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2015年04月27日

「役に立たない」と思う本こそ買え

「役に立たない」と思う本こそ買え


「役に立たない」と思う本こそ買え
森田正光



お天気キャスターの森田さん、観たことある方多いと思いますが、この人がすごい乱読家というか多読家だというのは知りませんでした。


読書家であることを見込まれて、「本、読書に関する本を出しませんか?」とふられても、一度は断ったという森田さんでしたが、
本を読む人が減っているという話を聞くと、こんな自分の読書経験でも、本が与えてくれた大きなインパクトや人生を変えるような経験を披瀝して、


本という文化の衰退に警鐘がならせたら、とペンをとったのだそう。


読書傾向は、その人を表す



小説はほとんど読まないということですが、いろんな分野へ興味が飛び火しては、そこにハマって深堀りしていく読み方で、世界を広げてきた様子が、


紹介する本の偏りによって表現されていて面白いです。


読書経験ってでも、そういうものですよね。


その時その時で、知識の寄り道をしながら、時に迷路に迷い込みながら、迷うこと自体を楽しむようになる。


そんな迷い道に、読書の楽しみのダイナミズムがあるのかもしれません。

ネットと本の情報の違い



本ってやっぱりネットの情報との一番の違いは、


著者の思考形態、考え方のクセ、物の見方というのが、思い切り現れているところですよね。


だから、自分とは違う人間の思考に、一度どっぷり付き合うことになる。


読みながら、批判的に、疑問を挟みながら読むこともありますけど、


同意、共感にせよ、疑義、反目にせよ、


まずは、この世の中に、このようにものを考える人間がいる。


というところが、知識、情報以上に大事なメタ情報であるし、読書が体験として面白いところでもあります。


実は世界が広がるというのは、膨大な知識に触れることではなく、方向性の異なる思考に触れることによって得られるものだとすると、


ネット上の果てしない情報の地平線をどこまで歩いても、得られないものが、本にはあるんじゃないか?


それが、本を読む理由なんじゃないでしょうか?


自問自答。
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