、他家の動向を伺いながら進めたい。
ツモ打
次巡、魚谷さんは
ドラ魚谷手牌
マンズ2メンツがほぼ決まっているので後はピンズとソウズの伸び方に注目します。
同巡、石橋さんは
ドラ石橋手牌
ソウズペンチャンができました。
また同巡、寿人さんは
ドラ寿人手牌
マンズや字牌トイツが重なれば、ホンイツ・チートイツの選択も増えます。
次巡、石橋さんは
ドラ石橋手牌
タンヤオに決めたようです。
次巡、魚谷さんは
ドラ魚谷手牌
2メンツ完成の2シャンテン。
同巡、石橋さんは
ドラ石橋手牌
これで345三色や456三色も狙えます。
また同巡、寿人さんは
ドラ寿人手牌
マンズを意識している様子。
ここで解説の瀬戸熊プロは
「しかも滝沢さんは石橋さんリーチ来たら打ってもいいからっても全部切っちゃうんですよね。
協力しますよ。」
と語ってらっしゃいます。
次巡、石橋さんは
打リーチドラ石橋手牌
待ち、で高目456三色同順。
待ちはが山に0、は0枚の合わせて0枚。
石橋捨牌
ソウズターツを嫌ったという事は他にペンチャンより良いブロックが残っているようです。(好形か手役、ドラ・赤など)
このリーチを見て瀬戸熊さんは
「ここはまっすぐ来るんですよね。まっすぐ来るけど一発とかは避けるしこれで打ったら相当高いってのは避けるかもしれないね。」
リーチから2巡経過し、魚谷さんが無スジ押しているだけです。
8巡目、滝沢さんは
打ドラ滝沢手牌
これに石橋さんがロン。
リーチロンドラ裏ドラ?石橋手牌
リーチ・タンヤオ・赤・三色同順の満貫8000点。
このアガリで
滝沢 +55.7
寿人 +5.9
石橋 −19.0
魚谷 −42.6
石橋さんが一着順アップの四着→三着、順位ウマで+20、素点+8の+28000点得するアガリです。
オーラス開始時の点棒状況は
南4局
東家 魚谷 侑未 17400
南家 石橋 伸洋 13000
西家 佐々木 寿人 25900
北家 滝沢 和典 43700
ラス目・石橋さんは800-1600ツモや5200ロン以上で三着、跳満ツモやリーチ棒が出て跳満ロンなら二着、リーチ棒が出て三倍満ツモや役満ロン、滝沢さんから倍満直撃でトップ。
滝沢さんは石橋さんへ跳満放銃までならトップです。
滝沢さんは一発放銃を避けて2巡様子見しましたが、場を見ると
魚谷捨牌
石橋捨牌
寿人捨牌
滝沢捨牌
滝沢さんが1枚切る場面。
ドラ滝沢手牌
捨牌からリーチに通っている数牌で、石橋さんは手出しリーチなのである程度好形待ちの可能性が高そうです。
リーチがリャンメン待ちだとするとマンズ、、、
ピンズは、、、、、
ソウズは、
マンズのスジ4本、ピンズは6本、ソウズは2本です。
そう考えると一番当たりそうなのはピンズ、それも滝沢さんから4枚見え。(捨牌に)
見た目枚数でが山に4枚以下で石橋さんが使えない可能性が一番高いのがです。
一発では裏2、裏3で倍満のケースもわずかにあるかもしれないので一発を避けたのだと推測します。
今回のまとめ
・オーラス、二着目と大きく離れたトップ目で差し込みを考える
オーラス開始時の点棒状況は
南4局
東家 魚谷 侑未 17400
南家 石橋 伸洋 13000
西家 佐々木 寿人 25900
北家 滝沢 和典 43700
ラス目・石橋さんは800-1600ツモや5200ロン以上で三着、跳満ツモやリーチ棒が出て跳満ロンなら二着、リーチ棒が出て三倍満ツモや役満ロン、滝沢さんから倍満直撃でトップ。
滝沢さんは石橋さんへ跳満放銃までならトップ。(倍満放銃で二着)
・差し込む牌は単純に見た目枚数が少ない牌から
魚谷捨牌
石橋捨牌
寿人捨牌
滝沢捨牌
石橋さんリーチに対し、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
ここから1枚切る場面。
滝沢さんから4枚見えで他家にとってスジ8枚の内使えるのは4枚以下しかないから切るならから。
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