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2022年06月27日

うまくいっている人の考え方/TKBLOG

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みなさんこんにちは。

今回は、なんだか最近プライベートや、仕事がうまくいかないな。
という人向けに、うまくいっている人の考え方をまとめて紹介していきたいと思います。

では早速みていきましょう。

自分を好きになる


・自分を許す


ミスをしても自分を責めるのはやめましょう。
自分を非難したりしてはいけないです。
そんなことをすると、自分のすることは何でもまちがっているんじゃないかという気持ちになって、さらにミスを繰り返すことになるだけです。
自分にやさしくすると、いいことがある。
それは、あまりよくなかった決定に悩まないことによって、自分はなぜまちがった決定をしたのかを学習する余裕ができるからです。
そうすれば、今後、同じようなミスを繰り返さないための対策を立てることができます。
だれだって選択ミスをしてしまうことがある。
しかし、それはわざとではない。みじめな気分になることを人生の目標にしている人はひとりもいないはず。

ミスしたときに自分にやさしくしよう。そうすれば将来、ミスが避けられます。


・自分の長所にだけ意識を向ける


ひとつの物事に意識を集中すれば、それは拡大します。
自分の長所と自分の人生で恵まれている部分にいつも意識を向けましょう。
そうすれば、長所はさらに磨きがかかり、恵まれている部分はよりいっそう大きくなります。

長所に意識を集中すれば、それはもっと伸びる。


・いやなことを言う人は相手にしない


相手を不愉快な気分にさせるために、わざといやなことを言う人がいます。
けれども、こういう人は非難すべき人ではなく、本当は同情してあげなければならない人なのです。
その意図は、相手をだしにして優越感を感じることで自分の自尊心の不足を補うことです。
こういう人の言うことにいちいち腹を立てたり気分を害したりすると、相手の思うツボです。
うまく言い返してやろうなどと考えると逆効果です。
何も言わずにほほ笑むとか、適当にあいづちを打って受け流し、自分のことに集中しましょう。
相手の自尊心を高めるために、自分の自尊心を犠牲にしなければならない理由はないのだから。

相手を気分よくさせるために、自分が不愉快な思いをする必要はない。


・地位や財産で人を判断しない


子どものころから私たちは、知識や学歴、地位、名声、財産などを持つ人たちは優秀で称賛と尊敬に値するという意識を植えつけられてます。
これらのものを持っている人が持っていない人と異なっていることは事実です。
しかし、だからといって優れているということにはならないのです。
それはうわべだけの区別にすぎず、尊敬したり名誉を与えたりするための基準としては、きわめてあやふやなものです。

業績や地位は、その人が自分より価値のある人間だという根拠にはならない。


・たくさん失敗して、たくさん学ぶ


私たちは数え切れないほどの失敗をします。
ときにはひどい失望を感じさせるような失敗すらしてしまうことがあります。
失意のどん底にあるとき、私たちはひとつのたいへん重要な事実を見逃しているのです。
それは、失敗は学ぶために不可欠だということです。
失敗は貴重なことを学ぶいい機会です。
なぜなら、失敗するたびにまちがった解決法がひとつずつ消えて正しい解決法に近づいていくのですから。
これからは、自分には失敗をする自由があるというように考え方を変えてみてはどうでしょう。
そうすれば、いろいろな技能が習得できて、成功の可能性がぐんと高くなるはずです。

すべての失敗は、学ぶための絶好の機会である。そう考えることが賢明な態度だ。


・自分のまちがいは堂々と認める


多くの人は自分がまちがいや失敗をするという事実を認めたがらないものです。
その理由は、自分を責める気持ちに、もういやというほど苦しめられているので、これ以上苦しみたくないからです。
自分がまちがっていることを知ると、どうしても心の奥底で苦痛を感じてしまうものです。
そこで、もう苦痛を感じなくてすむように自分はいつも正しいと自分で思い込み、他人にもそう思ってもらおうとするのです。
しかし、いつも正しい人がより優れた人ということにはならないのと同様、失敗しても人間的に劣っているということにはならないのです。
自分が犯したまちがいを進んで認められるということは、人間的に円熟している証であり、健全な自尊心の尺度です。

正しくてもまちがっていても、自分は常に価値のある人間だ。


・自分の気分に責任を持つ


自分がどれだけ幸せかは、人生観しだいです。
幸せというのは、何かいいことがあったから気分がいいということではなく、あくまでも自発的に生み出される心の状態を指すのです。
どれくらい幸せを感じるかは練習することで増やせます。
毎日五分間、幸せを意識的に感じる練習をしてみよう。
何らかの理由で幸せだというのではなく、とにかく幸せな気分になってみるのです。
まず、自分の人生でいちばん幸せだった日のことを思い出してみよう。
そのとき、あなたはどんな気分だったでしょうか。
そのときの気分をもう一度体験してみるのです。
この練習を日常的におこなえば、あなたは幸せになりたいときに幸せになれて、毎日をより幸せな気分で過ごせます。
幸せは自尊心と同様、個人の責任。他人があなたを幸せにしてくれることもあるだろうが、最終的にはあなた自身の心の持ちようしだいです。

いつでも幸せな気分になれる。


・自分をけなさない


自分に向かって自分のことを話すときは、常にプラスの言葉を使おう。
自己批判に陥っているときは、それがどのような理由であれ、すぐにそれをやめよう。
「自分はなんてバカなんだ」「ダメな人間だ」「頭が悪い」「この程度しかできない」と考えたり口に出して言ったりするのは絶対にやめるべきです。
自分をけなすことは、自分の短所ばかりを強調し、自分の長所を不当に無視することになります。
あなたにまったく責任がなくても、あなたを責めてくる人は世の中にいくらでもいます。
だったら、あなたまでいっしょになってあなたを責める必要はないのです。

自分にプラスの言葉をかければ自尊心が高まる。


・相手にどう思われているかを心配しない


あなたが相手にどう思われているかを心配しているときは、たぶん相手もあなたにどう思われているかを心配しています。

自分が相手に与える印象を気にしないほうが、いい印象を与えられる。


・自分は幸せになれると信じる


あなたは自分の生活の質、仕事、人間関係、家庭環境について満足していますか??
もし不満があって、それを変えたいと思っているのなら、だいじょうぶ。必ずできます。
私たちが今の状況に置かれているのは、ほとんどの場合、偶然ではありません。
私たちは、自尊心の度合いに応じて、自分にふさわしい人間関係や状況に自分を引き込んでいるのです。
(ただし、それは無意識の行為だから、意識的にほしいと思っているものとはかけ離れているかもしれない。)
健全な自尊心を持っている人が他人からの敬意や協力、友情を期待し、しかもそれらをおおよそ得られるのに対し、自尊心の乏しい人は居心地の悪い不快な状況にしばしば巻き込まれ、けなしあうような事態さえ招いてしまうのは、そういう理由によるものです。
では、人生を好転させるにはどうすればいいのでしょうか。
それは自尊心を高めることに意識を集中することです。
そうすれば、幸せになろうという思いが強くなります。
自分はより幸せになるに値する人間だと心から確信できれば、あとは簡単。
幸せを生み出すために必要な、安全で合法的な手段をとればいいだけです。

自分は最高の人生を送る資格のある人間だ。


・あるがままの自分を受け入れる


たとえば……「もしこれをやめれば、自分はいい人間なんだけどなあ」「もし別のことを始めれば、自分は成功できるんだけどなあ」「もしこれを持っていれば、自分は価値のある人間になれるんだけどなあ」
このような願望は、今の自分でいいのだという考え方を否定し、自分を受け入れることを無期限に延期する性質のものです。
その結果、自分がいつもダメな人間だと感じてしまうことになります。
実際には、あなたはあるがままのあなたでいいのです。
無理に変わろうとする必要はないのです。
個人的な特徴に関係なく、あなたは常にすべての面で完全に価値のある人間なのです。
だからこれからは次のように自分に言い聞かせましょう。
「私は常に進歩しつつある人間だ。私は現時点でのベストを尽くしている。将来、今より向上すれば、今度はその時点でのベストを尽くせばいい」

自分は今のままで完全に価値がある。


・自分のしたいことをする


私たちは成長する過程で、他人の意見をすごく気にするようになります。
その原因は、親や学校の先生から「人からどう言われるか、あるいはどう思われるかを考えなさい」と言われつづけたことにあります。
その結果、他人からどう思われるかを重視するあまり、自分のための生き方ではなく他人のための生き方を追求するようになってしまったのです。
つまり、自分がしたいことではなく、他人から期待されていることや他人の称賛が得られそうなことを行動方針にするようになったのです。
他人の意見を優先すればするほど、自分が本当にしたいことをする自由が失われます。
そればかりか、自由にものを考えることすらできなくなります。
さらに悪いことに、自分のことを他人がどう思っているかを不当に重視すると、自分を他人よりも人間的に劣っていると思い込んでしまうようになるのです。

他人の意見を優先すればするほど、自分の生き方を選ぶ自由を失う。


・毎日三十分、自分のための時間を持つ


毎日、自分にこんな予約をしましょう。
自分が心から楽しめることをするための質の高い時間を、少なくとも三十分は確保する、と。
といっても、手のこんだことやお金のかかることをする必要はないです。
小説の一章を読む、詩を書く、好きな食べ物を食べる、何もせずに心を落ち着かせて静かにすわっているといった簡単なことでいいのです。
何を選ぶにしても、それが自分に満足感や楽しみを与えてくれることであればそれでOK。
仕事に追われたり家族や友人の要求に無理に応えたりしているうちに、自分の人生がいとも簡単に犠牲になってしまうのです。
これからは自分の必要性を満たすことは自分にとって大切だという意識を持ち、毎日ある程度の時間を自分のために使うようにしよう。

自分は、自分のための質の高い時間を毎日確保するに値する人間だ。


・他人に期待しない


私たちは他人が自分とほとんど同じ行動をとるものだと思いがちです。
だから、他人が意外な行動をとると、腹を立てたり、がっかりしたり、心配になったりします。
しかし、かなりよく知っている人でないかぎり、他人の行動を正確に予測できる確率はせいぜい五分五分程度でしかないのです。
あなたの行動が周囲の環境や人生経験の独特の組みあわせによって形成されるように、他人の行動もその人なりの背景によって形成されるのです。
こんなふうに一人ひとり個性があるからこそ、他人の行動はときとして理解しづらいことがあります。
裏を返せば、あなたの行動だって、他人にとっては理解しづらいことがあるのです。

他人が自分と違う行動をとるのには、それなりの理由がある。


・完璧を求めない


完璧主義者は幸せな人ではない。
完璧主義者に共通する傾向をいくつか挙げます。
●他のだれよりもきちんと物事を処理できると信じているために、よけいな仕事をたくさん背負い込む。
●物事の決定に悩み抜く。
●絶えずミスを探し求め、いつもミスを発見する。
●最悪なのは、何事も完璧にこなす能力を自分の人間としての価値と同一視することである。
このために、完璧主義者は自分を一級の人間だとはなかなか思えなくなっているのです。
どのような仕事に取りかかるにしても、それに相応の完璧さというものがあります。
たとえば、脳外科の手術は芝刈りよりもずっと高度な技術が必要になる。
要は、どの程度の完璧さがその仕事に必要になるかを事前に見きわめることなのです。
どの程度の完璧さが必要かがわかれば、その仕事にあった心構えで取りかかれます。
あなたの目標は何もかも完璧にこなすことではなく、むしろそんなに完璧を求める必要がないことを理解することなのです。

自分にとって現実的な基準を設定することが賢い方法だ。


・自分を他人と比較しない


自分を他人と比較するのはやめよう。
自分を他人と比較する習慣は、一方で不満を生み、他方でまちがった優越感を生むだけです。
そして、そのどちらも現実的なセルフ・イメージを育てる妨げになります。
自分を他人と比較するとき、心の中で相手と自分との優劣を判断しているのが典型的なパターンです。
だから、自分より優れている人を見ると落ち込み、自分より劣っている人を見ると元気が出てくる、という結果になるのです。
しかし残念ながら、総合すると「自分はダメだ」という気持ちのほうが優勢になります。
それなら、わざわざ自分を他人と比較したりせずに、はじめから落ち込んでいたほうがよけいな手間がかからないぶんだけマシというものです。
自分を他人と比較するのはどんな場合も好ましくないです。
なぜなら、あなたはこの地球上に住む他のすべての人と同様、独自の長所、短所、才能、能力を持つ個性的な存在だから。
環境や人生経験、ものの見方・考え方が組みあわさって、あなたは他のだれとも違うユニークな存在になっているのです。
これはいい・悪いの問題ではなく、事実である。

自分は個性的な存在だ。だから、他人と比較しても意味がない。


・自分の価値を疑わない


「あなたは価値のない人間だ」という意味のことを他人に言いたがる人がいます。
こういう人は、自分と比較して相手が何らかの点で違っているという理由で、相手をほとんど価値のない人間だと見なすのです。
こういう人にとって「重大」な違いとは、外見、行動、宗教、人種、性別、収入、家柄、あるいはそれ以外の無数にある「優劣」を示す基準によるものなのです。
なぜ、このような哀れな性癖を持っている人がいるのでしょうか。
その理由は、自分が他人より優れていると確信できれば、偽りの自尊心を持つことができるからです。
つまり、自分より劣っていると思える人の基準を創り出すことによって、自分の価値が高められると思っているのです。
これは、土星が自分の周囲には環があるという理由で火星より価値があると思い込むようなものだ!
他人が何と言おうと、人間の価値を決定する絶対的な基準はないのです。
あるのは、精神的に不安定な人たちが独断と偏見で決めた基準だけです。
人間の価値とは、数量で測定できるものではなく、生まれたときにもらって死ぬまで持ちつづける尊厳のことなのです。
相手をおとしめることによって自分をよく見せたがる人と接するときは、要注意。
あなたがその人の意見に同意しないかぎり、あなたに劣等感を持たせることはだれにもできないのです。

自分のどんなところも、他人との優劣を決める基準にはならない。


・自分で自分を苦しめない


私たちは感情の反応が自動的だと思っているようです。
つまり、何かが起これば、それが私たちに自動的に反応を起こさせるというふうに考えているのです。
しかし、実際にはそういう仕組みにはなっていないのです。
感情は内面の働きです。
何かが起こったとき、いやだなと思うのは自分であり、自分の感情によって自分を叩きのめしてしまうのです。
苦痛を伴うこのような感情を自分でつくっていることを認めないから、外的な原因に責任を押しつけて自分がその犠牲になったと感じるのです。
しかし、それでは何も解決しないのです。
その反対に、自分の心の状態は自分に責任があると認めれば、人生を創造する素晴らしいパワーが得られます。
そのパワーを利用すれば、うまくいかない解決策を試すのをやめられるだけでなく、もはや自分の気分を自分以外のものに左右される必要がないことがわかるはずです。

自分で自分を傷つけなければ、多くの苦しみが避けられる。


・無理をして人から好かれようとしない


なぜだかわからないが、自分が相手を嫌っていることを相手にわからせようとする人がいます。
そんなとき、私たちはたいていそれは自分のせいだと思い、どうしたら相手の気分をよくすることができるだろうと悩んでしまう。
そこで必要なことは、こう自分に問いかけることです。「他人が私のことを好いていないからといって、なぜ私は自分を変える義務があると思ってしまうのだろうか?」
他人が自分のことを好いていないという問題を解決する方法は、他人に好いてもらうために自分を変えることではないのです。
真の解決法は、だれからも好かれることは不可能だし、またその必要もないということを理解することなのです。

人に好かれるために無理に自分を変える必要はない。


・まちがったことをしても自分を責めない


あなたと、あなたのすることは別です。
たとえ「悪い」ことをしてしまっても、あなたは悪い人間なんかではない。
単に、賢明ではない決定をたまに下すことのある人間だというだけです。
私たちは自分がとろうとする行動の結果を考えもせずに衝動的に行動することがあります。
あるいは、理由も知らない、または理解できないまま行動することもあります。
そして、愚かな行動を愚かだとは思わず、そのときは最善のことをしているつもりで行動し、結局、後になってそうではなかったと気づくこともあります。
あなたのとった行動はあなたの人間としての価値とは関係がないのです。
まちがいを避けたからといって、いい人間であるわけではないのと同様、まちがいを犯しても悪い人間というわけではないです。

たとえ愚かなまちがいをしても、自分は十分に価値のある人間だ。


・自分の決断に自信を持つ


たとえ大きな失敗をしても、絶望してはいけないです。
自分が今までにしてきた数々の正しい選択を思い出そう。
そして、過去の数々の成功を祝い、そのもとになった賢明な決断に誇りを持とう。
私たちは日常生活で無数の決断を下す必要に迫られています。
決断にはまちがいを犯す可能性がいつもつきまとうのだから、その多くの選択のすべてが完璧であると期待するほうが無理なのです。
あなたが下してきた決断は、まちがっていたことよりも正しかったことのほうがずっと多いはずです。
あなたが今までに下してきた、人生を豊かにする賢明な数多くの決断に比べれば、まちがった決断の数は、ほんのわずかでしかないのです。

自分が下す決断は、まちがっていることより正しいことのほうがずっと多い。


・まず、自分をほめる


他人に高く評価されることが重要だと考えているなら、その願いはそう簡単にはかなえられないです。
自分に対する他人の評価を重視しすぎると、他人に感情的に支配されることになるのです。
他人に高く評価されることで気分がよくなることを願っていると、他人から無視されたときに落ち込んでしまう。
また、他人にほめられることを期待していると、他人に責められたときにショックを受けてしまう。
他人からの評価が収入や成績を大きく左右するというのならともかく、単に自分が気分よくなりたいというだけなら、他人から高く評価される必要はないのです。
自分を高く評価するのは自分だけで十分です。
このことが理解できれば、他人に評価されようとして気をつかう必要はもうなくなります。

自分で自分を高く評価するのがいちばんだ。


・自分の健康には自分で責任を持つ


あなたは自分の健康管理のために何をしていますか??
具体的な健康法を全部集めると、おそらく何百とあるでしょう。
健康や栄養に関する一般向けの本はいくらでもあり、病気の予防と改善のための情報は巷に氾濫しています。
最高の健康状態を維持するための講座やビデオなども数多くあります。
といっても、基本となるのは禁煙、規則正しい食生活、十分な休養、適度な運動でしょう。
自分の健康は自分で責任を持って管理しなければならないが、それには理由が四つあります。
(1)私たちが自分の健康に及ぼした被害を修復するために、医者は時間のほとんどを使わなくてはならず、予防方法についていちいち細かく説明する時間がない。
(2)自分が節制して得をするのは、ほかならぬ自分である。
(3)自分の体のことをいちばんよく知っていて、どのような生活習慣が自分の健康にどのような影響を与えるかを把握しているのも自分である。
(4)健康管理を積極的におこなうことで、自分の人生を管理することができ、それがまた自尊心を高めることにもつながる。

自分の健康は自分で責任を持って管理する。


・批判は余裕を持って受け入れる


あなたは人から批判されたときにどのような対応をしますか??
実際、そのときのあなたの対応ぶりほど、あなたの自尊心の状態を明らかにするものは少ないです。
自分のことがあまり好きでない人は、他人から批判されると自分の人格が批判されたと感じ、人間としての価値まで否定されたように思ってしまうものです。
他人から批判されたときは次のことを思い出しましょう。
(1)その批判から何かが学べることがあるかもしれない。もし自分がまちがったことをしているなら、それに気づいておくことが自分にとっていちばんの利益になる。
(2)自分の行為に対する批判は、人格批判ではない。
(3)たとえそれが人格批判であっても、相手に協力して自分を批判する必要はない。

広い心で余裕を持って批判を受け入れたほうが自分の得になる。


・自分で考え、自分で決める


私たちのまわりには、無料アドバイスをしてくれたり、私たちに代わって決断を下してくれたりする人がいやというほどいます。
こういう人たちの特徴は成功とは縁がないということ。
にもかかわらず、この人たちは他人の人生について助言をする資格があると思っているらしい。
しかし、たとえこれらのおせっかいな人たちが幸せな成功者であったとしても、彼らに決断を代行してもらうことは得策ではありません。
その理由は三つあります。
第一に、あなたの人生をいちばんよく知っているのはあなた自身だということです。
あなたが抱えている問題に対処するには、他人の解決策よりもあなたの解決策のほうが適切であることが多いです。
第二に、もし他人があなたに代わって決断すると、物事が他人の思うように展開し、あなたの望んでいることが得られなくなる恐れがあります。
最後に、といってもこれがいちばん重大な理由なのですが、あなたの人生を他人の決断にゆだねてはいけないのは、他人に決断を代行してもらっていると、自分で決断する習慣が身につかなくなるからです。
もちろん、他人のアドバイスに耳を傾けることは大切です。
しかし、だれのアドバイスを聞き入れるにせよ、あなたのとった行動の結果は最終的にあなた自身の人生に返ってくることを忘れてはいけないです。
あなたの決断が完璧であるとは限らないが、いつも他人の判断ばかりに頼らずに、自分でまちがいを犯しながら何かを学びとるほうがいいです。

自分で決断することが、いちばん自分のためになる。


・ほめ言葉は素直に受け入れる


人からほめられると何となく居心地が悪くなるのは謙虚だからではありません。
それは自意識によるものです。
つまり、人からほめられても、自分にはそれだけの価値がないと心の中で信じているために、とまどってしまうことが原因なのです。
子どものころ、私たちは自分の長所を自分で口に出して言うことはよくないと学びます。
自分で自分をほめる人間は自惚れ屋とか虚栄心が強いと思われるからです。
その結果、他人がせっかく好意的な評価をしてくれても、照れて敬遠するようになります。
自分がいいことをしたら、それを自分で認めることは何も悪いことではありません。
といっても、ほめられたときに、「はい、そのとおり。私は素晴らしい人間です」などと言う必要はありません。
ほめ言葉を素直に受け入れればいいのです。
「大したことではありません」とか「もっとうまくできたんですが」と言って自分の能力や技能をわざわざおとしめる必要はありません。
ほめてくれた人に向かって「いいえ、そんなことはありません」と言うのは、「あなたの判断はまちがっています」と言っているのと本質的に同じなのです。
自分のしたことに対して人から寛大な気持ちで称賛の言葉をかけられたら、あなたも寛大な気持ちでそれを受け入れ、心からお礼の言葉を述べよう。
あなたはほめられるだけの価値があるのだから。

人がほめてくれたとき、それを受け入れるのはいいことだ。


・他人を変えようとしない


「もし周囲の人たちが私の思うようにふるまい、私の希望どおりになってくれさえすれば、人生はさぞ快適になるのだが」私たちはどうもそう思い込んでいます。
しかし、私たちがどれだけ頼んでも、文句を言っても、おどしても、ほとんどの人にとってそんな願いを聞き入れるのは耐えられないことなのです。
たとえもし聞き入れてくれたとしても、それに見合うだけのものを提供しなければ、まもなく元の状態に戻ってしまいます。
自分が他人を問題視することをやめないかぎり、人間関係の問題はなくならないのです。
このことに気づけば、人間関係に関する不変の真理が把握できます。
それは、たいていの場合、他人を自分の思いどおりに変えようとして時間を浪費するよりも、自分の態度を変えたほうが、てっとり早くて現実的、しかも長続きするということです。

よほど深刻な問題でないかぎり、自分の身の回りで発生する問題は、自分の態度を変えるだけで解決する。


・自分の考えを大切にする


相手が期待していることではなく、自分が本当に思っていることを言いましょう。
自分の意見は他人の意見と同じくらい重要だということです。
相手が同意してくれるかどうかは重要ではありません。
自分の考えが世間の常識と違っていることもあるでしょう。
しかしだからといって、自分の考えの重要性が減ることはないし、自分の意見を述べる権利を失うわけでもない。
今度、相手に気に入ってもらうという目的だけで「私もそう思います」と言いそうになっても、そう言う必要はありません。
それは不誠実な言葉であるだけではありません。
自分の信念と理想を曲げて妥協する態度は、本当に価値のある友人をつくることにはつながらないのです。
相手の意見に賛成できないならば、「私はそうは思いません」とはっきり言おう。

自分の考えも他人の考えと同じくらい重要だ。


・よけいな競争はしない


競争は人格を磨き、自信を育てると一般に考えられています。
しかし実際には、そのどちらにも悲惨なくらい効果がありません。
競争が大多数の人に与える影響は、劣等感を抱かせ、自信を失わせることでしかないのです。
考えてみれば、競争というのは、負けてしまう人のほうが勝つ人よりもずっと多いように設定されているのだから、こういう結果になるのは当然です。
競争の本当の危険性は、たいへん多くの人が自分の人間としての価値を勝敗で判断してしまうことにあります。
負けることは、私たちが生きていくうえでよく経験することだが、負けて気分がよくなる人などひとりもいないでしょう。
だれだって、負ければ気分が悪くなる。
その結果、自分に二流、三流、四流の人間というレッテルを貼り、やがて負け犬根性が染みついてしまうことになります。
勝てば人生がずっと素晴らしいものになるという見返りが得られるのでないかぎり、競争は無視するのがいちばん得策です。
競争することそれ自体が楽しいなら別だが、それ以外の理由で競争するなら、それはあなたにとってほとんど何の役にも立たないのです。

勝っても負けても、自分は常に価値のある人間だ。


・自分の存在そのものに価値があると信じる


自分の人間としての価値を自分の業績、知性、財産と関係があると信じるのはまちがいです。
あなたが持っている能力や所有物はあなたの収入を左右するかもしれない。
しかし、あなたの人間としての重要性や価値とは何の関係もないのです。
あなたは人間としての価値を最大限に高めるために何か特別なことをする必要はありません。
この世に生まれてきたときから、あなたは価値のある存在なのです。
別に特別なことをしなくても、あなたの人間としての生来の価値は不変なのです。

能力や所有物は自分の価値とは関係ない。存在そのものに価値があるのだ。


・他人に対する悪い感情はさらりと忘れる


私たちは意見が衝突したり不当な扱いを受けたと感じたりすると、その原因をつくったと思われる人に悪い感情を抱く傾向があり、しかも、それは当然のことだと考えます。
けれども、悪い感情は、他のだれよりも自分にいちばん多くの害を与えます。
自分に不利益をこうむらせた相手を許さないという態度から生まれるすさまじいマイナスのエネルギーは、心と体に悪い影響を及ぼすのです。
さらに悪いことに、過去の不幸な出来事に固執することで、さらに多くの不快な経験を引き寄せてしまいます。
衝突したことのある相手に対しては、やむをえない場合は別として、無理に友好的な態度をとる必要はありません。
しかし、忘れず許さずという態度を貫いていると、あなたは強さと柔軟性を失い、無力感にさいなまれ、自分で人生を積極的に切り開くどころか、被害者意識に取り憑かれることになってしまいます。

他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する。


・問題の原因は自分にあることを認める


問題に直面したときには必ずこう自問してみましょう。
「過去のどの時点で別の選択をしていれば、この問題を回避できたか?」これは言い換えると、「この問題を回避するには、どうすればよかったか?」ということなのです。
この練習は罪悪感を持つためにするのではありません。
これから起こりうる多くの問題を防ぐ力が自分にあるということに気づくためにするのです。
問題をさかのぼって追跡することによって、もし別の行動をとっていたら多くの不快な状況を避けるチャンスがいくらでもあったことを発見するでしょう。
苦しみの原因は自分の外から来ると考える習慣のある人にとって、こういう考え方は受け入れにくいかもしれない。
しかし、自分に原因があることを進んで認められるようになれば、問題に頭を悩ませることは減るでしょう。

自分の問題を解決するのにいちばん適している人物は自分自身だ。


・自分の思いどおりに生きる


他人にとって何がいちばんいいかを、当の本人よりよく知っていると信じ込んでいる人がいます。
こういう人は自分のほうが頭がよく道徳的で、自分の価値観が他人の価値観よりも優れていると確信しています。
こういう人は自分の考え方に他人がどれだけ迷惑していようと気にかけません。
また、他人の人権を踏みにじっていても気がつかないのです。
こういう人が唯一関心を持っていることは、自分の考え方を他人に押しつけることでしかないのです。
こういう人はものすごい利己主義のために、たいへん重要な事実を見落としています。
それは、すべての人は、「自分の思いどおりに生きる」という他人の権利を犯さないかぎり、自分の思いどおりに生きる権利がある、ということです。
他人の権利を犯しさえしなければ、何をしようとそれは個人の自由なのです。
他人に生き方を教える権利があると信じている人がひどい思い違いをしていることはもう明らかでしょう。
もしあなたがこういう人の言うとおりになっているとしたら、あなたはさらにひどい思い違いをしていることになります。

思いどおりに生きるという他人の権利を犯さないかぎり、自分にも同じ権利がある。


・自分に頼る


他人に頼る以外に道がないことも、ときにはあるかもしれないが、いちばん頼りになる存在は何といっても自分です。
自分でできることを他人にしてもらっていると、いつまでたっても他人に依存したままになるだけでなく、自分が望んでいるよりも低いレベルで妥協しなければならなくなります。
興味深いことに、自分に頼る度合いを大きくすれば、よりよい人間関係が築けます。
その理由は、自分のために他人が何をしてくれるだろうと期待するのではなく、他人をあるがままに自由に受け入れられるようになるからです。

他人よりも自分に頼ることがいちばん賢い生き方だ。


・自分の考えをすべて受け入れる


私たちは自分の考えのいくつかを悪いとかずるいと感じ、恥ずかしくなって萎縮してしまうことがあります。
あるいは、そんなことを考えている自分を意地が悪い、不親切、ひねくれているなどと考えて罪悪感を持ってしまいます。
まるで二重人格者のように「自分はなんてひどいことを考えているのだ」と自分に問いかけ、一線を越えそうになる悪い自分を、いい自分が必死に抑えているのです。
しかし、自分が抱いている考えのことで自分を責めてはいけないです。
あなたが考えていることは、すべて正当なのです。
なぜなら、周囲の環境や人生経験などのさまざまな要素が組みあわさって、自分なりの考えが心の中にたくさん浮かんでくるからです。
だからといって、それらの考えをすべて行動に移していいということにはならないのです。
もしそんなことをしたら、たいへんな問題を引き起こしかねないのです。
ここで私が言っているのは、心の中でどんな考えを抱き、それがどんなにひどい内容だと感じても、自分を責める必要はないということです。
実際のところ、だれしも心の中に何らかの醜い考えを抱いているものです。
不幸なことに、多くの人は自分の心の中で生まれた考えを捨て去ろうと努力します。
しかし、自分の一部を否定することは賢明なことではありません。
あるものをないと思い込もうとしても、それは消え去らないからです。
いちばん賢明な対応策は、自分の考えは自分の考えであることを認め、静かにそれを受け入れ、自分を洗い清めることです。

自分が心に抱いているすべての考えは、自分の重要な一部分として受け入れる。


・他人を批判しない


他人のことを批判的に考えたり話したりすることは少し楽しいし、一時的に優越感に浸れます。
しかし、これは危険な娯楽です。
というのは、不平・不満と同様、他人のあら探しはすぐに習慣になってしまい、その不快さゆえに友人を遠ざけ、敵をつくる原因になるからです。
他人のあら探しをすることのいちばん危険な点は、それがどんどんエスカレートしていくことです。
そして、絶えず犠牲者を探し回り、標的となる人がいなくなると、自分をも犠牲者にすることになります。
その結果、初めは他人に対して厳しいことを言っていたのが、やがて自分にも厳しい判断を下すようになり、ついに自分が自分の最大の敵になってしまうのです。

他人のことを好意的に考え、好意的な発言をすることでいちばん得をするのは自分だ。


・自分の人生に起こることすべてに責任をとる


物事が自分の思いどおりにいかないとき、それを運命や神様、あるいは他人の責任にしてはいけないです。
自分の身にふりかかる出来事のほとんどは、自分のとった行動、または行動しなかったことに原因があるのだから。
このことに気づけば、あなたの人生と人間関係は大きく好転するはず。
これは、自分がかなりの責任を負う必要があるから、たいへんなことのように思えるかもしれない。
しかし、いったんこの事実を受け入れれば、今まで想像していた以上に、自分の人生を自由に自分で創造できることに気づくはず。

自分の人生に責任を持てば、自分の人生をより自由に創造できる。


・他人の反応を気にしない


ほとんどの人は子どものころ、自分には他人の気持ちを傷つける力があると教えられました。
自分の言動に対して他人が気を悪くすることがあるのは事実です。
しかし、それはその人の習慣であったり癖だったりするだけかもしれないのです。
もし自分の言動に他人が気を悪くする力があるなら、周囲の人全員が気を悪くしなければならないはずだが、そんなことにはならない。
意図的に他人を怒らせたり不愉快な思いをさせたりするのでないかぎり、その人の反応に責任を負う義務はないのです。
自分の感情に責任を負うだけでも十分たいへんなことなのだから、他人の感情に対してまで不要な重荷を背負う必要はないです。

自分の感情は自分の責任。他人の感情は他人の責任。


・自分の望む人生を歩む


私たちは知らず知らずのうちに他人の期待の犠牲になり、自分にとって気が進まないことをするために多くの時間を費やしています。
私たちはあまりに忙しいと感性が鈍り、自分が置かれている状況に疑問すら抱かずに日常に流されがちです。
これからの一カ月間、毎週三十分くらい割いて自分の人生をじっくり見つめ直し、次の点について自分に問いかけてみよう。
自分は今の仕事を本当に楽しんでいるか?
他人からいちばん向いていると言われた仕事をしているだけではないか?
心から楽しいと思えることをして余暇を有意義に過ごしているか?
退屈でうんざりするようなことをしてはいないか?
今の生き方は自分が選んだのか?
他人に選んでもらったのか?
金銭的な事情をはじめとして、いろいろなしがらみがあるために、自分が選んだ生き方を完全に一生貫き通せる人はほとんどいないです。
しかし、あなたがもし自分は他人が決めた生き方をしていると感じるのなら、そろそろ自分の夢を追い求める時期に来ているのではないしょうか??

他人から期待されている人生ではなく、自分が望む人生を歩むことが大切だ。


より良い考え方を選ぶ


・自分が重要な存在だと思う


あなたはこの世の中で、自分が重要でない仕事をし、重要でない生活を送っている、重要でない人間だと感じたことはないでしょうか?
政府が国民を名前ではなく番号で登録するような時代です。
そう考えてしまうのも無理はありません。
しかし、あなたのこの世の中への貢献はたいへん重要です。
あなたは社会から切り離されて生きているのではありません。
ごく一部の人だけが重要な存在だ、とあなたは思っているかもしれません。
しかし、それは違う。
あなただって重要な存在なのです!
あなたのすべての行動の影響はどんどん広がって、やがて地球上のすべての人と物に影響を与えるかもしれない。
あなたはそれくらい重要な存在なのです。
重要でない仕事や生活はないし、重要でない人はこの世に一人もいないのです。

私はこの世の中で重要な仕事をし、重要な生活を送っている、重要な存在だ。


・感謝の言葉やほめ言葉はすぐに口にする


残念なことに、私たちは「いつかいいタイミングが訪れるだろう」と考えて、感謝の気持ちを伝えるのを先延ばしにする傾向があります。
しかし、それはよくないです。
感謝の気持ちをすぐに伝える習慣を今日から身につけましょう。
自分がどれだけ感謝しているかを、大切な人に伝えましょう。
誰かが支えてくれたり親切にしてくれたりしたら、その人に感謝の気持ちを伝えましょう。
その気持ちを心の中に秘めていてはいけないです。
あなたが感謝の気持ちを伝えれば、相手だけでなくあなた自身もいい気分になるはず。
感謝の気持ちだけではない。誰かがいい仕事をしたときは、それを本人に知らせよう。
何かが得意な人はそれを自覚しているはずだから今さらほめたところで意味がない、とあなたは思っているかもしれない。
しかし、能力、技術、熟達度に関係なく、どんな人でも「いい仕事をしましたね」と言われるのが好きなのです。
人々は自分の価値を認められれば、すでに名人の域に達している人でも、「よし、もっとがんばろう」という気持ちになるものです。
人をほめることについて大切なことを書いておきます。
*ほめ言葉は、いつでもどこでも口にすることができる無限の資源である。
*相手に感謝の気持ちを表現することで、自分が寛大な気持ちになれる。
*自分が評価されていることを知っていても、それを誰かから言われることで向上心をさらにかき立てられる。

ほめ言葉は誠実なものでなければならないです。
不誠実なほめ言葉はすぐに見抜かれます。

感謝の言葉や誠実なほめ言葉は、相手だけでなく自分も前向きな気分にする。


・非現実的な期待を持たない


あなたがこれまでの人生で何度も失望した経験があるとしたら、非現実的な期待を抱いていたせいかもしれないです。
いったん非現実的な期待を抱くと、それが現実になるのをひたすら待つようになります。
しかし、夢が自動的に実現するのを待っている問に、本当の人生を取り逃がしてしまい、長い年月が過ぎ去っていることがよくあります。
非現実的な期待を持てば持つほど、不幸になりやすいです。
さらにひどいことに、被害者意識を持ちやすいです。
二種類の期待を区別するために、次の等式を心に刻んでおこう。
*非現実的な期待アイデア+希望的観測=失望
*現実的な期待アイデア+適切な行動=望んでいた結果
いいことが起こるのを期待してはいけないのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。
しかし、たんに期待するだけではなく、適切な行動が必要なのです。
人生を改善したいなら、常に行動を起こし、努力してそれを最後までやり遂げなければならないのです。

適切な行動を起こして最後までやり遂げれば、望んでいた結果を手に入れることができる。



・いい人をやめる


こんな寓話があります。
ある日、クモがハエに向かって「私の部屋に遊びにおいで」と誘った。
クモはとても友好的に見えたが、その目的は、いっしょに楽しい時間を過ごすことではなく、ハエを食べることだったのです。
あなたに頼みごとをしてくる人たちは、もしかするとこのクモに似ているかもしれないです。
彼らはあなたの弱みにつけこんで頼みごとを引き受けさせようとします。
あなたの虚栄心やプライドをくすぐるのも常套手段です。
彼らは説得力に富んでいるから、あなたにしてみれば、どの頼みごとを聞き入れ、どの頼みごとを断るべきかわからなくなってしまいます。
相手を助けるべきかどうかを決める最も合理的な基準は何でしょうか?
それは次のようなものです。
*頼まれたことが本当に重要なら助ける。
*相手が自分だけではできないのなら助ける。
*自分で問題をつくり出した人には、自分で解決させる。
*あなたを助けてくれたことのある人には、きっちりお返しをする。

頼まれたことをなんでも引き受けない。


・断るべきときは断る


頼みごとをしてくる人を助けてはいけないのは、次のような場合です。
*理不尽な要求である場合
*あなたにその気がない場合
*あなたの信条に反する場合
*あなたに不都合が生じる場合
*相手が自分でできることを頼んできた場合
*お返しをすることができるのに、相手にその気がない場合
今まで相手の頼みごとを聞き入れてきたなら、急に断るのはむずかしいかもしれない。
しかし、その壁は乗り越えることができます。
「ノー」と言う機会が増えれば増えるほど、楽に断れるようになるからです。
あなたが頼みごとを断ると、今まであなたを利用してきた人たちは、驚いたり腹を立てたりするかもしれない。
しかし、彼らが何と言おうと、自分を利用しようとする人には、きっぱり「ノー」と言えばいい。


・情報を鵜呑みにしない


情報をむやみに信じてはいけないです。
とくにこんな思い込みには要注意です。

・「権威者がそう言っている」
権威者が真理を把握しているとはかぎらないし、権威者の間でも意見はよく食い違います。
権威者の理論はころころ替わります。
権威者の主張には「もしかしたら本当かもしれない」くらいに考えればいいのです。

・「それを新聞で読んだ、テレビで見た、ラジオで聞いた」
マスコミの情報の大きな問題は、間違っていることがよくあるということなのです。
マスコミは事実に基づいて報道しようとはするが、報道内容が正確であるとはかぎらないのです。
マスコミの情報については「疑わしい」と考えるといいでしょう。

・「信頼する人が、そう言っている」
いくら尊敬に値する人でも、真理を把握しているかどうかは別問題です。
人間である以上、自分の信念に反する考え方を受け入れられなくなっていることがあります。
そういう人の意見については「根拠はあるだろうか?」と考えてみよう。
言われたことを鵜呑みにするのは愚かな行動です。
あなたにとって最善の方法は、広い視野でものを見ることなのです。
真理かどうかを判断するのは急がなくていいです。
疑わしい情報に基づいて行動するのは避けたほうが賢明なのです。

真理かどうかがはっきりするまでは、情報を軽はずみに信じてはいけない。


・「いい」「悪い」という判断をしない


私たちはとかく、出来事や状況、他の人たちを「いい」か「悪い」かのどちらかに振り分けようとする傾向があります。
だが、それらは本来、どちらでもないのです。
自分の解釈を適用するから、「いい」とか「悪い」とか思えてくるだけなのです。
「一○○パーセントいい出来事」や「一○○パーセント悪い出来事」は存在するでしょうか?
ある人にとって悪いことは、別の人にとってはいいことはたくさんあります。

*誰の利益にもならないほど悪い出来事や状況は存在しない。
*すべての人の利益になるほどいい出来事や状況は存在しない。
*どの視点から見るかで、どんな出来事にもいい面と悪い面がある。

出来事は視点によって価値が変わるから、どうせなら「悪い」でなく「いい」と考える。


・前向きに考える


私たちは人生と自分についての信念のほとんどを、幼少期の条件づけによって身につけます。
条件づけとは、ある考え方をひんぱんに繰り返して自分の思考回路に組み込むことです。
いわば、私たちはその考え方を「心の銀行口座」に預け入れ、そこから引き出しているようなものなのです。
条件づけの結果、私たちは物事をあるがままに見ることができなくなり、教えられたとおりに解釈するようになります。
条件づけは人によって大きく違うから、同じ物事に対してポジティブに解釈する人もいれば、ネガティブに解釈する人もいるし、どちらでもない人もいます。
過去の条件づけに関係なく、物事はできるだけポジティブに解釈するほうが得です。
そうすれば前向きな気持ちになれるからです。

*やる気が出るようなことが書かれた本を読む。
*ポジティブな人とつき合い、ネガティブな人を避ける。
*自尊心を高めて、自分がもっと幸せになっていいと認識する。
*改善しようとする場合は除き、人生のネガティブな側面について考えない。
あなたにはふたつの選択肢がある。
自分が選ぶ思考の種類に応じて、人生を快適にするか、不快にするか、です。
自分の人生のネガティブな側面ばかりに目を向けてはいけないです。
物事がどれほど悪いように見えても、ポジティブな側面を必ず見つけることができます。

どんな困難な状況でも、ポジティブな側面がきっと見つかる。


・自分の長所に目を向ける


あなたは自分の長所より短所について考えがちではないでしょうか?
自分ともっと仲よしになる方法があります。
ノートと鉛筆を用意して、「自分のポジティブな資質と行動」というリストをつくるのです。
左側のページに今日した「いいこと」を十個書いて、右側のページにそれに対する評価を書く。
目立った行動である必要はありません。
ちょっとした行動でいいのです。
たとえば、友人や同僚に親切にしたら、自分を「親切」と評価します。
あるいは、賢明な決定をしたら「賢明」、あいさつをきちんとしたら「礼儀正しい」と書きます。
このリストを枕元に置いて、毎晩、それに新しいことを記入します。
翌朝、目が覚めたら、前日に書いたことを読み返してみよう。
自分のポジティブな資質と行動を評価することによって、あなたは自分を見直すことができます。
自分についてあまりよく感じていなくても、その感情が妥当ではないことに気づくはずです。

自分は毎日、何かポジティブなことをしている。


・現在に意識を向ける


ほとんどの人にとって、心とは、過去と未来の間を絶えず往復する振り子のようなものです。
自分の思考内容を調べれば、過去と未来については多くの時間を割いて考えるのに、現在についてはほんのわずかな時間しか割いていないことに気づくはずです。
残念ながら、私たちはひんぱんに「タイムトラベル」をするあまり、現在の幸せを忘れてしまっています。
未来のことを想像するのと過去のことを回想するのに忙殺されて、現在でしか手に入らない本当の幸せを見失っているのです。
心を現在につなぎとめておくことは可能だろうか?
簡単なようだが、実行するのはかなりむずかしいです。
現在を意識することを心がければ、それぞれの瞬間は独自の美しさを持っていることに気づくはずです。
見るもの、聞くもの、感じるもの、触れるもの、すべてそうです。
もちろん、将来の計画を立てるのはまったく問題ない。
計画は目標の達成に必要だから。
問題なのは、現在の幸せをつかみそこなってまで過去や未来の楽しみにふけることなのです。

過去や未来の楽しみにふけるより、現在の幸せを感じるほうを選ぶ。


人との出会いを楽しむ


内気な人は、愉快な人たちと出会う楽しみを逃してしまいがちです。
彼らは人と会うことに不安を感じるので、見知らぬ人といっしょにいるとリラックスできず、居心地が悪くなります。

内気な人に共通する理由は次のとおりです。
●相手に認めてもらえないことを恐れている。認めてもらえるかどうかを気にしすぎるために、自分の話題になると恥をかくのではないかと思っている。
●自分に自信がない。話をすると自分の欠点が露呈することを恐れている。愚か者だと思われるのが怖いために会話をしようとしない。
●自意識過剰になっている。内気な人は自分のことを気にしすぎる傾向がある。相手のことを考えるときでも、自分がどう思われているかが気になる。

内気な性格を克服するには次の三つの対策が役に立ちます。
*自尊心を高める。自分に自信を持てば、相手が認めてくれないことを恐れる気持ちは消える。
*相手の緊張をほぐす。あなたより相手のほうが恐れている可能性もある。落ち着いているように見える人は、演技がうまいだけかもしれない。
*自分のことを気にしすぎない。相手にどう思われるかよりも、自分が相手のことをどう思うかを自問しよう。

自分のことばかり考えなければ、愉快な人と楽しいひとときを過ごすことができる。


・自分の個性を受け入れる


あなたは自分が世の中から「浮いている」と感じたことはないでしょうか?
しかし、そう感じても別にあわてる必要はありません。
なぜなら、あなたは他の誰とも異なっていて当然だからです。
あなたは、遺伝・経験・条件づけの独特な組み合わせによってできています。
あなたと多くの点で似ている人はいるかもしれないが、あなたとまったく同じ人はいません。
ただし、あなたが個性的な存在だからといって、他の人より優れているとか劣っているということではありません。
地球上のすべての人が個性的な存在なのです。

私はこの地球上に一人しかいない個性的な存在だ。


・ものおじせずに質問する


あなたは、多くの人の中で自分だけが物事を理解していないと感じたことはないでしょうか?
その原因は、あなたが愚かだからでしょうか?
もちろんそうではないですよね。
ものおじせずに質問しよう。
学校の授業や会社の研修などで、多くの人は無知だと思われるのを恐れて質問しようとしません。
しかし、わからないときに謙虚な姿勢で質問をすると、どういうことが起こるでしょうか?
学生なら学校の成績が伸びるし、社会人なら仕事の技能が向上します。
さらに、ほとんどの人と幸せな人間関係を築くことも可能になります。
そう考えれば、質問しないほうがむしろ愚かだと思えてくるはずです。

質問するのは決して恥ずかしいことではない



・いい人間関係を楽しむ


いい人間関係は、次の条件のほとんどを満たしています。
●同じ目標に向かって努力している。
●等しく貢献し、等しく恩恵を受けている。
●同じルールに従っている。
●お互いを信頼し尊敬し合っている。
●倫理や信条に反することを強要されない。
●自由にその人間関係から離れることができる。いっぽう、避けるべき人間関係の特徴は次のとおりだ。
●お互いに目標が異なる。
●貢献に見合うだけの恩恵を受けていない。
●どちらかがルール違反をしている。
●相手を尊敬せず、十分に信頼していない。
●相手を喜ばせるために自分の行動規範を変えなければならない。
●報復が怖くて人間関係から抜け出せない。いい人間関係は、お互いに建設的な批判をして絶えず調整する必要がある。

お互いが恩恵を受けることのできる人間関係をつくる。


・友人を慎重に選ぶ


友人とは次のような人だ。
●あなたをあるがままに受け入れてくれる人
●正直で誠実で信頼できる人
●あなたを励まし、必要なときに精神的に支えてくれる人
●あなたの価値を認めてくれる人
●あなたを尊敬してくれる人いっぽう、友人として好ましくないのは次のような人だ。
●あなたにうそをつく人、自分のためにうそをついてほしいと頼む人
●あなたをいじめる人
●自分が間違っているときでも支援を求める人
●あなたをトラブルに巻き込む人友人関係が最も長続きするのは、似た環境に育ち、共通の価値観や信念を持ち、同じ活動を楽しむ場合だ。
共通点が大きければ大きいほど、友情のきずなは固くなります。
成功を分かち合う親友がいれば、成功をさらに楽しむことができます。

いい友人をつくれば、成功を分かち合ってさらに楽しむことができる。


・心の持ち方を変える


人生がうまくいっていないように思える時期は誰にでもあります。
しかし、あまりにもひんぱんにそういう経験をするなら、心の持ち方を調べる必要があります。
思考の質は人生の質に影響を及ぼします。
心について知っておくべき重要な事実を紹介しましょう。

●あなたの心は、特定の方法で考えるようプログラムされている。心はコンピュータのようなものです。
たとえ気づいていなくても、あなたに最も強い影響を与えた人たちは、あなたの幼少期にプログラムをインプットしたのです。
その結果、あなたは教え込まれた考え方を吸収したのです。

●あなたの心は、従来どおりに考える傾向があります。同じように考え続けると、脳の中に一定の思考回路ができ、今後もそれに沿って考えるようになります。
その結果、ネガティブな人はずっとネガティブなままで、さらに不平を抱くことになります。
いっぽう、ポジティブな人は、状況が悪化しても人生のいい面を見ます。

●あなたの心は、プログラムし直すことができます。たとえ不正確なことでも、何度も繰り返し教えられた考え方を信じるようになるが、心をポジティブにプログラムし直せば、人生の多くの面を改善できます。

心をプログラムし直せば、人生の多くの面を改善できる。


・さらにポジティブになる


あなたはさらにポジティブになることができます。
そのためのアイデアをいくつか紹介します。

*現状に悪い面があっても、いい面を探す。
*自分の人生にプラスになる考え方を取り入れる。
*ポジティブな考え方を提唱している本を読む習慣を身につける。
*自分についてネガティブに考えるのをやめてポジティブに考える。
*ネガティブな人をできるだけ避けて、ポジティブな人とつき合う。

以上のことを心がければ、あなたの思考は改善され、それに伴って人生も改善されるはずです。

思考を改善すれば人生も改善できる。

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2022年06月26日

成功し続けられるマインドセット/TKBLOG

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あなたはこんな疑問を抱いたことはありませんか??
「どうやってチャンスを見つけるの?」「チャンスをどのようにして大きくするの?」「そもそもチャンスなんてあるの?」

チャンスは、あなたの足下や身の回りに存在しています。
ただ、チャンスはいろんな形に変わるので、普通の見方では見えないのです。 
これらのマインドセットを頭に入れて行動を起こす事で、あなたは必ずやチャンスが可能になります。 

では早速みていきましょう。

チャンスをつかむ10か条


・準備のできている人にチャンスはくる


あなたにとって「チャンスを手に入れるための準備」とはなにかを考えてみてください。 
例えば、ブログやフェイスブックなどのSNSに毎日投稿する。

など、今すぐにでも準備を開始する事が出来ますよね。 
今、あなたにチャンスがつかめないのは、あなた自身がチャンスをつかみとる準備が整っていない可能性があります。
準備ができている人にチャンスは訪れるのです。

・待っている人にはチャンスは見えない


チャンスは、待っている人には見えないものなのです。
チャンスは準備ができている人に訪れます。
まずは、自分の目の前に与えられた仕事を「早く、正確に、きれいに」行うことです。
「3倍努力」を心がけてください。
チャンスを待ってても来ないし、チャンスは準備を整えた人から訪れるものなのです。

・チャンスをつかむ人は具体的


チャンスをつかむには、具体的な行動(メッセージを送るなど)を取ることが必要です。 
ふわふわしたイメージではありません。なんとなくでもありません。
あなたが発する言葉で具体的に意味のあるものにして行かないといけません。 

・人から裏切られたときが人生最大のチャンス


この社会には「人を利用してやろう」と考える人も多くいます。
でも、これらを芯から嫌ってはいけません。
あなたが恨みを抱いてしまうくらいどうしようもない人が、あなたにチャンスを与えてくれる場合があるからです。 
人に裏切られたときは、あなたは他の人にも、あなたが裏切られたように同じ事をしてしまう事があります。 
悪いと思いながらついついやってしまっていることが早期に気づかせてくれます。
それが「人に裏切られる」ということなのです。

・できてもできなくても「できます!」と言う人にチャンスは集まる

 
チャンスとは、何かと言うと『仕事』です。 
上司や社長が「この仕事できる人はいるか?」と言った場合、即座に手を挙げて「私できます!」と言わなければなりません。 
できるか。どうかはさほどの大きま問題ではないのです。 
やる意思を見せることが大切なのです。 
やると決めたら、できそうもない仕事を、『どうやってやるか』次々と考え、四方八方手を尽くす事でしょう。
そこに創意工夫が生まれ、あなたは成長して行くのです。 
失敗しても怒られるくらいです。

・正しい習慣を身につける

 
本当の「正しい習慣」とは、自分が学びたいと思うことを、毎日、一定時間(60分程度)に勉強することです。 
英語もいいでしょう、マーケティングも、セールスも、会計など、起業して役に立つことを一定時間、毎日、継続して勉強するのです。 
起業した時に役に立つスキルを学ぶ。 
これが正しい習慣なのです。

・違う世界にチャンスはある

 
変化を恐れる事はよく分かります。
安定した生活に依存したのもよく分かります。 
しかし、依存する心を断ち切ってください。 
安定は思っていた以上に危険なところです。それでも、安定を求める人が出てきます。
そういった場所も増えてきています。
しかし、そこはチャンスは訪れません。 チャンスは今と違った世界にもあるのです。

チャンスをつかむ自分との見方


・自分が正しく、相手が間違っていると決めつけてはならない

 
人は必ず間違えます。
100%正しいということはあり得ません。
謙虚な気持ちと相手の考えを受け入れたときに、大きなチャンスに気づきます。 
人はいつだって自分がかわいいものです。プライドをおかされたくはありません。
大人になれば自分の間違えを素直に認められなくなります。 
素直な気持ちで他人の考えを受け入れたとき、あなたは本当に大人となったといえます。 
他人を疑ってはいけません。疑っていると自分に自信がなくなってしまうからです。

他人が信じたときに、自分を信じる事が出来るように成ります。
そして、あなたは120%の力が発揮できるようになります。

・だれかを振り向かせたかったらインパクトを与えろ

 
普通の人生を送りたかったら波風を立てる必要はありません。 
しかし、世の中に自分が生きた証を残したいと思うなら、大きな志を抱いているなら、他の人と違う行動をとらなければいけません。
ただ、全員が右を向いた時に左を向けば良いという訳ではないからです。同じ方向に向いたとしても、そこにインパクトを与えるのです。 
芸人で芸術家の北野武さんも当初は客をバカにしたり、年寄をいじめていたりしていました。
しかし、映画などでカンヌ映画祭で賞を獲得した事で世界のキタノになって世界にインパクトを与えました。 
ビジネス界も同じことです。インパクトを与えてこそ、人は聞いてくれます。

人から「頭がおかしいのでは?」と思われるくらいのことを平気でやってみてください。きっと面白いことが起こります。

チャンスをつかむ成長の法則


・問題が起きたときの決断方法で成功は決まる

 
問題は意味がなく起こるものではなく、成長するかしないかの分岐点で起こる傾向にあります。
問題にぶち当たったときの決断次第で成長するか成長しないかが決まってしまいます。 
決断をすれば、もし悪い方に転んだとしても、自分が決めたことなので納得できます。
決断する場合は、損得や、儲かる儲からないではなく、「自分が成長できるかできないか」で決めるべきです。 
つまり、自分が成長できることにフォーカスされていれば成功は自然についてきます。

・知識を得ても、それを試す場所がなければチャンスをものにできない

 
たくさんの本を読み、高額なセミナーに行き、高額な教材など買い、知識を得ている人がいます。
しかし、それでは成功できません。
それは試す場所がないからです。 
チャンスをものにできる人の多くは「試す場所を持っている人」なのです。 
もし、会社で試す場所が与えられないのならば、自分でネットの上で行うことです。
ブログ、フェイスブックなどに記事を投稿したりして、反応を見てください。 
ネット上では、お金はかかりません。アイデアを試すには絶好のおススメです。
「知識を得る→すぐ試す」という習慣をつけてください。

・本は逆さまにして読め

 
普段、あなたは本はどのように読みますか。
普通の人は最初の1ページから読みます。 
しかし、チャンスを狙うあなたは、普通の人と同じな事をしてはいけません。
なので、普通の人と同じ読み方をしてはいけません。 
最後から読みます。
まず結論を得てください。 
先手必勝、早い者勝ちです。
結論がつまらない本を読んでいたら時間の無駄になります。
また、良い本は読んでいると行動したくなりまし、無性になにかしたくなります。 
あなたは行動するのに時間がかかるタイプですか?それとも、行動を移せないタイプですか?
もし、あなたはどちらかに入っているのなら、良い本を読んで行動するスイッチを入れてください。

・職場こそ人生のすべてを学ぶことができる。目の前の仕事を1秒でも短縮させろ

 
あなたが、どこかの会社で勤めているとしたら、今の仕事は自分のためになっていますか?
よく考えて見てください。
自分の成長にとって1ミリも役に立っていないとしたら、今すぐにもその会社に退職届けを出すべきです。 
そして、もっともっと、あなたにとって厳しい会社に転職するべきです。
楽な仕事を選ぶのではなく、難しい仕事ができそうな会社を選んでください。 
そして、与えられた仕事に1秒でも早く終わらせることを考えるようにします。
時間を短縮できる人間は仕事をたくさん与えられます。

それこそがチャンスです。







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2022年06月05日

やる気が出ない時に読みたい本/TKBLOG

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なぜあなたは動けないのでしょうか。

やる気がないから??意思が弱いから??性格的な問題??
いいえ違います。
あなたを動けなくしているのは、あなた自身のです。

そんなあなたに今回は大平信考さんが書かれた「やる気に頼らずすぐやる人になる37のコツ」という本を紹介していきます。

この本はこんなあなたにオススメです。
・やらなきゃいけないことになかなか手がつけられない。
・ため込みすぎて自分はダメなんだと思ってしまっている。


そんな方にオススメの本です。

やらなきゃいけないことがあるのになかなか手をつける気が起きずにため込んでしまう。
そんな方も多いと思います。

本日はそんなつい先延ばししてしまう人のために、脳科学・心理学の知見を生かした方法を教えてくれている本です。

それでは早速紹介していきます。

この本の結論
・やる気は行動して初めて湧いてくる。
・どんなに小さくてもまずは行動。
・目標は欲望が伴って初めて真の目標になる。
・欲望を見つけるには心の言葉に耳を傾けること。


というわけで
1行動に初速をつける方法。
2行動ブレーキの外し方。
3行動思考の身に付け方。

の順番で紹介していきます。

行動に初速をつける方法


この章では「行動に初速をつける方法」というテーマについて、本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。
紹介するのは
・仮決め、仮行動でよしとする。
・試しに10秒だけ動いてみる。

という2つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきます。

「仮決め、仮行動でよしとする」


まず1つ目のポイント「仮決め、仮行動でよしとする」について。
思ように動けない人の共通点、
・ちゃんと決めてから動きたい。
・失敗しないようしっかり計画を立てたい。

という心理があります。

もちろん何も考えず、準備もせずに行動しても成果にはつながらないでしょう。
ですので、考えること自体は良いことでしょう。

一方で考えることばかりに時間とエネルギーを注ぎ、それだけで終わってしまうこともよくあるわけです。
これは本当にもったいない状態です。

この「しっかり計画を練ってから行動に移す」という考え方があなたを動けなくしている原因かもしれません。
すぐ行動できるようになるためにはまず量、そして質と言う順番を意識することが大切です。

第一に「行動量を増やすこと」その後に「行動の質を高めること」がポイントです。
すぐ動けない人の大半はこの順番を守れていません。
「行動量増やす」という第一段階を無視し、いきなり「行動の質」を求めてしまうんです。

すぐやる人になりたければ、「行動の質」は後回しにして「行動量を増やす」ことを意識してください。
そんな時に力を発揮するのが仮決め、仮行動と言うスタンスです。

例えば筋トレを始めたいと思っているけれど、ジムに通うのと自宅でトレーニングするのとではどちらがいいか考えている。
そんなふうに迷ってる人はとりあえず、今すぐ10回でもいいので腕立て伏せや腹筋をしてみる。
これが「仮決め、仮行動」です。

こうしてとりあえずやってみると、腕立て伏せ10回もできなかった、筋を違えて痛みが出た、など思ってもみなかった結果になるかもしれません。

では果たしてこれは「失敗」なのでしょうか。
当然失敗ではないですよね。

行動して得られた成果です。腕立て伏せ10回できないのなら、1日3回から始めるとか、膝をついた状態から始めてみるなど、自分にあった負荷のかけ方を知ることができたわけです。

また筋を違えてしまったのなら、やり方が間違っているわけですから、インストラクターがしっかり教えてくれるようなジムを探して通えば良いわけです。

仮決め、仮行動をしてみて当初の期待や予想と違った成果が出た場合は軌道修正をすれば良いだけです。

このように仮決めでも一歩踏み出して行動することで、脳の即座核と言う部分が刺激されドーパミンが出ます。
そして様々なリアクションや、自分の肌感覚といったフィードバックが得られるため、今後をどうするか決断しやすくなります。

慣れないうちは躊躇することもあるかもしれません。

しかしいちど試してみると仮にうまくいかなくてもダメージが意外に小さいということがわかります。

それさえ分かってしまえば、次は迷わず行動することができるようになるでしょう。
「考えすぎて何もできない」と言う負のスパイラルから抜け出すために、ぜひ仮決め、仮行動を実践してみてください。

「試しに10秒だけ動いてみる」


続いて2つ目のポイント「試しに10秒だけ動いてみる」
仮決め、仮行動しようと思っても体が動いてくれない。
そんな時に有効なのは最初の1歩のハードルを極限まで下げてみることです。

具体的には、まずためしに10秒でできることをやってみましょう。

著者はこれを「10秒アクション」と呼んでいるそうです。
「10秒アクション」とは文字通り10秒あればできる具体的行動のことです。
例えばランニングを始めたいのになかなか動けないのであれば、最初の10秒はどんなことをするのかと考えそれだけを実行してみます。

例えばシューズを履く、ランニングウェアに着替える、といったことをとりあえずやってみる。
勉強であればテキストを開く、早起きであれば前の晩にアラームをセットする、面倒な仕事であれば使用するソフトを立ち上げる、といったようなことです。

たったこれだけのことでも劇的な変化が訪れるでしょう。
なぜこれが劇的な変化につながるのか、それは何故かというと10秒アクションの段階で失敗する人は誰もいないからです。

この失敗しないということがその後の行動につながります。

10秒着手してみて、スムーズに行くのであればそのまま続けてしまいましょう。
10秒アクションがきっかけとなり、その後勉強、ランニング、筋トレ、仕事、片付けなどが15分、30分続いたというのはよくあることです。

この10秒アクションの効果は実は脳科学的にも証明されていることです。

人間の脳は生命維持のためできるだけ変化を避け現状維持しようとする防衛本能が働いています。

一方で脳には可塑性と言う性質があり、ほんの少しずつであれば変化を受け入れることができると言われています。
つまり10秒と言う小さなアクションであれば脳は変化に対応できるんです。

またその10秒という小さな1歩でも即座核を刺激する効果があります。
やる気が起きるのを待っていても永遠に行動することができません。まず10秒動くことでやる気は後からついてくるんです。


ここまでの内容をまとめてみます。
この章では、「行動に初速をつける方法」というテーマについて2つのポイント
・仮決め、仮行動でよしとする
・試しに10秒だけ動いてみる

という2つのポイントについて紹介しました。


「行動ブレーキの外し方」


では次に「行動ブレーキの外し方」
この章では「行動ブレーキの外し方」というテーマについて2つのポイントをピックアップして紹介していきます。


紹介するのは「仕事終わりに明日1番にやることを仮決めする」「あれもこれも気になってしまう時は紙に書き出す」という2つのポイントです。


ではそれぞれ掘り下げていきます。


「仕事終わりに明日1番にやる事を仮決めする」


まず1つ目のポイント「仕事終わりに明日1番にやる事を仮決めする」
朝出社してから仕事が乗ってくるまでに時間がかかるなんて事は無いでしょうか??
さて今日は何から取り組もうか、そういえば今日が締め切りの案件があった、昨日まだ途中だった案件どうしよう、などと迷っているうちに気がついたら30分も過ぎていたといったことです。


なぜ着手に時間がかかるかといえば、何をするかが明確に決まっていないからです。
頭の中で迷ったり考えたりしているうちに時間が経ってしまうんです。


これを回避するために、前日のうちに「翌日の朝1番にすること」を決めてメモしておくことが有効です。
著者はこれを「朝一コマンドメモ」と呼んでいます。


1日の仕事を終える時はまだ頭が仕事モードのままです。
その状態でスケジュールを確認し、明日1日の流れを趣味レーションしておきます。
その上で翌日のキーアクションを3つ決めます。
こうしておけば翌朝の仕事始めは3つのキーアクションの中から1つ選んで実行するだけになるのでスムーズです。


例えば
ステップ1仕事終わり明日のスケジュールを確認する。
ステップ2明日の仕事のゴールを決める。
ステップ3そのゴールを実現するためのキーアクションを3つ仮決めする。
ステップ4翌日の仕事始めは3つのキーアクションから1つを選びまず着手する。


ステップ1では明日すべきこと、取り組みたいこと、会議、打ち合わせ、締切等の確認をします。


続くステップ2では「明日の仕事のゴールは??明日も最高の1日にするために本当はどうしたいのか??」と自らに問いかけます。
問えば企画書を完成させる、契約を一件確定させる、懸案事項を片付ける、部下とのコミニケーションをしっかりとる、など状況によって出てくる答えは変わるでしょう。


続くステップ3ではステップ2を実現するためのキーアクションを3つ決めメモしておきます。
例えばずっと先延ばしにしていた企画書を完成させることが明日の最高のアウトプットだとしたら、過去の参考になる企画書を読む、ラフ案を15分で作る、参考になる資料を探す、などです。
ここまでしておけば、翌朝スムーズに仕事に着手することができるはずです。

これらの1から3のステップは仕事終わりであれば数分で出来ます。


そして翌朝ステップ4の翌日の仕事始めは3つのキーアクションから1つ選んで、まず着手するから始めれば良いわけです。


あらかじめすることが決まっていれば、迷うことなく着手できます。
もしそれでうまく動けなかったら残り2つのうちどちらかに着手すればいいです。


あらかじめ複数のアクションプランを用意しておくことで、1つうまくいかなかったがために仕事が止まってしまった、ということを防ぐことができます。


「あれもこれも気になってしまう時は紙に書き出す」


では続いて2つ目のポイント「あれもこれも気になってしまう時は紙に書き出す」
メールの返信提出期限の迫っている、書類の作成、会食、週末のイベントなど様々なことが気になって今やるべきことに集中できない。
ということがないでしょうか??


マルチタスクという言葉がありますが、厳密に言えば人は1度に1つのことしか考えることができません。

懸案事項で頭がいっぱいになってしまうと、目の前のことに集中できなくなってしまうのが普通です。


こんな時は自分が気になっていることを全部書き出してみましょう。
頭の中のごちゃごちゃはそのままだと処理するのが難しいものです。
ですが見える化すれば驚くほど扱いやすくなります。


手順としては次の2ステップです。
ステップ1
 気になっていることを思いつくままに上に書き出す。
ステップ2
 書き出した紙を眺め1つずつ対策をメモする。
という2つのステップです。


例えば
・来月のランチの予約→今週中にリサーチして候補を3つ選ぶ。
・メールの返信を忘れていた→午後にまとめて返信する。
・ローンの支払い→銀行口座の残高を確認する。
・会議室の予約→午後のメール返信前に予約する。
このように気になっていることを文字として書き出すことで、頭の中だけで抽象的に考えていたことが可視化されます。

これにより思考の整理ができ、驚くほど頭がすっきりするんです。
ぜひ試してみてください。

ではここまでの内容まとめます。

この章では「行動ブレーキの外し方」というテーマについて、2つのポイント
・仕事終わりに明日1番にやることを仮決めする。
・あれもこれも気になってしまう時は紙に書きだす。

という2つのポイントについて紹介しました。


「行動思考の身に付け方」


では続いて「行動思考の身に付け方」
この章では「行動思考の身に付け方」と言うテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。


紹介するのは「欲望にフォーカスする」「頭の声、体の声、心の声を分けて聞く」という2つのポイントです。
ではそれぞれ掘り下げていきます。


「欲望にフォーカスする」


まずポイントの1つ目「欲望にフォーカスする」
例えば与えられた仕事の目標数字を達成するために顧客にアポイント入れなければならない、なのになかなか行動にうつせない。
といった経験をする方も多いと思います。

なぜ明確な目標があるのに動けないのでしょうか??
それはその目標に欲望がないからです。



正直つまらないし、その気にもならない。だから行動のスイッチも入りません。人は欲望がなければ行動する意欲がわかないものでしょう。

逆に言えば自分が本当にやりたいことならいくらでも頑張れる、続けられる、成長できる、という性質を持っています。

つまり欲望なき目標は真の目標とは言えないと言うことです。


いちど制約を外して考えてみましょう。
例えば経営者になりたい、海外に移住したい、趣味を活かして独立したい、田舎に引っ越して農業を始めたい、エベレストに登りたい、人によって様々な欲望が出てくると思います。


何も思い浮かばないという人もいるかもしれません。こういった夢や目標というものは心の奥底に勧められ顕在化していないことも多いものなので無理もないことです。


そういった方が真の目標を見つけ出すための最初のステップとなるのが「自分の欲望を知る」ことです。

「欲望」と聞くと悪いイメージを持つ方もいるかもしれません。ただここで言う「欲望」とは心の奥底にある純粋な気持ち、心を揺さぶるような希望、願望、期待といったものです。


私たちの脳には大脳辺縁系という本能行動や情動に重要な役割を担っている古い脳と、この大脳辺縁系の上にある新しい脳、大脳新皮質というものがあります。


古い脳は生命維持のために働き、感情と行動を司ります。
その一方で新しい脳は状況に応じて、適切な行動するために高度な学習能力があり、言語をつかさどっています。


つまりいくら目標を明確にしても、言葉レベルでの目標であれば行動にはなかなかつながらないんです。
頭では行動した方が良いと分かっているのに行動できない、というのがまさにこの状態です。
「感動」という言葉はあっても、「知動」という言葉がないように、人は理屈ではなく感情で動く生き物です。

行動したいなら感情と行動を司る古い脳にアプローチする必要があります。

この点「欲望」を使えばいいいつでも実際に脳にアプローチができます。
とは言えいきなり欲望と言われても把握するのが難しいと思いますので、次の項目で1つのコツをお伝えします。


では続いて2つ目のポイント「頭の声、体の声、心の声を分けて聞く」
自分の欲望するコツそれは心の声に耳を傾けることです。


実は私たちの思考は次の3つに分けることができます。
それが「頭の声」と、「体の声」と、「心の声」という3つです。

頭の声は普段考えていることをしなければならない、すべきと言った義務感です。

そして体の声とは体の状態やコンディション肩がバキバキだとか、喉が痛いなのです。

そして心の声とは感じていること、気持ち、なになにしたい、なになにが欲しいという欲求です。
普段私たちが自分の気持ちを考える際には、これら3つの声が混在していたり、特定の声だけを聞いていたらしがちです。


例えばなかなか動けないと悩む人の大半は頭の声だけを聞いています。



あなたは体調不良が続いている人は、体の声を無視し肉体を酷使していることが多いでしょう。
まずは自分の欲望を知るために、毎日少しの時間3つの声を別々に聞いてみてください。
そしてうちに秘められた心の声を顕在化させていくんです。


多くの人は目標立てる際に、自分には無理だ、お金がない、といった頭の声が邪魔をして考えることをやめてしまいます。

心の声にフタをしてしまっている状態です。
心の声を顕在化するために必要なのは自分との会話です。
具体的には本当はどうしたいと、いうシンプルな質問を自分に問いかけるだけです。


過去の失敗や、現場の忙しさなどは、まずはワキにおいて自分自身は本当はどうしたいのか、これを問いかけ理想の未来をイメージします。
例えば自分が最近疲れているなぁと漠然とを思いながら働いているとしましょう。

そんな自分に「本当はどうしたい??」と質問してみます。

コツは3つの声を分けることです。
最初のうちは今忙しいし、同僚に迷惑がかかるから、頑張らなきゃ、というような頭の声が聞こえてくるでしょう。

頭の声が聞こえてきたら、もう一度「でも本当はどうしたい??」と問いかけてみます。


これを続けていると最近体調も悪いし、肩こりもひどい、夜もよく眠れない、以前より仕事に集中できなくなったというような体の声が聞こえてくるでしょう。
そこからさらに、それなら「本当はどうしたい??」と問いかけます。


すると2, 3日休みを取って頭と体を休ませたい、温泉でゆっくりしたい、趣味の陶芸に没頭したい、といったような心の声、つまり欲望が聞こえてくるはずです。
このようなステップを踏むことで自分の本音が少しずつ顕在化してきます。


このように頭の声、体の声、心の声を分けて聞くことが重要です。
では最後に内容まとめます。


1行動に初速をつける方法
 ここでは「仮決め、仮行動でよしとする」「試しに10秒だけ動いてみる」ということについて紹介しました。
2行動ブレーキの外し方
 「仕事終わりに明日1番にやることを確認する」「あれもこれも気になってしまう時は紙に書き出す」ということでした。
3行動思考の身に付け方
 「欲望にフォーカスする」「頭の声、体の声、心の声を分けて聞く」ということについて紹介しました。




以上今回はやる気がでない、行動にうつせない人のための本「やる気に頼らずすぐやる人になる37のコツ」についてご紹介していきました。

またいい本がありましたらご紹介させていただきます。


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2022年05月29日

朝の過ごし方で人生が決まる/TKBLOG

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今回は松田みひろさんの著書、朝1分間30の習慣。
これを紹介していきたいと思います。
あなたは普段どんな朝の過ごし方をしていますか??寒いから布団からでたくないとか、今日仕事に行きたくない。

こういった気持ちよくわかります。

ですがもう結論から言うと朝を活かせるかどうかで、ぶっちゃけ自分の人生って決まっちゃうです。

想像してみてください、朝早起きして仕事をして1時間終えている。朝のんびり散歩して今日のやる気を補充。朝からポジティブになっておいしいコーヒーを飲んでスタートする。

そんな毎朝だったらその日1日最高の気分で過ごせそうじゃないですか??

だからこそ朝は本当に重要です。

この本には朝起きて、1分するだけでそれだけで人生が充実していく。

そんな魔法のような習慣が紹介されているんですが、どれも簡単でしかも、全てやらなくていい、毎日しなくてもいい、気が向いたときにやってみる位でいい。
という、ずぼらな人向けの本です。

それでは早速みていきましょう。

朝が大事な理由


1つ目「朝が大事な理由」と言う話です。

朝は大事、この言葉っていろんなところでよく聞きますが、具体的にどう大事なのかって知ってる人も少ないですよね。

この本には「朝が大事な理由」がたくさん書かれているんです。

その中から2つほど紹介します。
まず1つ目が「目覚めの1分が1日を左右する」です。

朝起きたとき私たちの脳はまだ情報がゼロと言う空っぽの状態なんですが、目覚めてから1分間の脳のきれいな状態を「プラチナタイム」と呼びます。


実はこの「プラチナタイム」にどんな情報1番最初に入るかで、その日一日の質が決まってきます。
例えば、目覚めてすぐにスマホをチェックして、寝ている間に届いたメッセージを読んだり、SNSをチェックしてしまってすることってよくありますよね。

これがポジティブな内容だったらいいんですが、誰かのSNS上でモヤモヤして気分になったり、仕事のメールを見て「やらないといけない」こうやってネガティブな気持ちになるとそのあと1日をネガティブな気持ちで過ごしてしまいがちなんです。

だからこそ「プラチナタイム」で大事なことそれはポジティブな情報だけを先に脳に入れるんです。
朝起きたらすぐにその日を楽しみな事を意識するようにしましょう。

それが楽しみと思えることなら何でもよくて、それが飲み会でもゲームでも筋トレでも何でも大丈夫です。
先に今日の楽しみを意識することができれば仮にそのあとネガティブな情報が入っても今日は嫌な会議があるけど、それが終わった後の飲み会が楽しみとか、今日のクライアントは苦手だけど終わったらジムで汗をかいてスッキリする。
こういったふうにネガティブな感情を打ち消すことができるんです。

ぜひこの「プラチナタイム」を明日から生かしていきましょう。


次に2つ目が「朝の充実が人生の幸福度を上げる」です。

今朝活が流行ってますよね。

これは朝の時間帯を充実してその日の幸福度を上げるためにやっているものなんですが、実際にこれ研究でも証明されているんです。

フロント大学の研究チームが2012年に行った調査によると朝活タイプの方が、それ以外の人に比べてより多くのポジティブ感情を感じることが明らかになったんです。
つまりこれは「朝をいかに幸せに過ごせる日が豊かな人生を送るための大きなカギ」になるということなんです。
そうはいっても、何をしたら幸せかってわからない人もいるかと思うんですが、その時は朝何をしたら幸せに感じるかを自分自身に質問してみましょう。

朝から甘いものを食べる習慣が幸せとか、早く起きてストレッチをすることが幸せ、など具体的なことが浮かんでくるはずです。
こうすることで、1日の充実が一気に跳ね上がるはずです。

朝にやるべき習慣


2つ目「朝にやるべき習慣」と言う話です。
この本には「クエスチョン編」「アクション編」「プラン編」の3つの項目から、朝1時間やった方が良い習慣が全部で30個ほど紹介されてるんですが、ここでは「クエスチョン編」に絞って2つ紹介していきます。

まず1つ目が朝起きたら「今どんな気持ち??」こうやって自分に質問をすることです。
多くの人は自分の気持ちわかるよって答えるかもですが、実はですね頭の中と言うのは私たちが想像している以上にいろんな感情が取り巻いていて、その感情を口に出すことって案外難しいです。
ですから、今どんな気持ちで聞いてみてください。
実際に口から出た答えこそ、今のあなたの心の大部分を占める思いです。
この今の自分の気持ちがわかると、今日できるベストの行動がわかるようになるんです。
例えば「なんだかわからないけど朝から疲れている」と答えたします。

そしたら「今日は無理しないで、早めに仕事終わらせて22時には寝よう」といった目的が生まれるんです。

自分が疲れていることを認識していないと、いつも通りに頑張ってしまって、余計パフォーマンスが悪くなる、しかもそれだけじゃなくて最終的に体と心を壊してしまいます。

そうなると絶対後悔しますので自分が自分自身の医者になった気持ちで優しく質問してみましょう。

次に2つ目の「朝にやるべき習慣」ですが、「どんな1日になったら最高??」と質問するのです。
朝起きるとまだ寝ていたいとか、会社に行きたくない、といったネガティブな感情もどうしても湧きますよね。
朝というのは1日の中で最もストレスホルモン値が高いので、そうやってネガティブな気持ちになってしまうのはしょうがないんです。
でもだからといって毎朝ネガティブに過ごすのは、ほんとに勿体無いので、そんな時簡単に気持ちを切り替えられるのが、「どんな1日になったら最高??」という質問をするんです。
この質問をすると人って今日が終わったときのゴールを想像して、最高の状態になろうと体が動き始めるんです。

例えば面倒な仕事が片付いてスッキリとした気分で過ごしたいと、答えたします。

するとそのすっきりとした気持ちというゴールに向かって、脳が行動するように指示を出し始めるんです。

ただ毎朝ゴールを設定するとなるとなんて答えようか迷ったり、ゴールの目標設定のネタがなくなる人もいるかと思いますので、そんな時に使える3つの意識するポイントを紹介します。

まず1つ目のポイントが、「どんな気持ちになったらいいかを意識する」です。

何をするかではなく、自分の気持ちがどうありたいかを最優先に考えるんです。
仮に今日やるべき仕事をクリアしたとしても「終わってよかった!!」「がんばった!!」と思うのと、「あの仕事終わったけど何かミスがあったらどうしよう」と思うのでは終わった時の気持ちって全然違いますよね。
ですから、「がんばった」「嬉しい」といった気持ちだけに注目するようにしましょう。

次に2つ目のポイントが「どんな成果があったらいいか」これを意識するんです。

ここでいう「成果」と言うのは「上司に褒められる」とか「売り上げが上がる」というものではなくて、「自分自身が納得できたかどうか」それが成果になるんです。

例えばプレゼン資料を作っていたとしたら誰にどう評価されるかというのは関係なく、自分がやりきった、いいのができた、こういうふうに、自分自身で納得できる基準で設定しちゃってokです。

自分の気持ちが最優先。これがポジティブになるコツです。

最後の3つ目のポイントが「どんな喜びがあったらいいか」を意識するです。

例えば仕事が終わったと趣味のサークルで思いっきり汗をかいてストレスを解消しようとか、子供が寝た後大好きな動画を見よう、といった楽しみがあれば仕事も育児も頑張れるようになって多少つらいことがあっても、なんだかんだ乗り越えることができるんです。

どんなに小さくてもいいので、自分へのご褒美をしっかり意識することができるように、自問自答をする癖をつけるようにしましょう。

自分が喜ぶ事ってなんだろうって考えるのも案外やってみると不思議なことで喜んでいたりするのでぜひやってみてください。


本日のまとめです。
1朝が大事な理由
2朝にやるべき習慣

という話でした。

この本には今回紹介した以外に「充実した人生を送るために朝やった方が良い習慣」が後28個も紹介されています。
朝が変われば昼が変わり、昼が変われば、夜が変わる、夜が変われば1日が変わる。それはもう人生が変わるって事です。
なので、あなたなりの最高の朝の習慣身に付けましょう。

以上「朝の過ごし方で人生が決まる」の要約でした。。
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2022年05月22日

さとりをひらいた犬

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今回は刀根健さんの著書「さとりをひらいた犬」という本を紹介していきたいと思います。


仕事や人間関係・お金・健康・家族。
人間って生きてるだけで悩みってありますよね。

本当はこんな仕事したくないのにやらなきゃいけない、なんとなく引かれたレール上で自分の本当の気持ちは無視をして頑張っていたりしていませんか??


そんな人にオススメの本です。

この本ではそんなあなたが本当の自分、本当の自由が見つかるようなヒントがたくさんつまっている本なんです。

それでは早速みていきましょう。最後までお楽しみください。

1つ目物語のあらすじ


物語の主人公は優秀な猟犬ジョン、人間撃った獲物を追いかけて最後のとどめを刺すことでご褒美をもらう。
これがジョンの仕事で、ジョンはそれに喜びを感じ猟犬として生きることに何の疑いもなく日々を過ごしていたんです。

でもそんなある日、ご主人が撃った獲物に向かって走っていくとそこには瀕死状態のダルシャというジョンよりもはるかに体が大きいを狼がいてこう言われたんです。

俺たち誰かに飼われるために生まれてきたんじゃない。

俺たちの本質は「自由」だ。

ダルシャはご主人がいるとかじゃなくて、自分一人で生きているんです。そしてさらにこう言います。お前さんはトドメを刺した獲物たちに何か恨みでもあったのかい??それは本当のお前さんなのかい??いいか迷ったときは魂に聞くんだ。魂はすべてを知っている。

こういうことを死に際にいわれました。

このダルシャとの出会いからジョンの物語は一気に動き出します。それまでのジョンは人間の言うとおりにウサギとかシカを何の罪もない動物を無慈悲に仕留めていた事に気づき始めるです。それで主人から褒美をもらって喜ぶ、それが人生のすべてだと思い込んでいたんです。

それが本当に自分がやりたいことなのか、自分の人生これでいいのか、こうやって疑問に思い始めたジョンはダルシャから教えてもらった本当の自分に目覚めた者だけがたどり着ける場所「ハイランド」、これを目指して1匹で旅をしていくんです。

そしてその旅の中ではいろんな出会いがあって命の危険にも晒されながらようやく本当の自分が何なのかを悟っていくという物語です。

おそらくですね、今本気で頑張っている人、でも本当に自分このままでいいのかな。そうやって心の中で1ミリでも思ってる人は絶対刺さる本ですのでぜひ読んでみてください

私たちを構成する3つの存在



2つ目「私たちを構成する3つの存在」という話です。
本当の自分を探すために「ハイランド」目指すジョンが旅の途中でコウザというイノシシに出会うんですが、そのコウザにこう言われるんです。
「お主にいい事教えてやろう。これからの旅にきっと役立つだろう。わしらは3つの存在が一つに合わさっている存在じゃ。その3つを知ることが本当の自分を見つけるために超重要になる。」

その3つの存在とは、
1体
2エゴ
3魂


この3つです。

まず「体」ですが、私たちは体がこの世界に存在して当然生きてますよね。

言ってみれば、体は私達がこの世界に生きるための乗り物です。食事をして、睡眠で疲れをとって、体が快適に動くように常に気をつけなければいけません。

その体の声を聞くことは当然重要になってきます。その声を無視して体を粗末に扱っていればいつかは体は壊れて、病気になり、やがて死んでしまいます。

2つ目が自我つまり「エゴ」なんです。
例えば狩りをする時に獲物はどこいるのか??どうやって獲物を追い込むのか??
敵から攻撃されたらどうやって身を守るのか??仲間とはどうやっていい関係を作っていくのか??

これを考えますよね。それがエゴで、この世界で生き残るために体を感じて自分の状況をよりよくするために計画をして考えて行動する。これが「エゴ」です。
ちなみに体とエゴのこの2つだけでも私たちは生きていくことができるのですが、それだけでは本当に生きているとは言えないと、この本で書かれているんです。

そこで最後3つ目が一番重要になってくるんですがこの本でも何度も出てくる「魂」です。

私たち人間は自分や自分たちの仲間のことしか考えられず、平気で多くの命を奪っています。目の前のことと自分しか見えず、全体の中の自分がわからない状態、まさに主人の指示のまま生きていた猟犬のジョンは「魂」がない状態だったんです。

じゃあ魂を手に入れるためにはどうしたらいいのか??それが自分の魂の声を聞くということなんです。魂の声はいろんな経験を積み重ねて初めて聞こえるようになると書かれています。

逆に体の声を聞くのは簡単で例えばお腹が空いた、眠たい、疲れた、こういってことってすぐ感じますよね。
エゴの声を聞くのも簡単で、どうすればお金を稼げるのか、どうすれば嫌なことから逃げられるのか、という自分のことばっかりなんです。

魂の声を聞くとちょっとスピリチュアな感じがしますが、自分が本当に大切なものとか、自分が本当にやりたいこと、こういったことって案外わかってない人多いんですよ。

たとえばあなたも今の仕事で毎日ストレスを感じているのに、頑張って無理して、出勤して、それはお金を稼ぐために必要だから、生きるために必要そうやって言い聞かせて無理したりしていませんか??

これだとただ生存しているだけになっている状態なんです。

そうではなくて、自分の魂の声は何と言ってるんだろう。何やりたいんだろう。それ本当にやりたいことなの。一度きりの人生これでいいのか。
こういったことを一度でもいいので真剣に自分に問いかけてみてください。そしたら少しずつホントの自分が見えてくるはずです。

ぜひで騙されたと思ってやってみてください。


恐れを見抜く方法


3つ目を「恐れを見抜く方法」という話です。

主人公のジョンは旅の中で赤い魔獣と呼ばれていて人間からも恐れられている大きなクマがいる山を越える。これがハイランドに行くためには必要な状態でした。
その途中でマーフィーという他の猟犬から仲間の優秀な猟犬達もそのクマに全員殺されてしまったことを聞かされます。
普通そんなことを聞いちゃったら怖くて躊躇しますよね。でもジョンは魂の声を聞いてこのまま進んだ。そうやって自分の魂が言ってるように聞こえて、そのクマのところまで行くんです。

でも実際そのクマを見たら熊が別に攻撃をしてきたわけでもないのに恐怖に押しつぶされてジョンは逃げてしまうんです。

その後のジョンは怖い、死にたくない、というエゴの声が大きくなり、5日間も動けずに山の麓をさまよいました。
実際にクマが襲ってきたわけでもないのに最初に聴いていた噂から勝手に頭の中で自分が殺される想像してしまい、恐怖を生み出していたんです。

そこから見えない恐怖に怯えてジョンは5日間恐怖という幻想と戦います。そしてまあ最終的にはジョンは最後は赤い魔獣の元に行くという決断をします。
この話で大事なのは人の恐怖とか不安とかってすべて自分の頭の中で作り出しているだけということなんです。
実際赤い魔獣はちゃんと会話もできてジョンを殺すということはありませんでした。
あなたを例えば仕事でこれをやって失敗したらどうしようとか、これ新しくやってみたいんだけどやっぱ失敗したらどうしよう恥ずかしいみたいに考えてしまって行動できないことってこれよくありますよね。


これも実際に起きるかもわからないことを想像して勝手に恐怖を作り出して自分で止めているんです。

一度きりの人生やりたいことをやって過ごした方がいいと思います。
ぜひ今あなたの中で何か少しでもやりたいことがあったら何でもいいので、ぜひねやってみてください。

それでも失敗してもそれはもう経験になりますから。


それでは本日の内容をまとめていきたいと思います。

1物語のあらすじ
2私たちを構成する3つの存在
3恐れを見抜く方法

という話した。

この本は小説スタイルでめちゃくちゃ読みやすくて、なんか生きるって何なのかを深く
で考えさせられる一冊でした。


さらに気になるなという方はぜひ本書を手に取って読んでみてください。




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2022年02月27日

いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!/TKBLOG

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こんにちは
今回は、苫米地英人さんが書かれた、「いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!」という本を紹介していきたいと思います。

この本はこんな方にオススメです。
・習慣の本質を知りたい
・良い習慣の身につけ方を知りたい

そんな方にオススメの本です。

「習慣」というキーワードは最近よく聞きますよね。

勉強習慣、運動習慣、健康習慣、お金の習慣、様々な良いとされる習慣がありますが、この中で本当にあなたにとって良い習慣はどのくらいあるでしょうか??

また身につけたいと思った習慣が結局身につかないままになっているという人も多いと思います。

本書では良い習慣をしっかりと身につける方法が述べられています。

そのキーワードとなるのが脳です。

それではさっそく見ていきましょう。

項目
・人間の日々の習慣を決定づけているのは脳である。
・実際の行動を変えるには根本にある考え方、信念にアプローチする必要がある。


というわけ今回は、
1習慣とは何か??
2良い習慣を身につける方法
3 脳を変える良い習慣

という順番で紹介していきますのでぜひお楽しみください。



習慣とは何か??


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ここでは、「習慣」とは何かというテーマについて、本書から2つのポイントをピックアップして、紹介していきたいと思います。

紹介するのは
・習慣にはハビットとアティテュードの2種類がある
・行動の習慣から考え方の習慣を植え付ける

という2つのポイントです。

ではそれぞれ説明していきます。



習慣にはハビットとアティテュードの2種類がある


まず1つ目のポイント「習慣にはハビットとアティテュードの2種類がある」について。

私たちの習慣には2種類ハビットとアティテュードがあるんだと言います。

習慣という言葉にはこの2つの意味を混じって使われています。

ハビットとは無意識のクセを含む行動の傾向のことです。

例えば、毎朝歯を磨く、顔を洗う、というようなことです。


大抵それらは習慣と訳されます。

一方のアティテュードというのは物事に対する考え方を意味します。

ハビットもアティテュードも本質的には同じような意味を指しますが、かならずしも、この2つがいつも合致するとは限りません。

例えば、現在のアメリカでは人種差別が禁じられています。
ただ心の底では黒人のことが嫌いだという差別意識を持った白人が中にはいることも確かです。


ここでいう差別意識がアティテュードにあたるものです。

実際には禁止されているので行動には現れず、ハビットにはなっていませんが考え方、すなわちアティテュードとしてはあるというような状態です。

アティテュードは考え方の話なので行動を伴う場合と、伴わない場合があるわけです。

もちろん考え方と結びついた行動の習慣は強固なものになります。

一例として朝歯を磨くという行動習慣を考えてみましょう。

ほとんどの人が口の中を清潔にしておくのはいいことだ、という考え方を持っています。


しかし朝歯を磨くという習慣は朝食前に磨く、朝食後に磨く人など、その行動は別れます。

朝食前に歯を磨くことの理由は、夜寝ている間に口内では、雑菌が繁殖するのでその雑菌を飲み込まないように起きたらすぐ歯を磨くというもの。

朝食後に歯を磨くことの理由は、食べたものの食べかすが歯につき、虫歯になることを防ぐために歯を磨くというものです。


つまり両方とも理由があるわけです。

ここで健康維持のためには常に口内の清潔は保つべきだという考え方があれば、本当は朝起きてすぐと、朝食後すぐの2回歯を磨くということが正しい行動習慣になるということです。


しかし多くの人はどちらか1回でしょう。


これは朝歯を磨くという行動習慣についてそれほど厳密な考え方アティテュードを持っているわけではないということからきています。


行動の習慣ハビットと、考え方の習慣アティテュードに共通しているのは、両方とも脳内でできているパターンだということです。


アティテュードの方は少し抽象的な性質が大きく、ハビットは具体的な行動まで伴っているパターンです。


人間の脳内でそれらがどのように働いているのかを説明すると、まずその人が最も根本である信念に基づい
て考え方の習慣が生まれます。

それが行動に移り繰り返されていくうちに、行動習慣になっていくんです。


考え方と行動とが一体になって習慣化すると非常に強固な習慣となります。


行動の習慣から考え方の習慣を植え付ける


では続いて2つ目のポイント「行動の習慣から考え方の習慣を植え付ける」について。

習慣が変わる際の例として一つ面白い話を紹介します。

行動習慣のハビッドの方を変えると、考え方の習慣アティテュードも自動的に変わることがあるという話です。


有名な心理学の実験としてアメリカのスタンフォード大学では行われた監獄実験があります。

この実験では被験者を刑務所の看守役と囚人役のそれぞれの役にグループ分けをします。

そしてその関係を続けさせたところ、最初は単なる役であったはずでしたが、そのうち本当に自分が看守だ、囚人だというようなアティテュードが芽生えたのです。

結果本物の従属関係が生まれてしまいました。

これはつまりハビットがもともと存在しなかったアティテュードを作ったということです。


実は日本の多くの学校で行っていることはこれに近いものがあります。

先生が「前ならえ!!」と号令をかければ、生徒はそれに従わなければなりません。

「進め!!」といえば進み、「止まれ!!」といえば止まらなければなりません。

子供たちは自分の頭で考えることなく行動します。

これはすなわち言われたことに疑問を持つことなく、従うというハビットを定着させる行為です。

ハビットを定着させてしまうことで、「先生の言うことを素直に聞く子=良い子」というアティテュードを植え付けていくわけです。

これはすなわち権力者の言うことをよく聞く人間をつくっていくというところで一種の洗脳であると、著者はいっています。


行動の矯正にはこういった危うい要素があることを覚えておきましょう。

ではここまでの内容をまとめます。

ここまでは「習慣」とは何かというテーマについて2つのポイント
・習慣にはハビットとアティテュードの2種類がある
・行動の習慣から考え方の習慣を植え付ける

という2つのポイントについて紹介しました。


良い習慣を身につける方法


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では続いて「良い習慣を身につける方法」について。
ここでは良い習慣を身につける方法というテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは、
・習慣は未来で獲得すべきもの
・アサンプション・アップデート

という2つのポイントです。


ではそれぞれ見ていきます。


習慣は未来で獲得すべきもの


まずポイントの1つ目「習慣は未来で獲得すべきもの」について。

次は自分から良い習慣を身につけていくための話です。

何が良い習慣なのかといえば、それは「自身の人生の目標に合致する習慣」ということになります。


でもって人生の目標というのは、みなそれぞれが違うはずです。

つまり人によって、良い習慣というのは異なるわけです。

良い習慣を身につけるためには、常に自分に対してこの習慣を自らのゴールに合致したものであるかどうか問い続ける必要があります。


ゴール設定を行いアティテュードを作りハビットをつくっていくという順番になるわけです。

とは言っても習慣アティテュードやハビットいうのは過去の経験から生まれるものではないのか??

そう思う人もいるかもしれません。

しかしこれは違うんだと著者は言います。

正しくはアティテュードやハビットは未来で起こすものなんだといいます。


例えば好きな飲み物を思い浮かべることを考えてみましょう。


飲んだことがないものを想像できる人はいないでしょう。

想像できなければ考え方の習慣アティテュード にはなりようがありません。


著者は自身の例としてドクターペッパーが好きだということに気付いたという話を上げています。

著者はアメリカに住んでいた子供の頃ドクターペッパーをよく飲んでいたそうです。


10代前半ごろまでは毎日のように飲んでいたとのことです。


であればやはり習慣は過去の経験からできるのではないか??と思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。


著者は子ども時代を過ぎた後、ドクターペッパーを飲まなくなったそうです。


しかし、あるきっかけがありました。


ドクターペッパーのヘビードリンカーであるおばあさんの記事をアメリカの新聞で読んだのです。

それはドクターペッパーを毎日3缶も飲んでいる宣伝ガールみたいなおばあさんで、ドクターペッパーがスポンサーをしている野球の試合で始球式をやると言うほどに有名になっているというのです。


その記事を読み著者はドクターペッパーが飲みたくなりました。


しかし以前日本で飲んだドクターペッパーの味は口に合わなかったそうです。


ですが実は少し調べてみると日本で売られているものとアメリカの方ものでは味が違うということが分かりました。

アメリカのドクターペッパーがアマゾンで売っていたので、飲んでみたところこれがとても美味しかったのだといいます。


つまりこの時一つのきっかけから新しいアティテュードが生まれたということです。

多くの人が思い浮かべるアティテュードやハビットは過去の話です。

しかし過去は重要ではありません。


重要なのはアティテュードやハビットは未来志向を持ち自分自身で作るという点です。

自分の人生をより良いものにしていきたいなら過去から染みついたよくない習慣は変えて、良い習慣
を身につけていく必要があるます。


自分のゴールをより良いものに少しずつ変えていきながら、それと共に生み出されるアティテュードやハビットを身につけるというのが大きなゴールにたどり着け最大の方法です。



アサンプション・アップデート


では続いて2つ目のポイント「アサンプション・アップデート」について。
前の項目ではゴール設定が重要である。という話をしました。

しかしきっと最初から何が正しいゴールなのかは分からないでしょう。

ここで一つ大事なポイントがあります。

始めのゴールは適当でいいということです。


とりあえずで目指すべきゴールは自分の現状の外にある。

これだけを認識することが大事です。

そしてもう一つ重要なのはゴールを更新していくということです。

常に今考えている自分のゴールは本当に自分のゴールなのか??

問い続ける必要があるということです。

ゴールは変えていいものなのです。

まず適当でもいいのでゴールを決める。
ゴールは更新し続けるものである。と認識したうえで、次にやることはゴールを達成するために必要なのは何かを考えることです。


そして必要なのがアサンプション(推定)です。
そしてその推定も常にアップデートしていく必要があります。

著者はこれをアサンプション・アップデートと言っています。


ゴール達成のための方法を推定し、考える必要があるんです。

もちろんゴールが変わっていけば達成のための方法も更新されていきます。

達成するのに必要なことを考えたらそれに合わせて自分の行動の優先順位を決められるようになるわけです。


自分のゴールを達成するためには何が必要かこれを考えて具体的にとる行動を決めていきます。

ゴールがあり、推定があり、そのための行動があって行動の調整をする。

それがスケジュールになるというわけです。

常にゴールは変わりますし、そのために必要なものも変わっていきます。

ですので必ず常にアサンプション・アップデートを行う必要があるのです。

例えばビジネスの場面でもそれぞれの仕事の業界で、永遠に同じ状況が続くなんてことはありません。

業界の周囲、そしてその現場の外側をしっかり見極め、アサンプション・アップデートをしないと取り残されてしまいます。

アサンプション・アップデートを上手に行えるようになるには、日々実際にやってみるということが必要です。


例えば試しに知らない街に行ってみるのもいいトレーニングになるでしょう。

まず出発する前に駅を降りたらタクシーはこうやって拾えばいいと予測する。
実際に行ってみたらタクシー乗り場ないという状況に遭遇するかもしれません。

自分が予測したことを現場を見てアサンプション・アップデートしながら現実に合わせていくわけです。

多くの人は普段予測をしていません。

さらには現実を見てない人がいます。

新しい場所に行く時は常に予測をする。

それで実際に見て更新を行うというルーティンを無意識で行うことが大事です。

何度も行っていくことでアサンプション(推定)が当たる確率がどんどん増えていきます。

それは思考のレベルを高める訓練にもなります。


というわけでここまでの内容をまとめます。


ここでは「良い習慣を身につける方法」というテーマについて2つのポイント
・習慣は未来で獲得すべきもの
・アサンプション・アップデート

という2つのポイントについて紹介しました。


脳を変える良い習慣


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では続いて「脳を変える良い習慣」について。

ここでは「脳を変える良い習慣」という点について本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは
・大量の知識の習得には読書
・暗記に使える脳の修正

という2つのポイントです。

ではそれぞれ見ていきましょう。



大量の知識の習得には読書


まずポイントの1つ目「大量の知識の習得には読書」について。
思考のレベルすなわち思考の抽象度を上げるには大量の知識が必要です。


大量の知識をもとに作ったレベルの高いゴールからアティテュード が生まれ、さらに実際の行動であるハビットを作り上げます。


そして大量の知識を獲得するために一番適しているのは「読書」です。

読書すると目から入った情報を処理する脳の部位である「視覚野」が働きます。

この視覚野がとらえた情報は脳の他の部位も使って処理され、私たちの認識を構成します。

よって視覚で捉えた情報は脳全体を動かすことにつながるんです。

確かに人の話を聞くことによっても知識を得ることができます。

しかし大量の知識を習得しようとするときには限界が出てきます。


読書は自分のタイミングで継続して行うことができるので大量の知識の習得に向いているわけです。


また読書はIQも高めてくれます。

IQは知能の高さを数値化するものです。


このIQこそを大量の知識と共により良いゴールを作るのに必要なものです。

読書にはIQを高める効果もあります。

読書によって今まで知らなかった知識が習得できます。

そしてすでに習得している知識とつながることで、それまで自分の認識の外にあった事柄についても思考することができるようになるんです。

読むべき本の量は個人のゴールによっても異なります。


著者は1ヶ月100冊以上の本を読むことを勧めています。

もちろんそこまで読める人は多くないでしょう。

しかしそのくらいの知識の量を得て初めて現場のさらに外に向かって抽象的な思考を詰めていくことができるようになるといいます。


厳しい道のりですが少しずつでも読書に取り組んでみましょう。



暗記に使える脳の修正


では続いて2つ目のポイント「暗記に使える脳の修正」について。
最後に、得た知識をしっかり記憶するための方法を紹介します。


記憶は「短期記憶」「長期記憶」の2つの種類に区別できます。


短期記憶は一時的なもので、そのままだと数日で消えてしまう記憶です。

一方の長期記憶は脳に定着して、中長期的に持続するものです。

短期記憶された情報は脳の中で海馬という場所に一時保管されます。

その後重要な情報だと判断されたものだけ睡眠中に長期記憶に変換されます。

ここが重要です。

脳にとって「重要だと思われる情報」だけが長期記憶になるのです。

つまり短期記憶を長期記憶かしようとするならその情報を脳に対して「重要な情報だと判断させる」必要があります。

ではどうすれば脳は私たちが暗記したいと思っている情報を、これは重要だと思ってくれるのか。

そのポイントが「予測」です。

脳は失敗駆動型であるという性質があります。

これはつまり脳があこれは失敗したと思った瞬間、その失敗に関連する情報をとても重要なものだと判断するということです。

ですので覚えたい事があるならまず予測をし、そしてその予測を外して失敗するということがポイントになるんです。

自分の予測が外れる=記憶の定着に近づいているということなんです。


この性質を生かせば暗記することも苦痛ではなくなっていくでしょう。

ではこのあたりで最後に内容をまとめます。


1習慣とは何か
・習慣にはハビットとアティテュードの2種類がある
・行動の習慣から考え方の習慣を植え付ける

2良い習慣を身につける方法
・習慣は未来で獲得すべきもの
・アサンプション・アップデート

3脳を変える「いい習慣」
・大量の知識の習得には読書
・暗記に使える脳の修正
というポイントについて紹介していきました。

今回紹介した本「いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!」について、もっと知りたいと思った方はぜひ本書を手にとって読んでみて下さい。


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2022年02月14日

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする/TKBLOG

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こんにちは。

今回はグレッグ・マキューンさんが書かれた「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」という本を紹介したいと思います。
この本はこんな方にオススメです。
・なんでもすぐに引き受けてしまう
・やりたいことがありすぎて忙しい
・有意義に時間を使いたい
そんな方におすすめの本です。

皆さんはエッセンシャル思考をご存知でしょうか??

簡単に言うと99%の無駄を捨てて1%のことに集中する方法のことです。

この興味深い方法についてアップル、グーグル、フェイスブック、ツイッターのアドバイザーを務める著者が
1冊の本にまとめています。



エッセンシャル思考は本当に大事なことを見極めて最高のパフォーマンスを発揮するということ。



今回はそんなエッセンシャル思考に関して、
・エッセンシャル思考とは「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方
・肝心なのは絶対にやるべきこと以外のすべてに対して上手にNOと言うこと
というわけで今回はこの
・エッセンシャル思考とは何か??
・本当に重要なことを見極める技術
・エッセンシャル宿を仕組み化する方法
という内容で紹介していきたいと思います。

1エッセンシャル思考とは何か


エッセンシャル思考とは何か??
というテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは
・「今自分は正しいことに力を注いでいるか??」と問い続けること。
・エッセンシャル思考の基礎となる3つの考え方。
という2つのポイントです。

ではそれぞれ見ていきましょう。

まず1つ目のポイント「今自分は正しいことに力を注いでいるか??」
と問い続けること。
エッセンシャル思考とは「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方です。

時々思い出したらやるというのではなく、「今自分は正しいことに力を注いでいるか??」というのを常に問い続けることが必要となります。

注意すべきなのはエッセンシャル思考はより多くのことをやり遂げる技術ではないということです。

あれもこれも全部やりたいという考えはセンシャル思考からは遠ざかります。

あくまで正しいことをやり遂げる技術だということを頭に入れておきましょう。

もちろんやり遂げるものが少なければいいということではありません。

自分の時間とエネルギーをいちばん効率的に配分する。

そして重要な仕事で最大の成果を挙げる。

これこそがエッセンシャル思考の狙いです。

エッセンシャル思考の人は適当に全部やろうとは考えず何かを取るために何かを捨てます。


沢山の物事の中から少数の本質的なことだけを選び取るということです。

要するにエッセンシャル思考とは自分の力を最大限の成果に繋げるための効果的な仕組みです。

成功と充実感で満たされて結果だけではなく、日々のプロセスを心から楽しめるようになると言います。


エッセンシャル思考の基礎となる3つの考え方


では続いて2つ目のポイント
エッセンシャル思考の基礎となる3つの考え方は
・選択
・ノイズ
・トレードオフ
という3つです。

まず一つ目は「選択」です。

本来私たちは時間とエネルギーの使い方を選ぶことができます。

ただこの「選ぶ」という行動がすごく難しいです


例えば仕事で努力を認めてもらえず頑張ることが無駄だという経験をした場合、反応は大きく2つに分かれます。

努力をやめてしまう人と、逆に働きすぎる人です。

働きすぎる人は仕事を引き受けて何もかもをやろうとします。

これは一見前向きな行動のようにも見えますが、著者はこの状況を単なる見せかけだと言っています。

自分では何一つ選べないからすべてを引き受けている選択肢を考えようとせず、言われたことをやるしかないと思い込んでいるんだということです。


選ぶ力は自分だけのもの誰にも奪えないということを理解しましょう。

エッセンシャル思考の人は選ぶ権利を手放すことが他人に自分の人生を決めさせることだと知っています。

次に2つ目が「ノイズ」です。

世の中本当に重要なものは多くはないでしょう。

だからこそ何が重要かを正しく見極めることが大事になってきます
エッセンシャル思考の人は時間をかけて選択肢を検討します。

やるべきことを正しく選べばその見返りはとてつもなく大きいということを知っているからです。

本当に重要なことにYESと言うためにその他のすべてにNOというエッセンシャル思考をマスターするためには考え方を根本的に変えていく必要があります。


最後に3つ目は「トレードオフ」です。


トレードオフとは何かを達成するために何かを犠牲にしなければならない関係のこと。

私たちには何もかもをやるなんて不可能です。

例えば高い給料か、長い休暇か。
急ぎのメールに返信するか、大事な会議に出席するか。
顧客を第一に考えるか、社員を一番大切にするか。

どちらも取りたくなりますが、著者はそれは不可能だと考えています。

非エッセンシャル志向の人はトレードオフが必要な状況でどうすれば両立できるかと考えてしまいます。

しかしエッセンシャル思考の人はどの問題を引き受けるかと考えます。

この小さな違いが積み重なると人生に大きな差がつくと著者は考えています。

トレードオフは痛みを伴いますが、選択肢を比較検討する過程で自分の本当の望みを明確に知ることができる絶好のチャンスでもあります。

利害が衝突した時には戦略的にそして慎重に選び取るべきだということです。

ではここまでの内容をまとめます。

ここまでの内容ではエッセンシャル思考とは何かというテーマについて2つのポイント、「今自分は正しいことに力を注いでいるか??」と問い続けること。
エッセンシャル思考の基礎となる3つの考え方。
という2つのポイントについて紹介しました。


2本当に重要なことを見極める技術



ここでは本当に重要なことを見極める技術というテーマについて本誌から2つのポイントをピックアップして
紹介していきます。

紹介するのは
・3つの思い込みを克服する
・見極めるために必要な5つのこと
という2つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきます。

まず1つ目のポイント「3つの思い込みを克服する。」
まずエッセンシャル思考になるためには3つの思い込みを克服する必要があります。

その3つの思い込みとは
「それはやらなくては」
「どれも大事」
「全部できる」
という3つの思い込みです。

非エッセンシャル志向の人はあらゆる話に反応します。

仕事で同時に多くのことを引き受けるのも非エッセンシャル思考の人が陥ること。

しかし、それではどれに対しても全て中途半端でいい結果は得られません。

それに対してエッセンシャル思考の人は何かに手を出す前に幅広い選択肢を慎重に検討します。

そしてこれだけはということだけを実行します。

行動を起こす数は少ないですがやると決めたことについては最高の結果を出す。

これこそがエッセンシャル思考が重要だとする理由です。

「やらなくては」ではなく、「やると決める。」
「どれも大事」ではなく、「大事なものはめったにない。」
「全部できる」ではなく、「何でもできるが全部はやらない。」

著者はこの3つの真実が私たちは混乱から救い出してくれると言っています。

エッセンシャル思考が自分の本能になるようにしっかり体になじませていきましょう。

では続いて2つ目のポイント
「見極めるために必要な5つのこと」
数ある選択肢の中から本質的なもの、本当に重要な物事を見極めるための技術を紹介していきます。

必要なことは次の5つです。
・じっくりと考える時間
・情報を集める時間
・遊び心
・十分な睡眠
・何を選ぶかという厳密な基準
この5つです。
では順に説明します。

まず一つ目は「じっくりと考える時間」です。

これは100の問題をじっくり検討できるくらい時間を確保する必要があります。


一つのものに固執せず常に視野全体を把握して焦点を調整する作業のため本を読むのもいいでしょう。

そうすることで生活に余裕が生まれてきます。

忙しい中考える余裕を生む出すにはあえて時間を取る必要があります。

1日に2時間でも、1年に2週間でも、あるいは毎朝5分でも、忙しい日常から離れて自分だけでいられる時間を確保しましょう。

次に2つ目は「情報を集める時間」です。
些細なことに気を取られすぎると全体が見えなくなります。

仕事や生き方も同じです。

あらゆる事実には本質が膨れているもの何をする時にも本質を見抜く目を持つ必要があります。

情報を集めてよう手に目を向ける訓練をしましょう。

3つ目は「遊び心」です。

子供は誰に教えられていなくても遊びを覚えます。

しかし大人は学校教育や会社で働くうちに遊びはくだらないという考えが強く刷り込まれていきます。

遊びは選択肢を広げストレスを軽減し脳を活性化するということがわかっています。

そのため先進的な会社であれば働く環境に遊びを取り入れているくらいです。
子どものころどんな遊びにわくわくしましたか??

どうすればそんな楽しさをまた体験できるでしょうか??

そうした遊び心がわたしたちに良い影響を及ぼすということです。

次に4つ目は「十分な睡眠」です。


私たちの最大の資産は自分自身です。
心と体をないがしろにすると価値を生み出すための元手がなくなってしまいます。

なかでも自分を壊してしまう最大の原因は「睡眠不足」です。

エッセンシャル思考の人は睡眠を自分の力を引き出すために活用しています。

そして最後に5つ目は「何を選ぶかという厳密な基準」です。
エッセンシャル思考で選択肢を検討するときに基準となるのが絶対にやりたいもしくはやらないという二択です。


中途半端はなく絶対にやりたいと言い切れないならそれはやらないということ。

迷う方は90点ルールを採用してみましょう。

選択肢を100点満点で評価して、90点以上が合格、90点未満の点数であればすべてゼロと同じ不合格です。

厳しい基準を設ければ必然的に大多数の選択肢を却下することになります。

完璧な選択肢が現れることを信じてかなりいいレベルの選択肢でも切り捨てていきましょう。

ではここまでの内容をまとめます。

ここまでの内容は本当に重要なことを見極める技術というテーマについて2つのポイント
・3つの思い込みを克服する
・見極めるために必要な5つのこと
という2つのポイントについて解説しました。

3エッセンシャル思考を仕組み化する方法



ここではエッセンシャル思考を仕組み化する方法というテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは
・目的を明確に定義する
・絶対にやるべきこと以外のすべてに対して上手にNOと言う
という2つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきます。
まず1つ目のポイント「目的を明確に定義する」
絶対にやるべきことの見極めはエッセンシャル思考の第一歩です。

ここからは本当に重要なことをやり遂げるために不要な物事を捨てる技術を紹介していきます。

うまく捨てる技術があれば同僚や上司や顧客の反感を買うどころかむしろ賞賛されるようになるそうなので要チェックです。

まずはやろうとしている意図にそぐわない行動を切り捨てて自分がどんな目的に向かっているかを明確に定義します。

それも必要なのは「完全に明確な状態」です。

目的がない仕事ではやる気が出ないように、目的が明確でなければ結果は大抵悪い方向に向かいます。

全体の目的と個々の役割がどこと明確になっていればエネルギーが同じ方向に向い相乗効果が生まれるという
ことです。

ではどうすれば会社や個人の目的を明確にできるのでしょうか。
一つのやり方は「本質目標」を決めることです。
「本質目標」とは具体的でかつ魅力的大きな意味があって、しかも測定可能なものです。

イギリスの事業家マーサ・レイン・フォックス氏は2009年にインターネット普及推進プロジェクトのリーダーに任命されプロジェクトの目標をこう決めたそうです。
「2012年までにイギリスのあらゆる人がインターネットを使えるようにする」

これはシンプルで具体的で魅力的で測定可能まさに素晴らしい本質目標となっています。

本質目標を決める時には言葉にとらわれてはいけません。
形よりも中身が大切考えるべきはたった一つのことしかできないとしたら何をするかです。

しかしまったく人の心を動かせない言葉では意味がないため具体的でわかりやすい言葉を選んだほうがいいでしょう。

達成をどうやって判定するのかという問いに答えられるくらい具体的なものにすべきだといいます。

では続いて2つ目のポイント「絶対にやるべきこと以外のすべてに対して上手にNOという」
エッセンシャル思考を仕組み化するためには上手に断るスキルも必須です。

これは最も難しいことでもありますが、すべての依頼を断る必要はありません。
肝心なのは絶対にやるべきこと以外のすべてに対して上手にNOということです。

まず判断をするときは相手との関係性を切り離して考えることです。

相手がいくら親しい人だとしても例外ではありません。

断りづらい場合は直接的につあるのではなく声をかけて嬉しいのですがなど、やんわりと断りましょう。

短期的に相手と気まずくなることはあるでしょうが、先の好印象よりも長期的に見た時の経緯を手に入れることの方が大切です。

曖昧に答えると相手の迷惑にもなります。

答えづらくとも引き延ばすよりはハッキリ言うことある方が相手のダメージもずっと少なくてするものです。

そしてこだわり方のレパートリーを増やしておくことも大切です。

例えば「今は手がいっぱいで忙しいですが、終わったらぜひお願いします。」
「このあたりはいかがですか。」
など代替案を出して相手に歩み寄りながら断るというやり方もあるでしょう。

誰かに何かを頼まれたら黙ったままゆっくり3つ考えてそれから自分の意見を言ってみましょう。

もしくは予定を確認して折り返しますと伝えて時間をおいてから断る方法などが使いやすいそうです。

以上のような上手な脳の伝え方を磨いていきましょう。

はいではこのあたりで最後に内容をまとめます。

1エッセンシャル思考とは何か
・今自分は正しいことに力を注いでいるかと問い続けること
・エッセンシャル思考の基礎となる3つの考え方というポイント
について紹介しました。

2本当に重要なことを見極める技術
ここでは
・3つの思い込みを克服する
・見極めるために必要な技術のこと
という2つのポイントについて解説しました

3エッセンシャル思考を仕組み化せる方法
・目的を明確に定義する
・絶対にやるべきこと以外のすべてに対して上手にNOと言う
ということでした。

今回紹介した本「エッセンシャル思考、最少の時間で成果を最大にする」についてもっと深く知りたい方はぜひ読んでみてください。


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2022年02月12日

頭が良くなるマジな方法/TKBLOG

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こんにちは。

今回は瀧靖之さん郷和貴さんが書かれた、「脳医学の先生、頭が良くなる科学方法を教えてください。」
という本をご紹介していきたいと思います。


この本は

・脳のパフォーマンスを上げる方法を知りたい。

・科学的根拠に基づいて知りたい。


頭が良くなりたい、脳のパフォーマンスを上げたい、そんな思いは多くの人が思っていることでしょう。
しかし、脳の力って子供の頃にしか伸びないのでは??

と諦めてしまっている方もいるでしょう。

しかし、この本では子供はもちろんのこと、大人でも脳を成長させることが可能だということが多くの論文を根拠にしてわかりやすく解説されているので、ぜひとも、その本の一部をご紹介させていただきたいと思います。

それではさっそく紹介していきます。

本日の項目は以下の項目となります。
・大人でも脳のパフォーマンスを上げることができる。
・鍵は「運動」「趣味」「コミュニケーション」「食事」「睡眠」「幸福感」である。


というわけで
1頭が良くなる方法
2脳が若々しく保つ方法
3幸福の鍵「メタ認知」

という順番でご紹介していこうと思います。



1頭が良くなる方法


この章では頭が良くなる方法についてご紹介していきます。
紹介するのは「子供の脳を成長させる五つの要素」というポイントです。


脳を成長させるには良く子供時代が大事と言われています。

これは実際その通りです。

では大人になったからもう脳は成長できないのか??

そう言われるとそうでもないのです。


基本的には大人の脳を成長させる方法と子供の脳を成長させる方法は同じだと書かれています。


そこでまず子供の成長させるのに良い方法を簡単に紹介していきます。

この本では、子供の脳を成長させるのにいいと述べているものは5つあります。

それは「熱中体験」「知的好奇心」「自己肯定感」「しなやかマインドセット」「生活習慣」

この5つです。


順に紹介していきます。



熱中体験


まずは「熱中体験」についてです。

頭をよくするには勉強が必要と多くの人は思うかもしれません。

しかし必ずしもそうではないんです。

勉強じゃなくても子どもが興味を持ったことをとことんやらせるのがいい。

と著者は書いています。

著者は以前に「東大脳の育て方」という本の監修を行っています。

東大生といえば、子どもの頃からたくさん勉強をしていたんだろうと思いますよね。

しかし実は東大生によく見られる共通点に勉強ではなく、音楽やスポーツゲームなどで並外れた「熱中体験」をしていたというものがあるんです。

子供の頃に「熱中体験」をすることで集中力が養われるというわけです。

知的好奇心


では次に「知的好奇心」について書いていきます。

前の章では東大生には「熱中体験」を持っていたという共通点がある。
と書きましたが、なぜ「熱中体験」がいいのかというと、それは「知的好奇心」を育むからです。


例えば子どもがサッカー観戦に興味を持ったとします。


するとサッカー選手の名前や過去の成績までどんどん知りたくなり、気がついたら誰にも強制されていないのに膨大な量のデータを自然と覚えてしまうなんてことが起こります。


これが「知的好奇心」のすごいところです。

著者は「知的好奇心」こそ脳の成長の原動力だと考えています。


勉強の暗記は辛くても、自分の趣味に関することなら、苦もなくスラスラ覚えられるという経験は多くの人が持っているでしょう。

実は好きな事は覚えやすいというのには根拠があります。


脳には扁桃体という好き嫌いを判断する領域があります。


そして記憶力に関係しているのは「海馬」という領域です。

この好き嫌いを判断する「扁桃体」と記憶力を司る「海馬」がすぐ近くにあり密接な関係を持っているんです。


だからこそ自分が好きだと感じている物事については苦もなく覚えられるのだと著者は言います。


「自己肯定感」と「しなやかマインドセット」


では続いての章では「自己肯定感」「しなやかマインドセット」について書いていきます。


「自己肯定感」が大切というのは近年多くの本で言われていることです。

では具体的にはどうすれば子どもの「自己肯定感」を上げることができるのでしょうか??


著者の答えは「結果」ではなく「努力」を褒めてあげることです。

努力を褒められると自分が成長できるんだ、失敗したってまた挑戦すればいいんだと思えるようになり、自己肯定感が高まります。


小学5年生を対象にしたある研究では、努力を褒められた子どもは成績を褒められた子どもよりも学習達成意欲が
高く、失敗した後でも課題に対して前向きに取り組み傾向があるという結果が出ています。

また大学生を対象にした研究でも、努力次第で自分が成長していけると考える学生は、そう考えない学生と比べてしっかり学習目標を設定し失敗から立ち直る能力が高い、ということも出ています。


この失敗してもまた挑戦しようという気持ちというのが「しなやかマインドセット」です。

自分はダメだ。と思い込まずやればできる。と信じて挑戦する気持ちということもできます。


以上が「自己肯定感」と「しないかマインドセット」が重要なものの2つです。

生活習慣


では最後に「生活習慣」についてです。


「寝る子は育つ」という言葉があります。

これは身体が成長するという意味だけでなく、脳にも当てはまると著者は言います。


しっかりと睡眠をとれば脳もきちんと成長していきます。


同様に食事でちゃんと栄養を摂ったり、体を動かして運動したりすることも脳が成長する土台を作ることになります。


睡眠、食事、運動をまとめて生活習慣です。

この生活習慣というのも頭をよくするために重要なものの一つです。


ではここまでの内容をおさらいです。

ここまでの内容は、「頭が良くなる方法」というテーマについて、「子供の脳を成長させる5つの要素」というポイントについて書いてきました。

脳を若々しく保つ方法


続いては「脳を若々しく保つ方法」というテーマについて、本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは「運動」「幸福」という2つのポイントです。


ではそれぞれ解説していきます。

運動


ポイントの一つ目「運動」

ここでは「大人の脳」の話をしていきます。

「脳を若々しく保つ」という視点でエビデンスのレベルが高いものが3つあります。

それは「運動」「趣味・好奇心」「コミュニケーション」この3つです。

そしてその次にエビデンスレベルが高いものが「食事」「睡眠」「幸福感」この3つです。


今回はこの中から「運動」と「幸福感」について説明していきます。

ではまず「運動」についてです。

運動が体の健康に良いということはよく知られていると思います。


そして実は脳の健康にも運動はいいんです。


酸素をたっぷり摂り込んで行うウォーキングやランニングなどの有酸素運動を行うと、脳内への血流が増えます。

血流が増えると脳内には
・脳由来神経栄養因子
:血管内皮増殖因子
・インスリン様成長因子
・線維芽細胞成長因子
といった特定の細胞の成長を促すホルモンが放出されます。


今回は細かい説明を省略しますが、これらのホルモンによって脳の成長や維持に必要な栄養が行き渡るということです。

運動が脳に与える影響については多くのエビデンスがありますが、例えば中年期における週2回以上の運動は認知症リスクを約40%下げる。
特に遺伝的に認知症リスクの高い人に効果が顕著に見られたというものや、運動した後に被験者にストレスを与えたところ、そのストレス反応静める動きが見られたといったものがあります。


では一体どの程度の運動をすれば良いのでしょうか??

理想的には息が少し上がるぐらいの早歩き、ジョギング、またそれ以上の強度の運動を週に3回。
1回45分から60分程度やることが、本書では進められています。


そこまで長い時間が取れない場合には縄跳びを10分程度行うことや、筋トレをするだけでも脳機能の維持に効果があるそうです。


以上のような運動ぜひ取り入れてみてください。


幸福感


では続いて2つ目のポイント「幸福感」について

自分が幸せだと感じることを「主観的幸福感」といいます。

この幸福感についての研究が世界中で出されており幸せだと感じることで脳にも良い影響があるということが
わかってきています。


例えば自分は幸せだと感じている人は不幸だと感じている人より約14%長く生きられると推定されています。


この14%というのを先進国の寿命に当てはめると7年半から10年長生きすることに相当します。

これはとても大きいですよね。


ではどんな人が幸福感が高いのかというと
・自分の好きなことを思う存分楽しんでいる。
・社交性が高くて社会と積極的につながっている。
・ボランティア活動のような利他的な活動をしている。

こういう人たちが「主観的幸福感」が高い傾向にあると言われています。


さらにこの「主観的幸福度」は社会的な成功の要因になっているという指摘もあるんです。


幸せだと感じているから社会的に成功できるというわけです。

いやいや成功しているから幸せを感じるのでは??

と思う人もいると思います。


確かにそういう側面もあるでしょう。

しかし、ここでの指摘はその逆もあるのではないか??

ということです。

幸福感のある人が持ち前のポジティブシンキングを活かして成功する。

そういうようなイメージです。


ただ単にポジティブ人間であればいいという話でもありません。

例えば自分だけ幸せになればいいんだと、自分の利益だけを追い求める人は人が離れていって、結果的に孤独を強く感じると言われています。

ですので、もし成功のために幸福感を高めたいと言うならボランティアや社会貢献などに取り組むのが有効です。

すでにお金持ちが社会貢献の意識に目覚めているケースというのは多く、例えばビルゲイツ氏は財団を立ち上げたりしています。

そしてここでもう一つ後ろ向きな性格にもメリットがあるという話を紹介します。

分かりやすいところでいえば子供の頃に不安傾向がある人は、大人になってから致命的な事故を起こしにくいというデータがあります。


このメリットは納得しやすいですよね。

そもそも「不安」という感情は防衛本能です。

自分を守るために必要なものです。

そして別の研究では不安を感じやすい人ほど、隊員の心の状態を敏感に感知することができ、共感性の能力が高いということが分かったというものがあります。


不安になりやすいというのも神様が与えてくれた一種の「才能」だと言えます。


ですので否定したり強制したりすることではないんです。

どんな性格であろうと自分の感情をコントロールできるようになることが持続的な幸福感に繋がるんだと著者は
言います。

自分の感情をコントロールするためには、自分の感情がどんなときにどんな反応を示しやすいのか、把握しておくということがスタートになります。


感情をコントロールするということは自分のことを客観的に見るということでもあります。


この自分のことを客観的に見ることを専門的な言葉で「メタ認知」と言います。


実はこの「メタ認知」こそどんな人でも幸せをつかむためのカギを握っている。

そう著者は言います。


この内容についてはこの後で紹介してきます。


ではここまでの内容をおさらいします。


ここまでの内容は「脳を若々しく保つ方法」というテーマについて2つのポイント「運動」と「幸福感」について解説しました。



3「幸福の鍵 メタ認知」



この章では、「幸福の鍵 メタ認知」というテーマについて、本書から2つのポイントをピックアップして解説していきます。

解説するのは、「あるがままを受け入れる」「メタ認知ができるようになるレッスン」という2つのポイントです。

ではそれぞれ説明していきます。

あるがままを受け入れる


まずポイントの一つ目「あるがままを受け入れる」

この章は「メタ認知」についてです。

「メタ認知」獲得のための第一歩は自分の気持ちに「気付く」ということです。

「メタ認知」は自分のことを「客観的に見る」ということです。

同時に他人のことも同様に客観的に見ます。

感情的にならず判断をせず自分のことも他人のことも、ただあるがままの事実として受け入れるんです。

例えば親の視点を考えてみます。

親は子どものことはよく分かっている。
客観的に見ているそう思いがちです。


しかし実際には意外とそうでないケースが多いと思います。

子どもにはこうあってほしいというバイアスから抜けられない部分があるからです。


このようなバイアスから抜け出して子供のことを客観的に見られるようになったら、今子どもに必要なことはこれだと的確なアドバイスができる可能性が高まります。


さらにもし子どもに「メタ認知」を身につけさせることができたら子供の将来の幸せにも繋がるようになり
ます。

しかしこの「メタ認知」はそう簡単ではありません。

自分自身のことや自分が置かれている環境、自分にとっての課題などを客観的に認識する。
ということが「メタ認知」につながります。

がこれが難しいんです。


なぜかというと脳は普段猛スピードで様々な情報を処理しているからです。

自分自身に関する情報扱う余裕があまりないままに人生を奏してしまっています。


例えば日々仕事に追われている人は目の前にある仕事についてばかり考えてしまうでしょう。

その時自分に関することをどれだけ考えられるでしょうか。


きっと難しいと思います。

近年「デジタルデトックス」という一定期間スマホやパソコンなどのデジタルデバイスから距離を置く取り組みが話題になっています。

これも一種の自分に関することを考える時間を取る手段です。


こういったあえて自分に関することを考えるという時間を取り、自分の脳はこういう癖があるということに気付くことが「メタ認知」には必要なんです。

メタ認知ができるようになるレッスン


では続いて2つ目のポイント「メタ認知ができるようになるレッスン」


著者は「メタ認知」は何歳からでも身につけられるといいます。

まずはとりあえず一度立ち止まって考えてみることから始めることが必要です。

立ち止まりあるがままを受け入れます。

いきなりは難しいことだと思います。

しかし少しずつでも取り組んでいいけば人生が変わるとまで著者は書いています。



自分を卑下することがなくなり子どもとの接し方や配偶者や恋人友人同僚や上司との関係がガラッと変わるからです。

感情のコントロールもできるようにするために自分や他人に関してダメ、許せないと感じるときにあえてそれを受け入れるということも「メタ認知」のレッスンになります。

もちろん毎回できなくてもいいんです。

今少なくとも「メタ認知」という言葉を脳にインプットしておきましょう。

この「メタ認知」という言葉、「メタ認知」のことについてちゃんと覚えてさえいれば、たとえ頭に血が上ってしばらく時間が経った後にでもそういえばあのときあるがままを受け入れていなかったな「メタ認知」できていなかったなぁと気づくことができるでしょう。


「メタ認知」できていなかったと気づく=脳の中で「メタ認知」に関するネットワークを使ったということになります。

ですのでそれを繰り返していけば脳の中の「メタ認知」に関するネットワークが太くなっていくわけです。

脳を成長させる際の一番の敵は「諦め」です。

自分の脳の良いところ悪いところをあるがままに受け入れて卑下しない、過信しないというスタンスで臨めばきっと脳を成長させるはずだと著者はいいます。

出来る事から是非コツコツやっていきましょう。

ではこのあたりで最後に内容をまとめます。

1章が「良くなる方法」
ここでは子供の成長させる5つの要素について解説しました。

2「脳を若々しく保つ方法」
ここでは2つのポイント運動と幸福感について解説しました。

3「幸福の鍵メタ認知」
あるがままを受け入れるメタ認知ができるようになるレッスンという2つのポイントを解説しました。


今回紹介した本「医学の先生 頭がよくなる科学的な方法を教えてください」
についてもっと良く知りたいと思う方はぜひこの本を手にとってお読みください。

それでは今回の本の紹介はこの辺で。
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2021年12月31日

フューチャリストの「自分の未来」を変える授業/TKBLOG

未来を構築する最初の一歩は未来を変えたいという意志を持つことだ。

あなたは自分の中にその力を持っている。
この記事を読んでいるということは、すでに最初の一歩を踏み出したということだ。

あなたには未来の自分を知りたい自分の手で未来をつくりたいという意思がある。

今回はブライアン・デイビット・ジョンソンさんが書かれた「フューチャリストの自分の未来を変える授業」
という本を紹介していきます。

この本は自分の望む未来をつかみたいそんな方におすすめの本です。

今のご時世明日の計画を立てるところか今日生き延びることすら大変という人も多いかもしれません。

未来の話なんて言われてもどこが遠いもののように感じてしまうでしょう。

しかし著者はそれでもあなたにはできる。
諦めてはいけないと力強い言葉を投げかけてくれています。

インテルで活躍していた著者が、自分で思い描く未来にたどり着く方法を教えてくれるのが本書です。

それではさっそく紹介していきます

本日の項目は以下の通りです。
未来を創るフューチャーキャストの3ステップとは。
・未来の物語を想像する。
・「人」「ツール」「専門家」の力を借りる。
・バックキャストで未来から逆算して動き出す。
です。



1未来の物語を創造する
2あなたを未来へ押し出す力
3バックキャストを始める

という順番で紹介していきます。

1未来の物語を創造する


この章では「未来の物語を想像する」というテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

まずは
・フューチャーキャスの基本
・第1ステップ未来の物語を創造する
という2つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきます。

まずポイントの一つ目「フューチャーキャストの基本」
今回の動画では未来を変える方法としてフューチャーキャストを紹介していきます。

フューチャーキャストは大きく分けて3つのステップに分かれています。

まず第一のステップは「自分の未来の物語を作る」こと、自分の未来を変えるにはまず未来を語る言葉を変える必要があります。

そして新しい言葉で望む未来の物語を作ります。

続け第2のステップは「新しい未来にあなたを連れて行ってくれる力を身につける」ことです。

力には3種類あります。
・支えてくれる人。
・あなたは投資するツール
・すでに未来を創造した経験のある専門家
という3つです。

そして最後の第3ステップは「バックキャスト」です。

バックキャストとは理想の未来の時点から、過去を振り替えり、逆算し、必要なステップを考える作業のことを指します。

ここまで説明した第1から第3のステップでフューチャーキャストは進みます。

それではそれぞれのステップを詳しく紹介していきます。

では続いて2つ目のポイント第1ステップ「未来の物語を創造する」
最初のステップは一つの質問を自分にすることから始まります。

その質問とは、「私はどんな未来を望んでいるのだろう」という質問です。

とても簡単そうに思えますよね。

しかし著者の経験上多くの人がこのハードルを越えるのに最も苦労するそうです。

つまり自分が望む未来がわからない人が多いということ理由は単純です。

今まで自分自身にそのような質問をしてこなかったからです。

さてでは改めて最初の質問に戻ってみましょう。

あなたはどんな未来を望んでいるのでしょうか??

ここでの鍵はできる限り具体的に応えることです。

本書ではティムという40歳の男性の例が紹介されています。

ティムは働き盛りの年齢でしたが、健康状態が最悪でした。
健康を除いた他の面、家族との関係や仕事は順調でした。

しかし健康状態が彼の幸せを蝕んでいたわけです。


あなたはどんな未来を望みますか??

著者はティムとの最初のミーティングで訪ねました。
健康になりたいです。
体重を落とし、いつもいい気分で暮らしたい、そうティムは答えました。

これではまだ少し抽象的ですよね。

先ほども言った通り未来像は具体的にすることが重要です。

そこで著者はさらにこう聞きます。

なるほどその状態をもっと具体的に描写してもらえますか??

彼はよく分かりませんと最初は言っていましたが、著者がヒントを与え自分で具体的に作り出しました。

現在の体重は102キロ、これを86キロまで減らしたい。

コレステロール値は256。目標は195。
中性脂肪市は217たが、150以下に下げなければならない。

今の状態では階段を1回分登るだけで息が切れてしまう。
目標は3カ月以内に5キロを25分で走れるようになることです。


ティムはこのように具体的な目標を立てました。

目標の姿をはっきり思い描くことはそれを実現する第一歩です。

しかし何も思いつかないという人もいるでしょう。

その場合には逆から考えましょう。現実になってほしくない未来について想像するということです


将来お金がなくなって今の生活水準を維持できなくなる、結婚生活が破綻するなどなどこうして避けたい未来を創造することで逆に望む未来の姿が見えてきます。

方法はこの2つどちらでも構いません。
とにかく大切なのは具体的に想像することです。

これはいわば自分に向かって新しい未来を語るということです。

いい物語であれば当然たくさんの具体的な描写が登場するはずです

著者はこの物語を語るステップについてこう付け加えています

勇気を出してこれまでとは違う夢を見てもらいたい。
本当に心の底から望む未来の夢だ。

なぜそんなことを言うのかというと理想の未来を実現することが可能だからだ。

新しい大胆な夢を見てその夢が実現することを心の底から信じることができればあなたは未来を変えることができる。


ではここまでの内容をまとめます。

この章では未来の物語を創造するというテーマについて2つのポイント
・フューチャーキャストの基本。
・第1ステップ未来の物語を創造する。
という2つのポイントについて紹介しました。

では続いてに第2ステップ「あなたを未来へ押し出す力」

この章ではフューチャーフォース。「あなたを未来へ押し出す力」というテーマについて、本書から3つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは
・人:自分のチームを作る。
・ツール:前に進むためのリソースを集める。
・専門家:あなたが目指す未来をすでに実現した人を探す。

という3つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきますまず1つめのポイント
・人:自分のチームを創る。

未来は自然に発生するわけではありません。

未来は力によって形作られます。

なので理想の未来の物語ができたら、次の課題はその物語を実現するための力を見つけることです。

力とは「人」「ツール」「専門家」の3つのカテゴリーに分けられます。

このステップ非常にハードなものです。

著者は企業や軍などの大手クライアント相手の時にはこのステップに3カ月から半年かけるそうです。

個人の話でも最低でも2週間はかけてもらいたいと著者は言います。

では最初のリソース「人」について見ていきましょう。

・人:自分のチームを作る
誰の人生においても人が未来を作ると言います。

しかしたった一人の力で未来をつくることができません。

つまりあなたには人が必要でチームが必要だということです。

まず集めるのは絶対的な信頼を寄せていて、あなたの未来をし親身になって考えてくれる人です。

家族や友人同僚というのが候補になるでしょう。

人数は最低でも5人は集めましょう。

チームメンバーが決まったら会う。
次に彼らと個人的に会い、あなたの物語を伝えましょう。

この時、会合の日時はしっかり決めることです。

例えば火曜日の1時にランチで会う。今週末の試合のあとでビールを飲むといったような形です。

自分の物語を伝えることには2つ理由があります。

1つは物語に対して責任を持つようになることです。人に話すことで、現実感が増し人から見られていることを
意識し努力できます。

もう一つはフィードバックを得るための手段であるということです。

チームのメンバーを決める時はこのことをよく覚えておきましょう。

つまり自分の意見をはっきり言える人、あなたに意見するのを恐れない人を選ぶ必要があるということです。

フィードバッグは良いものでも、悪いものでも、あなたの未来のビジョンをさらに洗練させる助けになってくれます。

物語を伝えた人たちはこの旅であなたの仲間になってくれるでしょう。


人生はチームスポーツです。そのことを忘れないようにしましょう。


では続いて2つ目のポイント
・ツール:前に進むためのリソースを集める
「ツール」は人ではなく、道具や機材などのリソースです。

新しい未来を創造しそれを長年にわたって持続させる力になってくれます。

ツールは様々です。

デジタルの製品やサービスという形でインターネット上に存在することもあります。

それらを使い新しい仕事や恋人を見つけたり、お金の管理をしたりします。

組織の形をしているツールもあります。例えばネットワークづくりを助けてくれるようなビジネスです。

交友関係を変えたいと思っているなら、地元のコミュニティセンターや教会などが使えるツールになります。

例えば「キャリアを変えたい」を例にしてツールを考えてみます。

思い描いた未来の物語では金融業界から教育の世界に転職することになっています。

次に必要なのその道筋をもっと具体的に思い描くことです。

教育産業の現状について知るために何冊か本を読んだ方がいいかもしれません。教育産業で働いているいう地元の人たちとつながることも助けになるでしょう。


収入が減った時に備え家計管理のソフトウェアもあったほうがいいかもしれません。

このステップも前と同じように最低でも2週間はかかります。

そしてあなたの成長に合わせてツールも変える必要があります。

大抵の場合、あるリソースから別のリソースへと切り替えながら進んでいきます。

その時々で正しいツールを選びながら目標に近づいていきます。

状況に応じて正しいツールに切り替える力というのは未来に向かって進むときに欠かせない能力です。

では続いて3つ目のポイント
・専門家:あなたが目指す未来をすでに実現した人を探す。
最後は「専門家」です。

あなたが目指す未来をすでに実現した人を探しましょう。

この段階まで来ると未来の物語がより鮮明になっているでしょう。

最初の行動プランもそろそろ形になっているはずです。

そこで最後の力である専門家の腕前になります。


専門家とはあなたが必要としているアドバイスや情報を持っている人たちのことです。

自分の目標をすでに達成している人を探してみましょう。
第一章で紹介した、ティムという男性がもう一度ここで例として出てきます。

ティムは健康の不安を山ほど抱えていた40歳の方です。彼が最初にとった行動は中年になってからダイエットに成功した人の話を聞くことでした。

何人かに話を聞いた後で学生時代のチームメートに連絡を取りました。
若い頃はスポーツマンだったが中年になって体重が増えて健康状態が悪化するというティムと同じパターンを経験した人物です。

その人は最終的に健康を取り戻すことに成功していました。

つまりティム自身が目指す未来を実現した人物ということです。

その人と会話を重ねるうちミッション成功に必要な専門家がはっきりしました。

まずはパーソナルトレーナーについて運動プランを作ってもらうこと。食事については栄養士のアドバイスをもらうこと。

そして心身のバランスを保つためにヨガと瞑想のインストラクターの助けを借りること。

こういったことが必要だと分かったわけです。


ティムはこうして必要な専門家のリストを作りました。

専門家のリストができたら、次のステップは実際に専門家を見つけて学べることはすべて学ぶことです。


ここでのポイントはスポンジになることです。

知識を吸収するモードにならなければなりません。
どんな教えも貪欲に吸収します。

フューチャーキャストの他の段階と同じように専門家探しも楽ではありません。
特に知らない人に連絡するのは勇気がいることです。
しかし快適空間の外に出なければ望む未来は手に入りません。

ではここまでで2章の内容をまとめます。
この章では第2ステップ「あなたを未来を押し出す力」というテーマについて3つのポイント。
・人:自分のチームを作る。
・ツール:前に進むためのリソースを集める。
・専門家:あなたが目指す未来をすでに実現した人を探せ。
という3つのポイントについて紹介しました。

では続いて第3「ステップバックキャストを始める。」
この章では「バックキャストを始める」というテーマについて、本書から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは
・「半分」「少し先」「月曜日」。
・大切なのはプロセスだ。
という2つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきます。
まず1つ目のポイント。
・「半分」「少し先」「月曜日」

最後のステップ3はバックキャストです。

具体的な行動プランの作成です。

行動プランと言われても、理想的な未来を思い描いていたら自分の現在地と理想の未来の間には埋めようのない距離があるように思えて気が遠くなってしまうかもしれません。

しかし著者はその距離はあなたが思っているよりも短いものだと力強く言います。

この距離を縮める鍵が「バックキャスト」です。

バックキャストでは自分の行動を次の3つの段階に分けます。

「半分」「少し先」「月曜日」この三つの段階です。


バックキャストと前に登場した未来の力を組み合わせたスケッチです。

バックキャストの手順を詳しく見ていきます。

まずは半分の地点を決めましょう。
現在地と目的地の間にあるちょうど中間の位置です。
「キャリアを変える」という目標例に考えます。

ここでの理想の未来は新しい仕事で活躍することです。

プロセスにかかる期間は18カ月を想定します。

半分の地点開始から9カ月経った時点でどうなっているでしょう。

もしかしたらついに今の会社に辞表を出す決心がついたところかもしれません。

あるいは転職を可能にするための研修を受けるという行動も考えられます。
半分といってもかなり先ではあるため細かいところまでまだわからなくてかまいません。

今の時点でできるだけ具体的に想定することを目指します。

細部は実際に行動を始めてからおいおい埋めておけばいいです。

続いて「少し先」
次のステップは半分の地点のさらに半分の地点を創造することです。

つまり目的地に向かって4分の1だけ進んだ点ということです。

この目標地点は半分の地点よりも想像しやすいはずです。

キャリアを変えるという目標で考えれば新しいキャリアに必要なスキルを身につけるために、教育コースに通うということが、この少し先の目標になるかもしれません。

少し先の目標を見つけるのはとてもワクワクすることです。

このステップが新しい未来に向かって踏み出す最初の具体的な一歩になるからです。

この瞬間にあなたは望まない現在から正式に抜け出して、理想の未来に向かって歩き出すことになります。

次に「月曜日」
ここでは次の月曜日にできることつまり今すぐにできることを考えます。

この時点ではまだ大きな行動は登場しません。
ですので一番簡単に考えられるステップです。例えば所将来の研修を受けるときの費用や、もしくは新しい仕事が見つかるまで収入が途絶えた時に備えてお金を貯めるために新しい銀行口座を開くなどの行動が考えられます。


あるいは未来の力のプロセスをおさらいすることでも構いません。
未来の物語を練り直す、未来の物語を話す人のリストを修正するといったことです。

月曜日に何をするにしてもここで大切なのは具体的な目標を立てて実際に行動することです。


最初の一歩を踏み出してしまえば理想の未来が着実に近づくのを感じることができます。

それまで思っていたよりもずっと実現できるような気分になるはずです。

では次にポイントの二つ目「大切なのはプロセスだ」
フューチャーキャストというのは理想の未来を思い描き自分を前に進めてくれる3つの力を見つけ、そして理想の未来に到達するまでの具体的なステップを考えることです。


つまりフューチャーキャストは「プロセス」です。
しかしこれは簡単に終わるプロセスではありません。

著者がよくクライアントたちにいうことがあるそうです。

それはたった1日で未来を創造し、デザインし、実現できるなら、それはやり方が間違っているということです。

未来を変えるのは楽な仕事ではありません。

私たちはこれからプロセスを進めながら何度も後ろを振り返りそれまでに達成したことを確認することになります。

そして未来の物語を読み返し、同じ内容で問題ないかどうか自分が正しい道を進んでいることを確かめることになります。

人生は何が起こるかわからないものです。

何か新しい出来事に合わせて、未来の物語を修正することになるかもしれません。
未来の物語が変わるのは悪いことではありません。

理想の未来を常に模索し、たった一つの未来にこだわらないことがこのプロセスの醍醐味です。

未来は動的な存在です。

未来とはそこを目指す努力のことであり、そこに至る旅のことだと著者は言います。

そうやって常に動き続けることこそが私たちの未来です。

このあたりで最後に内容を求めます。
1「未来の物語を創造する」
この章は2つのポイント
・フューチャーキャストの基本
・第1ステップ未来の物語を創造する
というポイントについて紹介しました。

2「あなたを未来や押し出す力」
ここでは
・人:自分のチームを作る
・ツール:前に進むためのリソースを集める
・専門家:あなたが目指す未来をすでに実現した人を探す
というポイントについて紹介しました。

3「バックキャストを始める」
この章では2つのポイント
・「半分」「少し先」「月曜日」
・大切なのはプロセスだ
という2つのポイントについて紹介しました。

今回紹介した本フューチャリストの自分の未来を変える授業についてまだまだ紹介できていない部分が多いです

今回でもっと「未来を創造する方法を知りたい」と思った方はぜひ本書を手にとって読んでみてください。
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2021年12月29日

隠居生活10年目 不安は9割捨てました/TKBLOG

生きていくのに不要不急と思われる労働を捨て、消費を捨て、人間関係を捨て、夢や目標を捨て、こうしなければいけないという思い込みを捨て、そして不安も9割方捨てた。

その結果どうなったかというと毎日割とハッピーに生きています。

今回は大原 扁理 さんの「隠居生活10年目不安は9割捨てました」を紹介していきたいとおもいます。

大原さんは20代前半の頃に東京で隠居生活を始められました。
現在は台湾に移住されており隠居ライフを楽しんでなんと10年の月日が過ぎたそうです。

なぜ隠居生活を始めたのか著者は本の冒頭でこのようにおっしゃっています。

20代で隠居生活を始めたのは弱肉強食の経済至上主義社会でフルボッコにされて全てが嫌になったから出世競争にはポロ負けしたが、諦めの速さなら誰にも負けないと。

この本のテーマは「不安」です。

過去から現在に至るまでの人生をしんどくさせる「不安」

著者はこれまで不安というものにどんな風に駆られてきてそれをどう見極め取り除き、その後はどう付き合っているのか。

こ本の中にはあなたの不安に思う気持ちがもう少し楽になるヒントが散りばめられております。

では早速項目を見ていきましょう。
・不安な世界からはこうして離れる
・好きなように生きる
・不安とは結局なんなのか
について紹介していきたいとおもいます。

それではさっそく「不安な世界からはこうして離れる」
ということから紹介していきます。


早速ですが、私たちの不安というのはどこからやってくるのでしょうか??

自分のやっていることが自分が本当に望む状態とずれている。

そんな経験はないでしょうか??

そのことに不快感を感じていられる間は実はまだマシで、ひどい時には疲れきってしまって、自分の感情がわからなくなったりします。

快も不快もよくわからず自分がずれていることにすら気が付かないのかもしれません。

人はこの不快感をきちんと不快感として認知するセンサーが作動していないと自分を生きることから、どんどん自分が遠ざかってしまいます。

そうなってくるとだんだん不安が増してきてしまうのではないでしょうか。


なぜ不快なのかその不快感がどこから来ているのかこれからの人生どうしたいのかはすぐに答えが出ないとして
、とにかく自分が望む自分から離れてしまわないように不快な感じ、ズレている感じを自分自身でキャッチできることが大事です。

それは不安な世界から最終的に離れるための第一歩となるはずです。不快感やズレに敏感でいるためり著者が実際にやってよかった、そして今でも続けているという具体的な行動がいくつかあるので紹介していきます。


不安な世界から離れる方法として次の4つの方法を紹介します。

方法1
スマホの電源をオフにして情報を置い回さない。空白の時間を作る

方法2
行きたくない。飲み会や合コンの誘いを断る

方法3
温泉に出掛ける

方法4
瞑想をする

それではこれらを一つずつ順番に紹介していきたいとおもいます。



まずは一つ目の「不安な世界から離れる方法」

スマホの電源をOFFにして情報を追求しない空白の時間を作ることとは??

誰でも今すぐにできて、かつ飛び抜けて簡単なことといえば、手元にあるスマホの電源をOFFにして空白の時間を作ることです。

一度試しにやってみるとわかりますが、スマホがない世界というのはものすごく静かです。

これまでスマホやネットを通じて入ってきた情報がどれだけ大きかったのか、自分がどれだけそうした情報や広告に頭の中をぶんぶん振り回されて落ち着かない気分でいたのか、スマホの通知誘惑を遮断して初めて実感できるはずです。


言動に対して何らかの結果や理由やオチ、あるいは成果やコスパを常に求められる世間の風潮から束の間だけでも解放されてみる。

自分のことをわざわざ説明して他人に納得してもらわなくてもいいんだという開放感を味わいましょう。

24時間働きいっぱなしでいたスマホはOFFにしたら一度お家で休ませ、スマホを持たずに外出してみましょう。

すると目に見えるものや耳に聞こえるものを頭の中で思いつくものが今までと随分違うことに気づくでしょう。

人の歩き方とか特に写真映えもしない、なんの変哲もない景色とか他人の会話の語尾とか取るに足らないものがすごく敏感に見えてくるし、聞こえてくるでしょう。


空白の時間が何の役に立つかと言えば何の役にも立ちません。

しかしあなたはスマホのない時間空間の静けさによりあの時の不安はどこから来ていたのかに気付くはずです。

何かの役に立てなければいけないことばかりに囲まれている時の、余白を許さない、息がしにくい状況、それって結構ストレスだったんだなぁと感じることでしょう。


この気づきは大切だと思います。

ほとんどの人はスマホがある状態が当たり前になっていますから、慣れるまでの間はスマホをOFFにしている方がは落ち着かない感じがあるかもしれません。

それでもスマホをオフにするという習慣を続けているとネットの情報に反応するのがほんの一瞬遅くなるのがわかります。

ほんの一瞬反応が遅れるとあっという間に流れていってしまうネットの情報。
それをまあ追いかけなくてもいっか。
と思えたときにはちょっと安心感が増えているはずです。

本当に縁のある情報ならいつか必ずしかるべき時に、またやってくるだろうとリラックスして構えていられる
ようになります。


ただ忘れないでいただきたいのがこれは何度も定期的にやらないとまた少しずつ不安になってくるということで
あります。

不安とは目に見えて溜め込まれるものではなく誇りのように気付いたら音もなくチリ積もっているようなものです。

頻繁に掃除をしないと、またフィルターが目詰まりを起こして快・不快のセンサーが働かなくなってしまうんです。


そうなるといつの間にか無意識に自分らしくない生き方まで受け入れていたりします

スマホの電源を切るという些細な行動とはいえ、続けることによって不安な世界から離れるためには小さいけれど確かな効果があります。


始めは夜だけスマホのの消灯時間を設けるでもOKです。
出かけるときにわざと置いていくなどは慣れてからでも良いです。

慣れていくうちに騙し騙し、その時間を伸ばせるようになり、あれなんだスマホ少しぐらいなくても平気じゃんと大丈夫じゃんと思えるようになってくるでしょう。


ないと生きていけないと思っていたものがなくても意外と大丈夫と分かる時のものすごく自由な気分は一度体験してみる価値があります。

スマホがなくても平常心を保てている自分に安心感を覚えることでしょう。

是非一度行ってみてください喫茶店に本を読みに行くときあるいはジムに筋トレをしに行く時スマホをそっと家において一度でてみてほしいんです。

それでは次2つ目の「不安な世界から離れる方法」
「行きたくない飲み会や合コンなさそういを断る」について紹介していきたいとおもいます。

さてスマホから入ってくる情報や広告を遮断するという初めの一歩が踏み出せたら、お次は行きたくない飲み会とか合コンなども断捨離してみてはいかがでしょうか。

誘われて断りきれずにOKしてしまった。
そんなことって誰にでもありますよね。

でもこれからはそれに行くのはやめましょう。

対等な友人関係ならまだしも上下関係とかが発生していると断るのは無理じゃないかという声が聞こえてきますがそんなとき著者はどうしているのかというとやはりできるだけ全部断るそうです。

その際は断りやすくするためのちょっとした嘘込みで断るそうです。

嘘をつくことは申し訳ないから厳しいなあと感じる人も多いでしょうが、行きたくない場所に行くという方が自分に嘘をついているという感じがしませんか??

著者はそう考えているんです。どうせ嘘をつくのならば大事な自分よりどうでもいい他人の方につけばいいんだと。
まず直前のお誘いだったらちょっと風邪気味でとか、今月金欠だからなどが定番の断り文句リーになります。

ただこれで終わりではなく著者は言霊というのを信じているそうですので断った後に1人でうそぴょーんといってね打ち消しておくそうです。

また直前じゃなくて先のお誘いだった場合はそのあたりは旅行や気象などの予定があるからもしキャンセルになったら連絡するでそのまま放置します。
相手から何も言ってこなければしめしめといういう流れです。


そしてここで重要なのが飲み会に行かなくてもよくなったらなぜ行きたくないことを正直に行く気分じゃないから行かないと言えなかったのかよく考えてみましょう。


その理由が今後の人間関係に影響が出るのでいやれ渋々付き合っているならまたは損得勘定で付き合う人を選んでいるのかもしれません。

言葉って気分を害されるのが怖いと思うようになっているならその人は何かしらの方法でこちらをコントロールしようとしているのではないか、それは健康的な関係と言えるのかと分析してみてほしいんです。

うそぴょんね〜とか言っちゃう著者でも嘘をついたり断るのは簡単ではなくやはりエネルギーを消費するそうです。


エネルギーは自分の人生を満足させるために使いたいですから、行きたくないお誘いをしてくる人とは少しずつ距離をとるのが得策であります。

また飲み会とか合コンに限らず誰かからの行きたくない誘いには先ほど紹介した断り文句などを使ってできるだけ行かないようにしましょう。

どうか自分の行きたくないという気持ちに嘘をつかないでほしいんです。

それでは次3つ目の不安な世界から離れる方法「温泉に出掛ける」について紹介していきたいとおもいます。

さてここまで
・スマホを触る時間
・行きたくない飲み会の時間を減らす
という2つのことについてお話ししてきましたが、日常的にスマホをOFFにしたり誘いを断ることが難しいという場合は物理的にスマホを持ち込めないもしくは誘われても行けない場所に出かけるという方法も良いでしょう。

その条件にぴったり当てはまるのが例えば温泉です。

空白を作り出すことが目的ですから自然に囲まれていてぼーっとできる露天風呂なんかがあればベストです。


温泉で開放的な時間を過ごしスマホの通知に対して物理的に応答ができないという状況でいつでもどこでも誰からも連絡がつく状態というのはかなりストレスだったんだなぁと実感できることでしょう。


また温泉の場合は普段の生活圏から離れることで自分の生活を客観的な視点で観られるというメリットもあります。

離れて見ると悩んでいたことが意外と大したことがなかったよういう思えたり他人事ならば何でも落ち着いて見られるように自分に対してもその視点が持てるような感じがするのではないかと思います。


それでは次4つ目の不安な世界から離れる方法「瞑想をする」について紹介していきたいとおもいます。

さて何も考えなくてもいいという状態は、強制的に作れる「瞑想」もおすすめです。

それにはスマホをOFFにして温泉に入ってボーっとするのと似たような狙いがあります。
この時間だけは、今私を私たらしめている、すべてのことに責任を持たなくてもいいのだ。

私はここにいるけどいません。だから不安なんて知ったこっちゃありません。
と言った感じで、やってみてはいかがでしょうか。

不安と距離を置くためのとても簡単で有効な方法として著者も行なっているそうです。

以上4つどれでもいいですからピンと来た方法で試しに不安な世界から離れてみてはいかがでしょうか。
それではここまでの内容をこの辺でまとめておきたいと思います。

不安な世界から離れる方法4つほど紹介しました。
方法の1つ目は「スマホの電源をOFFにして情報を降り回さない空白の時間を作る」ということでした。

最初は夜だけとかでも構いませんから試しにやってみましょう。

慣れてきたらスマホを持たずに出掛けて、周りの世界を眺めてみましょう。

そして方法の2つ目は「行きたくない飲み会や合コンの誘いを断る」ということでした。

自分に嘘をついてまで、イヤイヤ行く必要はありません。
誘いを断って時間が生まれたら誘ってきた相手との関係性を分析してみましょう。

そして方法の3つ目が「温泉に出掛けること」でした物理的にスマホを持ち込めない場所に会えていくことが重要です。

普段の生活圏から離れ自分の生活を客観的な視点で見てみましょう。


そして4つめの方法が「瞑想をする」ことでした。


それでは次に「好きなように生きる」ということを紹介していきたいとおもいます。

さて前章では不安を少しずつ取り除くための簡単な方法を4つお伝えしました。

次の章では自分の「生き方」に関するお話をしていきましょう。

自分を生きるということほど、言うだけの簡単さと、実際やってみる難しさの「ギャップ」があることはなかなかないですよね。

まず自分を生きるという時にそもそも自分が何なのか、どうしたらいいのかわからない、という人が圧倒的に多いのではないかと思います。

そのような人たちは一体どうすれば良いか一番簡単に思いつくとっかかりは自分は「何が好きか」を考えることでしょう。

しかしここでまた自分って何が好きなんだろうとわからなくなってしまう人も少なくないですよね。

とりあえず間違えないでいただきたいのは
「そこまで好きなことがない=自分はダメな人間ではない」
ということです。

自分の好きなように生きると、自分の好きなことをして生きていくとは微妙に違うんです。

著者が意味する自分を生きるとは前者の方の意味合いです。

好きなことをして生きていくのはその字面通りの狭い意味でしかありません。

好きなことで社会貢献したり、お金をたくさん稼ぐというイメージでしょう。
一方、好きなように生きるにはもっと広い意味があり、そこまで好きなことは特にないのでこのままで満足という態度や自分は人生で絶対やりたくないことがあって、それだけはしないで生きていくといった生き方も含まれます。


現代社会では好きなことで生きていく人の中で経済知的生産性も兼ね備えた人がクローズアップされがちですからつい自分と比較してしまって不安に陥ってしまう人もいるでしょう。


でも好きなことは特にないかなという人であってもこれだけはしないで生きていくという人も自分がないということじゃないんです。

自分の好きなことがわからなくても自分の生き方をつまらないと思ったり自分を卑下する必要はありません。

著者はどちらかというとそれで生きていきたいほど好きなことというのはなくて、これはやりたくないなぁと思うことで自分を確認するタイプだったそうです。

著者のやりたくないこととはどこの誰がいつ何のために作ったのかもを分からない常識に従うことで、この中にはみんな一律で週5日働くことも含まれているといいます。

やりたくないことも世間体にとらわれず主観で良いんです。
世間で当たり前だからではなく、自分の実感というフィルターを働かせて選び取ったものは、実際すごく少ないです。
それを一つずつ自分の世界に増やしていきましょう。

そして驕りでも、謙遜でもなく、ただ私はそれは違うと思うので、と言って当たり前とされている生き方や考え方多く拒否すること。
ほとんどの人は親がこういったからとか世間ではこれが普通だから、というようなどこかの誰かが色や度数を設定したメガネを何重にもかけさせられているような状態なんです。


自分を生きるためのスタート地点に立つべくまずはそれを振り落とすところから始めてみませんか。
残念ながら自分では処理しきれない不安と共に、マイナスからスタートしなければいけないという人を案外多いのではないかと思います。

自分を生きることに対して心の中で強力なブレーキがかかってしまう場合は、その原因となっている不安を取り除くのが先決です。

著者の場合は自分を生きていると殴られるかもしれないという進退的な痛みを伴う不安が強かったそうです。


20代で隠居生活をして自分を生きることを本格的に実践し始めましたが、同時にそれは自分の好きなように生きても殴られないのだという記憶の上書きをしていく作業でもあったそうです。

ネガティブな思い込みからそのように世界を見る癖がついてしまうと、人は不安な状態に陥ってしまいます。

著者は物事の道理もわからない子供の頃に内在化してしまった、自分を生きると大変なことになるにちがいないという呪いのような思い込みを見つけ出し、小さなことからひとつずつ、ああこれは大丈夫あれも大丈夫かもと地道に塗りかえていったんです。


そんな隠居生活を通してだんだん自分の中にある認知の歪みのようなものを矯正していったそうです。

誰もが生まれたときには自分が自分であることに不安なんてなかったはずです。

でも貧乏だから幸せになれないとか可愛くないからモテないんだとか自分はダメ人間だから就職してもうまくいかないみたいなことを皆さんも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

だとするとそのようなネガティブなメガネをかけさせたのはあなたの周囲の人間たちですネガティブな思い込みを見つけたらまずは1回それを止めてみるとか、そのような小さなことからでもいいので気楽に記憶の上書きを始めてみましょう。

今日がダメでもまた明日やってみれば良いそんな気分になった時にやれば良い、機体を低くしてやってみてどんな気分か実験してみると良いでしょう。


自分を生きるをスタートする際のポイントとしては周囲からの批判や攻撃という嵐が過ぎ去るのを待つことです。
嵐の中で始めようとしても結局ぶっ飛ばされてしまって、心が折れてしまいかねません。
残念ながら自分を生きることをあきらめさせようとする圧力は大人になってもなくならないのです。


もし運良く嵐が一時的にやんだら、可能な場合はできるだけ安全な場所へ逃げましょう。
そして一気に自分を矯正しようとしないことも大切です。
一気に直そうとするとおそらく、そのネガティブな思い込みを守りたくなるような衝動に駆られると思います。

たとえそうなってしまったとしてもそれはそれでいいんです。

ただ誰かに強制的に捨てさせられたというような形になっては意味がなく、自分で納得して手放したんだと思えることが大切です。

時間がかかるかもしれませんが、あれ最近誰も攻撃してこないなと上書きができたときちょっとだけ息がしやすくなっていることに気づくでしょう。

そこから少しずつ自分を生きることを始めてみてください。
記憶の上書きが出来ていればほんの少しずつではありますが、これから会う嵐にも動じなくなっていきます。

それでは2章の内容をこの辺でまとめておきたいと思います。

ポイント1
自分らしく生きるためには「自分が何が好きか」を考えるのが手っ取り早いが、自分が好きなことがわからない人は「好きなことをして生きていく」のではなく「好きなように生きる」ことを考えると良い。

ポイント2
好きなことをやりたいことがないという人はやりたくないことで自分らしさを確認できる。
自分がないという人はいない。

ポイント3
自分を生きるためには世間体や常識を振り落として、それらから影響を受けたネガティブな思い込みを上書きし減らしていく必要がある。
世間で当たり前だからではなく、自分の実感で選び取ったものを自分の中で増やしていこう。


それではラストの章で「不安とは結局なんなのか」について紹介していきたいとおもいます。

さて著者は自身が子供の頃に感じていた次の3つの不安を引っ張り出して結局不安って何だったのだろう??
と振り返っております。

不安1
自分が楽しいことを優先していたら、親や先生に怒られるんじゃないか。

不安2
人と違うことをしていたらクラスや社会で仲間はずれにされるんじゃないか。

不安3
自分は人よりも能力が劣っているから将来人並みほどにも稼げなくて生きていけないんじゃないか。

大人になってからよく見てみるとこの3つの不安に共通点があることに気づいたそうです。

それは3つとも不安を感じた時点では、まだそれは起こっていないということを結局起こってもいないことに対して想像だけがたくましく育ってしまい、勝手に悪い方に想像して自分で不安を作り出していたんだということ。

外の世界に出て人間と付き合うようになってから経験したいくつかの嫌な出来事が想像の方向性を決めたのでしょう。

例えば遊んでばかりで親や先生に怒られたり、初めてのアルバイト先で失敗だらけだったり、ただ後々振り返ってよく考えたら10回中10回がそういう結果になるわけでもなかったことに気づきます。


毎回怒られるとは限らない毎回失敗するとも限らない、しかし何度か好ましくない結果になった時の嫌な気持ちはなかなか強烈な経験として心に残るんです。

それが失敗のパターンとして記憶にこびりついて不安が出来上がってしまうのでしょう。

また人間はどうなるか分からないことに対して不安を通り越して時には恐怖すら覚えるものです。

そして結局不安になった時って最悪の結果を想像してみると全部同じところに行き着くと思いませんか??

先ほどの3つの例の行き着くところの最悪のケースが何かを考えてみてください。

この3つの悩みの行き着くところの最悪のケースは何か、それは3つとも最悪の場合自分はこの社会を生きていけないのではないかということになります。

結局不安とは一体何か、それはどうやら生存するためにあらかじめ備わっている機能といって間違いはなさそうです。

どんな不安も結局のところを突き詰めれば「生きていけない=死」につながっている。
人は生存本能に訴えかけられて不安になることで、生き延びるためにはどうしたらいいか、考え始めるのでしょう。
となると不安は生きるためのモチベーションになるとも言えますから100%ネガティブの塊とも限らないんです。


不安を解消するにはまず何よりも心身を健康にすることが大切です。
生きるために頭でグルグル考えて今すぐ何か行動を起こして安心したくなる気持ちは誰にでもあるでしょう。

しかし人は疲弊していると正常な判断ができなくなるんです。

何が根本的な解決になるのか分からないまま場当たり的な解決策を打ち出し続けて、疲れ果ててしまっているという人が現代社会にはあまりにも多いように思います。


もしあなたがそのような状態ならいっそのことを不安になってしまう場所や暮らし方を離れてゆっくりと休憩をとってみるのも良いかと思います。

著者は不安に陥って心身の余裕がなくなった時に不安な世界から離れてみるということを実行したそうです。

実家から上京もし23区内で経済的にギリギリの生活をしていた20代前半の頃は食費を節約してもバイトを増やしても焼け石に水だったと言います。

それが嫌になって23区内から郊外へ引っ越すことを決意。
身も心も健康になるためにと意図していた訳ではなかったのに不安な世界から離れたことで心身の調子を回復しそれが人生に立ち向かう態勢を整えるきっかけとなったそうです。

頭の回転だけでは不安を乗り切れないことがあります。
でも疲れた心と体を回復させておくと思わぬところから物事が解決することがある。
不安と向き合うためのスタート地点に立つのは心と身体を正常な状態に戻してからでも決して遅くはないんです。

不安を回避するために他人や社会の不安を取り込まないということも大切です。

人間の神経細胞にはミラーニューロンという共感細胞があって視界に入った他人の考えや行動を鏡に映ったように無意識に自分へ反映させていくクセがあります。

そのため身近に強い不安を抱えた人がいるとこちらまでその不安を取り入れてしまう危険性があるんです。

他人が何とかするべき不安まで自分が抱え込んでしまいストレスがかかって心や体を壊すということは起こらないようにしなければいけません。


ではどれが自分の不安でどれが他人の不安なのか、見極めるポイントはその不安が自分の生存に役立っているかどうかです。

その不安は自分に生きるモチベーションを与えてくれているのかそれともただしんどくしているか冷静に分析し自分を生かしてくれる不安だけを受け入れましょう。

自分の不安をきちんと自分で解消できるようになればミラーニューロンの法則で親や他人、社会から受け取った不安のバトンを他の人に渡すことはなくなります。

自分で自分の機嫌をを良くすることは自分のためだけではなく次の人のためにもなるんです。
これは誰にでもできる小さな社会貢献と言えるかもしれません。

不安と上手く付き合っていくために心身を健康に保つ他人や社会の不安を取り込まないの次にやれたらいいとを思うことが自己肯定感を高めることです。

もしかしたらこの言葉を聞いただけでアレルギーが出る人いるかもしれません。

著者も自己肯定感を高めるのに気後れしてしまう一人だそうです。
もっと気楽に実践すべく代わりに自己否定感を下げるという言葉を使われています。
やり方は簡単です
1自分の言動の中で自己否定感に突き動かされているものを注意深く選別し見つけ出したらそれを言動に移さずにいっぺん無視。
2自己否定感を無視しても死なないことを確認。
この2つを地道に繰り返すんです。

例えばバイトを2つ掛け持ちてどちらもうまくいかなかったときその一つや二つの経験で自分は駄目であると結論
付けてはいけません。

そして本当にその仕事ができないと生きていけないのかを確かめるんです。

つまりそこはやめて別の場所でも働いてみることを次の行動を起こさないで自分はダメだと自己否定だけするのはある意味楽なのかもしれません。

たまには勇気を出して自己否定感を無視してみませんか??

ゆっくりとではありますが不安の解決を支えてくれるはずです。
結局不安とはなんだったのかということを改めて
ここでまとめておきましょう。

ポイント1
人間はまだ起こっていないことに対して不安になる.

ポイント2
なぜなら未来はどうなるか分からないから。

ポイント3
わからないということが不安を引き起こす。

ポイント4
すべての不安は突き詰めるとしにつながる。

ポイント5
だから不安は製造本能として身に付いている機能である。
そして子供の頃にあった不安が大人になって的中したとしても意外と知りません。

なんとかなるしそのことが過ぎ去って過去の出来事となればもう不安を感じることはなくなります。
そして不安に立ち向かうためにできることをまとめてみると
1まずは心身を健康に整える
2他人や社会の不安を自分のものにしない
3自己否定感を下げていく

以上の3つです。

あなたが不安に襲われて何もかもダメだと嘆きたくなった時とりあえず落ち着いてこれらのことを思い出してください。

他には何もしなくて大丈夫。
でももしも気が向いたらできそうなことだけ、試しにやって、不安が自分の人生の舵を握ろうとするの妨害してやりましょう。

それで生きたくなってきたらまた生きればいいんです。


人生は長いですからこのような感じでぼちぼち不安と付き合っていきましょう。

それでは内容をまとめておきたいと思います。

不安とは何か
1人間はまだ起こっていないことに対して不安になる。
2なぜなら未来はどうなるか分からないから。
3わからないということが不安を引き起こす。
4すべての不安は突き詰めると死につながる。
5だから不安は生存本能として身についている機能である。
6でも不安が的中しても意外と死なない。

不安に立ち向かうためにできることは次の3つ
1まずは心身の健康を整える。
2他人や社会の不安を自分のものにしない。
3自己否定感を下げていく

本日は以上になります。

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posted by TK at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) |
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TK 沖縄在住 居酒屋→ドラッグストア→寿司→居酒屋→ドラッグストア。 フィリピンとカナダに留学経験あり。 海外にいって仕事の価値観が変わったので、投資やブログで稼ぎつつまったり生活中。 趣味はダンス、筋トレ、お酒、バイクです。 投資はまだまだひよっこなのでいい情報をみんなで共有したいと思いブログを執筆中。 なので記事は投資関係や、人生についての記事が多め。
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