2021年11月20日
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半荘の東三局七巡目、東家でこの手牌。
ツモドラ東家手牌
ちょっと捨牌を見てみましょう。
東家捨牌
南家捨牌ポン
西家捨牌
北家捨牌ポン
南家に自風のポン、北家に役牌のポンが入っています。
南家はピンズと字牌、北家はマンズとソーズと字牌を切っていて、北家はピンズのホンイツなのが見えています。(南家は字牌の切りからホンイツと断定しづらい)
あとはが東家の目に三枚、が一枚、がドラ表示牌で一枚、が一枚見えています。
もう一度、東家の手牌に注目してみましょう。
ツモドラ東家手牌
この東家はペン待ちリーチの布石でを切っていますが、この待ちが良い待ちなのかじっくり考えてみましょう。
北家がピンズのホンイツ模様+ドラ表示牌でが一枚見え。
東家からはが三枚も見えているにもかかわらず、そのまわりのがまったく切られていません。
ということは北家をはじめとして他家にやドラ、なども含めて他家に複数抑えられている可能性が考えられます。
北家にはドラかが一枚以上ある形だろうと想像できます。
北家が鳴くのは、鳴いても満貫あるような、ホンイツ・発・ドラ(赤)のような手役が考えられます。
私が想像するの残り枚数はせいぜい一枚か0枚です。
残り一枚を四人でツモりあうとすれば、単純計算で25%に賭ける勝負になってしまいます。
親だからペン押さえつけリーチもするなとは言いませんが、ペンはまずアガれる確率の低いリーチだろう、と言えるわけです。
それならリーチするよりはいったんダマテンにとってソーズのくっつきを考える方が良いんじゃないかというのが、私の意見です。
ダマテンにとると
ドラ東家テンパイ形
で、引きソーズの一気通貫や引きののイーぺーコー、ソーズのリャンメン待ちになれば、アガる可能性もある程度高いと考えられます。
ピンズのホンイツの北家や鳴いている南家がアガリ牌を出してくれる場合もあります。
あるいはこのまま仮テンにとってツモならアガります。
このようにテンパイ即リーチも悪いとまでは言いませんが、アガりたいのであれば残り枚数を考える、もしくはもっと高い手にしたいのであれば、こんな選択もあります。
今回のまとめ
・ドラ表示牌や染めている他家の鳴きなどから待ち枚数を想像してリーチするのか仮テンでダマテンにとるのかよく考える
・待ち枚数が少ないのであれば、他メンツや他ブロックを活かして待ち変化を考える(ペン待ちが薄いと想像できるからソーズに引き一気通貫や引きイーぺーコーを考える、枚数が残っている待ちにしたり、高くする方法を考える)
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