たろぐまさんの楽しい日常

日本帝国陸軍が、中国大陸にのめり込み、
戦線拡大をすることは無かったでしょう。

日本人の悪い癖です。
一人が、突発的な成功を収めると、
まねしたがる輩が増え、その成功事例
を踏襲する。今も昔も変わりません。

満州事変は、石原莞爾陸軍中将という天才が
いたればこそ成し遂げられたのです。

凡人どもが、以降、形だけ、まねし、
泥沼にはまり、太平洋戦争の遠因を
作ってしまいます。

以下、私の、仮想歴史です。
『満州事変が勃発しなかったら』

１．日本は、ロシア(当時はソビエト)の
脅威を完全に払いのけるため、イギリス、
アメリカに、満州の共同運営を働きかける。

２．日本、イギリス、アメリカの資本が、
満州に投入され、満州の開発に拍車がかかる。

３．ヨーロッパで迫害に遭っている
ユダヤ人が、多数移民してくる。(フグ計画)

４．日本、イギリス、アメリカは、余力を駆って、
ロシアへ、沿海州の割譲を持ち掛け、成功する。
沿海州も、日本、イギリス、アメリカの共同運営地
となる。

５．イギリスは、WW2でのナチスドイツとの
戦いで、イギリス本土が危うくなりかけた時、
イギリス臨時政府を満州に設置する。

６．米英と日本との関係が、危うくなることは
なく、太平洋戦争も、勃発しなかった。

７．中国国内は、国民党と共産党との
間の内戦が長期化し、国力が疲弊している。

８．日本帝国陸軍内の不穏な輩の全て(中国侵攻積極派)
は、沿海州の最前線に飛ばされ、軽装備の兵装で、ロシア
のゲリラと戦い、全員戦死。

こんな感じになりました。